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2018年1月17日出発 <フィンランド航空ビジネスクラス(成田←→ヘルシンキ間)利用>世界遺産ローマとバチカン市国6日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年1月17日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/市倉友里恵(いちくらゆりえ)
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LE177 「世界遺産ローマとバチカン市国6日間」にご一緒してきました。このツアーは阪急交通社創業70周年記念に企画されたプランです。国際線はビジネスクラスを利用し、ローマではバチカン市国の広場まで徒歩5分の好立地。既にローマにお超しになったことがある方や、イタリアを訪れるのは初めてという方々、11名様がご参加され、ローマとバチカンが誇る美術品の数々をたっぷりご堪能頂きました。ミニバンで市内を回っていきますので、通常のツアーならバスから降りて15分歩かないと辿り着かない場所でも楽々入っていくことができ、ゆっくり観光地をご案内できます。短いツアーでしたが無事に帰国することができ、皆様のご協力に感謝致します。
1日目
1月17日/晴れ/10 ℃
ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラスをご利用頂き、羽田空港からドイツのフランクフルト空港まで約11時間45分、そこからローマのフィウミチーノ空港まで約2時間の空の旅。ルフトハンザのビジネスクラスは大柄なドイツ人男性でも足を伸ばせるよう、シートの長さは約2m。皆様もすっきり足を伸ばしてお休み頂けます。乗り継ぎの時間の間には皆様に、今回のご旅行の目的を伺ってみました。やはりヴァチカンを楽しみにお越しの方が多いご様子でしたが、自由時間が多いこともこのツアーの魅力だったとのこと。 まずはご旅行一日目、ご移動日。ローマのフィウミチーノ空港到着が23時20分と少々遅いお時間となりますので、翌日はゆっくり朝9時のご出発です。

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フランクフルト空港での乗り継ぎ
 
2日目
1月18日/晴れ/7 〜 15℃
朝、ヴァチカン公認日本人ガイドの市川さんと共にホテルを出発し、ローマ市内観光が始まりました。バスではなくミニバンに乗車し、歴史あるローマの小道を走り抜けていきます。最初にご案内したパンテオンは、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパが神殿として建造し、火事で消失したあとに皇帝ハドリアヌスが再建した建物です。そのパンテオン神殿のすぐ左後ろにあるサンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会では、職人さんが絵画を修復している途中という珍しいものも見られました。超有名観光地、トレビの泉やコロッセオの他、ちょっとマイナーな観光地、マルタ騎士団の鍵穴にも行きました。アヴェンティーノの丘の上にある、マルタ騎士団の屋敷の門の鍵穴を覗き込むと、バチカンのクーポラがすっぽり納まって見えます。最後は『真実の口』に手を入れての記念撮影!午後はフリータイムをお楽しみ頂きました。
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教会内絵画の修復中の様子
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サンタンジェロ城
3日目
1月19日/くもり/5 〜 13℃
この日はホテルから歩いてサン・ピエトロ大聖堂に向かいます。4列のドーリア式円柱による列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場の中央にはオベリスクが立つこのサン・ピエトロ広場はベルニーニの設計ですが、丘の上に建てられている為、実は地面は波打っています。言われてみなければ気付かない建築ですね。お昼の後は美術館へ。通常のツアーでは訪れることのない「ブラマンテの螺旋階段」と「ニコリーナ礼拝堂」に入れるのが嬉しいですね。普段はロープで立ち入りが制限されているため、鍵を持った係員と一緒でなければ出入りができません。私たちが入る時、便乗して一緒に入ろうとしている他の観光客は係員に止められてしまっていました。しかしニコリーナ礼拝堂では最初に案内してくれた係員さんが持っていた大量の鍵の中に『秘密の鍵』が見つからず、螺旋階段の係員さんが駆けつけることに。あの係員さんの『秘密の鍵』はあの後見つかったのでしょうか?
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ブラマンテの螺旋階段
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ミケランジェロのピエタ
4日目
1月20日/晴れ/5 〜 15℃
"再びミニバンに乗っての市内観光です。ホテルから川沿いを走り、ポポロ広場に隣接しているポポロ教会へ。ここにはカラバッジョの『聖パウロの回心』と『聖ペテロの磔刑』がご覧頂けます。また、ラファエロが設計したキージ礼拝堂も。アグスティーノ教会では『サン・ロレートの聖母』をご覧頂きました。こちらは残念ながら現在はレプリカの展示です。歩いてすぐ後のルイズ・フランチェーゼ教会では『聖マタイの召命』『聖マタイと天使』『聖マタイの殉教』の3部作が置かれています。 最後はボルゲーゼ美術館。今は期間限定のベルニーニ展が催されているため、通常は他国の美術館に置かれているベルニーニの作品が集められています。一枚岩の大理石とは思えない大胆且つ滑らかな造形に、思わず見とれてしまいます。 美術館の後は半日のフリータイムをお楽しみ頂き、夜はHarry’s Barでツアー最後の晩餐です。

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美術館の天井画
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ご夕食はHarry’s Barにて
5日目
1月21日/晴れ/5 〜 15℃
"ヨーロッパは日曜日の朝が一番静かです。渋滞の心配もないので、13:20出発の帰国便に合わせてホテルはゆっくり10時30分のご出発。少しお散歩のお時間があります。…ということで、ご希望の方とヴァチカン大聖堂での御ミサに参列してきました。朝9時から、通常は柵で仕切られている奥の祭壇前で行われます。観光客は柵の前までしか入れないので、「ミサにあずかりにきました」と係員に伝えれば中に入れてもらえます。1時間ほどかかる儀式ですが、今回はヴァチカンまで歩いてすぐのホテルにご宿泊でしたので、最後まで参加して頂くことができました。 お帰りはローマのフィウミチーノ空港をLF233便で出発し、ドイツのフランクフルト空港へ。LH716便に乗り継いで、羽田空港までビジネスクラスにお乗り頂いて最後のフライトです。

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ヴァチカンでの御ミサ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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