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2019年1月16日出発<ANA往復直行便>デラックスクラスホテル利用タージマハルとガンジス河をめぐるインド悠久の旅8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年1月16日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
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神秘と驚きの国インドの旅を楽しむ近道は、日本との違いを楽しむところにあるように思います。目に映る事は決して楽しいと思える事だけでなく、時には胸が痛くなるような場面も。富める人だけでなく、貧しい人も更に貧しい人に手を差し伸べるその姿には、神様と共に生きる人々の、信仰と輪廻転生を信じる気持ちを感じます。素晴らしい美的感覚と技術の高さの象徴であるインドを代表する建築物の数々。訪れたからこそ触れられる人々の生活や、神様と共に生きていく姿。貧富の差や法律で禁止されてもなお、未だ根強く残るカースト問題。そして、「日本は謝罪を必要とする事など我々にはしていない。それ故、インドはサンフランシスコ講和会議には参加しない、講和条約には調印しない」と大国を相手にその意志を貫いたインド。旅を通して色々なインドを知り、好きになって頂けたら嬉しいです。
1日目
1月16日
★成田空港→デリー(ラリットニューデリー泊)全日空0827便にて成田空港を出発。夕方の出発なので、遠方のお客様も前泊の必要が無いのがよいですね。全日空の機体が青系なのは、海の神様トリトンにちなんでとの事。トリトンは、嵐を鎮め船の安全を守る神様。これを空に置き換えて、安全運航を祈る意味があるそうです。約10時間のフライトの後、デリーのホテルに到着したのは25時過ぎ。にもかかわらず、ホテルでは賑やかな音楽が鳴り響いていました。ガイドのゴプタさん曰く、インドの結婚式は午後8時からなので、もしかしたらホテルで結婚のお祝いをしていたのかもしれないですね。今日はホテル到着が遅かったので、明日はゆっくり目のホテル出発です。国土面積も人口も、日本の約9倍のインド。人口約13億人中1万1000人が首都デリーに住んでいます。人の多さだけでも圧倒されそうな、神秘と驚きの国インドの旅が始まります!
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ガイドのゴプタさんと一緒に、タージマハールの前で
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ガンジス河の夜明け(撮影K様)
2日目
1月17日/晴れ/27 ℃
★デリー(ラリットニューデリー連泊)1月26日の共和国(建国)記念日のパレードの練習で賑わう官庁街。毎年、大統領官邸からインド門(第1時世界大戦で戦死したインド人兵士の慰霊碑)まで約3kmのパレードが行われます。騎馬兵ならぬラクダに乗った楽団や、軍事力をアピールするための戦車。パレード渋滞を抜け【世界遺産】赤い城レッドフォート(ラールキラー)へ。毎年8月15日の独立記念日にはここで首相演説が行われます。有名店チョール・ピザールにてカシミール料理を頂いた後は、タージマハルの建築様式に影響を与えた【世界遺産】フユマーン廟と世界最大のイスラム寺院の塔がある【世界遺産】クトゥブ・ミナール(72.5m)へ。夕食レストランで日本の鉄道会社の視察研修の方々と一緒になり、普段は見られない民族舞踊を見る事ができてよかったですね。
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パレードの練習を終え大統領官邸へ移動する騎馬隊ならぬ駱駝隊
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クトゥブ・ミナール
3日目
1月18日/晴れ/27 ℃
★デリー→ベナレス(ラマダプラザ泊)空港に向かう途中に事故渋滞。飛行機に間に合うのかヒヤリとしましたが、空港についたら濃霧の為全ての便が大幅な遅延。急遽予定を変更して空港で南インド料理を頂き、ヒンドゥー教の聖地ベナレス(バナラシ)へ。サルナートにある釈迦の初転法輪が行われた場所に建てられたダメーク・ストゥーパ見学後、日本人画家 野生司香雪による釈迦の生涯が寺院の壁に描かれたムルガンダ・クティ寺院へ。綺麗に整えられたデリーでは驚きが足りなかったお客様も、ベナレスで目にする事にただただびっくり。神との合一を目指す儀式でもある、ヒンドゥー教の日没の儀式プージャ。鳴り響く鐘の音に歌声・・・そして多くの参列者と街中のスリリングな移動。驚きの連続に、ホテルに戻った時には皆様クタクタでした。

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ムルガンダ・クティ寺院
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ヒンドゥー教の日没の儀式プージャ
4日目
1月19日/晴れ/28 ℃
★ベナレス→デリー→アグラ(クリスタル・サローヴァ・プレミア泊)早起きをして今朝はインドのベニスとも称される、ベナレスのガンジス河へ。昨晩の夜の祈りの儀式とは違い、静けさの中行われる沐浴。ガンジス河で洗濯をする人々や、火葬場の火が赤々と燃える様子。そして、死を迎えた時にはガンジス河に清められる事を願い、神の国へ旅立つ日を待つ人々の姿。ヒンドゥー教では、沐浴を行う事で罪を流し、徳を増すと信じられています。バスに戻る前に、サイクルリクシャを体験。人と車の間をすり抜けていくあのスリル。短い距離でしたが結構ドキドキしましたね。翌日ベルギーの首相がアグラを観光するため、一部行程を変えて本日【世界遺産】白亜の霊廟タージマハールへ。ビューポイントでの貸し切りのティータイムは、クリスタルハートらしいとてもゆったりとした素敵な時間でした。夕食後ホテルでアーユルヴェーダ シロダーラを体験したお客様も。

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朝日と沐浴の様子を見に来た観光客の船・船・船
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タージマハール
5日目
1月20日/晴れ/29 ℃
★アグラ→ジャイプール(ジャイマハールパレス泊)昨晩は、タージ・マハル(宮廷の冠)と呼ばれていたムガール帝国皇帝の愛妃ムムターズと皇帝の愛を描いた、シリアスな場面でも突然踊りだすインドらしいショーをご覧頂きましたが、皆様ほぼ睡眠学習状態。それでも皇帝がどれほどムムターズを愛していたかは伝わったかと思います。ムムターズを愛するばかりに、贅の限りを尽くし22年の歳月をかけて造ったタージマハール。皇帝は白亜の霊廟と対の黒い自分の霊廟を対岸に造る予定でしたが、願いは叶わずその後【世界遺産】アグラ城の一室に幽閉され、その部屋の窓から愛する妻の霊廟を眺めながら余生を送ったそうです。インド風中華の昼食後、聖人の予言によりアクバル皇帝に跡継ぎが生まれた事を感謝し遷都したファティープル・シークリーへ。ジャイプールまでの長いバス移動、大変お疲れさまでした。
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愛する妻を思い涙したであろう、アグラ城からの景色
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ハイチーズ!あれ?別なカメラの方を向いている人達も・・・(アグラ城にて)
6日目
1月21日/晴れ・雨/25 ℃
★ジャイプール(ジャイマハールパレス連泊)素晴らしいホテルのお陰で、昨日の大移動の疲れもどこへやら。まずは、旧市街にある風の宮殿へ。ここはシティパレスと地下通路でつながっており、宮殿に暮らす高貴な女性たちが、街のお祭りなどを見るための場所でした。天文学に造詣が深いマハラジャジャイ・スィン2世によって造られた天文台【世界遺産】や現在もマハラジャの子孫が住んでいるシティ・パレスへ。イタリアンレストランでは錦織選手の試合が気になって食事どころではなかったお客様も。ジープに乗り換え【世界遺産】アンベール城へ。歴代のマハラジャにより増改築されたこの城の装飾はどこも美しいですが、ガネーシャ門の装飾と透かし彫りの窓の美しさは格別でしたね。夕食前に行われた民族舞踊、雨で最後までみられませんでしたがとても素敵でしたね。一生の思い出に残る素敵なサリー姿の写真を撮って下さったK様、どうもありがとうございました!
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アンベール城のガネーシャ門
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ホテルで行われた民族舞踊
7日目
1月22日/晴れ/17 ℃
★ジャイプール→デリー 昨晩は雷雨による停電が何度も起き、結婚披露宴を行っていた人達も大変だったことでしょう。雨のお陰で空気が澄んで、気持ちの良い朝。出発までの時間を利用して、敷地内を馬車で巡ったお客様も。今度はご夫妻揃って民族衣装で写真が撮れるよう、ターバンの巻き方も勉強しなくては。サリーもターバンも5~6mの布を巻くのですが、頭にそんな長い布を上手に巻くのはなかなか難しそうです。昼食レストランで手相とインド式占いをしてもらった私。嬉しい言葉もあったので、占い師の方の言葉通り明るい未来が待っている事を願います。病気には気を付けなくては・・・。渋滞もあり半日以上かけてのデリーまでの移動、大変お疲れさまでした。デリーで頂く日本食のお味はいかがでしたでしょうか?日本酒の値段にはびっくりしましたね。皆様にとって良い旅になるよう、力を貸してくれたガイドのゴプタさん!本当にどうも有難うございました!
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ジャイマハールパレスにて
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ジャイマハールパレスのロビー
8日目
1月23日
戦後日本の子供たちの願いを受け、昭和24年インドのネール首相が娘インディラの名前を付けたメスの象を、愛情と好意の使者として上野動物園に贈ってくれました。そこには、インドをイギリスの植民地から解放するために力を貸してくれた日本に対する感謝の気持ちと、インドと日本の子供達に祖国の為だけでなく、アジアと世界全体の平和の為に尽くして欲しいという願いが込められていました。昭和41年のインドの大飢餓の際には、かつて象を贈られた子供達が中心になりその恩返しをしようと集めたお金がインドに贈られました。憎しみは憎しみを生みます。互いに思いやりと優しさを返していけたなら、どれほど幸せな世界になる事でしょう。トルコとの事もそうですが、日本が他国から受けた優しさを、そして他国に日本が差し伸べた温かい手を語り継いで行くことが、幸せな国際社会を作っていくひとつのきっかけになるのではと思います。
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飛行機から薄っすら富士山が見えました!
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添乗員レポート大変お待たせ致しました。懐かしく旅を思い出して頂けたら嬉しいです。(撮影K様)

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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