2018年4月26日出発首都にゆったり2連泊×3回と国立公園内のマナーハウスに泊まる(6泊目)ひと筆書きで縦断するバルト3国10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年4月26日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/長谷川 雅子(はせがわ まさこ)
- お客様からよくご質問いただくことがあります。どこの国が好きですかと?ヨーロッパ方面に行かせて頂くことも多いため中欧とクロアチア方面が個人的に好きです。歴史、自然の美しさ を感じることができるからです。栄華をきわめたハプスブルグの歴史や帝国をゆったり流れるドナウ川やモルダウ川など世界の車窓をご覧頂けます。春夏秋冬、季節ごとにその美しさは違いますが春にはアーモンドやミモザ、ハナスオウといった木の花が一面に咲き乱れ新緑にも癒されます。夏は、アドリア海や湖の透き通った水に気持ちも洗われ、秋は、紅葉、冬は、クリスマスイルミネーションと芸術観賞で映像ては感じることができない五感で感じて頂きたいと思います。ご旅行のお手伝いをさせて頂ければと思います。
- 1日目
- 4月26日/曇り/10℃
- 成田空港からフィンランド航空74便にて一路ヘルシンキへ、後フィンランド航空1105便にてヴィリニウスへ。成田空港は、出発便で混んでおり1時間近くも遅れて出発しましたが到着は、15分遅れでおさまり皆様の御協力もあり無事乗り継いで頂きました。ゴールデンウィークということもあり空港内は、かなり混んでいました。深い緑に囲まれたリトアニアの首都ヴィリニウス、リトアニアは、人口220万人首都のヴィリ二ウスで56万人と小さな国です。バルト3国の中で南に位置しラトビアやエストニアよりも内陸部にあります。リトアニアの南にはポーランドがあり他2つの国とは違った歴史を歩むこととなります。旧ソ連から2度の侵略を受け独立を勝ちとりEUメンバーとして力強く生きる国です。
- 成田空港 チェックインカウンター
- 成田空港 出発ゲート
- 2日目
- 4月27日/晴れ曇り一時雹/12℃
- 朝から良く晴れ新緑と桜の花を見ることが出来ました。ガイドさんのガビラさんとは聖ぺテロ、パウロ教会でお会いし観光スタートです。1668年から7年の歳月をかけて造られ内装は30年かけたとのことでバロックの美しい彫刻群をご覧頂きました。展望台からヴィリニウスの旧市街を眺望して頂きました。眼下には、ゲディミナスの塔や大聖堂、王宮などの旧市街が広がっていました。後ネリス川沿いにある杉原千畝記念碑へ、辺り一面桜の花が満開でした。大聖堂や鐘楼、王宮、聖アンナ教会を巡りバスにて夜明けの門へ.城壁に囲まれた旧市街には昔9つ門があり唯一残る門でした。ご昼食後、ご一緒した夜明け門の上には聖母イコンの礼拝所があり幸福を願って捧げられた銀細工が壁一面に並んでいました。フリータイムの後ホテルへ
- ヴィリニウスの高台より眺望
- 杉原千畝記念碑
- 3日目
- 4月28日/晴れ/15℃
- ヴィリ二ウスを出発しガルヴェ湖の島に建つトラカイ城へ。30以上の湖と森に囲まれた赤レンガの古城は、14世紀後半チュートン騎士団の侵略を防ぎ祭事を行うため建てられたものでした。大公死後、城は荒れ1987年に15世紀当時の姿に取り戻されていました。カライメという少数民族の故郷でありキビナイと呼ばれる伝統料理を召し上がって頂きました。ケルナベェは、ネリス川河岸の美しい丘陵地でユネスコの世界遺産に指定されています。13世紀リトアニア大公トゥライデニスの居城があったことで知られていました。19世紀半ばからの発掘で石器時代から14世紀までのものが出土しています。爽やかな風と共に高台からの眺めは悠久の時を感じさせてくれました。カウナスでは杉原千畝氏が6000人のユダヤ人人を救った旧領事館を訪れて頂きました。ペルクーナスの家、大聖堂、カウナス城そしてアレタリタス展望台へ喉かな景色をご覧頂きました。
- トラカイ城
- カウナスにある旧日本領事館
- 4日目
- 4月29日/晴れ/16℃
- カウナスを出発してリトアニアの聖地十字架の丘へ、最初の十字架は、1831年ロシアの蜂起の後、流刑、処刑された人々のために建てられていったようです。旧ソ連は、ブルドーザーで何度も十字架をなぎ倒し焼き払いましたがそれに屈することなく建てられていきました。大きなものから小さな十字架、沢山のロザリオ、多く人々の思いが感じられる丘でした。その後ルンダーレ宮殿へ。宮殿内で昼食をお取り頂き観光スタートです。バルトのベルサイユともいわれロシア女帝アンナに愛された貧しい貴族がクールランド大公にまで昇格したビロン公の夏の離宮として建てられたものでした。建築家は、サンクトペテルブルクのエルミタージュ宮殿を建てたラスゥトレリでバロックとロココ建築をふんだんに使ったきらびやかなものでした。お庭はフランス式庭園でお庭からの眺めも素晴らしかったです。黄金の間、白の間、バラの間とエレガントなお部屋でした。エストニアの首都リガヘ
- 十字架の丘
- ルンダーレ宮殿
- 5日目
- 4月30日/晴れ/18℃
- ホテルを出発してユーゲントシュティール建築群へ アールヌーヴォともいわれ19世紀ドイツでおこった建築の新古典様式運動で建物には沢山の彫刻で飾られており顔や模様などユニークなものでした。中央市場は賑やかで生鮮食品であふれていました。リガの旧市街へ、ブラックヘッドのギルドは、彫金細工と彫刻の美しい建物でギルドメンバーによりダンスパーティーが開かれていました。前の広場では魔女の火あぶりの刑もあり人々は娯楽の一つとして見ていました。1510年から始まるクリスマスツリーは、毎年この広場に置かれでいます。大聖堂ではパイプオルガンのコンサートを楽しまれ、聖ぺテロ教会やスウェーデン門、三人兄弟、聖ヤコブ、リガ城とご覧頂き昼食後リガのオペラ座バックステージツアーへ、ステージにたちプリマドンナの気分てパチリ、ダウガヴァ川の遊覧をされた後フリータイムをとりホテルへ
- リガ国立オペラ座
- オペラ座内 ステージより
- 6日目
- 5月1日/晴れ/16℃
- リガ市内にてフリータイム、メーデーということもあり町中はとても静かでした。大聖堂の前では民族衣装を着た若者が優美なダンスをしていました。他国の方とハイチーズ。聖ぺテロ教会の展望台へ。3階まで階段を上がりエレベーターで一気に展望台へ。天気も良く遠くまで見渡すことができました。その後ラトビアのスイスと呼ばれたスィグルダへ、リーブ人が住みガウヤ川を利用して交易を営んでおり、19世紀からはリゾートタウンであり新緑を楽しん頂きました。昼食後グートゥマニャ洞窟へ、清水のわきだす赤砂岩の洞穴、16世紀の恋人たちの名前も残されているとのこと。バスにてトゥライダ城へ。13世紀ここにあったリーブ人の城を騎士団が破壊し15世紀に赤レンガの城が建てられました。城の塔は、周りの緑に栄えていました。トゥライダの薔薇物語には悲しいマイヤのお話しが伝えられており記念碑が残されていました。観光後タリンへ
- トゥライダ城内の教会
- 7日目
- 5月2日/曇り晴れ後曇り/11℃
- バルト海が目の前のタリンの町、クルーズ船も入ってきてこれからのシーズンますます賑わうところです。ホテルを出発し歌の広場へ2007年天皇皇后両陛下がご訪問されたさいこの広場で歌をお聞きになりました。5年に1度開かれる祭典は、ステージと観客あわせて12万人にもなる一大イベントです。歌の力で独立を勝ち取ったようでした。カドリオルグ宮殿はピョートル大帝が王妃のエカテリーナ1世のために建てられたもので美しく装飾されていました。トラムに乗り旧市街へマルガレータ門から入り聖オレフ教会、ブラックヘッドのギルドを通りラエコヤコ広場近くのレストランへ、昼食後長い足の道からトームペアの丘に上がりアレキサンドルネフスキー聖堂に入場、大聖堂をぬけて展望台へ。短足の道をぬけ聖ニコラス教会へ死のダンスをご覧頂きました。旧市庁舎前聖から聖カタリーナの小路をぬけ、セーターの壁をぬけフリータイムの後ホテルにお帰り頂きました。
- タリン 歌の広場
- タリン トームペアの丘展望台
- 8日目
- 5月3日/晴れ一時曇り/12℃
- タリンのホテルを出発しタリンクシリアラインターミナルへ移動、チェックイン後船内へ。2時間後フィンランドの首都ヘルシンキに到着しました。船内は、カフェ、レストラン、免税店とありゆったりと過ごして頂きました。バルト海の波は静かでほとんどゆれませんでした。1月から2月には氷に覆われ人や車もわたれるところがありスケートも楽しめるようでした。ヘルシンキの港は、市内に近く15分くらいで到着、エスプラナーデ通りを散策して頂きました。スウェーデン劇場の側にあった駐車場からストックマンデパートをぬけマリメッコやイッタラのショッピング通りを抜け元老院広場へ、階段の上には白い大聖堂がありました。後集合し空港へAY073便にて成田へ
- ヘルシンキ空港 出発ゲート
- フィンランド航空73便
- 9日目
- 5月4日/曇り/18℃
- タリンからヘルシンキにフェリーで渡りフィンランド航空にて成田空港に到着しました。出発前の天気予報は、もっと寒く雨も降ったり止んだりと変わりやすく心配でしたが思っていたよりも温かくほっとしました。桜の花やプラムの花、レンギョウ、チューリップなど春の訪れを感じて頂きました。特にカウナスにある杉原千畝記念碑の桜の花はきれいでした。6月には夏至祭もありこれからますます賑わうようです。ロシアから1918年に独立の声をあげましたが、併合され1990にやっと独立することができました。今年は、最初の独立から100年ということもあり100をデザインしたロゴが見られました。バルト3国、リトアニア、ラトビア、エストニア共に小国ですがIT産業やEUとの関係に力を注いでいるようでした。高い山はなく平坦な土地でしたが森と湖、緑の美しい国々でした。皆様、大変お疲れ様でした。ツアー中御協力頂き有り難うございました。
- 成田空港到着時
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。