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2018年8月21日出発<ルフトハンザドイツ航空利用> カプリ島・ランペドゥーサ島2つの碧の島と南イタリア・シチリア10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年8月21日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/丹野 匠久(たんの なるひさ)
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皆様、ご参加頂きありがとうございました。そして大変長らくレポートお待たせ致しました。私自身添乗が続いており、完成が遅くなりまして申し訳ありません。日本は秋から冬へとなっていきますが、暖かかったイタリアを思い出して頂き、暖かな気持ちになって頂ければと思います。 南イタリアと言えば、気候も良く陽光溢れ、景色も大変美しい場所と三拍子揃っている場所です。素朴な人々、ひなびていますが味のある町、おいしい料理。そしてこのツアーならではのメインイベントとしてイタリア最南端のランペドゥーサ島日帰りと、大変盛りだくさんな内容です。 ナポリに始まりカターニャに終わるツアーで、延べ10日間にわたって南イタリアを満喫するコースですが、絶景、遺跡、個性のある町並みと変化に飛んでいる点も特徴であると言えます。 ハードスケジュールな所もありましたが、天気に恵まれて良かったです。やはり南イタリアは晴天が似合いますね。
1日目
8月21日/晴れ/21 〜30℃
羽田空港を14時5分に出発したドイツはフランクフルト行のルフトハンザ航空717便から今回の旅は始まります。今回は総勢10名様でツアー進行です。今日の最終目的地はイタリアのナポリで、沈む夕日を追いかけて? 飛行機はひたすら西へ向かって飛んで行きます。 約11時間40分のフライトでドイツ最大の空港フランクフルトには現地時間の18時50分頃に到着して、その後はイタリアのナポリ行、20時40分発のルフトハンザ航空336便に乗り継ぎました。 ナポリまでは約2時間のフライトで22時30分頃到着。その後は約30分程でホテルに到着、長い1日が終了となりました。日程を良く調べて見ると1日目から5日目までは結構ハードなスケジュールです。ひとまず今夜はナポリの中心にあるホテルナポリに宿泊です。さあー皆さん明日から南イタリアを思う存分満喫して行きましょう。
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フランクフルトからの乗り継ぎ便でナポリ行のルフトハンザ航空336便、ナポリまではもう一息です。
2日目
8月22日/晴れ、雨、曇り/21〜30℃
いよいよ今日から南イタリア観光の始まりです。観光のトップバッターはアマルフィ海岸観光。雑然としたナポリの町並みを抜けて、高速道路に入ればナポリのシンボルであるベスビオ山を見ながら急な山が連なるソレント半島へと入って行きます。急な峠道を越えると、出ました。アマルフィ海岸です。天気は今ひとつでしたが、私も含めて皆さんも、絶景を見るよりも狭い道で車同士のスリリングなすれ違いの方が印象に残ったのではないでしょうか? ポジターノの町を展望台から眺めて、引き続きアマルフィに向かってのドライブですが、ここで不運にも渋滞に巻き込まれてしまい、アマルフィには40分程遅れての到着となりました。その為、アマルフィはいささか駆け足での観光となりましたが、昔の栄華を今日に伝える、天国の回廊とドゥオーモを観光しました。 昼食を取ったあとはナポリに戻り、高速船に乗り換えてカプリ島へ向かいます。そうです今日は南イタリアきってのリゾート地カプリ島に宿泊です。 そして明日は、名所青の洞窟観光です。どきどきしますね。
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絶景です。アマルフィ海岸の展望台。ポジターノ展望台です。
3日目
8月23日/曇り、雨/21〜28℃
今日は名所青の洞窟から観光のスタートです。私事ですが、ここに入る前はいつもどきどきしてしまうのです。さて今日は無事に入れるのか、それとも入れないのか...。結果は入れました!「良かった!!」の一言です。 カプリ島を離れる前に高速船が発着する港、マリーナグランデにて自由行動を取り、定刻よりも20分遅れて11時55分にカプリ島を後にしました。 ナポリに戻っての昼食はボリューム満点の名物ピザマルガリータです。いつものことですが、完食されている方を私はこの方見たことがないのです。 昼食後はナポリを後にして、洞窟住居で有名なマテーラを目指してドライブを続けます。18時少し前にマテーラに到着、歩いての観光となり、洞窟住居に入場しました。原始的な生活が行われていたかと思いきや、そうではなく、これも生活の知恵でこのような生活スタイルが確立されたのかなと思いました。 夕食レストランはアドリア海の海岸にある洞窟レストランGrotta Palazzese。バスで1時間30分以上走ります。夕食は21時少し前のスタート、内容は良かったものの、ゆったりとしすぎるサービスでお疲れもあり、途中でホテルへと。
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青の洞窟従業員の出勤風景です。今回は無事に入ることができました。めでたし、めでたし。
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歌にも歌われた風光明媚な「サンタルチア海岸」です。
4日目
8月24日/雨、晴れ/21〜27℃
今日のコースほど変化に飛んでいるものはないかと思われる4日目はアルベロベッロの観光から始まりました。トゥルリと呼ばれている愛嬌のある白壁の民家群を、歩きながら観光しました。何とも言い難い形をした家も、実は税金対策など人々の生活の知恵でこのような形になったというわけです。いささか慌ただしい観光となってしまいましたが、この日はこれから空路ローマを経由しパレルモに向かう日なのです。 アルベロベッロからの最寄りの空港はバーリ空港で、アリタリア航空国内線をローマで乗り継ぎパレルモへと向かいました。パレルモは定刻の14時30分頃到着しましたが、天気はシチリアらしくない雨でした。 パレルモ到着後は市内観光です。ノルマン王宮、パラティーナ礼拝堂、カテドラルそしてヨーロッパ最大級の劇場、マッシモ劇場を観光しました。 さて、明日は当コースのメインイベント、イタリア最南端、ランペドゥーサ島日帰り観光です!
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シチリア島に到着して最初の観光地パレルモのノルマン王宮内にある黄金のパラティーナ礼拝堂です。豪華絢爛のひとことです。
5日目
8月25日/雨、晴れ/22〜29℃
ツアー中日の5日目はランペドゥーサ島日帰り観光の1日となりました。ホテルを出発してから激しい大雨が降って来て、飛行機が飛ぶのか心配でしたが、皆さんの願いが叶いパレルモを無事出発!皆様の日ごろの行いのおかげです!約1時間のフライトでランペドゥーサ島に到着です。イタリアで最も南に位置するこの島はシチリア島よりも対岸の北アフリカが近く、地域上でははアフリカに分類されるそうです。 到着してからはまず島の観光からスタートし空に浮かぶ船が見られるラビット島海岸、島の最高地点 High Point,洞窟教会のマリア教会を観光しました。クルーズは11時30分頃始まりました。小さなクルーザーでクルージングをするのですが、船長さんがたった一人で操船から昼食の調理、そしてサービスをするという一人何役もこなします。あいにくこの日は波が高くてCala Francese 湾にて係留となりましたが、この間美味しい昼食を満喫したり、泳いだり、ゆっくりしたりとクルーズを楽しみました。下船後は街中のカフェでアイスクリームを食べて、その後街中を散策と「北アフリカ」の日を満喫しました。
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パレルモからランペドゥーサ島までは片道約1時間のフライトです。機材は何と懐かしのプロペラ機でした。
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紺碧の海とはまさにこのこと。しかし当日は波が高かったです。
6日目
8月26日/晴れ、曇り/21〜29℃
盛り沢山の5日目までを終えて、6日目から本格的なシチリア島観光が始まりました。パレルモのホテルを出発して、山の中腹に位置する町「王の山」ことモンレアーレ観光です。パレルモ司教区に対抗すべき思いが伝わる、金色の大聖堂は圧巻でしたね。その後はGuccloneさんのワイナリーへ向かいます。ワイン工場見学とぶどう畑を見学してからは昼食です。提供されたワインと料理はみんな自家製。手作りの食事がたまらなく美味しかったです。 アグリツーリズモを体験して、その後はシチリア島南部にあるギリシャ遺跡のアグリジェントへ向かいました。午前中は曇ったり、雨が降ったりと忙しい天気でしたが、ここにて天気は快晴となりました。 炎天下の中神殿の丘を観光しましたが、風が強かったのか、幾分楽に観光出来た点が良かったです。また名物のヤギさんとも会えましたね。美しい神殿を観光した後はホテルに到着し、夕食はホテルのレストランでお召し上がり頂きました。
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シチリア島のギリシャ遺跡の代表と言えばなんといってもアグリジェントですね。シンボルのジュピター神殿です。
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前後しましたが、ワイナリー見学後、Gucclone さん宅での昼食です。ワインも飲みやすく、自家製のチーズやソーセージも大変おいしかったです。
7日目
8月27日/晴れ、曇り/21〜27℃
今日はシチリア島観光アグリジェントに始まりシチリア島のシンボル、エトナ山を望むシチリア島東部のリゾート観光地、タオルミーナまでの一日となりました。 ホテルを出発してからすぐ考古学博物館に到着。約1時間にわたって博物館を観光し、彫刻、コインやその他の展示物を見て回りましたが、何と言っても巨人の像は圧巻でした。二千数百年前の彫像とは思えない、いや、それだけの文明が存在していたかを今日に伝える大作でしたね。 その後は陶器の町カルタジローネへ向かいます。 カルタジローネに到着したら、名物のミニトレインに乗り換えて町を観光します。車窓からの町を見た印象は何と坂の多いこと。驚きでした。スカラと呼ばれる141段の階段はこの町のシンボルですが、登り終えた時の町の眺めが何と良かったこと、感動で疲れが吹き飛びましたね。 昼食を取り、タオルミーナを目指してバスを進めると、いよいよ出ました!進行方向左側に「エトナ山」見事な山の景観は富士山を思わせるかのようでした。タオルミーナのホテルに到着後は、皆で町を歩き、夕食はホテルのレストランで取りました。
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アグリジェント考古学博物館の名物巨人像です。
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陶器の町はカルタジローネのシンボル、141段あるスカラの階段。装飾タイルも美しかったですね。
8日目
8月28日/晴れ/21〜31℃
今日はタオルミーナに滞在してそして満喫する一日となりました。今日も天気は見事に晴れとなり、エトナ山が朝から綺麗に見えていました。さて今日はバスを使わずに歩きながらの観光ですが、まずはギリシャ劇場から観光のスタートです。ギリシャ時代~ローマ時代の長きにわたって市民の娯楽の場所であった劇場ですが、何と現在もオペラ劇場として現役で使用されているのは驚きでしたが、そこから眺めるエトナ山もまた綺麗でしたね。その後は昨日の夕方歩いたウンベルト通りとタオルミーナの展望台、4月9日広場を観光してから自由時間を取りました。 昼食は絶景レストランのカポタオルミーナでメインはミートボールでしたが、その量の多かったこと... 午後はホテルに戻りその後は自由行動でしたが、山をロープウェイで降りて、海岸の絶景ベッラ島まで行きました。しかしあいにく満潮に近づいていて島へ渡れなかった事が残念でなりませんでした。 ベッラ島からホテルに戻り、夕食は希望される方と一緒に近くのレストランで取りました。そしてホテルに帰って来たら何とエトナ山が噴煙を上げていました。
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タオルミーナはギリシャ劇場からエトナ山の眺めです。今日も天候に恵まれました。
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シチリア島のシンボルエトナ山の夕景です。山頂にかかっているのは雲ではなく、火山活動による噴煙です。そして山頂左側の明かりは何と噴出している溶岩なのです。
9日目
8月29日/晴れ/22〜27 ℃
南イタリアの滞在も今日までとなりました。 ホテルを午前8時30分に出発して、3日間にわたって滞在したタオルミーナの町を後にしてカターニャ空港へ向かいました。パレルモ空港に比べてカターニャ空港は狭いのですが活気があり、いつも混雑しています。 カターニャを12時に出発するルフトハンザ1965便でシチリア島を後にすれば、約1週間にわたって滞在した南イタリアともお別れです。さようなら南イタリア。「Arivederci!」 約2時間のフライトで乗り継ぎ空港のミュンヘンに到着し、乗り継ぎ、16時40分発の羽田行のルフトハンザ714便でいよいよ帰国となりました。 皆様、南イタリアはいかがでしたでしょうか。 明日は羽田に到着です。
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ミュンヘンから羽田までの帰国便、ルフトハンザ航空714便です。機材は最新型のエアバス A350型でした。
10日目
8月30日/晴れ/27℃
帰国便のルフトハンザ714便は定刻10時50分、羽田空港に到着しました。 皆様、10日間の旅はいががでしたか。 確かにツアー1日目から5日目までは行程的にきついところがあったかもしれません。 しかしながら皆様の協力もあって、ツアーは順調に進みました。アマルフィ海岸に始まり、中日のランペドゥーザ日帰り観光そして、タオルミーナの観光まで大変盛りだくさんの内容でしたね。 今年は異常気象の影響で天気が南イタリアらしくない曇りや雨の天気もありましたが、観光中は雨に降られることなく、ベストのコンディションで観光できた点が幸いでした。 皆様改めまして、10日間のツアーご参加どうもありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています。
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締めくくりはピザマルガリータ。色合いがきれいですね。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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