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2018年5月25日出発<ANA利用>マルタ共和国8日間~マルタ島・ゴゾ島・コミノ島~

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年5月25日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/坪田 宜子(つぼた のりこ)
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坪田宣子です。マルタ島・ゴゾ島・コミノ島 3つの島巡りマルタ共和国8日間に行って参りました。今の日本は、夏日になって暑くなったと思うと急にドンヨリ曇った寒い日が続く不安定な気候でしたが、マルタは毎日快晴で爽やかでした。まだ日本に居たときに調べた気温は13℃~20℃と低く、皆様には暖かい服装でとご案内してしまいましたが、ごめんなさい!私たちの到着した日から一気に気温が上昇して夏日となりました。海やホテルのプールでサンオイルを塗って日焼けを楽しむ人、観光中にもバッチリと日焼け止めを塗る人と様々でしたが、マルタの青い空と澄んだ海は、一生の思い出になったのではないでしょうか。スーツケースがなくなるというハプニングもありましたが、無事に出てきて何よりでした。そのお陰か、団結力が高まり、17名様皆様が仲良く和気藹々と出来たことが嬉しかったし、いろいろご協力して頂き助かりました。本当にありがとうございました。
1日目
5月25日/晴れ/22℃
朝早くから成田空港に集合して頂き、まずはブリュッセルへ全日空で向かいました。総勢17名樣。関東を始め、三重、広島、大阪と全国から集合して頂きました。乗り継ぎ空港のベルギーのワッフルやチョコレート、ビールを堪能してからマルタに到着したのは夜遅くでした。マルタは地中海に浮かぶ島国で、いわゆるミニ国家の1つです。カルタゴ、共和制ローマ時代に既に地中海貿易で繁栄し、その後一時イスラム国帝国の支配に入りましたが、それに抵抗して戦ったマルタ騎士団がこの土地の名前を有名にしました。南ヨーロッパの共和制国家、治安が良く新婚さんや留学生や旅行者が数多く訪れているマルタ共和国です。私たちも観光の合間を縫って、ホテル周辺の散歩やスーパーマーケットの買出しに向かいました。夜遅くや早朝でも、マルタは安心です
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乗り継ぎのブリュッセルにて
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マルタ航空は騎士団のマーク
2日目
5月26日/晴れ/14-28℃
快晴です。雲一つ無い空です。青の洞門クルーズの海の青さがハッキリ見ることができました。また、風がピタッと止まって無風です。波も全く無く海面を滑って行くような穏やかなクルーズを楽しめました。それからラバトとイムディーナの観光へ。古都イムディーナは、ヴァレッタが築かれる前のマルタの首都で、貴族を始め多くの人々がこの町に住んでいました。その素敵な中世の佇まいの中で、丁度結婚式が行われているところでしたね。中世の佇まいの狭い道を入ってくる現代のスーパーカーとの違和感がありましたが、どの人も素敵な衣装でした。古都イムディーナの城壁の外には南にラバトと呼ばれるエリアがあります。紀元前2世紀から紀元9世紀にローマ人の町だった所です。聖パウロの地下墓地では、暑い日中にクーラー替わりに見学できて良かったですが、絶対に一人で入ったら迷子になるねと皆様でお話しました。
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青の洞門クルーズ
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古都イムディーナ
3日目
5月27日/晴れ/19-28℃
朝から今日も快晴です。雲一つありません。まずは1980年にロビン・ウィリアムズ主演の映画ポパイの舞台となったポパイ村へ。アンカーベイという小さな湾に面したカラフルな家々が並んでいました。わざと漫画チックに家を斜めに建ててみたりして、面白かったですね。そして本日のメインイベントのコミノ島へ。今日はブルーな海を見るに相応しい太陽がサンサンと注いでいます。真っ青な空と、船の影が透き通った海面に映り、本当に空を飛んでいるかの様な幻想的な景色です。チャーター船で向かうコミノ島のブルーラグーンは本当に贅沢でした。そしてコミノ当に上陸してからは、丘で青い海に移る景色を楽しむ方、潮風を浴びながら新鮮なフルーツを召し上がってる方、少し水は冷たかったけど、透き通った海で泳ぐ方と楽しみました。
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ポパイ村
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コミノ島
4日目
5月28日/晴れ/19-25℃
ゴゾ島の観光です。タピーヌ教会は願いが叶うマリアさまがいると言われ、多くの巡礼者が訪れる教会です。朝のミサが始まる前に、教会に入り、一生懸命にお祈りしました。それからゴゾ島中心のヴィクトリアへ。細く長い坂を登った高台の入り口にある大聖堂に入場観光しました。1697年から1711年にかけて建立されたファザードはバロック様式の堂々とした聖堂です。建築当初は上にドームが載る予定でしたが、資金不足で中止となり、代わりに騙し絵が飾られ、私たちも見事に騙されましたね。その後はジュガンディーヤ神殿へ。シャーラ高原の端にある新石器時代の巨石神殿複合体です。何と紀元前3600年~2500年頃の建設という古さでした。マルタでと言うより、おそらく世界最古の建築遺跡を見てきました。
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ケンピンスキーサンローレンツリゾート
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シュガンティーヤ神殿
5日目
5月29日/晴れ/20-24℃
朝大型フェリーでゴゾ島からマルタ島へ。先日観光したコミノ島を眺めながら15分で到着です。今日は太陽が燦燦と照らしていなかったので、コミノ島のブルーラグーンの青さが目立ちませんでした。私たちはラッキーだったねと話しながらマルタ島に到着。マルタ島のバレッタの東の入江であるグランドハーバーの対岸に位置する東の3つの都市「ビットリオ―ザ」、「セングレア」、「コスビーグア」を合わせて「シテイーズ」となります。1522年のオスマン帝国とのロードス包囲で敗れて逃れた後、1530年最初にマルタ島に移って開拓した場所がスリーシテイーズでした。岬の突端に砦を築き海に面した全てを城壁とした頑強な造りやセングレアのセーフヘブン公園のガルデイオ―ラの監視塔など、国を守る為の大変さを感じました。また、カルカーラの英国海軍墓地の一角にある日本軍慰霊碑にもお参りをしてきました。平和のありがたさを感じた一日でした。
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カラフルな船
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日本軍慰霊碑
6日目
5月30日/晴れ/20-25℃
マルタ島の観光です。バレッタはマルタ共和国の首都。マルタ語で「都市」の意味です。港を見下ろすシベラスの丘の上にあります。1980年ユネスコの世界遺産に登録されました。今日3人乗りの電動自動車でアッパーバラッカガーデンへ。19世紀までイタリア人騎士団の遊びと憩いの場だった」場所です。聖ヨハネ大聖堂へ。内部はまばゆいばかりの金で覆われた豪華さです。協会の床一面には大理石のモザイク装飾があり、騎士のお墓となっています。そして併設されている美術館では今年からカラバッジョの絵を撮ってもよくなったので。皆さま激写しました。そしてバロック様式の入口のマルタ騎士団総長館や武器庫の当時使われていたたくさんの甲冑を見てから午後はオプションでワイナリー巡りの人や自由行動の人と銘々で楽しみました。
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聖ヨハネ大聖堂
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武器庫
7日目
5月31日/晴れ/20-24℃
朝から全員でオプションのハーバークルーズへと出かけました。マルタ島はイタリア・シチリア半島の南93㎞ほどの所にあり、最高標高点は253m。世界で初めて海水から生活用水を生み出した島です。10時30分の船で、今まで観光してきたバレッタや東の入江にあるスリーシテイーズなど、時間をかけて海の散歩を楽しみました。海に縦長に延びる岬が並ぶスリーシテイーズはロードス島を追われた騎士団が海に面した全てを城壁とした所です。このクルーズで海側から眺め、つまり敵側から見ても、マルタ島は城塞の島だと言うことが、ハッキリとしました。いかに頑強に造られた国だったのか。攻められ続けた大変さを思い知らされました。ヨーロッパのど真ん中という立地の良さで、狙われ続け、守りきった強さを感じました。同じ島国でも、端っこの日本とえらい違いだねと、話しました。そして帰国の途へ。マルタ島からブリュッセル経由で日本に帰ります。
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マルタ要塞
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帰りの飛行機
8日目
6月1日/晴れ/25℃
ブリュッセルからの乗り継ぎ便の全日空便が1時間の遅れでハラハラしましたが、無事に成田着。いつの間にか寒かった日本もマルタと変わらないくらいの気温になっていました。観光の合間に、皆様重いハチミツやらワインやらチーズやらをたくさんお買いになり、重量を心配していましたが、何とか無事に日本までたどりつけました。お疲れさまでした。行き帰りのアシスタントはアヤコさん。観光ガイドはヨシコさんでした。快晴続きのマルタでは、毎日いっぱい歩いたことと思います。観光前に教会を見られた方や観光後の夕方の街並みを散歩された方など、利便の良さで、たくさん体を動かされたと思いますので、よくお休みください。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。いろいろ協力して頂きまして、助かりました。また、お会いできる日を楽しみにしています。お体をご自愛くださいませ。
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ガイドのヨシコさん

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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