2018年7月9日出発<フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェを徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月9日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/三浦 代里子(みうら よりこ)
- 旅はいつも「一期一会」。だからこそ、笑いが溢れる楽しい旅の思い出を沢山作って頂けますように…と祈るような気持ちで成田に向かった私。カウンターで皆様のお顔を拝見して、お一人お一人のワクワクドキドキが伝わってきて、ますます「楽しんで頂きたい!」と気合が入ったのを、まるで昨日の事のように思い出します。この度は大切なご旅行に「クリスタルハートの旅」をお選び頂き、また9日間ご一緒させて頂いて誠にありがとうございました。お天気にもお客様にもタイミングにも恵まれて、美しい自然の景観いっぱいのスロベニアから、2018年のワールドカップに沸くクロアチアまで、大きな事故なく無事に行程が進められましたのも、ご参加頂いた皆様のご理解とご協力のおかげと深く感謝致しております。「一期一会」と言わず是非またお目にかかりたい…と皆様のお顔を思い出しております。今回は本当にありがとうございました!
- 1日目
- 7月9日/快晴/18〜24℃
- 朝早いご集合ありがとうございました!私達を乗せたフィンランド航空72便は10:20に成田を出発し、現地時間の13時半過ぎにヘルシンキに到着。ムーミンやmarimekkoのお店などを覗いて頂いて、夕方17時過ぎにいよいよスロベニアを目指し出発。首都の「リュブリャーナ」空港へは18時半過ぎに到着。一国の首都の国際空港とは思えない程、のどかな牧草地の中に佇む可愛らしい空港で、皆様驚かれたと思います。でも緑溢れる道を進めていくうちにどんどん山並みが近づいて来て、約30分でブレッド湖畔にある「PARK」ホテルに到着しました。20時を過ぎてもまだまだ周辺は明るく、湖畔を散策する人々の姿も沢山見られました。お夕食代わりにお薦めした名物のクリームケーキは、サクサクしたパイ皮にふわふわのカスタードクリームと上品な甘さの生クリームがはさまった優しい味の素朴なスイーツ。お口に合っていれば幸いです!
- 夕暮れのブレッド湖
- これが名物のクリームケーキ
- 2日目
- 7月10日/晴れのち曇り一時雨/18〜22℃
- 旧ユーゴ時代には、チトー大統領の夏の別荘があり、温泉がわき出す保養景勝地として有名なブレッド湖。本日は快晴の中、ガイドのPETRAさんと手漕ぎボートでブレッド島、のち湖を見下ろす絶景のブレット城を訪れました。活版印刷や特別限定のワインも!エメラルドグリーンに輝くブレッド湖の向こうにはスロベニア最高峰の「トリグラウ山(標高2864m)」が姿を見せていました。午後はヨーロッパで最大級とも言われるポストイナ鍾乳洞へ。約5kmの観光コースのうち3.7kmがトロッコ列車による移動で、ガタガタ走る様子はまるで冒険映画のよう。中で見られる鍾乳石は1mm成長するのに約10〜30年もかかるそうで、そのスケールに驚かれた方も多いのでは?最後の水槽にいた「プロテウス」は、ここにしか生息しないもので、お土産屋さんではぬいぐるみの可愛い姿に…。この日は海沿いのリゾート地ポルトローシュまで走りました。
- エメラルドグリーンに輝くブレッド湖
- たくさんのプロデウスたち
- 3日目
- 7月11日/曇り時々雨/22〜25℃
- ホテルを出て20分でスロベニア側の国境に。今回は皆様下車して列を作ってパスポートにスタンプを貰いましたが、その後のクロアチア側では女性の係官がバスに乗り込みスタンプを押してくれました。クロアチア最初の街はロヴィニ。坂道の上の聖エウフェミア教会を頂上に、まるでオレンジ色のモンサンミッシェルのようです。元々は小さな漁師町としてスタートしましたが、現在はイストラ半島きっての人気の街です。ここでは半島名物のトリュフのパスタを。お店の外まで良い匂いが漂っていました。夕方には首都ザグレブに到着。駆け足でしたが、大聖堂からスタートし、石の門、聖マルコ広場の後には世界一短いケーブルカー(1890年運行開始、長さ66m、所要40秒)にお乗り頂きました。その先にはW杯準決勝のパブリックビューイング会場となる「イエラチッチ広場」が。夜にはクロアチアが2-1 で英国を下し決勝進出を決め街中が揺れました!
- 海に浮かぶロヴィニ
- 賑わうイエラチッチ広場
- 4日目
- 7月12日/曇り/20〜24℃
- 前夜に準決勝進出を決めて、ドライバーのPEROさんは上機嫌でした(笑)。ホテルから約一時間で小さなプリトヴィッツェと呼ばれるラストケ村へ。伝説の妖精ガイドさんが姿を見せていました…。 お昼には名物の鱒のグリルを。持参のお醤油使って頂けて幸いです。そしていよいよ待望のプリトヴィツェ湖群国立公園へ。ここはクロアチアの国立公園の1つであり、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近いプリトヴィツェ湖群市に位置しています。大小16の湖と92の滝がエメラルドグリーンの幻想的な景観を作り出しており、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。今回は国立公園内のホテルJEZEROに宿泊なので、2日間に分けて下の湖群と上の湖群を散策出来ました。まずは大滝を対岸に眺め、少しずつ下りいよいよ間近に湖が見えてきます。深い青緑の神秘的な湖が曇り空に映えます。湖を渡るボートは静かに湖面を滑りました。
- 名物 鱒のグリル
- 滝と緑と湖と
- 5日目
- 7月13日/曇りのち晴れ/18〜32℃
- 盛り沢山の一日です。本日もガイドのIVONAさんと一緒にプリトヴィツェ上の湖群の下りコース散策です。次から次と姿を見せる湖はそれぞれに滝の大きさや数も異なり、日差しで色合いも刻一刻と変わってゆきます。マイナスイオンを浴びながら、たっぷり散策をお楽しみ頂きました。ペカという大鍋を使ったお肉の煮込みのお昼の後、バスは山間を抜けていよいよ海岸線近くへ出てきました。途中の大雨が嘘のように、強い日差しと青い海が輝いていました。夕方からの観光は小島の上に建つ世界遺産の古都、トロギール。中世に入ってからローマ時代の街の上に築かれ、まるで島全体の時が中世で止まってしまったかのよう。ロマネスク、ルネッサンス、バロックなど、様々な様式の建物が混在しています。聖ロヴロ教会の塔からの眺めはいかがでしたか?本日はスプリットの街のど真ん中のLVXOR(ルクソール)にて、選べるメニューのお夕食でした。
- プリトヴィツェのガイドさん
- 聖ロヴロ大聖堂の塔は高さ47m
- 6日目
- 7月14日/快晴/25〜33℃
- ローマ時代の遺跡の中に人が暮らす不思議の街スプリット。旧市街はローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌス帝が隠居生活のために建てた巨大な宮殿をリノベーションすることで発展してきた街です。古代、中世、現代が錯誤する街並みが魅力的です。観光中に少しだけ聴いて頂いた「クラッパ」はダルマチア地方に伝わる無形文化遺産にも登録されている伝統的な男性アカペラ合唱のこと。スプリットやその周辺はクラッパが盛んに行われています。観光後はフリータイムで御昼食やお買い物をお楽しみ頂きました。週末の賑わいの中にはスリも暗躍しており…盗難があったものの現金以外無事に子供が返しに来たという驚きの出来事もありました。この日はドブロブニクまでの運転でドライバーさんとお別れ。夕食のレストラン「GUSTA ME」ではささやかなお祝いをさせて頂きました!皆様、温かいメッセージの寄せ書きありがとうございました!
- スプリットの街
- おめでとうございます!
- 7日目
- 7月15日/快晴/25〜33℃
- いよいよ世界遺産の街「アドリア海の真珠」ドブロブニクの観光です。ガイドのANTICAさんの流暢な日本語から、彼女の日本への愛情が伝わって来ました。まずはロープウェイでスルジ山へ登り、青く輝く海とオレンジ瓦屋根の街並みに息を呑みました。お天気に恵まれ、夢のような景色は更に美しくいつまでも眺めていたい程。下山後の街歩きは、フランシスコ会修道院や青空市場を中心に、午後のフリータイムへの計画を練りながらの散策となりました。本日W杯決勝戦ということもあり、観光施設では様々なイレギュラーがありましたが、お昼にイカのグリルを召し上がって頂いた後は、解散のち自由行動!スポンザ宮前でのパブリックビューイングでは、17時のキックオフから繰り広げられる熱戦を観に行かれた方も!残念ながらフランスに破れてしまいましたが、準優勝でも大変な事!と喜びに溢れる地元の方々で街は夜遅くまで賑わっていました。
- スルジ山より
- W杯準優勝おめでとう!
- 8日目
- 7月16日/晴れ/26〜33℃
- 本日はいよいよクロアチアとお別れの日です。朝早い出発にご協力頂きましてありがとうございました。7:55にホテルを出発し、約30分でドブロブニク空港に到着。チェックインをスタートしました。使用機材の到着遅れで少しお待ち頂きましたが、10:50私達を乗せたAY1832便は空港を飛び立ち、14:40に懐かしのヘルシンキに到着しました。再びムーミングッズmarimekkoのお店などを見て頂きながらのフリータイム。ヨーロッパとのお別れの時間が近づいてきます。そうしていよいよ帰国便のAY073便に乗るためバスに乗って移動します。このバス車内でも、お客様たちが楽しく旅の思い出の一つ一つを語り合う様子や、「楽しかったです〜」と私に話しかけて下さる方もいらして、名残惜しい気持ちとともに皆様それぞれに良い思い出を作って下さった事に、喜びと感謝の気持ちでいっぱいでした。17:50 ヘルシンキ出発です。
- ヘルシンキへおかえりなさい!
- たくさんのムーミンがお見送り
- 9日目
- 7月17日/曇り/26〜30℃
- 私達を乗せたフィンランド航空073便は、おかげさまで順調なフライトを続け、日本時間の朝8:40に無事に成田空港第2ターミナルに到着しました。各自様入国の後、ターンテーブルで荷物を受け取られた皆様をお見送りをさせて頂きました。皆様口々に「楽しかったです〜!」とお声を掛けて下さり、その優しさに私は感激しておりました。ツアー中至らぬ点も多々あったかと思いますのに、どなたも文句をおっしゃらず、「楽しかったです!」と帰って下さるなんて、それがどれだけ我々添乗員の励みになることか。感謝の気持ちでいっぱいです。スロベニア、クロアチア、綺麗な所はたくさんありますが、少し前まで悲しい戦いもあった場所です。今回皆様に少しでも現在の平和のありがたさ、それぞれの国の魅力が伝わっていれば幸いです。この度はご一緒させて頂きまして本当にありがとうございました!またお目にかかれる日を楽しみにしております!
- ありがとうございました!
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