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2018年8月12日出発<フィンランド航空利用>全都市デラックスクラスホテル(当社基準)3連泊×2回 ゆったり旅するポーランド8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年8月12日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
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皆さま、こんにちは。先日は阪急交通社クリスタルハート、ゆったり旅するポーランドにご参加いただきまして、誠にありがとうざいました。ツアー中、色々なお話しを皆さんとさせていただき、とても楽しかったです。お国柄、戦争など暗い話も多かったですが、皆さんの笑顔がとても印象的なツアーでした。また是非ご一緒させていただきたいと思いました。この旅日記で、またポーランドを思い出していただけたら、嬉しいです。
1日目
8月12日/晴れ/30℃
いよいよ今日はツアー出発の日です。今回総勢10名様。皆様とご縁がありまして今回同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。成田空港よりフィンランド航空でヘルシンキへ。乗り継ぎもスムーズに行き、ラウンジでゆっくりされました。ワルシャワ行きもほぼ定刻通り。明るいうちにホテルに到着。長い空の旅、大変お疲れ様でした。今日から三泊インターコンチネンタルホテルに宿泊です。中央駅のすぐそばで、とてもモダンな建物。朝食では、ハープ演奏もあるホテルです。
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成田空港出発
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フィンランド航空
2日目
8月13日/晴れ/32℃
旅の始まりは、ポーランドの首都、ワルシャワ観光から。長く波乱に満ちた歴史を歩んできたこの街は、ゴシック建築の教会や、新古典様式の宮殿、ソビエト時代に建てられた大型建物、また近代的な高層ビルと言った様々建築様式の建物があります。 最初はワジェンキ公園から。広大な公園にあるショパンのモニュメントを見学しました。音楽の教科書でもお馴染みです。そして旧市街へ。第二次世界大戦で大きな被害を受けたこの地区は、修復され元の姿に戻りました。ショパンの眠る聖十字架教会や、旧市街に残る城壁、その入り口のバルバカン。旧市街広場では、カラフルなパステルカラーの建物が印象的でした。午後はフリータイム。月曜日で美術館はお休みでしたが、皆さんそれぞれ楽しんでいただいた後、ショパンピアノコンサートへ。ピアノの詩人と呼ばれたフレデリック・フランソワ・ショパンの代表的なワルツを中心にお楽しみいただきました。
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ワジェンキ公園
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ショパンのお墓
3日目
8月14日/晴れ時々雨れ/26〜36℃
ツアー三日目は、ショパンの故郷を訪ねて、ジェラゾヴァ・ヴォラへ。ワルシャワから西に54キロメートルのところにショパンの生家があります。ショパン生誕200周年の2010年に新しくオープンしました。内部にはピアノや肖像画など興味深いものがたくさん展示されています。今でも定期的にコンサートが行われているようです。私たちが訪れた頃は人もあまりいなく、のんびり見学できました。庭園も美しく手入れされていて、気持ちよく散歩できました。午後はワルシャワに戻り、フリータイム。 ショパン博物館や王宮、皆さんそれぞれ楽しまれました。今年はヨーロッパ全体的に気温が高く、ワルシャワでも日陰にいても汗が出てくるくらいでした。夕食は自由食。数名の方とワインレストランへ行きました。ポーランド産の白ワイン、なかなか美味しかったですね。
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ショパンの言う名前のバラ
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ショパンの生家
4日目
8月15日/晴れ/32℃
今日はポーランド第二の都市クラクフへ出発です。中央駅まで歩いて五分。駅でフリータイムをとった後、電車で出発。快適な列車の旅でした。車窓からも美しい景色を楽しめました。ポーランド南部の都市クラクフは、ポーランド王国時代首都でした。ポーランドで最も歴史のある都市です。街には今でもそんな歴史を感じられる雰囲気が漂っています。旧市街を散策しながら、織物会館、聖マリア教会を見学して、ヴァヴェル城へ。ヴィスワ川沿いにそびえ立つゴシック、ルネッサンス様式のお城です。敷地内には、大聖堂や旧王宮、王様のお墓など歴史的な建造物のコンプレックスでした。お泊まりはシェラトンホテル。夕食は歩いて旧市街のレストランへ。旧市街広場ではお祭りが行われていて、民族衣裳を着た人々が楽しそうに踊っていました。
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ヴァヴェル城
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旧市街広場
5日目
8月16日/晴れ/32℃
今日はクラクフから日帰り旅行です。ヴィエリチカは1044年創業の世界最古の製塩企業で、1950年まで稼働していました。全長300キロにも及ぶ巨大な岩塩採場でした。その1%の部分が一般公開されています。昔の人々は、こんな暗いところでどうやって岩塩を掘り続けたか、驚きの連続でした。しかしもっと驚かされたのは、岩塩だけで作られたきらびやかな装飾、神への信仰心のもと作られた塩の彫刻など。全部塩ということを忘れるほど、細かく細工されていました。午後はポーランドにある、負の世界遺産として名高い、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所の見学。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの行った人種差別と大量虐殺の象徴とも言えるこのアウシュヴィッツにはガス室による大量殺人や多くの人体実験、劣悪な生活環境などで、150万人以上の方々が亡くなりました。楽しい観光地という訳にはいきませんが、忘れてはいけない歴史の1つです。
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ヴィエリチカ塩坑
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アウシュヴィッツ強制収容所
6日目
8月17日/晴れ/32℃
今日は選べる観光!全員の方が参加していただき、カルヴァリア・ゼブジトフスカへ出発です。カルヴァリアとは、ゴルゴタの意味。ゼブジトフスカ氏がこの地をゴルゴタの丘になぞらえて修道院を建てたことから歴史が始まりました。今日はちょうど聖母マリア様週間であったこともあり、沢山の巡礼者が訪れていました。ポーランドはその名の通り、国土の殆どが平地です。そんなポーランドでは珍しく丘の斜面に位置しています。もう少し足を伸ばして、ヴァドヴィツェにも行きました。ここは前々法王のヨハネパウロ2世の生誕の地です。メイン広場にはヨハネパウロ2世の家と、沢山のモニュメントがありました。大聖堂も見学。外観も立派ですが、内装はとても豪華。ヨハネパウロ2世が最初に働いた大聖堂です。このあたり一帯がヨハネパウロ2世関連のものであふれていて、いかに彼が愛されていたかがわかります。
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カルヴァリア・ゼブジトフスカ
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ヴァドヴィツェ
7日目
8月18日/晴れ/28℃
今日はとうとう帰国の日です。連日の猛暑で焼けましたね。海外旅行はいつも楽しく、新しい発見など学びも多いですが、今回ご一緒させていただいたポーランドは考えさせされることの多い国。現地ガイドさんたちの一生懸命な案内に、改めて遠い昔のことではないポーランドの負の歴史を感じました。皆様の心にはどんなポーランドの姿が残ったでしょうか?クラクフ空港からヘルシンキへ。少し長い乗り継ぎをラウンジでゆっくり過ごしていただきました。そして16:45、フィンランド航空で成田空港へ。
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歩いて機内へ
8日目
8月19日/晴れ/30℃
8:05、フィンランド航空71便は無事に成田空港に到着。皆さまのお荷物も無事に届き、とうとうお別れの時がやってきました。8日間大変お疲れ様でした。今回は異常気象で暑い中のご旅行でしたが、たくさんのご理解とご協力そして笑顔、誠にありがとうございました。私も皆さまと楽しく過ごすことができました。また、どこかの国でお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもどうぞお元気で、そしてこれからも安全で楽しい旅を続けてくださいね。ありがとうございました。
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ヴィエリチカ、地下135m
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ワジェンキ公園

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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