2018年8月7日出発<フィンランド航空国際線復路直行便利用>中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月7日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/樺島 裕治(かばしま ゆうじ)
- 添乗員の樺島です。 ちょうどお盆に重なる時期の旅行に選んで頂いたクリスタルハートのバルト3国ツアー! 最近ヨーロッパで、はやっているデスティネーションと言えばバルト3国!と思っておりますが、なかなか馴染みなく、ガイドブックも少ない方面なので、皆様最初は国名と首都名を一致させるところから始まったのではないでしょうか? 2018年は3国とも独立してから100年のアニバーサリーイヤー。ローマ法王が訪れるという事もあって、それぞれの街がきれいに準備をしていましたね。 ベストシーズンにちょうど良い参加人数。 フィンランド航空で最初に1番南のリトアニアのヴィリニュスに入るので、ラトビア経由でエストニアのタリンまで北上、一筆書きで回ることが出来ました。 では10日間の旅行を振り返ってみましょう!
- 1日目
- 8月7日/晴れ/16〜27℃
- 朝、成田空港にご集合。 早くに家を出て来た方も多かったのでは⁈ 定刻通りに飛び立ったフィンランド航空。 機内で食事、エンターテイメントを楽しみ、ちょうど10時間のフライトでヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。 埼玉・東京・神奈川・静岡・広島からお越しの14名のご参加の方々初顔合わせ。 乗り継ぎ・入国手続きをスムーズに通過後、さらに2時間弱のフライトでリトアニア・ヴィリニュスへ。 預けたトランクも無事届き、連泊するヴィリニュス郊外、ゴルフ場併設のグランドリゾートヴィリニュスに2連泊。
- ヘルシンキからヴィリニュスに飛ぶフィンランド航空の機材
- ホテル併設のゴルフコースに登る日の出...
- 2日目
- 8月8日/晴れ/17〜28℃
- 今回訪れる中では1番南に位置する、リトアニアの首都・ヴィリニュスより観光スタート! アンドレアスさんと共にバロックスタイルの美しい漆喰装飾に圧倒される聖ペテロ・パウロ教会に入場。 旧市街では聖アンナ教会の写真を撮り、聖ミカエル教会前の琥珀博物館に立ち寄り、ヴィリニュス大学・大統領官邸と歩き、'STEBUKLAS'='奇跡'のプレートの上で回って、大聖堂に入場。 展望台からパノラマを眺め、旧市街の南の門=夜明けの門から再び旧市街に入り、聖ガジミエール教会・旧市庁舎を見た後、ネリス川沿いの桜公園=杉原記念碑まで立ち寄り、ポークキビナイとチキンのランチを食べた後、午後はフリータイム。 皆様、ヴィリニュス大学構内散策から聖ヨハネ教会の鐘楼に登ったり、KGB博物館をしっかり見学したり、夜明けの門まで歩いた方もいらっしゃいました。 夕食はホテルに戻ってシーザーサラダとスズキのディナー。
- レンガ造りのゴシック建築の傑作、聖アンナ教会
- ヴィリニュス旧市街のマンホールには聖クリストファー
- 3日目
- 8月9日/晴れ/16〜27℃
- ヴィリニュスから西の郊外へ走り、ガルベ湖に浮かぶ赤い城=トラカイ城へ。 橋を渡って城内に入ると、階段を登ったり降りたりの部屋を、早口のルチアさんの案内で見学。 世界遺産でもあるケルナヴェ国立文化保護区でマリア教会と歌の祭典が開かれる丘を眺め、リトアニア第2の街カウナスへ。 餃子の様な郷土料理コルドゥナイのランチを食べ、杉原千畝が列車に乗る前に滞在したホテルのプレートの写真を撮り、ロランダさんと共に、旧領事館=杉浦千畝記念館へ。 よくまとめられたビデオを見て、執務机に座った写真を撮り、旧市街ではヴィタウタス大公教会からペルクーナスの家、白鳥の様な旧市庁舎を通り、聖ペテロ・パウロ大聖堂は入場見学しました。 カウナス城の前には今年出来たばかりの伝説の騎士=ヴィーティスの写真を撮り、夕食は街中の古い建物を改装したホテルで、エビアボカドサラダとポークを食べました。
- ガルヴエ湖に浮かぶトラカイ城
- 今年出来たカウナス城横のヴィーティス像
- 4日目
- 8月10日/晴れ/17〜29℃
- 今日は北東にバスを走らせ、古戦場シャウレイへ。 リトアニアを代表する巡礼地=十字架の丘。 ナチスドイツ・KGBに倒されても増え続けた市民達の十字架。 イエスの十字架の丘の後ろには聖母マリアが多く、写真にしっかり残し国境へ。 ラトビアに入り、ルンダーレ宮殿の元厨房で白身魚のランチ後、ビロン公の宮殿、ラストゥレリ設計の内部をエレナさんの案内で見学。白の間のコウノトリの巣の漆喰装飾に感心、病院・学校として使われた後、修復して戻った姿に感動。 ヴェルサイユ宮殿を模したフランス式庭園は、まだ暑かったので、ミニトレインを貸し切って(全員で乗るには少し窮屈でした⁈)回り大満足! 首都リーガに入り、ソ連時代から旧市街と新市街の間に建つラディソンホテルで、スタイリッシュで充実したビュッフェディナー。
- 十字架の丘に佇むルーピントイエリス=嘆きのキリスト
- かわいい乗物で回ったルンダーレ宮殿のフランス庭園
- 5日目
- 8月11日/曇り/17〜29℃
- ラトビアの首都=リーガ観光! キャメロンディアス似のガイド=マルギタさんと共に100年前の芸術、ユーゲントシュテール建築群、ミハエルエーゲンシュタインの傑作ビル等を見て、また飛行船の格納庫を移築した中央市場にも入ってみました。 旧市街に入ってから先ず、ローラント像が立つブラックヘッドギルド前の広場へ行き、ブレーメンの音楽隊がいた聖ペテロ教会に入場。 大ギルド・小ギルド会館近くの名物、猫の家の写真を撮り、建築年代が建物が仲良く並ぶ3人兄弟を見て、聖ヤコブ教会にも入場。 リガ城を見て、独立100年記念にバディベアが来ていた大聖堂の中へ。 20分間のパイプオルガンコンサートは良い席でしっかり楽しめました。 川沿い山型の国立図書館でポークリブを食べ、国立オペラ座ではリサさんと共にステージからVIPボックス席まで見学。 1時間のダウガヴァ川クルーズをゆっくり楽しみ、夕飯は歩いてロールキャベツ。
- 期間限定のリーガ大聖堂前の景色
- BOX席から見た国立オペラ座
- 6日目
- 8月12日/曇り/晴れ/小雨/17〜26℃
- 前日にしっかり歩いたリーガの旧市街は、自身の体調に合わせてそれぞれ散策。 全体ではゆっくりとホテルを出てスィグルダへ。 白身魚のランチを食べ、ヤニスさんと共にトゥライダ城まで歩く中、途中 トゥライダローズのお墓と、'神の庭'='悲しき庭'とも言われる所以の木造教会を見て、城に到着するとほぼ全員で本丸の塔に登り、元牢獄や資料館になっている部屋を自由に見学。 その後すぐ近くにあるはずなのに、きれいに反対に出てしまった為に、大変な遠回りをしてグートマニャの洞窟に到着... トゥライダローズの悲劇の場所には泉が湧いており、訪れた人たちの証としての落書きが壁中に描かれているのを見て、約300kmのロングドライブ。 国境を越えエストニア。 陽も暮れた後 首都タリンに入り、旧市街ど真ん中、ラエコヤ広場裏のテレグラフにチェックイン。 ミシュラン掲載のダイニング='チャイコフスキー'にて仔牛のディナーでした。
- 現在博物館になっているトゥライダ城
- 悲恋物語の舞台、グートゥマニャ洞穴
- 7日目
- 8月13日/晴れ/16〜26℃
- タリンから東へ走り、ソビエト連邦初の国立公園であるラヘマー国立公園へドライブ。 途中ヤガラ滝を経由。 山がない国の希少な滝の写真を撮り、いざヴィル湿原へ。 ミリアムさんから湿原の成り立ちを聞き、青空の元、尾瀬の様な木道を上を気持ちの良い散歩。展望出来る塔まで全員登りました。 タリンに戻り、旧市街入口でチキンのランチを食べ、日本大使館からトーンペア城、丘の上の展望台を2つ、大聖堂まで見て、通称'長い足'と呼ばれる坂を下り、旧市庁舎がある中心のラエコヤ広場へ。 ヴィル門から(日本人だけそう呼んでる⁉︎)セーターの壁、可愛らしく絵になる聖カタリーナの小径、背の高い聖オレフ教会、太っちょのマルガリータまで歩いて、トラムに1区間だけ乗車してホテルへ。 この日は午前も午後もたっぷり歩いたので、夜はご褒美の様に、スリーシスターズで天皇陛下も食べた、仔牛がメインのエンペラーメニューを堪能!
- ヤガラ滝に近付いてみました
- ラヘマー国立公園内、ヴィル湿原
- 8日目
- 8月14日/曇り後晴れ/16〜26℃
- アカネさんのエクストラ観光として、歌の祭典が開かれる広場に立ち寄り、ピョートル大帝建造のガドリオルグ宮殿へ。 バロック様式の内装にロシア絵画が展示されている部屋を解説付きで回り、庭園も散歩。 タリンの中心=ラエコヤ広場に面したお店でランチにサーモンと珍しいビールを合わせ、午後はフリータイム。 ラエコヤ広場からミニトレインに乗った方、この日も使えたトラム券を使ってタリン郊外まで出た方、旧市街の外にあるきれいな自由市場まで行かれた方... 皆さま思い思いにタリンのフリータイムを満喫。 夕食はラエコヤ広場裏、15世紀のギルドハウスを改装したレストラン=PEPPERSACK(コショウ袋)へ。 ポークメインのディナーを食べた後、歌と民族舞踊を部屋で見せてもらい、名物の剣を使ったショーも楽しめました!
- 歌の広場に佇む作曲家グスタフ・エルネサクス
- 庭側からのカドリオルグ宮殿
- 9日目
- 8月15日/曇り/15〜26℃
- 連泊した最後のホテル・テレグラフをチェックアウト。往復フィンランド航空利用の為、 タリン港より再びタリンクシリアラインに乗ってヘルシンキへ。 フェリーでの約2時間の間、船に持ち入った物をお昼として食べてヘルシンキ港に到着。 ヘルシンキの中心であり象徴である白亜の大聖堂の前でアレクサンドル2世と写真を撮り、市場でフルーツを買って、エスブラナーディ通りをストックマンまで散歩したり、ロシア正教のウスペンスキー教会まで登った方も... フィンランドの首都での散策を楽しんだ後はヘルシンキ空港へ行き搭乗手続き後、ラウンジで寛ぎ、フィンランド航空ビジネスクラスにて約9時間、成田空港まで帰国の途へ... 機内エンターテインメントを楽しむよりお休みになった方が多かったのでは⁈
- ヘルシンキ大聖堂とアレクサンドル2世
- ストックマン前の3人の鍛冶屋の像
- 10日目
- 8月16日/晴れ/27〜35℃
- フィンランド航空直行便なのであっという間に成田空港に到着。 荷物もスムーズに出てきたので、ターンテーブルの所で流れ解散。 皆さま大変お疲れ様でした! 独立してからの記念の年のベストシーズンに訪れたバルト3国の旅行はいかがでした? 私は今回ご一緒した14名様と、またどこかの空の下、再開出来ることを強く祈っております! ありがとうございました!
- カウナスの名物壁画
- 誰もいない早朝のリーガ・ブラックヘッド会館前
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