2018年9月25日出発 <エア・カナダ往復直行便利用>秋色に染まるカナダ紅葉めぐり10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年9月25日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
- 「私は忘れない(Je me souviens)」植民地戦争で英国に敗れたが、自分たちのルーツであるフランスの言葉や文化を忘れないという思いがぎゅっと詰まったケベックの街。ケベック州の中でも、特に独立への気持ちが強いのがケベックのように感じます。カナダのマクドナルドのMマークの真ん中にはカエデのマークがありますが、ケベックのマクドナルドにはカエデのマークがついていません。「次に来られるときには、ケベックの州議事堂が国会議事堂になっているかもしれませんね・・・」とのガイドの高橋さんの言葉が本当になる日が来るかもしれません。カナダに現在住む先住民は140万人で、人口の約4%。もともとは彼らの土地だったところ。先住民の言葉を奪い、西洋化を図った「先住民の同化政策」はカナダの小学校で必ず習う重要な歴史の一幕。過去の過ちに蓋をするのではなく、きちんと学校で教える姿勢は素晴らしいと思います。
- 1日目
- 9月25日/曇り小雨/20℃
- ★羽田空港→トロント→キングストン(ホリデーインウォーターフロント泊)遠方からお越しのお客様にも嬉しい午後出発。エアカナダにてトロントへ約12時間のフライト。数ある国旗の中でも一度見たら忘れられないのがカナダの国旗。赤と白を基調とし中央にカエデの葉が置かれています。白い部分が雪で左の赤い部分が太平洋・右の赤い部分が大西洋。サトウカエデの葉のギザギザの数は州の数を表しているとも言われます。州の数うんぬんに関しては、諸説あるので定かではありませんが・・・。そして、カナダのフラッグキャリアであるエアカナダのロゴにも真っ赤なカエデの葉。お札にも、パトカーにもカエデの葉。カナダのお札はメープルシロップの香りがすると言われますが、確かにほんのりそんな香りがするような・・・。トロントからバスでキングストンへ。長い一日お疲れさまでした。
- トロントに向け出発
- トロントまで何キロ?
- 2日目
- 9月26日/曇り小雨/9〜21℃
- ★キングストン→サウザンアイランド→モントリオール(ハイアット泊)鳴り響く風と雷の音に、明日は大丈夫かな・・・と心配しながら眠りにつきましたが、起きてみたら風は強いものの雨は止んでいてホッしました。2017年にカナダ建国150周年を迎えたカナダ。イギリスの植民地だった時代にはキングストンに首都が置かれていましたが、当時仮想敵国であったアメリカから近すぎるという事で、首都はオタワに移されました。ホテルから対岸に見えるカナダ王立軍事学校や昔の駅舎・市庁舎を見ながらスーパーへ。一番乗りでサウザンドアイランドクルーズの窓側の席をゲット!と喜んでいたら、あいにくのお天気で窓に雨水が・・・。寒いけれどデッキに出て写真をパシャリ。1000の島が浮かぶセントローレンス川には、カナダとアメリカの島をつなぐ小さな橋や、NYのホテル王ボルト氏が建てたボルト城などが。夕食のアンガス牛がとても美味しかったですね。
- キングストンの市庁舎と旧駅舎と機関車
- サウザンドアイランドクルーズのルートマップ
- 3日目
- 9月27日/晴れ/10〜18℃
- ★モントリオール→ケベック(ヒルトン又はアップグレードしてシャトーフロンテナック泊)ガイドの片岡さんと2人の研修生と一緒にモントリオール観光。北米のパリとも呼ばれるモントリオールは、トロントに次いでカナダで人口の多い大都市。北米で唯一フランス語が公用語となっているケベック州の中心でもあります。色鮮やかな果物や野菜が並ぶジャンタロン市場に立ち寄った後は、モン・ロワイヤル展望台からモントリオールの景色を楽しんでいただき、ノートルダム聖堂へ。カナダ出身の歌手セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げた場所としても知られています。ノートルダムとは聖母マリア様の事。マリア様の色でもある青が印象的な教会の内部は、優しくマリア様に包まれているような気持ちになります。お昼に中華は、大皿料理を取り分けてくれるのが嬉しかったですね。旅のハイライトのひとつケベックへでは、夕食にプリップリのロブスターを頂きました。
- ノートルダム聖堂
- ディズニークルーズラインに一度乗ってみたいです。
- 4日目
- 9月28日/晴れ/10〜18℃
- ★ケベック⇔オルレアン島(連泊)17世紀以降、フランス人によって開拓された北米唯一の城塞都市として1985年に世界遺産に登録されました。ノートルダム大聖堂には、フロンテナック伯爵やフランスの探検家でケベック植民地の基礎を築いた「ヌーヴァル・フランスの父」サミュエル・ド・シャンプランのお墓があります。ダイヤモンド岬&ケベック州議事堂を訪れた後はロウワータウンへ。ここから見るシャトーフロンテナックは絵葉書のような美しさ。木々も少し色付き、更に青空が顔を出し素敵な写真が撮れました。港にはディズニークルーズが停泊。本島から島にかかる唯一の橋を渡り、セントローレンス川に浮かぶオルレアン島へ。お昼のダックコンフィーがちょっと塩辛かったですね。体が不自由な人々が奇跡によって治癒された逸話があり、巡礼の聖地としても知られているサンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂を訪れた後は、落差83mのモンモラシーの滝へ。
- ロウワータウンから見たシャトーフロンテナッとフニクラ
- サンダンヌ・ド・ボープレ大聖堂敷地内にあった礼拝堂
- 5日目
- 9月29日/小雨曇り/9〜17℃
- ★ケベック→ローレンシャン・トレンブランビレッジ(フェアモント・トレンブラン泊)ケベックに別れを告げ、トロワリヴィエールにあるシュガーシャック(メープルシロップを作る小屋)へ。メープルシロップを使った素朴な料理を頂き、デザートは氷の上で固めたメープルシロップのタフィを頂きました。メープルシロップの作り方を説明していたら、何やら他の日本人グループの人だかりが・・・ドキドキ。トレンブランビレッジに向かう途中木々の色が少しづつ濃くなり期待に胸が膨らみます。ホテル前の紅葉がとても美しくゆっくりお散歩をしたいところでしたが、この時期日の入りが早いので夕食前に明日の自由夕食のオススメレストランのご案内へ。観光客でにぎわうトレンブランビレッジですが、無料のゴンドラの最終が17時でお店も18時に閉まってしまうのが残念。
- シュガーシャックにて、手作りメープルタフィ
- ホテルの近くで林檎を食べる鹿の親子
- 6日目
- 9月30日/曇り/7〜17℃
- ★ローレンシャン・トレンブランビレッジ(連泊)サーブル湖クルーズ船内には薪ストーブが。この冷え込みが紅葉に欠かせないので大歓迎。サンソベールの手作りチョコレートのお店がお客様に大人気。普段こんなにお客様が来ることがないであろうチョコレート屋さんはてんてこ舞い。ガイドさんと私もチョコレートを運んだりお手伝い。地元の方と触れ合う旅っていいですね。クンテセンスホテルで昼食後、無料のゴンドラからトレンブランビレッジを眼下に見下ろし、レッツ展望台へ!と思ったら展望台へのゴンドラが故障!何と昨日は救急隊員がゴンドラからお客様を救出。だましだまし動かしていたようですが、ついに点検の為運休となってしまったようです。ガッカリとしていた私達に一筋の光が!今日は日曜日。週末だけ動くカジノ行きのゴンドラに乗ろう!という事で、今回の旅で一番美しい紅葉をゴンドラから眺める事ができました。林の中の散策も最高でした。
- サーブル湖
- カジノ行きのゴンドラからの景色
- 7日目
- 10月1日/晴れ小雨/12〜17℃
- ★ローレンシャン・トレンブランビレッジ→オタワ→トロント→ナイアガラ(マリオットフォールズ泊)昨晩のうちに更に色づいたホテル前の木々を写真に収め、トレンブランビレッジともお別れです。カナダの首都オタワでは、国会議事堂・戦争記念碑、そして危なく通り過ぎてしまったリドー運河へ。2007年オンタリオ州では初めてユネスコ世界遺産に登録されたリドー運河は、オタワとキングストンを結ぶ北米における最も古い運河です。バイマーケットでは、日本の方がメープルシロップを売るお店のお手伝い。ハロウィン用のカボチャも売られていました。何でも大きいカナダ。お弁当のツナサンドも大きく、顎が外れそうでした。VIA鉄道では、日本人の奥様を持つ係員がカタコトの日本語で話しかけてくれました。オタワからトロントまで約5時間30分。お疲れさまでした。
- フェアモント・トレンブランホテル入口の紅葉がとても綺麗でした
- VIA鉄道でオタワからトロントへ
- 8日目
- 10月2日/曇り小雨/12〜18℃
- ★ナイアガラ(連泊)可愛らしいガイドのジャスミンさんとナイアガラ観光へ。皆様のお部屋からご覧頂いたナイアガラの滝も素晴らしいですが、馬蹄型のカナダ側のナイアガラの滝を間近に見られるテーブルロックからの眺めは格別。滝を眺めていると引き込まれそうになります。滝のしぶきで濡れてこそ正しいナイアガラクルーズの楽しみ方。クルーズでアメリカ滝・カナダ滝の側へ。赤いチョンポに身を包んでも、滝が落ちる際の風としぶきで顔はびっしょり。ナイアガラ・オン・ザレ・イクは、イギリス植民地時代アッパーカナダの首都でした。古いイギリスの街並みが残るこの街は、オンタリオ州で最も美しい街に選ばれています。カナダで生産されるワインの80%以上がここで造られています。私達もCHATEAU DES CHARMESの見学とワインティスティングを楽しみました。アイスワインの本場はドイツですが、カナダのアイスワインも負けていません。
- テーブルロックから見たナイアガラの滝とクルーズ船
- プリンスオブウェールズホテルでのお食事、とても美味しかったですね!
- 9日目
- 10月3日/晴れ
- ★ナイアガラ→トロント→羽田空港(10日目10月4日)立派なビジネスクラスのチェックインカウンターでチェックイン&皆様揃ってのお写真をパシャリ。セキュリティーチェックでは、ちょっとしたサプライズがありましたが、皆揃って羽田空港行きの飛行機に乗ることができました。花と紅葉はその年の気候によって左右されるので、とても難しいです。例年より色づきが遅く、皆様のイメージとは違う部分もあったと思います。そんな中でも良いところに目を向け、楽しんで下さった皆様、10日間本当にありがとうございました。皆様の温かい言葉にどれほど助けられたか判りません。時折パンフレットを覗いて、私の生存確認をして頂けたら嬉しいです。またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。
- 撮って下さったお兄さん、ありがとう!(トロント空港)
- いっただきま~す!(セント・ジョゼフ湖畔)
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