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2018年10月22日出発<エミレーツ航空利用>時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年10月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
10月22日(月)出発・クリスタルハート「時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間の旅(ヴィアナ・ド・カステロ宿泊)」に10名様のお客様がご参加くださいました。 連日の晴天で、帰国前日の8日目までまったく雨に振られず、とてもお天気に恵まれた10日間でした。 また幸運にもスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラでは大聖堂の名物「ボタフメイロ(振り香炉)」を偶然にも拝観することが出来ました。 ゆったりとした行程の中で和気あいあいと少人数ならでは和んだ雰囲気の中、思い出深い楽しい10日間の旅となりました。 同じラテン系民族でもカラ-が違うスペインとポルトガル。 両国を訪れた10日間の旅をふり返ってみたいと思います。
1日目
10月22日/成田・晴れ/21℃
さあ本日から北スペインとポルトガルの旅が始まります! 深夜便でまず成田空港を飛び立ちます。今回のツアーではエミレーツ航空を利用します。中東にあるアラブ首長国連邦・ドバイ経由の南航路のため、目的地ポルトガルの首都リスボンまではトータル20時間と少々長めのフライトとなりますが、皆さま全員がビジネスクラス利用で成田~ドバイ間は特に最新機材エアバス380(2階式機材)の快適空間でのフライトにてドバイへ向かいます。成田~ドバイ間は約11時間のフライトではありますが、深夜便でもあるためフルフラットシートで充分に機内で睡眠を得ることが出来るのもエミレーツ航空の魅力でもあります。添乗員も「ビジネスクラスがいいなぁ~」とひとりエコノミークラスで思いふけておりました。(笑)
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いよいよ出発です!成田空港出発ゲートにて
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ポルトガルにいた可愛い女の子(笑)
2日目
10月23日/晴れ/24℃
行程2日目は長い一日となります。日付が変わった10月23日早朝4時にドバイへ到着した私たち一行は約3時間後に経由地ドバイを飛び立ち、さらに約8時間のフライトでポルトガルの首都リスボンに到着いたしました。 リスボンでは現地日本語ガイドの横木さんがお迎えに来てくださいました。横木さんは7日目と8日目のリスボンとシントラ観光の際にもお世話になる予定です。 そして本日はさらにさらに列車にて古都ポルトへ向かいます。 ポルト行きの列車の出発時間まで少々時間が空いているので横木さんがリスボンの街(エドワルド公園やアルファマ地区)を少々案内してくださいました。 そして列車の移動は約3時間。ようやく最初の宿泊地ポルト「ベッサボアビスタ」ホテルに到着となりました。 長い一日皆さま本当にお疲れ様でした。
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リスボンの街並み
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リスボン・サントアボローニャ駅
3日目
10月24日/晴れ/11〜27℃
昨夜は皆さま長いフライトと列車の移動でお疲れのようではありましたが、楽しくホテルにてポルトガル初夜の夕食となりました。思いかけずホテルのサービスでワインやビールが飲み放題だったせいでもありますが・・・(笑)。 そして本日の行程3日目から本格的にポルトガルの観光がスタートいたします。 本日は終日ポルト滞在で午前中は古都ポルト観光とポートワイン工場の見学、昼食後には自由行動という行程です。 ポルト観光は英語ガイドのMRジョージさんと世界で最も美しい本屋さん「レロ兄弟の書店」から始まり、装飾タイルのアズレージョが素晴らしい「サンベント駅」や金泥細工の内陣が鮮やかな「サンフランシスコ教会」などを巡りました。ポートワイン工場では珍しいらしいことに日本語を流暢に話すポルトガル人スタッフが工場内を案内してくださいました。午後からの自由行動では皆さん一緒にリバークルーズなど楽しみ充実した一日となりました。
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ポルト・ポートワイン工場
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ポルトの旧市街(ドウロ河クルーズより)
4日目
10月25日/晴れ/13〜21℃
4日目の朝も昨日につづき晴天で爽やかな朝を迎えました。 本日は一度ポルトガルを離れ、聖ヤコブと巡礼の聖地スペインにあるサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かいます。 朝9時にホテルを出発した我々一行は初代ポルトガル国王が生まれた町「ギマランイス」に立ち寄りました。その後スペインに入りスペインの漁港としては最大の港町ヴィーゴにて新鮮な魚介類(いかフライ・小イワシ・赤貝・ムール貝など)をお召し上がりいただきました。(美味しかったな‼) ランチ後はさらにバスを走らせ夕方16時過ぎにサンティアゴ・デ・コンポステーラの街に入りましたが、本来明日観光予定の「歓喜の丘(ゴゾの丘)」に立ち寄ってから憧れのパラドールホテル「レイエスカトリコス」に到着となりました。
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ギマランイスの聖パソス教会
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歓喜の丘(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)
5日目
10月26日/晴れ/10〜21℃
昨夜はパラドールホテルにて優雅なディナータイムをお楽しみにいただきました。 そして本日行程5日目は聖ヤコブの聖地でありフランス国境のピレネー山脈から約800キロの巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の観光です。 現地ガイドは英語ガイドのMSルフィアさんです。ルフィアさんと共に大聖堂内へと入ります。クリスタルハートのツアーでは大聖堂内にある宝物館にも入場しますが、ここのハイライトが大型の振り香炉「ボタフメイロ」です。 ボタフメイロの本来の意味(役割)はお風呂に入れず汗まみれの巡礼者たちの体臭を和らげるところから始まっているようですが、ギリシャなどの東方正教を除くカトリックなどの宗派ではスペインのここにあるサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂以外では見ることがほとんどできない習慣となっているようです。そして私たちは偶然にもこのボタフメイロを拝観することが出来たのです。すごい‼
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
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サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街
6日目
10月27日/晴れ/7〜18℃
昨日はなかなか見る機会が難しいボタフメイロが想定外にもサンティアゴ(略名)大聖堂で行われ、少し行程がずれ込みましたが昨夜は再びポルトガルに戻り、眺めが素晴らしい丘に建つ「ヴィアナド・カステロ」ポサーダホテルに宿泊いたしました。 そして本日はポルトガルの中で一番文化が見栄えているコインブラへ向かいます。 途中、アヴェイロという小さな町に立ち寄り古いアズレージョが残る駅舎や運河を観光してコインブラに入りました。 コインブラに到着した私たち一行は旅行者が利用しないローカルなレストラン「A TABERNA」にて仔牛のグリルをご賞味いただきましたが、ここのレストランは本当に美味しい‼のひと言です。地元の人々で繁盛する名店ならではのサービスで“これでもか~”ってくらいワインがサービスされました‼ そしてコインブラではヨーロッパの中でも最も古い大学のひとつである「コインブラ大学」などを観光いたしました。
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アヴェイロの美しい運河
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コインブラ大学の学生たち
7日目
10月28日/晴れ/4〜12℃
昨日は現地英語ガイドのMSミライさんとコインブラ大学を中心に観光したのち、市内にある「チボリコインブラ」ホテルにて宿泊いたしました。 本日は早いもので首都リスボンに戻ります。 ホテルを9時に出発して大西洋の海岸沿いにある街「ナザレ」に立ち寄りましたが、ここの展望台では強風と寒さで皆さま早々にバスへ戻られてしまいました。その後、中世の街並みが色濃く残る城壁に囲まれた街「オビドス」に立ち寄り自由散策をお楽しみいただきました。昼食もこのオビドスの街でポルトガル名物"アレンテージョ"という豚肉とアサリの煮込み料理をご賞味いただきました。これも美味しかったですね! 食後に再びバスを走らせること約1時間少々、リスボンへ戻ってまいりました。 リスボンでは最初の観光地のジェロニモス修道院で初日にお会いしたリスボンガイドの横木さんが出迎えてくださり、リスボン観光のあとはファドディナーショーと続きました。
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ジェロニモス修道院の中庭より
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リスボン・ベレンの塔
8日目
10月29日/晴れ/4〜14℃
昨夜のファドディナーショーは23時過ぎまで続き、ホテルに到着したのが23時30分をまわっておりましたので、皆さま深夜までおつき合いくださり、本当にありがとうございました。 早いもので観光最終日を迎えました。 本日は昨日ご一緒したガイドの横木さんが喉の調子が芳しくないということで急遽同じく日本人ガイドのMSゆきこさんがシントラとロカ岬の本日の観光を案内してくれることになりました。 シントラの王宮は9時30分オープンで、この日一番乗りのグループが私たちでありました。オープン直後は王宮内が混んでいなくゆっくりと見学することが出来ました。 ユーラシア大陸最西端にあたるロカ岬では昨日のナザレ展望台と違い風も強くなく寒くもなくとても清々しく観光することができました。そして昼食を挟んだ午後からは貸切トラムにてベレンに行き、リスボン名物“エッグタルト”のティータイムなど充実した観光最終日となりました。
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シントラ王宮内
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リスボン・貸切専用トラム
9日目
10月30日/くもり/13〜16℃
本日は本当に早いもので帰国日の朝を迎えました。 本来4日前の週末からお天気が崩れる予報でしたが、昨日の8日目まで晴天がつづき、本日の9日目の朝ついに雨が降り出しました。何という演出でしょう...ポルトガルをあとにする私たちに「寂しい・・・」と言わんばかりのこのお天道様の演出には少しばかりセンチメンタルな気持ちになってしまうじゃありませんか!?(大げさですね…ごめんなさい) 定刻にリスボンを出発した私たち一行は、偏西風の強烈な追い風の影響を受け往路より1時間も飛行時間が短い約7時間のフライトで経由地ドバイに現地時間深夜1時に到着いたしました。 復路の成田への接続時間は、搭乗開始まで約1時間程しかありませんでしたが、スムーズに乗り継ぎゲートまで進むことが出来ましたので慌てることなく無事に定刻通り日本行きの航路へ飛び立つことが出来ました。
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の夜景(行程4日目)
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ポサーダホテル「ヴィアナド・カステロ」から望む聖ルチア教会(行程5日目)
10日目
10月31日/成田・くもり/15℃
ドバイを出発して約9時間のフライトでほぼ定刻の17時過ぎに成田国際空港へ到着いたしました。 皆さま長い空の旅、大変お疲れさまでした。 今回のツアーをふり返ると天候に恵まれ、想定外のボタフメイロを拝観することもでき、全行程終日ドライバーのMRアルトゥールさんの素晴らしいお人柄で運転手さんにも恵まれ、とても良い旅になったことと思います。 そしてこのように楽しかった思い出と共に何よりも大きな事故もなくすべての行程を無事に終えることが出来たのは当ツアーにご参加くださいました皆さまのご協力があってこそと心より深く感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。 そしてまたいつか阪急交通社クリスタルハートのツアーでお会いできることを心より楽しみにしております。 皆さま!オブリガート‼
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ボタフメイロ(サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂内)行程5日目
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ロカ岬より (行程8日目)

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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