2018年9月3日出発 <フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェを徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年9月3日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/三浦代里子(みうら よりこ)
- 初秋のスロベニア・クロアチアに皆様をご案内させて頂く機会に恵まれましたこと、本当に嬉しく思っております。17名様の素晴らしいチームワークのおかげで大きなトラブルや盗難なども無く、安全に旅を進めさせていただくことができました。お天気にも恵まれて、自然の魅力いっぱいのスロベニアや深い歴史がそれぞれの街に個性を与えているクロアチアをお楽しみ頂けていたら幸いです。 今回も成田空港でお目にかかった時から、皆様のワクワクされている表情に、楽しい旅を確信した私です。今でも皆様と歩いたあちこちの景色が目に浮かびます。一期一会の出会い、でもまたお会いしてご一緒させて頂けたら…ということを楽しみにその後もあちこちを巡らせて頂いております。皆様その後いかがお過ごしですか?お元気でお忙しくされておられますか?どうかまた旅の空の下でお目にかかれますよう。この度は誠にありがとうございました!
- 1日目
- 9月3日/晴れのち曇り/13〜25℃
- 「皆様はじめまして!」 成田空港での受付は7:15から開始!朝早くのご集合ありがとうございました。私達を乗せたフィンランド航空92便は40分遅れの10:30に成田を出発し、曇り空のヘルシンキに約9時間かけて到着しました。大行列の手荷物検査場でしたが、機転を利かせた航空会社の係の方に別ルートへ誘導頂き、無事に免税店のエリアへ。そこからスロベニアの首都リュブリャーナの空港までは約2時間とちょっと。ムーミンの国から緑溢れる山の中に到着し、ひと安心したのもつかの間、お迎えのバスの到着遅れでご心配をお掛けしました。その後は緑の山間へ奥へ奥へと進み、何とか20時前にはホテルに到着。お近くのスーパーや名物「クリームケーキ」のカフェをご紹介させて頂き、お出かけされた方がたくさん。ボリュームたっぷりのケーキ、お味はいかがでしたか?ホテルの向こう側に見える「ブレッド城」がライトアップされて美しい夜景でしたね。
- 成田空港をご出発!
- 名物「クリームケーキ」
- 2日目
- 9月4日/曇りのち晴れ/10〜26℃
- 朝8時にホテルを出発し朝一番で手漕ぎボートに乗ってブレッド島へ。99段の石段を登って見えてきた聖マリア教会では願いを込めて鐘を鳴らしました。チトー元大統領の別荘だった建物は今は素敵なホテルに。近くでボートをおり、ブレッド島を眺めながら湖畔を散策。 次の「ブレッド城」では次第に青空が広がり、スロベニア最高峰の「トリグラウ山(2864m)」もチラリと顔を覗かせました。お城のワインや活版印刷…名物が次々出てきます。 ガイドのナターシャさんとはお城の下でお別れし、一路ポストイナへ。 ご昼食の後はいよいよ大鍾乳洞!全長20kmの鍾乳洞の中で見学できるのは5km。その内の3.5kmをまるで冒険映画の世界のようなトロッコにガタガタ揺られて奥へ。スケールの大きさや「スパゲッティ」と呼ばれる細くて白い鍾乳石や「ブリリアント」と名付けられた白く輝く大鍾乳石が印象的でした。お泊りは海岸沿いのポルトローシュにて。
- 湖に浮かぶブレッド島
- これが「ブリリアント」
- 3日目
- 9月5日/晴れ後曇り/20〜28℃
- ホテルを出て15分でクロアチアとの国境越えです。皆でバスを降り両方の国境でパスポートにスタンプ。近頃ではなかなか無い体験でしたね。 続いてアドリア海に浮かぶ様な姿のロヴィニの街の美しさ。市場でトリュフ製品を試食したり、両替してクロアチア通貨の「クーナ」を入手。石畳を上って「聖エウフェミア教会」では急な館内清掃の為、外からの見学になってしまい残念でした。賑やかな街の自由散策の後、トリュフパスタのランチを。良い香りがレストラン中に漂っておりました。 その後、約3.5時間のバス移動で首都ザグレブを目指しましたが、途中の休憩所で「木イチゴ」を入手、お味はいかがでしたか? 大聖堂からスタートした市内観光は、かつては二分された町の血の橋や世界最短全長66mのフニクラ乗車、珍しい防空壕を通り抜けて素晴らしいパノラマ展望台へ出てきました。見えてきたのはこじんまりとして美しい首都、ザグレブの夕景でした。
- やっぱり美しい「ロヴィニ」
- 夕陽に照らされるザグレブの大聖堂
- 4日目
- 9月6日/晴れ後曇り/12〜26℃
- この日の観光は「ミニプリトヴィツェ」のあだ名もある「ラストケ村」からのスタートでした。道中のトイレ休憩ではクロアチアの豪快郷土料理「子豚の丸焼き(odojak(オドヤク))」がグルグルとグリルされていてビックリしましたね。 小川がサラサラと流れる小さなラストケ村を散策し、鱒のグリルのランチの後いよいよプリトヴィツェ国立公園へ。 大滝を対岸に見るパノラマの後、本日は下の湖群の散策です。プリトヴィツェ国立公園は石灰石質の山地を水が隙間をくぐるようにして浸透しては亀裂を広げるという自然の浸食作用により、数百年数千年の時をかけて川、湖、滝を形成することで出来上がり、現在も変化し続けている大自然による芸術作品です。大小16個の湖に92の滝のエメラルドグリーンの世界は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。 湖を静かに滑るボートに乗り、この日は国立公園内のイエゼロホテルにお泊り頂きました。
- 小さなプリトヴィツェ「ラストケ村」
- 皆様を乗せた電気ボート
- 5日目
- 9月7日/晴れ/16〜26℃
- 早めの8:30出発にご協力頂いたおかげで、貸切状態の静かな中で上の湖群の散策をスタートできました。秋が始まったプリトヴィツェの黄葉と瑠璃色に輝く湖面。散策しながら何度も足を止めてしまうほど、本当に美しい景色。16個の湖は、山から流れ落ちていく水が、階段状の平らな地点に溜まったもので、上流の湖から下流の湖までは、標高差にして133メートル、長さは8キロメートルに及びます。昨日の下の湖群は4つ、今日の上の湖群は12つ。ここでは植物も鳥類や野生動物達も特別です。散策はお昼近くまで続き、心洗われる風景をご堪能頂きました。 名物PEKA(大鍋)料理のランチの後は、山岳地帯から海岸線へ。小さくて可愛いトロギールの街の散策では「イチジクのアイス」を楽しまれた方も。 スプリット中心部にある「LVXOR(ルクソール)」での選べるお夕食の後は海沿いのホテルでの映画の中のようなお部屋でご一泊頂きました。
- エメラルドグリーンから濃紺へ
- PEKA料理
- 6日目
- 9月8日/快晴/20〜28℃
- ローマ時代の遺跡の中が現代人が暮らす街というスプリット。旧市街はローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌス帝が隠居生活のために建てた巨大な宮殿跡を時代に応じた増改築で発展してきた不思議な街です。古代、中世、現代が混じり合って唯一無二の街並みを作り出しています。観光中に聴くことが出来た「クラッパ」はダルマチア地方に伝わる無形文化遺産にも登録されている伝統的な男性アカペラ合唱。スプリットやその周辺はクラッパが盛んな地方です。観光後はフリータイムで御昼食やお買い物をお楽しみ頂きました。私の口うるさい注意(笑)にお耳を貸して下さった皆様、幸い今回は盗難の被害ゼロでした!この日は今日までお世話になったドライバーの「LOJZE(ロイゼ)」さんとお別れ。 いよいよドヴロブニクへ。夕食のレストラン「GUSTA ME」ではお誕生日のお祝いをさせて頂きました!皆様、温かいメッセージの寄せ書きありがとうございました!
- お世話になりました、ロイゼさん!
- スプリットの街
- 7日目
- 9月9日/快晴/21〜28℃
- お泊まり頂いた「ホテル・アルジェンティーナ」は階下が海に面している眺めの良いホテル。ガイドのANAさんとの待ち合わせ場所へ向かう間にも、海に突き出す旧市街を撮影できる絶景スポットがありました。 まずはロープウェイでスルジ山へ。青く輝く海とオレンジ瓦屋根の街並みが、お天気に恵まれ夢のような絶景で筆舌に尽くし難い美しさでした。下山後はフランシスコ会修道院や青空市場を中心に、大聖堂や旧港や美味しいジェラートのお店などを紹介しながら散策。イカのグリルのランチ後は解散のち自由行動!でしたが、ご希望のお客様達と「ロクルム島周遊クルーズ」で遠目に「ヌーディストビーチ」を望む事に!忘れられない思い出になりました(笑)。海の上からのドヴロブニクの眺めも圧巻でした。 旧市街を囲む城壁の上は各自様でお歩き頂きましたが、景色はいかがでしたか? ご希望のお客様とシーフードリゾットとマグロのグリルご一緒しました。
- ホテルから旧市街へ
- やはりこの景色
- 8日目
- 9月10日/晴れ後雨(ヘルシンキ)/10〜21℃
- 本日はいよいよクロアチアとお別れの日。朝早い出発にご協力頂きましてありがとうございました。7:50にホテルを出発し、約40分でドブロブニク空港に到着。チェックインをスタートしました。小さな空港なのですが、中の免税店がなかなかの充実。皆様クロアチア最後のショッピングを楽しんでおられました。 10:30にAY1832便はドヴロブニク空港を後にし、14:20に懐かしのヘルシンキに到着しました。再びムーミングッズmarimekkoのお店などを見て頂きながらのフリータイム。間もなくヨーロッパとのお別れの時間です。そうしていよいよ帰国便のAY073便に乗るためバスに乗って移動しながら、お客様たちが楽しく旅の思い出を語り合われたり、「旅行中楽しかった出来事」を私にお話しして下さる方もいらして、名残惜しい気持ちと共に皆様それぞれに良い思い出を作って下さった事に、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
- スナフキンもお見送り
- ヘルシンキともお別れ
- 9日目
- 9月11日/曇り/16〜23℃
- まだまだ名残惜しい気持ちなのに、非常に順調に私達を乗せたフィンランド航空073便は、日本時間の朝8:15に無事に成田空港第2ターミナルに到着しました。各自様入国の後、ターンテーブルで荷物を受け取られた皆様をお見送りをさせて頂きました。皆様口々に「楽しかったです!」とお声を掛けて下さり、そのお言葉の一つ一つが私の次へのお仕事の糧になりました。ツアー中至らぬ点もあったかとおもいますが、次に皆様にお目にかかる時まで更に精進して、もっともっとより良いご旅行をして頂けるように頑張ります! 心から感謝の気持ちでいっぱいです。スロベニア、クロアチア、美しい風景の中に、少し前までの悲しい歴史も隠されています。今回皆様に少しでも現在の平和の素晴らしさ、それぞれの国の魅力が伝わっていれば幸いです。この度はご一緒させて頂きまして本当にありがとうございました!またお目にかかれる日を楽しみにしております!
- 成田に到着
- 思い出の夕陽 ドヴロブニク
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