2018年7月24日出発ハルシュタットに泊まる 2連泊3回 中欧3カ国周遊10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月24日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/荒武 由夏(あらたけ ゆか)
- ツアータイトル「ハルシュタットに泊まる 2連泊3回でゆったり旅する旅 中欧3カ国周遊10日間」の通り、プラハ、ウィーン、ブダペストでは2連泊とザルツブルク、ハルシュタットでは1泊して頂きました。どこも街の中心にあり、日照時間の長い夏の時期は朝夕のお散歩も楽しめて、より充実した滞在をお楽しみ頂けたかと思います。日本の酷暑から脱出して猛暑の中欧へ...日本も記録的な暑さが続いていましたが、世界的な猛暑で中欧も毎日暑い日が続きましたがそれでも朝夕は20℃位になり、暑さからホット一息つける時間帯でした。お天気に恵まれ美しい中欧の街をご堪能頂けたのではないかと思います。観光やコンサートと充実した内容、ゆったりした行程で中欧のコースでもとてもお勧めです!
- 1日目
- 7月24日
- このコースで利用するフィンランド航空は成田空港から出発します。ご参加人数16名様、全員ビジネスクラスでのお申込みでした。日本から1番近いヨーロッパの空港がフィンランドのヘルシンキ空港です。約10時間でヘルシンキに到着し、シェンゲン協定の関係でヘルシンキで入国審査があります。入国審査と荷物検査を済ませてプラハ行きのゲートへ。3時間半以上の乗り継ぎ時間がありましたが、フィンランド航空で日本からの長距離路線がビジネスクラス利用の場合、ヨーロッパ内の路線予約がエコノミークラスでもフィンランド航空のビジネスラウンジが使えるので、やや長めの乗継ぎ時間でしたが皆様ラウンジでゆっくりして頂けました。そしてプラハ到着18:45。フィンランド航空で乗り着いで来ると今の時期はまだ明るい時間に現地に着きます。お泊まりは旧市街広場まで徒歩5分と好立地のインターコンチネンタルプラハです。
- プラハホテル近くの街並み
- プラハ中心の旧市街広場
- 2日目
- 7月25日/晴れ/16〜31℃
- 9時ホテルを出発してプラハ観光へ。プラハはバスはほとんど使わず、歩いての観光です。まず高台にあるプラハ城へ。チェコ共和国最大で象徴的なお城で、1000年以上の歴史がありチェコの重要な役割を担ってきました。現在は大統領府も置かれています。城内は沢山の建物があり、ステンドグラスの美しい聖ヴィート大聖堂や旧王宮、聖イジー教会、昔錬金術師が居たことから黄金の小径と呼ばれる路地など見学し、旧市街へ坂道を降りヴルタヴァ川を渡り旧市街広場へ。そして30体もの聖人像が立ち並ぶカレル橋を渡り、川沿いのレストランでご昼食をお召し上がり頂き、午後はフリータイム。百塔の街と称えられるプラハどこを歩いても絵になります。午後はヴァーツラフ広場や市民会館の辺りをお散歩したり、ヴルタヴァ川クルーズにご参加された方もいらっしゃいました。夕食は旧市街広場のレストランにて。夜の街の雰囲気も素敵でした。
- 聖ヴィート大聖堂内 ムハのステンドグラス
- プラハ カレル橋付近
- 3日目
- 7月26日/晴れ/17〜30℃
- ホテルを出るとプラハの旧市街の入り口です。日出も5:22と早いので出発前朝のお散歩も出来、まだ観光客のほとんどいない静かな街並みをゆっくり楽しめます。街中心地に泊まるならではの醍醐味ですね。カレル橋まで行かれた方もいらっしゃいました。プラハを後にしてヴルタヴァ川上流、南ボヘミア地方のチェスキークルムロフへ。小さな街ですが、川が蛇行する所に築かれた街全体が世界遺産です。特に岩場の上のお城は13世紀に築城され、歴代の城主が増改築を重ねた立派な建物でシンボルでもあります。旧市街の建物もフレスコ画や騙し絵が書いてあったり、どこを見ても絵になるおとぎの国のようです。その後チェコ/オーストリアの国境を超えてザルツブルクへ。夕食は803年創業 現存する最古のレストラン「シュティフツケラー・ザンクト・ペーター」にて。古い修道院の一部を改造しているそうです。
- チェスキークルムロフの街並み
- 夕食のデザート ザルツブルク名物「ザルツブルガーノッケルン」
- 4日目
- 7月27日/晴れ後曇り/16〜29℃
- ザルツブルク観光ではまずミラベル庭園へ。映画サウンドオブミュージックの中で子供達がドレミの歌を歌いながら駆け抜けた場所です。お花が綺麗に植えられ、遠くにはホーエンシュバンガウ城が。ザルツァッハ川を渡りモーツァルトの生家へ。外観のみの見学ですが、ここで1756年1月27日生誕しました。その後ザルツカンマーグート地方の山間にあるハルシュタットへ。世界最古の岩塩坑がありこのツアーでは岩塩坑も見学します。ケーブルカーで山の上にある岩塩坑へ。入口で作業着を来て坑道を進むとだんだん涼しくなってきます。ハイライトは坑夫達が移動に利用したという滑り台。2回滑るチャンスがあり、童心に帰って楽しめました。最後はトロッコ列車に乗って外へ出ます。お泊まりは湖畔のホテル。夜は自由食で皆様ホテルのレストランで湖を見ながらお食事をお楽しみ頂きました。ホテル前の広場では夜コンサートも行われ、素敵な夜でした。
- ミラベル庭園
- ハルシュタットの街並み
- 5日目
- 7月28日/晴れ/19〜30℃
- ハルシュタットの朝のお散歩とのんびり朝食もお楽しみ頂き、ドナウ川沿のメルク修道院へ。豪華なバロック様式の教会です。メルク修道院の麓からバッハウ渓谷クルーズへ。メルクからクレムスまでは修道院やお城が点在し風光明媚で世界遺産に登録されています。ワインの生産も盛んでクルーズ船内でバッハウワインと共にランチをお楽しみ頂きました。ウィーンに到着し、夜は音楽の都ウィーンならではのコンサートへ。ニューイヤーコンサートでも有名な楽友協会の豪華な黄金の間にて、ウィーンモーツァルトオーケストラによるコンサートをお楽しみ頂きました。オーケストラの人達はモーツァルトの様な衣装カツラを身につけています。モーツァルトの曲が中心ですが、最後はヨハンシュトラウスの美しき青きドナウ、ラデツキー行進曲で締めくくりました。
- ハルシュタット マルクト広場
- 楽友協会 黄金の間
- 6日目
- 7月29日/晴れ/19〜30℃
- ウィーン市内観光へ。まず最初にハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿へ。公開されてる部屋全室見学出来るグランドツアーでのご案内です。ベルベデーレ宮殿ではクリムトの作品を中心に見学していただき旧市街へ。ハプスブルク帝国の都だったウィーンは見所盛りだくさんです。壮大な規模を誇る王宮、カフェ文化花開いたウィーンでは有名なカフェが沢山ありその内の一軒「CAFE DEMEL」にてサンドイッチとケーキのランチ。ケーキは6種類から選べ、ウィーンらしくウィンナーコーヒーやメランジュと共に美味しく頂きました。ランチの後は旧市街の中心にあるシュテファン寺院を見学したり、歩行者天国のケルトナー通りを歩いてオペラ座まで散策。その後フリータイムでは美術史美術館やシュテファン寺院の塔に登ったり思い思いにお過ごし頂きました。夕食後市民公園のヨハンシュトラウス像がライトアップされていて綺麗でした。
- ベルベデーレ宮殿
- ヨハンシュトラウス像
- 7日目
- 7月30日/晴れ/22〜32℃
- オーストリア/ハンガリーの国境を越えハンガリーへ。しばらくドナウ川沿を進みます。そして川がハンガリーとスロバキアの国境にもなっているので一部スロバキア領土も通りました。国境を行ったり来たり、島国日本では体験できません。昼食はエステルゴムにて。ちょうどドナウ川が大きく流れを変えるところドナウベント=ドナウの曲がり角と呼ばれます。ここにはハンガリー王国の首都が最初に置かれ、ハンガリーカソリックの総本山の大聖堂もある歴史上大事な場所です。大聖堂の高台からはドナウ曲がりとスロバキア領土が見えました。ブダペストに近いドナウ川沿の街センテンドレへ。セルビア人が多く住む街だったそうでセルビア正教会も街中にあります。夕食をブダペストの王宮の丘のレストランでお召し上がり頂きホテルへ。最後の2泊はドナウ川沿のソフィテルホテル。お部屋は川側で夕景から夜景、朝の風景もお部屋から眺める事が出来ました。
- エステルゴム大聖堂
- エステルゴムからのドナウ川の眺望。ドナウベント。対岸はスロバキア。
- 8日目
- 7月31日/晴れ後にわか雨/20〜31℃
- ハンガリーの首都ブダペスト。ブダ地区とペシュト地区が合併してブダペストという地名になりました。ドナウ川の右岸には王宮やマーチャーシュ教会が丘の上にあり、王宮や漁夫の砦からブダペストの街が一望出来ます。 ドナウ川に架かるくさり橋を渡りペスト地区へ。エリザベートにも愛されたジェルボーカフェのレストランにてランチタイム。午後は国会議事堂の内部見学へ。15時頃ホテルへ戻りフリータイムは近くの歩行者天国ヴァーツィ通りや中央市場へ行かれた方も。 夕食はハンガリーでも最高級の老舗レストラン「グンデル」にて。ローマ法王やエリザベス2世など国賓にも利用された所で、内装も素晴らしく生演奏を聴きながら最高な雰囲気の中お食事をお楽しみ頂きました。食後ドナウ川イルミネーションクルーズへ。約1時間、皆様船のデッキでずっとブダペストの夜景を見ていらっしゃいました。旅の最後に相応しい素敵な夜でした。
- ブダペストの街並み ドナウ川に架かるくさり橋
- グンデルレストランの受付嬢
- 9日目
- 8月1日
- 例年に比べてブダペストも暑くて、夜街の照明に虫が大発生していて地元の人もびっくりしていました。そんな様子も朝には消えてました。旅行中ずっとお天気に恵まれましたが、最後の朝は少し雨がパラつく曇り空。朝食をゆっくりお召し上がり頂き、ブダペスト空港へ。アシスタントのカクタニさんが空港着いてからの流れを面白おかしく説明して下さいました。 ブダペスト空港出発が大幅に遅れてしまい、乗り継ぎ間に合うかヒヤヒヤしながらヘルシンキ空港へ。ヘルシンキ空港では出入国審査が機械化しています。駆け足で出国審査を終え成田行き搭乗ゲートへ。ちょうど搭乗始まった所でギリギリ間に合いました! AY71便にて帰国の途へ...
- ブダペスト ホテルからの眺望
- ブダペスト国会議事堂内
- 10日目
- 8月2日
- 朝8時、無事成田空港到着!無事荷物も受け取り、税関を出るとQLライナーさんがスーツケースの受け取りに来てくれています。クリスタルハートでは往復のスーツケース宅配も含まれていて、成田空港の場合は出口出るとすぐ預ける事が出来て嬉しいです。朝早い到着ですので、その先国内線へ乗り継いで帰る時間もあります。電車、リムジンバス、皆様様々な交通手段で帰られました。空港に着いてスーツケースが無事に出てきて、お客様が笑顔で帰路に着く所をお見送りする。日本に着いて1番ホット安心するするひとときです。 暑さに参りそうにもなりましたが、皆様がご無事で旅行中お過ごし頂けた事が何よりです。また、旅行中のご協力どうもありがとうございました。どうぞこの先もお身体に気をつけて、お元気で。またどこかの旅先でお会い出来ることを楽しみにしています!
- ハルシュタットの街並み
- ウィーン モーツァルト像
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