2018年4月16日出発<ルフトハンザドイツ航空利用>南西フランス オクシタニー・アテキーヌ地方10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年4月16日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- この度は阪急交通社、「南西フランス オクシタニー・アキテーヌ地方」にご参加頂きましてまことにありがとうございました。10日間お天気に恵まれ、どこに行っても暑いくらいの陽気でしたね。観光地はどこも青空できっとステキなお写真がたくさん撮れていると思います。海外旅行のエキスパート達の集まりで、毎回のお食事では笑い話しが絶えず、とても雰囲気の良いグループだなと思っていました。私に関しても至らない点が多々あったかと思いますが、お付き合い頂きありがとうございました。皆さまに色々アドバイスをしていただき、とても勉強になりました。これからも安全で楽しい旅行を続けてくださいね。そしてまたどこかの国でお会いすることがありましたら、その時はどうぞ宜しくお願い致します!
- 1日目
- 4月16日/晴れ/18℃
- 初めまして、添乗員の石原啓江です。この度皆さんとご縁がありまして南西フランスのツアーご一緒させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。羽田空港のカウンターで皆様をお待ちしている間、他のグループのお客様が私たちのツアータイトルを見て、『オクシタニー、アキテーヌ地方』って、どこ?何を見学するの?と何度も聞かれました。このタイトルではピンと来ないかもしれませんね。そんなツアーに北は北海道、南は九州まで、総勢9名様もご参加頂きました。まことにありがとうございます。春の南西フランスを楽しく旅したいと思います!まず、ルフトハンザドイツ航空でフランクフルトへ。広い空港でしたが乗り継ぎもスムーズに終わり少しフリータイム。その後トゥールーズまでのフライトが遅れホテル到着も予定より大幅に遅れてしまいました。お泊まりはトゥールーズの中心地カピトル広場にあるクラウンプラザホテル。長い空の旅お疲れ様でした。
- 出発の羽田空港搭乗口#117
- 私たちの旅の足跡
- 2日目
- 4月17日/晴れ/18〜25℃
- 今朝は雲ひとつないお天気!とても気持ちの良い朝です。ホテルの立地が良かったので歩いて観光スタートです。立派な建物の市庁舎の中を見学してこの地域の歴史を知りました。その後ロマネスク建築のサン・セルナン・バジリカ聖堂へ。美しい8角形の塔がシンボルです。そしてジャコバン修道院では、横長の珍しい教会とヤシの木と言う天井の梁、回廊を見学しました。この旅行のポイントのランチクルーズでは、世界遺産のミディ運河をクルーズ。3時間ゆったりと景色を見ながらお食事。ハナズオウやキヌクサリと言った花が満開でクルーズを演出してくれました。17世紀に人力だけで240キロな運河工事は大変なプロジェクトだったと思いますが、この運河のお陰で地中海と大西洋がめでたく繋がりました。クルーズの後はガロンヌ川沿いをドライブしながらボルドーへ。ガロンヌ川はフランス四大河川の一つ。夕方ホテルに到着しました。
- サン・セルナン・バジリカ聖堂
- ミディ運河ランチクルーズ
- 3日目
- 4月18日/晴れ/20〜28℃
- フランス二大ワイン産地と言えば東のブルゴーニュと西のボルドーです。ワイン好きでなくともボルドー=ワインと言った印象はお持ちかと思いますが、実はワインだけでなく歴史もとても興味深いところなのです。サンテミリオン村ではその歴史に触れた観光をしました。まだこの辺りに建物がなかった9世紀の頃、サンテミリオンの村の名前にもなった聖エミリオンは、岩山を穿ちモノリス教会を建て隠遁生活を始めました。サンテミリオンの始まりです。現在ボルドーには6700件のワイナリーがありますが、そのトップ5の「シャトーラフィットロートシルト」を訪問するのもこのツアーのポイントでした。シャトーでは、とてもわかりやすく説明していただき、最後にお待ちかねのテイスティング。2007年ヴィンテージでしたが、まだまだ若々しい印象でした。まだまだ熟成が期待できるポテンシャルで、さすが五大シャトー!一本ウン十万円です!
- サンテミリオン村
- シャトーラフィットロートシルト
- 4日目
- 4月19日/晴れ/18〜28℃
- ボルドーとは古い言葉で「水のほとり」と言う意味。ガロンヌ川、ドルドーニュ川、ジロンヌ川の三本の川が流れています。その川を運搬に利用して昔からワイン産業が栄えました。ワインと貿易の博物館ではテイスティング付きの見学。ガイドのトキさんとはここでお別れ。私達は二万年前のクロマニョン人が描いた壁画のあるラスコーへ。ウサギを追いかけた犬が穴に落ち、犬を三人の男の子が救出する際に見つけた洞窟に二万年前の壁画がありました。見学した本物と寸分変わらぬレプリカはお見事!!オーディオガイドでは面白い話がたくさん聞けました。そして、お泊まりは中世の雰囲気が色濃く残るサルラ村。お食事の前に全員で散策しました。映画の撮影にもよく使われるこの村には今にも中世の騎士達が出てきそうな小道がたくさんありました。名産のフォアグラやトリュフと言う高級食材が並ぶお店も多く、お買い物された方もいらっしゃいました!
- ラスコー壁画
- サルラ村
- 5日目
- 4月20日/晴れ/18〜26℃
- 今朝も快晴!朝一番でロックガジャクに向かいます。岩山にへばりつくように村が建てられたロックガジャクの様子をドルドーニュ川から眺めます。ドルドーニュ川はフランス1透明度の高い川だそうでして、うぐい、川カマス、マス、ヤツメウナギや、毎年2000匹以上の鮭ものぼってくるそうです。かつてはぶどう栽培と醸造に必要な木材をこの船でボルドーまで運んでいたんだとか。素晴らしいお天気に恵まれ気持ちの良い1時間のクルーズでした。お昼はくるみの木の畑を抜け農家レストランへ。ボリュームのあるランチでしたが、どれも美味しくいただきました。午後はキリスト教の巡礼地ロカマドゥールへ。聖人アマドールの奇跡により、この岩山にへばりつくように聖域と呼ばれる教会、礼拝堂の集まるエリアがつくられました。見学の後は赤ワインで有名なカオールへ。今日も一日暑かったー!
- ロックガジャクの村を船から
- ロカマドゥール全景
- 6日目
- 4月21日/晴れ/15〜25℃
- フランス人が選ぶ好きな村と言うアンケートにより、堂々初代1位になったのが、今日訪れるサンシルラポピーです!村民は30人スーパーも学校も病院もありません!この美しい村とロット渓谷の景色を360度パノラマ展望台から眺めました!そして、もうひとつの村は天空の村コルド・シュル・シエル。プチトランで村の高いところまで行き、ランチレストランへ。カスレと言う郷土料理を召し上がっていただきました。この地方のワインと合わせた方、完璧なマリアージュでしたね!お泊まりはバラ色の街、アルビ。夕方、大聖堂とロートレック美術館を訪れました。ロートレックの故郷と言うことで、彼が亡くなったあと作品がアルビに寄贈されました。皆さんお疲れなのか自由時間は早めに集合され私が1番最後になってしまいました。夕食はロートレックメニュー!大変な美食家であったロートレック、多くのレシピを残したそうです。
- ロット渓谷
- サントセシル大聖堂
- 7日目
- 4月22日/曇り/13〜22℃
- 今朝は一路カルカッソンヌへ。お昼にはポトフをいただきました。フランスの家庭料理ポトフはお鍋を火にかけると言う意味です。好評でした!カルカッソンヌは古代ローマ時代には要塞で囲まれた都市機能の基盤が形成され、中世にはさらに外側にもう一重の要塞が建設され、城塞都市として発展してきました。その壁の中の街はこじんまりとしていて、1番奥のサン・ナザーレ・バジリカ聖堂とコンタル城を見学。コンタル城は12世紀に建てられた歴代伯爵のお城。ところどころからカルカッソンヌの街や、今日はピレネー山脈も薄っすらと見えました。ホテルは旧市街の見える位置にあったのですが、壁に黄色い色が塗られていてアーチストとのコラボレーションとは言え、ちょっと残念でした。今日は最後に皆さんととる夕食でしたので、この地域のスパークリングワイン、クレマンドリムーをご提供しました。なかなか日本ではお目にかからないワインです。
- コンタル城
- ポトフランチ
- 8日目
- 4月23日/晴れ/15〜26℃
- 今日はこの旅の決め手でもある、終日エアバス工場と博物館見学です。エアバス380を中心にお話を聞きました。41トンの飛行機を組み立てるのに1ヶ月、最大の顧客はエミレーツ航空で現在178機注文してるそうです!そのお値段1機あたり435億円。連続走行距離14000km、現在はドバイ〜ニュージーランド間が最長距離で、なんと17時間15分!!1機に使う配電線の長さ500km、機内は550平米、最大座席数853席で90秒以内に乗客全員が脱出できるようになっています。翼は7mねじっても曲がらない。完成するとドイツのハンブルクに飛んでいき、内装工事が行われ完成!A400M戦術輸送機も特別見せてもらいました。戦車二台、ヘリコプター二台収容できるほどの広さだそうです!トムクルーズのミッションインポッシブルの撮影で使われました!社会科見学しているみたいで楽しかったですね!
- エアロスコピア博物館
- A400M戦術戦闘機
- 9日目
- 4月24日/晴れ/15〜20℃
- 今日はとうとう帰国です。トゥールーズ空港よりルフトハンザドイツ航空でミュンヘンへ。昨日見れなかったベルーガ(エアバスの機材を運ぶイルカのような飛行機)が飛び立つところを一瞬みれました!そして機内からは美しいアルプスの雪山も見えました。ジュネーブ、レマン湖、そしてモンブランも!CAさんのお話しだと、ユングフラウやアイガーメンヒも見えていたようです!最後の最後までお天気良くて、アルプス山脈もキラキラ光って見えましたね!ミュンヘンでは心配していた乗り継ぎもスムーズに行き、ゲート到着と同時に搭乗開始。ビジネスクラスもエコノミークラスもほぼ満席でした。機内で映画を観られた方、お食事を楽しまれた方、私みたいに爆睡された方!それぞれ12時間弱のフライトお疲れ様でした!
- ベルーガ
- 機内よりアルプス山脈
- 10日目
- 4月25日/大雨のち晴れ/15〜22℃
- ほぼ定刻で羽田空港到着。あっという間の10日間でしたね。皆さまのご協力のお陰で問題なく無事に帰国できました。ありがとうございました。予報通り、羽田空港到着時は大雨。フランスで10日間夏のようなお天気でしたもの、仕方ないですね!皆さんのスーツケースも無事に届きました。とうとうお別れですね。この仕事をしていて1番辛いのがお別れの時です。どうぞお気をつけてご自宅までお戻りください。この度は『南西フランス・アキテーヌ・オクシタニー地方」にご参加いただきましてまことにありがとうございました。今回のご旅行、印象的だったのがどこの観光地もお花が綺麗だったこと!お天気の良さとお花の綺麗さが旅を演出してくれたような気がいたします。ありがとうございました!
- 満開のフジの花、ロックガジャクにて
- カオールのホテル前
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