2018年3月5日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／木村 千春（きむら ちはる）

優雅なエジプト11日間へご参加有り難う御座いました。お天気に恵まれ、大きな事故？！や病気になられる方も無く無事に終える事が出来たのも皆さまのご協力のお陰です。 出発前に想像されていたエジプトと比べて如何でしたでしょうか？暑い、、朝が早い？などびっくりされた事が多かったと思います。ここ15年ほどエジプトはツアーが中々出発出来ませんでした、テロやアラブの春、政情不安でツアー自体企画も無かった期間が長かったです。 ようやく昨年くらいからでしょうか、ツアーにお客様の申し込みやお問い合わせが多くなり、出発確定も増えて、今回ご一緒させていただく事が出来ました。 ツアー中色々情報不足など、ご迷惑をおかけしましたが、またご参加頂ける事をお待ち申し上げております。

1日目

3月5日/曇り/4℃

初めまして、添乗員の木村と申します。成田空港にご参加の14名様ご集合いただきました。 今回エジプト・カイロまではトルコ航空にて、イスタンブール経由でご案内致します。 皆さま18時過ぎ位にはご集合場所へお越しいただき、それぞれ個人チェックインにて、お荷物をカイロまで。出国審査の後、ラウンジにてお過ごしいただきました、何か美味しいものはありましたでしょうか？トルコ航空53便は成田を21時50分に離陸しイスタンブールへ向けて飛び発ちました。深夜のお食事となり召し上がれましたか？？意外に揺れた気がしました、先ずはイスタンブールまで12時間30分の旅です。ゆっくりお休み下さいませ。

成田空港

 

 

2日目

3月6日/曇りのち晴れ/16〜29℃

イスタンブール空港到着4時20分、早朝の空港です。空港内で少し自由時間をお取りいただきカイロへとトルコ航空690便にて出発です。カイロ空港到着時エジプトのビザを取得しいざ入国へ。スーツケースも順調に到着し観光へご案内しようとしたところ、観光警察の許可が中々下りず待たされました。本日日程表ではアバディーン宮殿をご案内する予定でしたが、皆さまのお疲れと時間をガイドさんと検討した結果、考古博物館をゆっくりご案内してホテルへ向かう事としました。アバディーン宮殿はまたカイロへ戻って来た時にご案内予定としました。 ご案内はayman abbasさん、アイマン(愛満？) 。およそ2時間半、ミイラもご覧頂き昼食へ。 「felfela」にて初めてのお食事。ターメイヤ(大豆のコロッケ)モロヘイヤスープ、ミックスグリル、ボリューム一杯のメニュー、外に出たらサウジアラビアの王子様！ご夕食はホテルにて。

夜明け前のイスタンブール、いざカイロへ。

考古学博物館

3日目

3月7日/晴れ/21〜39℃

本来は早朝7時10分発のナイルエアー81便にてアスワンへ、前日フライトキャンセルとなり、チャーター便にてアスワンへ、11時発の予定がいつまで待ってもチェックインがはじまらず、皆様には空港内でご辛抱いただきました、ずるずると出発時間が遅れて行き、空港内でサンドイッチの昼食！あのサンドイッチも実は調達は大変でした。空港内のサンドを買い占めたかも知れません。大きさや具材もバラバラお許しを。遅れに遅れて14時10分に出発。1時間後にはアスワン到着、熱風が迎えてくれました。本当に暑かったですね。アスワンからアブシンベルまでバスでノンストップ3時間、砂漠の中を走りホテルへ、暗くなり始めた頃ホテル到着。 急いでホテルにてバイキングの夕食を取り、アブシンベルの音と光のショーへ。 星が降るような夜空の下、ナセル湖からの風も心地よく、素晴らしいショーでした。 長い長い一日でした、ゆっくりお休み下さい。

ようやく搭乗、、チャーター便。

砂漠を爆走、皆様は爆睡？

4日目

3月8日/晴れ/21〜38℃

今日も早いエジプトの朝です。ホテルを5時15分に出発し、アブシンベルへ。 早朝貸し切り状態の静かなアブシンベル。約2時間かけて大神殿小神殿、特別にドームの中も(見てガッカリとの声もありましたが)見学、ホテルで朝食の後はナセル湖クルーズでのんびり。 バスは再び砂漠の中をひた走りアスワンへ、アスワンハイダムの写真ストップ、砂拾い、昼食はナイル川の中州にあるムーベンピックホテルにてビュッフェ。15時半頃オールドカタラクトホテルへチェックイン。アガサ・クリスティーさん滞在のお部屋を見学したり、ロイヤルテラスでティタイムを楽しんで頂いたり、ご夕食はちょっとおしゃれをして「1902」メインダイニングにて、鱸かビーフステーキいずれかのお料理を。一泊では勿体ないとの声もありました、ナイルウイングでのお泊り、オールドカタラクトの夜も更けてお休みなさいませ。明日はゆっくり。

アブシンベル神殿

アスワンハイダムの記念碑

5日目

3月9日/晴れ/20〜39℃

ほんの少しゆっくりのご出発、午前中切りかけのオベリスク、小さなボートで渡りイシス神殿、香水瓶のお店やナイル川の帆掛け舟ファルーカに乗って頂きました。風が有るのか無いのか心配しながら乗ったファルーカ、幸いに風に恵まれ心地よいクルーズとなりました。船内でみんなでヌビアダンスを踊ったり、歌ったり思い出深い一コマ。夜の予行練習です。 昼食はいよいよアマルコにチェックインし、船内でのランチ。ビュッフェでした。 午後は船内でゆっくりお過ごし頂き、夕方にはデッキでティタイム、夕食はセットメニューでギリシャサラダ、マッシュルームスープ、チキンのグリルでした。食後は船内イベント、ヌビアンショー。ご参加下さった皆様有り難うございました。

ファルーカにてアイマンさん。

ヌビアンショーの出演者！？

6日目

3月10日/晴れ/18〜34℃

アマルコでの最初の朝食、何と日本食がありました。木村は和食が無いと生きていけません、涙が出るほど嬉しかったです。どうでも良いコメントで失礼しました。船は早朝コムオンボへ向けて出航、朝食後、目の前のコムオンボ神殿観光へ。ワニのミイラがあったり、古代のカレンダー、手術の道具、出産の様子など壁画に残っていました。観光の後アマルコへ戻り休憩。昼食はデッキにてBBQ、コフタのメニュー。エジプトではポピュラーなビーフの挽肉を串に刺して焼き上げたメニュー。ランチの後はエドフへ、下船後馬車にてホルス神殿観光へ、御者との戦いでしたね、無事でしたでしょうか？ 船へ戻りアラビア書道？アラ先生に皆様のお名前をアラビア文字でパピルスに書いて頂きプレゼントしました。 一番エジプトの記念になったのではないでしょうか？夕食はビュッフェ、ガラベーヤ！！

ホルス神殿

アマルコ２号

7日目

3月11日/晴れ/13〜28℃

ルクソール観光へ。午前中西岸へ、ラムゼス4世〜ラムゼス九世〜ツタンカーメン〜ラムゼス三世のお墓を順番にご案内、その後ハトシェプスト葬祭殿、ネフェルタリ王妃のお墓、メムノンの巨像の写真ストップ！とご案内。今日も事件発生！ネフェルタリのお墓見学が午後となっており 午前中バタバタしておりました、午後は東岸観光がある為時間が無くなり、皆様の休憩も無くなってしまいます。カイロへ電話をしたり、日本電話を掛けたり、ギリギリのところで何とか回避出来ました。ランチはアマルコで、午後は東岸観光へ。カルナック神殿、アガサクリスティーのナイル殺人事件の舞台にもなった柱が見事です、ルクソール神殿はライトアップの中のご見学。暑く長い一日の観光お疲れ様でした。本日はアマルコ最後の夜。 ご夕食はフルーツソースのサラダ、トマトスープ、白身魚のグリル、ケーキのメニュー。 食後はベリーダンス、踊られましたか？

ハトシェプスト葬祭殿

メムノンの巨像

8日目

3月12日/晴れ/17〜29℃

本日はルクソールから再びカイロへ、国内線UJ711にて10時20分発。1時間でカイロへ。 到着後アバディーン宮殿を予定してましたが、やはり観光警察に待たされ！(そんな言い方をしてはいけないですね)、今日もアバディーン宮殿は変更し昼食へご案内となりました。公園の中の「LAKE SIDE」にて、もうお馴染みのエジプトパンとペースト4種、メインはコシャリでエジプトの家庭料理。チキンのケバブも。デザートはプリン。モハメッドアリモスクが見えていました。食後、カルトゥーシュのお店をご案内し、お泊まりのメナハウスへチェックイン。今年3月からマリオットホテルにホテル名が変わりました。 ご夕食はホテルにてビュッフェのメニュー。もうそろそろビュッフェは飽きてくる頃でしょうか？以前は野菜も果物も控えて下さい、食べないで下さい、とご案内しておりましたがその頃に比べるとバリエーションも増えました。

再びカイロへ

メナハウスレストランからの眺望

9日目

3月13日/晴れ/15〜29℃

ピラミッドエリア貸し切りでのご見学、早朝5時50分ホテル出発、ホテルの直ぐ裏手はピラミッド、先ずは朝日鑑賞。お天気も良かったので綺麗にピラミッドと朝日をご覧頂けました。日の出は6時9分。その後スフィンクス、クフ王のピラミッドの内部へ。ピラミッドは第1クフ王、第2カフラー王、第3メンカフラー王。売り子もいない静かなピラミッドでした。午後は郊外サッカラとダハシュール観光へ、ウナス王のピラミッド、イムホテップ博物館、屈指のピラミッド、赤のピラミッドをご案内、ランチは大変遅くなり申し訳ございませんでした「EL EZBA」にて野菜スープ、コフタのBBQ、甘いエジプト菓子。 夕食は最後の晩餐！全員で。マッシュルームスープ、チキンのグリル、ピラミッドの炒めご飯、 量が多かったですね、しかし、りょうが多いのはエジプト式もてなしです。 明日は日本へ出発、ごゆっくりのホテル出発です

ピラミッドの夜明け

快晴のスフィンクス

10日目

3月14日/晴れ/17〜30℃

エジプト最後の日となりました。今日はホテルも満喫して頂きたくゆっくりのご出発。しかし早いお昼ご飯ですみません。ホテル出発し五分で到着。ムーベンピックホテルにてシーフードのメニュー。魚のスープ、白身の魚、イカ、海老のグリル、アイスクリームとフルーツのデザート。 午後は最後になってしまったアバディーン宮殿とモハメッドアリモスクへ。モハメッドアリモスクではアイマンさんから礼拝の仕方、イスラム教の教義など教えていただきました。カイロ空港へ行く途中に時間調整でスーパーカルフールに立ち寄りお土産を買われた方も。 カイロ空港およそ18時に到着しチェックイン。トルコ航空695便21時50分カイロ空港離陸、イスタンブールまで2時間の飛行時間。

アバディーン宮殿

モハメッドアリモスクの絨毯

11日目

3月15日/0/14℃

深夜0時50分イスタンブール空港到着、成田行きの出発までおよそ1時間半、バスで移動して荷物検査、すでに搭乗開始されていました、トルコ航空52便へと乗り込み、イスタンブール離陸2時30分、成田まで11時間20分の飛行時間。何と慌ただしい乗り継ぎだったのでしょうか、乗り継ぎは時間が長過ぎると辛いですが、短いのも心配です。深夜の機内食は如何でしたでしょうか？ 毎日色々ありました、一番はピラミッド観光時のアシスタントさんが強盗に遭った事でしょうか？寝ぼけていた頭にかなりの衝撃でした！予約人数が少なくてキャンセルされた国内線！ アクシデントが多々あったにも関わらずご理解頂いた皆様にひたすら感謝です。 有り難う御座いました。またご参加頂ける日をお待ちしております。

成田空港