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2018年7月16日出発<スカンジナビア航空国際線直行便>美しき北欧4カ国周遊10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

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添乗員/久連松 圭子(くれまつ けいこ)
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この度は、ベストシーズンの北欧へと10名のお客様とご一緒に行って参りました。 ノルウェーやデンマークなど大西洋に面している国々は雨が多いことで知られています。 この度も傘を差すのを覚悟で現地に入りましたが、コペンハーゲンの自由行動の時に少し降られただけで、あとは素晴らしいお天気に恵まれ、特に雨の多いフィヨルド地区で一度も降られなかのにはびっくりしました。 特にノルウェーのフィヨルド地区はお天気のお陰で素晴らしく美しい青空と共に滝、切り立った断崖に囲まれたフィヨルドの景色は忘れられないものとなりました。 食事も決してバリエーションが豊富とは言えない北欧ですが、旬のザリガニやノルウェーの茶色のチーズなどは、日本では中々味わえないものもあったので、いい思い出になりました。と言いつつ1度頂いた中華にはホッとしました。 皆さま、この度はご参加頂き、誠にありがとうございました。

 

1日目
7月16日/晴れ/20〜25℃
北欧の観光シーズンはとても短くて、6月の中旬から9月の中旬にかけて一斉にツアーが、出発して行きます。今日も空港にいると、たくさんの北欧に行くツアーを受付しています。 北欧に行く際にお客様からご質問が多いのは、服装の件と両替の件です。 北欧は夏でも20度を割ることがあったり、30度まで上がる日もあって難しいのです。お客様には、半袖や薄い長袖に軽い羽織と、薄いダウンコートくらいの厚さのある上着をお願いしました。 また、両替はこの度行く4ヶ国が全て通貨が違うので、それぞれの国の通貨を5000円〜15000円位両替をお願いして、カードもお持ち頂くようにご案内しました。 コペンハーゲンに着いた今日はお疲れですから夕飯はスーパーで買い出しをすることになりました。スーパーに行くついでにチボリ公園などもある近所を散歩して帰りますというお元気な方々もいらっしゃいました。
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スカンジナビア航空は北欧を旅するのにはとても便利な航空会社です。今回は6回乗ります。
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北欧は共働きの方々が殆どです。保育園、幼稚園の小さな子供達はこんなリヤカーみたいな乗り物に乗ってお散歩です、
2日目
7月17日/晴れ時々雨/18〜24℃
2連泊なのでスーツケースの始末をつけなくてもいい素晴らしい朝です。 朝一番にバスの中でお伺いすると、殆どの方が朝も早い4時〜5時には目が覚めていらっしゃった様です。この分だと、午後からは眠たいでしょう。 コペンハーゲンの観光の時に必ず行く人魚姫の像ですが、ガイドさんがいや一部のお客様も既にご存知でしたが、シンガポールのマーライオンやブリュッセルの小便小僧と並んで世界3大がっかりと言われることがあるようです。 実際に見る人魚姫は寂しそうで、お客様と一緒にたくさん写真を撮りながら、「そんなことはないよ。コペンハーゲンの入り口に座ってる人魚姫はみんなのアイドルだよ。」と励ましたくなりました。 午後から少し雨が降ったので、自由行動の際には少しお買い物の時間をとって、運河クルーズに乗って、運河に架かるいくつもの橋をくぐって、海側からコペンハーゲンの町をお楽しみ頂きました。少し歩き過ぎましたね。
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ニューハウン、色とりどりの倉庫街。手前の鍵はカップルが永遠に離れないという愛を誓って、嵌めていきます。
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3大がっかりなんて、吹き飛ばせ!今日も人魚姫はコペンハーゲンのアイドルです。前からも、後ろからも写真撮られてますよ。
3日目
7月18日/晴れ/19〜24℃
シェラン島北部の観光に出かけました。 フレデリクスボー城では庭側からお城に入って行くと、お城に至るまでの並木道がとても綺麗で、ため息が出るほどでした。並木道を抜けると噴水越しにお城が美しくご覧頂け、又よく見ると植え込みに王冠のマークも見えます。 ここのお城は礼拝堂が見事ですが、その一角に磔刑のキリストの絵がかかっています。とある角度から見ると、ガラスを挟んだ隣の磔刑画のキリスト像が写り込んで、磔刑図が重なって見えるのです。幽霊が出ると噂される一因です。 午後からはDFDSシーウェイズの船に乗り、オスロを目指します。出航が1時間近く遅れたので、クロンボー城の沖合を通り過ぎる時間も1時間遅れてしまい、夕食の前ギリギリの時間となりました。 夕日は水平線に雲がかかっていたので、完全な形ではご覧頂けませんでしたが、船はカテガト海峡を順調に進み、夜中に遅れを取り戻す為に少し急いだ様です。
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フレデリクスボー城の庭の植木には王冠のマークがありました。中の見学では、ロイヤルコペンハーゲンの初代フローラダニカもご覧頂けます。
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フレデリクスボー城内の礼拝堂は見事な装飾です。ここには、ダンスパーティーに出るドレスを着たお嬢様もいて、一緒に写真を撮りました。
4日目
7月19日/晴れ/16〜28℃
朝食を頂いたあとくらいから、オスロフィヨルドに差しかかっていた船は、最狭部に入ってきました。この辺りには氷河の削り残した群島があり、その間を縫う様に船は航行します。航跡と群島が織り成す美しい景色を船の最後部に立って眺めているのは至福の時間です。 午後からオスロを出てバスは西の方角へ進んでいると、バスがいきなりぐーっと速度を落としました。何事かと前を見ると、羊の親子がトコトコとバスの前を同じ進行方向に歩いています。運転手さんはクラクションも鳴らさずにしばらく放っていたのでしばらくバスは羊親子の後を付いて走りました。 お手洗い休憩を兼ねて、ヴォーリングスの滝へ立ち寄ると、迫力のあるリボン状の滝が川となって進む方角に見事なV字谷が見えました。 バスで走りはじめて、改めて滝を振り返ると、滝の水飛沫のところに虹がかかっていて、バスの車内からは「わぁ〜っ」と歓声が上がりました。
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トイレ休憩で立ち寄った、ヴォーリングスの滝。迫力のある見事な滝で、この後、バスで移動の際に振り返ると虹も見えました。
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ハダンゲルヴィッタに差し掛かる手前で、羊の親子がバスの前をトコトコと歩いていました。逃げないので、バスはしばらく後ろを付いて走りました。
5日目
7月20日/晴れ/15〜23℃
今日はフィヨルド観光のハイライトと言っても過言ではないでしょう。 私たちが泊まっているハダンゲルフィヨルドのロートフースから余裕を持って朝出発したところ、少し時間に余裕ができたので、ツヴィンネの滝へと立ち寄りました。ここでは、いつも大量の水が断崖絶壁の上から流れ落ちて、大変な迫力ですが、今日はどうしたことでしょう?なんだかチョロチョロしか流れていません。少し期待はずれでしたが、皆様方のここでの記憶はお手洗いに入るのに、10クローナ入れてバーを押す!ということではないでしょうか? 世界遺産のナーロイフィヨルドクルーズの時には、素晴らしいフィヨルドの景色がご覧頂け、新造船の船のデッキにずっといて流れ行く景色を楽しみました。フロム鉄道では、電車の中を右に左に移動しながら、時には電車から身を乗り出して写真を撮って、ベルゲン鉄道では疲れ果てて気絶しまったのがいい思い出です。
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ナーロイフィヨルド、断崖絶壁が船のすぐ近くまで迫り、絶景です。
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皆さんと列車の窓から身を乗り出して撮った、先頭車両。撮るのにとても苦労していたら、ちょうど電車が止まってくれました。
6日目
7月21日/曇り時々晴れ/15〜21℃
私たちが2連泊したウーレンスヴァングホテルはロビーのベランダや皆様の部屋のベランダから、朝に写真を撮ると、対岸の断崖絶壁や空がフィヨルドに映り込んでとても綺麗です。今日は晴れていたのでバッチリで、お客様も朝食の前後にフィヨルド沿いのお散歩をお楽しみ頂いたようです。 ベルゲンに向かう途中、鏡面ばりに景色を映しこむそれはそれは美しいフィヨルドがあるのですが、今日はさざ波が立って今ひとつです。前の日にフィヨルドクルーズに行く前に撮っておいてよかったですね。 ベルゲンは雨の多いところです。天気予報も夕方少し雨が降ると、、、 でも、今日は皆様に傘を握りしめて頂きながらも、私達がいる間には降りませんでした。 フラウエン山にケーブルカーで登って景色を眺めたり、ブリッゲン地区で最早まっすぐ立っていられない木造の倉庫群を愉快だね〜と笑いながら写真に収めたりしました。
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ウーレンスヴァングホテルの朝の様子。とても綺麗で皆様も散策を楽しんでいらっしゃいました。
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ベルゲンの世界遺産ブリッゲン地区。木造の建物はまっすぐ立っていられず、隣にもたれている感じがして、写真を撮る皆様も少し斜めになっていましたよ。
7日目
7月22日/晴れ/20〜26℃
昨日の夜は日付が変わってからのホテルへのご案内となってしまい、皆様方はさぞお疲れだったことだと思います。 本当にご協力ありがとうございました。 今朝はゆっくり出発してストックホルムの観光です。でも、朝から「ノーベルチョコ買えますか?」とお土産の方が心配な方もいらっしゃるようです。 ガムラスタンのノーベル博物館では、山中教授が椅子の裏にサインしたものが、売店の入り口に飾ってあり、日本人には嬉しい被写体です。 無事にあんまり安くない、いえ、お高いノーベルチョコやスポンジワイプなども手に入れて頂きました。 夕食には2016年のノーベル賞晩餐会で供されたのと同じメニューをグランドホテルでお召し上がり頂きました。それぞれが受賞者になりきり、私も経済学賞や物理学賞の受賞者の方々とお食事が一緒に出来て、とても楽しかったです。 話題は「鍼」や「長生き」についてなどで、とても楽しかったです。
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ノーベル賞受賞式の後、晩餐会は市庁舎の青くない「青の間」にて。この階段を受賞者や王室の方々が降りてこられて晩餐会はスタートします。
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2016年のノーベル賞晩餐会と同じメニューをグランドホテルで頂きました。デザートはスウェーデンでよく採れるクラウドベリーを使ったものでした。我がグループの方々もにわか受賞者となり楽しく頂きました。
8日目
7月23日/晴れ/15〜26℃
ストックホルムからヘルシンキに移動する今日は、皆様方に早起きをお願いして、5時15分にホテルを出発しました。 ストックホルム空港ではラウンジが皆様使えましたので、お寛ぎ頂いた後、搭乗口にご集合頂きました。 その時、何故か狭い円形のソファに何人かの方が固まって座っていらっしゃいましたので、私が「こちらも広く空いていますよ〜」とお知らせしたところ、「みんなと一緒がいいんですぅ」と仰って、引き続き狭い椅子にギュッとお掛けになったままで、微笑ましい気持ちになりました。 ヘルシンキも素晴らしい青い空が広がっています。 市場にはベリー類が鮮やかに並んでいます。 フィンランドでは野生で収穫される、ビルベリーも並んでいました。アントシアニンが豊富で目にもいいとのことで、購入してランチのデザートの際に皆さんと少しずつ摘んでみました。少し、甘さは控えめですが、アイスクリームと一緒に食べると美味しかったです。
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ヘルシンキのテンペリアウキオ教会は銅で出来た屋根が印象的でした。ピアノ演奏も行われていました。
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ヘルシンキの市場の近くにあるロシア正教の教会。今日も素晴らしい青空に恵まれました。
9日目
7月24日/晴れ/19〜21℃
この度の最後の夜のお食事は、ホテルのロビーレストランで全員揃って頂きました。 メニューは散々この度で食べてきたサーモンを使ったスープが前菜です。 ツアー中の思い出話しもチラホラとお話ししながら、お仲間のお一人が、 「この度は皆さんとご一緒出来て楽しかった。」と仰っていました。それを聞いて本当にとても嬉しかったです。 楽しかった思い出を胸に灼熱の日本へ帰国する日です。 ヘルシンキの空港のラウンジの所で、皆さんを解散にして、 「かなり遠いですが、マリメッコやムーミンショップがある所まで行きたい方はご案内します。」 と申し上げた所、 「ラウンジでゆっくりします」という方が大半だった気がします。 僅かなご希望の方をご案内して歩き始めて、しばらくして振り返るとあらびっくり‼︎ 全員の方が付いて来てらっしゃいました。 「せっかくだから〜」と大笑いです。 行けば、やっぱり手ぶらでは帰れないですね。
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市場ではベリー類がたくさん売られていました。ヘルシンキの市場ではブルーベリーより一段小ぶりのビルベリーも売っていたので、ランチのアイスクリームに足して食べてみました。あまり甘くなかったけど、目は良くなった気がしました。
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フィヨルド観光に行く途中、あまりにも美しく鏡ばりになっているフィヨルドで急遽バスを止めました。私有地と書いてある所から写真を撮りました。
10日目
7月25日/曇り/30℃
乗り継いだコペンハーゲン空港では、丁度お昼ご飯のタイミングでした。食べる所は沢山ありますが、皆様はラウンジでお召し上がり頂いたようです。 コペンハーゲンからは11時間を切って成田空港に到着です。 北欧にいる間にも「日本が連日40度越えた!」というのは耳にしていました。 その度に皆様と「北欧で良かったね〜」とお話したものでした。 着陸前のアナウンスで、29度とのアナウンスがありましたが、まだ午前10時前です。 昼にかけてまだまだ気温が上がって行くのでしょうね。 家にお着きになられたら、クーラーを全開にして、ゆっくりお風呂にでも入って、サーモンとジャガイモのご夕食はいかがでしょうか?(笑) 旅行好きな皆さんのこと、落ち着かれたら又すぐ旅行の虫が騒ぎ出すのではないでしょうか? その時には又、クリスタルハートを選択肢の1つに加えて頂けると幸いです。 この度はご協力ありがとうございました。
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この度ご参加の皆様。ノーベルディナーをお召し上がりになられた後、グランドホテルの入り口にて全員での記念撮影をしました。ご参加誠にありがとうございました。
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干し鱈と申します。こんな姿になってしまいましたが、ノルウェーでは大事な交易品として昔から活躍しているのですよ。今でも、ヨーロッパ各地で僕らの姿を見かけるはずです。日本にも棒鱈という親戚がいますので、一度遊びに行きたいものです。泳いで行こうかなぁ。皆さんのお宅にもお伺いしますので、泊めてくださいませんか?

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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