2018年9月8日出発<ターキッシュエアラインズ利用>サントリーニ島に泊まるギリシャ5つの島めぐり8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年9月8日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/福田 加代子(ふくだ かよこ)
- ギリシャへようこそ。お忙しい中お越し下さいまして、どうもありがとうございます。8日間の行程を8名様で参りたいと思います。最後まで皆様にお楽しみ頂けますように...どうぞよろしくお願い致します。古代ギリシャではさまざまな文明が興り、地中海世界を牽引、更にはヨーロッパの国々の源流ともなりました。長い歴史を物語る神話と遺跡の数々、エーゲ海の青い海と空、陽光に輝く白い家並、明るい人々の笑顔...今回のツアーでご覧頂くギリシャの景観です!首都のアテネとエーゲ海クルーズで個性的な島々を訪問、更には歴史的にも関係の深いトルコも覗き見しちゃいます。 添乗が続き、レポートが遅くなってしまい申し訳ございません。冬を迎えた日本でギリシャを思い出しながら暖かな気持ちになって頂けましたら幸いです。
- 1日目
- 9月8日/晴/28℃
- トルコ航空TK0053便にてイスタンブールへ。22:30の出発が22:00に早まっていましたが、無事に成田空港を離陸。深夜のフライトで移動し、トルコには早朝に到着します。ビジネスクラスでゆっくりお休み頂けますように...
- トルコ航空にてイスタンブールへ
- アテネへ乗継
- 2日目
- 9月9日/晴/23〜30℃
- 早朝4:00にイスタンブールで乗り継ぎ、9:00にアテネ到着。長蛇の入国審査を終え街へ出ます。パナシナイコスタジアムは古代ギリシャの競技場跡に1896年第1回近代オリンピックの会場として再建されたもの。2004年のアテネ五輪時には女子マラソンの野口みずき選手がここで金メダルを獲得しました。国立考古学博物館は全国の出土品を展示しています。中でもドイツのシュリーマンがミケーネで発見したアガメムノンの黄金のマスクは有名です。数々の彫刻はその表情から時代毎の流行や技術の進歩が窺えます。青銅の像が少ないのは、武器に作り替えられてしまったからだそう。アクロポリスは町の一番高い所の意。アテネの町のどこからでも見える丘の上に位置しています。パルテノン神殿は残念ながら一部修復中で足場が掛かっていましたが、2500年前から建っていると思うと感慨もひとしお。ご夕食はアクロポリスの夜景が見えるレストランにて。
- アガメムノンのマスク
- パルテノン神殿
- 3日目
- 9月10日/晴/23〜31℃
- アテネのピレウス港から、Celestyal Olmpia号にてツアーのハイライトでもある3泊4日のエーゲ海クルーズに参ります。今回は飲み放題付!港でチェックインと手荷物検査を済ませて船内へ。船は今朝クルーズから戻ったばかりなのでまだ清掃中...早速特権を活かして1杯飲みながらお部屋の用意ができるまでお待ち頂きました。全員参加の避難訓練後、いよいよ出航!18:00に最初の寄港地ミコノス島に到着。ミコノスではその日の混雑状況や天候により下船方法が2種類あります。一般的には離れた港に着岸、バス移動後15分程歩いて中心部へアクセスしますが、今回はテンダーボートで街のど真ん中に下ろしてくれたので、すぐに散策をスタートできました。ラッキー!!入り組んだ路地を抜け、島のシンボルのカトミリの風車群へ。帰りはのんびりお散歩しながら船へと戻ります。早速地元のレストランでシーフードに舌鼓を打った方も...
- Celestyal Olympia号
- ミコノス島 カトミリの風車
- 4日目
- 9月11日/晴/21〜27℃
- 午前中はトルコのクシャダスに寄港。バスで約30分のエフェソス遺跡観光へ。かつて港湾都市として栄え、オリンポス十二神の1人、アポロンの双生児のアルテミスを崇拝した町。エフェソスは聖母マリアが余生を過ごしたともされる場所で、パトモス島に流されていた十二使徒の聖ヨハネは解放後、ここで福音書を書き上げたとされる説もあります。マリアの家は聖地とされ歴代のローマ法皇も訪問、遺跡と併せて2015年に世界遺産となりました。そして午後はパトモス島へ。ここは福音者でもある聖ヨハネが、エフェソスから2年間島流しにあった場所。彼は幽閉されていた洞窟で神からの啓示を受け黙示録を編纂します。予言的な性格を持つ黙示録には賛否両論ありますが、その洞窟は聖地となり今も多くの人が訪れます。小高い丘の上に建つ聖ヨハネ修道院は有事に備えた要塞のような佇まい。そんなパトモスでは港周辺での散策をお楽しみ頂きました。
- エフェソス ヘラクレス門
- エフェソス ケルスス図書館
- 5日目
- 9月12日/晴/22〜28℃
- 早朝ロドス島に到着。今日は夕方の出航まで終日ロドス島停泊です。元々他の外国人と個人の日本人の方々との混載観光予定でしたが、突然キャンセルしたグループのおかげで余ったバスが我々専用となりました!ラッキー!!まずはロドスタウンから約55km、古代ドーリア人が作った6つの都市の一つリンドス村へ。商店街を抜けて丘の上のアクロポリスに参ります。アクロポリスの意味は...「町の一番高い所」でしたね!ロドスタウンに戻り山側から城壁内へ。中世ヨーロッパにおける三大騎士修道会の一つが、11世紀創立のロドス騎士団こと聖ヨハネ騎士団。元は聖地巡礼に訪れた信者の保護を目的としていましたが、その後聖地防衛、特に第一の聖地エルサレムを異教徒のイスラム人達から守るべくロドス島を拠点とし活躍しました。騎士団長の宮殿や各言語ごとの騎士館を見ながら旧市街入口で解散。船へ戻る方、町へ残る方、それぞれお楽しみ頂きました。
- リンドス村のアクロポリス
- ロドスタウン
- 6日目
- 9月13日/雨のち晴/21〜28℃
- 紀元前3000年頃始まったとされるヨーロッパ最初のミノア文明発祥地のクレタ。ギリシャ神話によると、人間の女性エウロパ(=ヨーロッパの語源)に恋した全知全能の神ゼウスは雄牛に変身、彼女を乗せてヨーロッパ各地を飛び回り、クレタ島へ着くとハンサムな青年となって彼女のハートを射止めます。2人の息子のミノスはその後王に。ある時ミノスは神への捧げ物に相応しい動物を海の神ポセイドンに頼み、白い雄牛を貰います。しかしその雄牛が気に入ったミノスは他の牛を生贄にしました。怒ったポセイドンはミノスの妻にこの白い雄牛に恋する呪いを掛け、牛頭人身のミノタウロスを産ませます。これを恥じたミノスはクノッソス宮殿内に迷宮ラビュリントスを作り幽閉 。神話のポイントとなった雄牛は宮殿の象徴として装飾に使われています。中心都市イラクリオン散策後出航し、サントリーニ島で下船。イアで夕陽を眺めながらのご夕食をお楽しみ頂きました。
- クノッソス宮殿
- サントリーニ島 イアの夕陽
- 7日目
- 9月14日/晴/21〜26℃
- 昨日、夕陽を楽しんだイアにて散策後、フィロステファニ教会へ。サントリーニの教会はどれも青いドームが印象的。ここもその一つで、ヴェネチア統治時代に作られた個人所有の聖堂。リッチなベネチア人達がカトリックの様式で建てた物が当時は多くありましたが、丸いドームはギリシャ正教風。二つの様式がミックスした教会は島の特徴です。のどかなメガロチョリ村のワイナリーGavalasのワインは世界各地の品評会で受賞しています。2016年にはサントリーニ特産のデザートワイン、ヴィンサント(ヴィン=ワイン、サント=聖なる)が日本の品評会でも賞を取りました。収穫後日干しにして水分を飛ばし糖度を上げた葡萄で仕込みます。その後フィラで自由散策をお楽しみ頂き空港へ。小さな空港ですが一応国際空港。ヨーロッパ各地から飛んできます。アテネに18:15に到着後23:00発のTK1844便にてイスタンブールへ。
- フィロステファニ教会
- イアの教会
- 8日目
- 9月15日/曇/21〜28℃
- アテネの出発が予定より遅れた為、イスタンブールにも40分遅れで到着。既に東京行きの搭乗時刻となっていたので、残念ながらイスタンブールではラウンジをお楽しみ頂けませんでした。急ぎ足で搭乗口へ移動し、無事定刻に離陸。TK52便にて帰国の途へ。8日間のギリシャの旅はいかがでしたか?慌ただしい行程の日もあった事と思いますが、皆様のおかげで幸いお天気にも恵まれ、大きなトラブルもなく無事に帰国する事ができました!楽しい旅の思い出となっていましたら幸いです。8日間大変お世話になりました。エフハリスト!!
- 夜景が素敵だったフィラのホテル
- 散策が楽しいカワイイ小径
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