ログイン
会員登録
メニュー

2018年11月19日出発<エミレーツ航空利用>時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年11月19日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
0.jpg
皆さま、こんにちは。 阪急交通社クリスタルハート、「ヴィアナ・ド・カステロ泊 時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間」にご参加いただきまして、誠にありがとうざいました。ユーラシア大陸の最西端に位置するポルトガルと我が国日本は、1543年ポルトガル人が種子島に漂着してから長い歴史を共に歩んできました。今回のご旅行で、遠くて近い国ポルトガルを楽しんでいただけてのではないでしょうか。不安定なお天気の中の見学でしたが、皆さまのご協力のお陰で無事成田空港に戻って参りました。 帰国後、皆様と過ごした時間を思い出しながら、旅日記を作成しました。 またご旅行を思い出してくださると私も嬉しいです。
1日目
11月19日/晴れ/15 ℃
いよいよ今日はツアー出発の日です。 今回総勢15名様。皆様とご縁がありまして今回同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。成田空港よりエミレーツ航空ビジネスクラスでドバイを経由し、ポルトガルの首都リスボンへ出発です。ポルドカルの面積は日本の25パーセント程。大西洋に突き出たイベリア半島の西端に位置します。このツアーでも訪れるロカ岬は、ヨーロッパ、すなわちユーラシア大陸最西端の地であります。日本と同様、南北に長い国です。人口は東京都より少ない1037万人。日本とのつながりも深く、天ぷら、カステラ、米料理などはポルトガルから伝わりました。ヨーロッパで一番お米の消費量が多い国でもあります。ツアーではお食事も楽しみの一つ!美味しいものをたくさんご紹介します!どうぞお楽しみに!
11.jpg
出発ゲート
12.jpg
エミレーツ航空
2日目
11月20日/くもり時々雨/18 ℃
今日はツアー2日目。12:00、ようやくリスボンへ到着。長い空の旅、大変お疲れ様でした。空港よりリスボン市内へ移動して、列車の時間まで余裕があるので少しリスボン観光へご案内いたしました。エドゥアルド7世公園は1902年に造られた大きなフランス式庭園。遠くに海のようなテージョ川も見えましたね。 その後ツアーではあまり訪れない、アルファマ地区へ。クネクネと入り組んだ道を散策しました。ドライバーのアルトゥールさんは一足先に私たちの荷物を積んでポルトへ出発。私たちは16時の特急列車でポルトへ向かいました。ほぼ定刻で到着。そのままホテルへ。成田を出発してからずいぶん長い時間がかかりましたが、ようやくホテルへチェックイン。夕食はホテルレストランで頂きました。明日はこの国の名前の由来のポルト見学です!
21.jpg
リスボン エドゥアルド7世公園
22.jpg
ポルトまでの車内
3日目
11月21日/晴れのちくもり時々雨/15 ℃
今日の見学はポルトから。黄金を意味するドウロ川の河口の丘陵地帯に広がるポルトは、川を挟んで北側に旧市街、教会や歴史的建造物が並びます。南側はポートワインのセラーが軒を連ねます。最初はレロ・イ・イルマオン書店へ。世界で最も美しい書店で、ハリーポッターの映画の中にも登場しました。二階に上がる階段は、“天国への階段”と呼ばれています。また違った美しさのサンベント駅。こちらはアズレージョと呼ばれるタイル装飾が有名です。有名なものというとポルトはポートワインの産地でもあります。今日はサンデマンと言うワイン蔵を見学しました。大航海時代、長持ちするアルコールということで酒精を強化したのが始まりです。その大航海時代の栄光を伝えるサンフランシスコ教会。金泥装飾と呼ばれる木彫りの彫刻に金泥を塗った絢爛豪華な教会です。午後のフリータイムは皆さんとクルーズやゴンドラに乗って楽しみました。

31.jpg
ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤ
32.jpg
ドオロ川
4日目
11月22日/くもり時々雨/15 ℃
今日は朝から雨。それもかなり強い雨が降っています。そんな中ポルトガルの初代国王が生まれた街、ギマランイスへ。アルフォンソエンリケスの銅像の前で写真を撮り、ゆっくり旧市街へ降りて行きました。途中雨もやみ、皆さんの傘を並べて乾かす風景が綺麗でしたね。その後国境を越えてスペイン、ガリシア州へ。リヤスバイシャスと呼ばれる入江の続く海岸線では魚介類の養殖が盛んです。お昼は沢山の美味しいシーフードを頂きました。ホテルに行く前に歓喜の丘に立ち寄り、遠くにサンチャゴデコンポステーラを眺め、巡礼者の気分!お泊まりはかつての施療院、国営ホテルパラドール。精神的にも肉体的にも傷ついた巡礼者のケアをしていた歴史的建造物です。パラドールで休憩した後、メインダイニングでのお食事。サンチャゴ名物の帆立貝を頂きました。そしてお誕生日のカンパイも!旅行中にお誕生日なんて素敵ですね。HAPPY BIRTHDAY !!

41.jpg
ギマランイス
42.jpg
歓喜の丘
5日目
11月23日/くもり時々雨/13 ℃
サンチャゴデコンポステーラはキリスト教三大巡礼地のひとつ。たくさんの巡礼者たちが長い月日をかけ歩いて到着するゴール地点です。今日も何名か巡礼者の姿を見かけました。朝は青空だったのに、急に雨。雨宿りするように大聖堂へ入りました。宝物殿では歴代の司教さまや神父さまのお墓のある回廊や図書館、聖遺物の展示されたお部屋など、大聖堂の宝物をご覧いただきました。そして今日はボタフメイロの見学もあり、見学中もソワソワ。皆さん特等席でご覧いただきました。お昼はタパスメニュー。特に魚介のメニューが好評でした。午後は一路ポルトガルへ。ヴィアナドカステロのポサーダへ。ポサーダとは古城や修道院、又は貴族の館などを改装して建てられたホテルです。ゆっくりおくつろぎいただきました。
51.jpg
サンチャゴ・デ・コンポステーラ
52.jpg
ポーサーダからの景色
6日目
11月24日/くもりのち雨/18 ℃
今朝は一路アヴェイロへ出発です。アズレージョの美しい駅舎をご覧いただいた後、ドライバーさんのご好意で街へ連れて行ってもらいました。水の都と呼ばれるこの街は、運河が流れ色とりどりの小舟が浮かびます。この街の名物お菓子の、オヴォシュモーレス。最中の皮のような物に、カスタードクリーム。美味しかったですね。そして午後はコインブラの街へ。ポルトガル屈指の名門大学を中心に広がるのがコインブラの街です。学生の街としての雰囲気を楽しみましょう。大学校舎、礼拝堂、そして図書館も入場しました。コウモリが本に付く小さな虫を食べてくれるそうです!そして旧市街の旧カテドラルへ。アフォンソ・エンリケスにより12世紀に建てられました。ロマネスク様式とゴシック様式が融合した建物です!フリータイムではお買い物も楽しまれました。コルク製品を買われた方も!!

61.jpg
アヴェイロ駅舎
62.jpg
オヴォシュモーレス
7日目
11月25日/くもりのち雨/17 ℃
美しい海岸線を持つナザレは、フェニキア人によって拓かれた漁師町です。今日は展望台からの景色を楽しみました。ドライフルーツのおばさんもいて、お土産もしっかり購入。風が強いので波も高く、ダイナミックな海岸線の風景でした。そして、オビドスへ。中世の城壁に囲まれた小さな街は歴代の王妃の街。白壁に色とりどりの花々、その美しさから「谷間の真珠」と呼ばれています。町歩きを楽しみました。午後はリスボンへ。到着の頃から雨がひどくなり、ひとまずジェロニモス修道院を見学してホテルへ。日曜のミサも見学しました。ホテルの目の前が大型ショッピングセンター。それぞれ、お買い物を楽しみました。そして夜はファドの名門店「クルベ・デ・ファド」へ。行く途中、リスボン市内のイルミネーションがとても綺麗でした。

71.jpg
ナザレ
72.jpg
ジェロニモス修道院
8日目
11月26日/晴れのちくもり/16 ℃
ロカ岬はユーラシア大陸最西端に位置します。高さ144メートルの断崖絶壁に立つと、新大陸を目指した勇敢な男たちの夢と希望を感じます。そして夏の避暑地として王侯貴族に愛されたシントラ宮。ムーア人が残した建物を基礎に13世紀デニス王が建てました。その後も歴代の王たちによって増改築が繰り返され様々な建築様式の複合建築です。リスボンに戻り名物の市電にも乗車。細い道もスイスイ進みます。そしてエッグタルト。ここパスティス・デ・ベレンは行列のできるお菓子屋さんです。テージョ川沿いのベレンの塔、発見のモニュメントも見学。英雄たちが抱いた冒険心とロマンの象徴です!航海者たちを送り迎えたベレンの塔。テージョ川の公女と呼ばれています。そして発見のモニュメントは、大航海時代の幕開けを導いたエンリケ航海王子の没後500年にあたる、1960年に建てられた白亜の記念碑。32人の偉人像が並びます。

81.jpg
シントラ宮
82.jpg
発見のモニュメント
9日目
11月27日/晴れ/15 ℃
今日はとうとう帰国の日です。ゆっくり朝食を済ませてホテル出発。空港では最後のお買い物やラウンジでゆっくりしていただきました。エミレーツ航空でまずはドバイへ。約9時間30分のフライトです。そしてドバイでは乗り継ぎ時間も短く焦りましたが、無事出発。エアバス380機は世界最大の旅客機。エミレーツ航空は現在178機注文しているのだとか。最大の顧客です。1機あたり435億円。これは標準価格で、オプションで座席を変えたり、ラウンジを作ったりできます。1飛行機に使う配電線の長さ500Km!機内は550平米、最大座席数853席(全てエコノミー)、90秒以内に乗客全員が脱出できるようになっています。皆さんビジネスクラスでゆっくりと休まれたことと思います。私も機内では食事もしないで寝てました。
91.jpg
リスボンの市電
10日目
11月28日/晴れ/18 ℃
ほぼ定刻通り、無事に成田空港に到着。10日間大変お疲れ様でした。たくさんのご理解とご協力まことにありがとうございました。私も皆さまと楽しく過ごすことができました。ターンテーブルでお別れのご挨拶をしてそれぞれ税関へ。皆様が帰られる後ろ姿を見て終わってしまったと実感・・・皆様、これからも安全で楽しい旅を続けて下さいね。そしてまたどこかでお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもお元気で。
101.jpg
ロカ岬
102.jpg
ボタフメイロ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

YouTube facebook instagram

ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。