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2018年2月26日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>5つ星ナイル川クルーズ船「アマルコ2」で行く 優雅なエジプト11日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年2月26日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/仲田砂知恵(なかだ さちえ)
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18名のお客様と楽しい11日間を過ごすことができました。日を追うごとにお互いが仲良くなり、クルーズ船内では連日のパーティーに大盛り上がりでした。見どころの多いエジプトですから、まだまだ日数が足りなかったかもしれませんが、今回予定していたところはすべて見ることが出来ました。後半、お腹の調子が悪くなってしまった方もいらっしゃいました。日本の薬も効きません。「コーヒーにレモンを絞って飲むといいよ」というガイドのアドバイスに従ってみると…あら不思議!調子が良くなったのです。最後は笑顔で帰国することが出来て本当に良かったです。
1日目
2月26日/晴れ/10 ℃
18:55 成田空港ご集合。本日から11日間のエジプト旅行が始まります。今回は18名様にご参加いただきました。エジプトの通過はエジプトポンドですが、お土産屋さんやレストランなどいろいろなところでアメリカドルが使えます。成田空港の両替所で、小額紙幣を多めにドルを用意して、ターキッシュエアラインズ53便に乗り込みました。エジプトへは、エジプト航空に乗れば直行便でカイロへ行けるけれど、機内でお酒を楽しみたいからトルコ経由にしたんだとおっしゃるお客様もいらっしゃいました。機内ではトルコの美味しいお酒を楽しみつつごゆっくりおくつろぎいただけましたでしょうか。
 
2日目
2月27日/くもり→晴れ/-5 〜 26℃
4:00 イスタンブールに到着。早朝の気温は-5℃!強い風も吹いていて凍える寒さでした。TK690便に乗り継いで2時間程のフライトでカイロに到着しました。エジプトポンドへの両替を済ませ、パスポートにビザを貼ってもらって入国。建物の外に出ると、バスのところで今日からお世話になるガイドのワエルさんが待っていてくれました。「私の名前は日本人には覚えにくいみたいです。だから、ワッちゃんと呼んでください」と自己紹介がありました。ワッちゃん&さっちゃんコンビで楽しいエジプト旅行のお手伝いをさせていただきます。今回のご旅行中にはできるだけ効率よく見学できるよう見学順序を変更したりもしました。今日は長いフライトのお疲れもあると思い、考古学博物館1箇所にしぼってご案内しました。新博物館に少しずつ展示物が移動しているとはいえ、見どころ盛りだくさんです。ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、墓から発掘された宝物、古いパピルスなどなど…。クフ像のあまりの小ささにはびっくりでしたね。ミイラ室では王達のミイラをじっくり見学して博物館を跡にし、少し早めにコンラッドホテルにチェックインしました。
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ターキッシュエアラインズでカイロへ
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カイロ考古学博物館
3日目
2月28日/晴れ/30 ℃
早朝出発。国内線でアスワンへ移動しました。カイロ空港では、合計3回もセキュリティチェックがありました。厳しい…。アスワン到着後、さっそくアスワンハイダムを見学。ナセル大統領が国家事業として造り上げた巨大なダムです。その後、VIPバスに乗ってアブシンベルへ向かいます。砂漠の中をひたすら走りました。北回帰線を通り、ラクダを乗せたたくさんのトラックとすれ違い、蜃気楼を目撃し、約3時間でアブシンベルに到着しました。昼食後には貸し切りボートに乗ってナセル湖クルーズです。神殿が見えてくるとやはりテンションが上がります。船の中をあちこち移動して何枚でも写真を撮りたくなってしまいます。クルーズを終え、一旦ホテルで休憩をとった後、アブシンベル神殿音と光のショーを見るため再集合。集合直前にはプールサイドでサンセットを眺めました。少し霞んでいたけれど、エジプトに来て初めて眺める夕日でした。本日の音と光のショーは英語だったので、日本語のオーディオガイドを借りました。オーディオガイドの声は、日本人の俳優さんのものだとワッちゃんが言っていましたが、結局誰の声なのか分からずじまいでした。
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アスワンハイダム
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プールサイドからの夕日
4日目
3月1日/晴れ/36 ℃
今日も早起きしてアブシンベル日の出鑑賞です。まだ暗いうちにホテルを出発し、神殿の説明を聞きながら日の出を待ちます。大神殿の入り口では、命の鍵を手渡され、写真を撮ってくれる親切なエジプト人が。と思ったら「ワンダラー」と手を出してニッコリ。壁画を勝手に説明してくれて「マネー」とひと言。でも飴やボールペンで許してくれたり、どこか憎めないエジプト人です。本日の日の出は大変素晴らしいものでした。太陽が昇るとあっという間に暖かくなります。正に太陽パワー!!今回のツアーの目玉の1つは、神殿の裏側ドーム特別観光です。アスワンハイダムによって水没の危機にあった神殿ですが、世界中の知恵を結集させてまるごと移転した歴史があります。神殿を支えているドームが見られるというのは貴重な体験だったと思います。ホテルチェックアウト後は、昨日の道をひたすら戻り、アスワンへ。車中ワッちゃんがイスラム教の話を一生懸命してくれましたが、早起きしたせいもあり、しばらくすると皆様夢の中へ…。無事アスワンに戻り、無料のお土産である砂漠の砂を手に入れ、カルトゥーシュ屋さんでショッピングも。今日のホテルは、名門オールドカタラクトです。かつて、アガサ・クリスティが滞在したクリスティルームも見学することが出来、クリスティファンの皆様は大興奮でしたね。夕刻には、ロイヤルテラスにてティータイム。「優雅な」ティータイムのつもりでしたが、どこにも日陰がない!!イスを移動しても傘の向きを変えてみても太陽の光が燦々と降り注ぎます。それでも笑ってティータイムを楽しんでくださった皆様には感謝感謝です。夕食はホテルレストラン「1902」でお楽しみいただきました。ウィンストン・チャーチルが1902年に滞在した時に名付けられたそうです。食後には、雰囲気たっぷりのバーラウンジで食後酒を楽しまれた方もいらっしゃいました。
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朝日に照らされる大神殿
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オールドカタラクトホテルのロビー
5日目
3月2日/晴れ/35 ℃
今日はホテルをゆっくり出発し、ボートに乗ってイシス神殿を訪れました。神殿のあるフィラエ島はイシス女神がホルス神を産んだ所とされています。壁には、髪の毛を10本掴んでムチ打ちする「打擲」の場面がしっかり刻まれていました。「ちょうちゃく」と読むこの難しい言葉を、エジプト人のワッちゃんが私たちに教えてくれました。午前中の観光はまだまだ終わりません。ファルーカに乗って、風に身をまかせながらナイル遊覧。ヌビア人の先頭さんがヌビアの歌を披露してくれました。そして私達も手をつなぎ、みんなで歌って踊って大盛り上がり。♪アヤナ〜レ〜♪ ♪オーアレ〜レ〜♪お腹がペコペコになってアマルコ2にチェックイン。今日からいよいよ3泊4日のナイルクルーズが始まります。夕刻にはカクテルパーティーがあり、他のグループの方々とも顔を合わせました。日本人が2グループ、台湾人が1グループの乗船です。クルーズ最初の夜はヌビアンショーがありました。我がグループはファルーカの中でしっかり練習しましたから、しっかり踊り切りました。♪オーアレーレー♪
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イシス神殿
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アマルコ2の夕食
6日目
3月3日/晴れ/38 ℃
コム・オンボ神殿から観光スタート。シンボルのハヤブサの像としっかりツーショットも撮りました。午後からはホルス神殿へ。2人乗りの馬車に乗っていきましたが、出た順番で到着しないのがエジプトらしい。行く道順もそれぞれ違っていて、エジプト人は団体行動が嫌いみたいです。船に戻ってからはアラビア語書道の時間です。アラン先生が皆様の名前をパピルスに書いてくれました。「俺のは格好いいぞ!」「私のは何だか地味だわ」「いいなぁ私ももっと点々がいっぱいついてたら良かった」お互いに出来上がった文字を見てうらやましがったり、自慢したり大騒ぎでした。そして夜に備えてガラベーヤショッピング。商品を奥から引っぱりだしたり、来たり脱いだりここでも大騒ぎ!!おかげで我がグループは衣装も完璧でガラベーヤパーティーに参加し、やる気満々で数々のゲームに勝利していったのでした。踊って踊って汗だくになって楽しみました。
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船内での本格和朝食
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ガラベーヤパーティーで踊る!踊る!
7日目
3月4日/晴れ/38 ℃
"ルクソール観光は西岸から始まりました。王家の谷では、ツタンカーメン、ラムセス7世の墓を見学。だいぶ見慣れてきましたが、象形文字が読めたら楽しいだろうなぁと思わずにいられません。次訪れたのがハトシェプスト葬祭殿。気温もぐんぐん上がって日差しがとても強くなりました。しつこい物売りをかわしながら、メムノンの巨像の写真を撮り、ネフェルタリ王妃の墓へ。このお墓のチケットはプレミアムチケットです。厳しい人数制限もあり、交替で中に入りましたが、彩りの鮮やかさに目を奪われました。ラムセス2世に最も愛された王妃の墓の中は2人のラブラブ世界が広がっていました。午後からは東海岸観光です。カルナック神殿には幸運のシンボルスカラベの像があります。どの国の人も験を担いでスカラベの周りをぐるぐる回っていました。本日最後の見学はルクソール神殿です。少しずつ日が傾いて神殿がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。これでルクソール観光は終了です。暑い中をたくさん歩いたのでお疲れになったことでしょう。船に戻り、クルーズの最後の夜の夕食を楽しんでいると…。なんとレストランスタッフが踊りながらデザートを運んできました。今回は、記念日旅行のお客様がいらっしゃったので、踊って歌ってエジプト流にお祝いしてくれたのです。本当におめでとうございます!!船最後の夜は、精算、荷造りの合間にベリーダンスショーもあって慌ただしく過ぎていきました。
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ハトシェプスト葬祭殿
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メムノンの巨像と諦めない物売りたち
8日目
3月5日/晴れ/28 ℃
3泊4日を過ごしたアマルコ2とはお別れです。アマルコはオーナーの奥様のお名前なのだそうです。今回はオーナーご夫妻がサプライズプレゼントを用意してくれたり心のこもったおもてなしをしてくださいました。下船後は空港へ向かい、国内線でカイロへ戻りました。今日はゆったり移動の1日ですが、ホテルへ入る前にパピルス屋さんに立ち寄りました。本日のホテルはギザのメナハウス。ピラミッドに一番近いホテルです。バスの中からピラミッドが見えた瞬間はやっぱり興奮しましたね。夕食はホテルでビュッフェです。エジプト滞在も残り少なくなってきて、なんだか名残惜しく、いつまでも話が弾んでいました。
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毎食のようにいただいたおいしいペースト類
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メナハウスから眺めるピラミッド
9日目
3月6日/晴れ/35 ℃
ギザのピラミッド日の出鑑賞から1日がスタートします。パノラマポイントで日の出を待ちます。だんだんと辺りが明るくなってきてそろそろ日の出の時間。…見えない。今日は霞んでいて見えません。残念な気持ちでバスに乗り込み、数十メートル移動した瞬間、太陽が顔を出しました!!緊急バスストップ。砂の丘を駆け上り、今日の日の出を写真に納めることができました。クフ王のピラミッドへ移動し、貸し切り入場観光です。いつもは大混雑のピラミッド内部もゆっくり堪能していただくことができました。とはいえ、中腰で内部に入っていくのは結構大変だったと思います。スフィンクスでは、スフィンクスとキスをしているように見える記念写真を撮ってみたり…。ホテルに戻って朝食後は、サッカラのピラミッド、ウナス王のピラミッド、イムホテプ博物館を見学。ダハシュールに移動して、屈折ピラミッドと赤のピラミッドもご覧いただきました。今日はピラミッド尽くし一日となりました。そして、エジプト最後の夜です。夕食は昨日と同じくビュッフェですが、今日は室内席希望者とテラス席希望者に分かれてゆっくり食事を楽しんでいただきました。さらに宴は続き、ワインが次から次へと開き、楽しい夜になりました。
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ようやく見えた朝日
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スフィンクスとクフ王のピラミッド
10日目
3月7日/くもり/25 ℃
観光最終日です。アブディーン宮殿は軍が管理しているそうですが、昔の武器や世界各国からの贈り物などが展示されていました。もちろん日本人形もありました。最後にモハメドアリモスクを訪れました。モスクの庭から眺めるカイロの町は少し霞んでいましたが、なかなか趣がありました。観光後はカイロ空港へ向かう予定でしたが、時間に余裕があったので、ショッピングセンターに立ち寄りました。ここでエジプトポンドをきれいに使い切ってから空港へ。一生懸命説明をしてくれたワッちゃんとも空港でお別れです。ありがとうございました。ターキッシュエアラインにチェックインして無事TK695便に乗り込みました。
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最終日のバスはヒョウ柄
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モハメド・アリモスク
11日目
3月8日
イスタンブールにて乗り継いでTK52便成田行きに乗り込みました。少し慌ただしい乗り継ぎでしたが、無事に間に合い、成田に到着。お疲れ様でした。11日間ご協力いただきありがとうございました。
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11日間ありがとうございました
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思い出とお土産のたっぷりつまったスーツケース

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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