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2018年8月17日出発<MIATモンゴル航空国際線往復直行便利用>風の大地 星の空 感動のモンゴル6日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年8月17日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/久連松 圭子(くれまつ けいこ)
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相変わらずの猛暑日が続く日本を抜け出して、緯度も北海道くらい、又、高原に位置する為とても過ごしやすいモンゴルへと行ってまいりました。 モンゴルは冬はマイナス30度まで下がる為、旅のシーズンは夏の3ヶ月強ほどしかありません。 今は春夏が一緒に来た様な季節で、今年は雨も潤沢に降ったせいか、あちこちで菜の花や、柳ランなどのお花が美しくご覧頂けましたが、特にエーデルワイスがわんさか咲いているのには皆さんと驚き、喜びました。 今回は違うタイプのツーリストキャンプ=ゲルに2泊したのもいい経験となりました。 特にHSハーンホテルは、最初にドアを開けると4畳ほどの三和土があるのですが、これを最初はお部屋だと勘違いなさった方もいらっしゃって、「お部屋への扉を開ける前は何と狭いホテルなのかしらと思った〜」と愉快なお言葉もあって楽しい思い出になりました。 皆さま、この度はご参加誠にありがとうございました。

 

1日目
8月17日/晴れ/12℃
お盆を過ぎたものの、成田空港はたくさんの人でごった返していました。 私達が乗り込んだモンゴル航空も満席で離陸しました。 モンゴルと言って皆様がイメージするのは、 ●草原とゲル ●チンギスハーン ●カシミア ●バター茶 ●朝青龍 といったところでしょうか? 今回訪れることで、新たにチベット仏教、花盛りの夏、社会主義国家だった過去、などが加わるのではないでしょうか? モンゴル航空の機内からは、眼下に小さな村や山脈、そして川がチラチラ見え、ゲルらしきものが確認できるようになってから、チンギスハーン空港へと着陸しました。 今日から首都のウランバートルに嬉しい2連泊です。ウランバートルで既に標高1000mを越す高原地帯が国土のほとんどを占めるのがモンゴルです。 ホテルに入って、お腹が空いていませんか?と近くのコンビニへとご希望の方をご案内しましたが、皆さまお疲れなのか、ご一緒する方は僅かでした。
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モンゴル航空が、ロシア上空に差し掛かりました。モンゴル航空のロゴはタヒ=馬です。
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ウランバートル空港のインフォメーションの方は少々お疲れ気味でしょうか?こののんびりした感じ、とてもいいです‼︎
2日目
8月18日/晴れ/12〜24℃
昼夜の寒暖の差が激しいことで知られるモンゴルですが、今朝も半袖では寒い位の気温で観光がスタートしました。 午前中、チベット仏教のガンダン寺を見学に行って、修行僧達がお経をあげている部屋を見学に行きました。 部屋に入る際にマナーがあって、 帽子を脱ぐ、右足で敷居を跨ぐ、出るときは後ろ向きのまま出てくる、ということでしたから、それを守りながらの見学です。修行僧が揃ってお経をあげる中、まだまだ12.3歳のとおぼしき子供もいましたが、次々に入れ替わり立ち替わり堂内に入ってくる人に気もそぞろといった様子でした。 午後から、アリアバル寺院に行く道すがら、たくさんのお花が咲いている敷地内を散策したところ、今時はスイスでも中々見れないエーデルワイスがそこら中に咲いているのを見かけて、「地味なお花なんですね〜」と言いながら、皆さましゃがみ込んで写真に収めていらっしゃいました。
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緑の高原ど真ん中に突如としてあらわれたド派手で巨大なチンギスハーン像。馬のたてがみの所まで登ることができます。
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アリアバル寺院に向かう時に、吊り橋を渡りました。吊り橋の耐重量は4人ですから、皆さん間を保ちながら渡ります
3日目
8月19日/晴れ時々雨/12〜21℃
日曜日なので道は空いています。スイスイとウランバートルの郊外へと出てきました。大草原が広がり、時折家畜の群れが道路を横断するのでバスは止まらざるえません。 お客様が「すごーい‼︎」とおっしゃりながら楽しんでいらっしゃいます。 今日はノマドショーを見る日です。 待っていると、ヤク、馬、ラクダに乗った方々が迎えにきてくれて、遊牧民のゲルまで連れて行ってくれます。 皆さん、短い間ですがヤクに交代で乗って、大草原を闊歩しました。 テントの中では、固めて保存食用に加工された棒ヨーグルトや、揚げパン、バター茶を頂き、お客様は「これは美味しいわ!」「バター茶は薄い!」「これは、私はダメだわ〜」などとおっしゃりながら遊牧民の生活を垣間見ました。 今晩の宿泊はゲルです。 夜は冷えますので、薪のストーブを点けにきてくれました。すぐ暖まるのがいいのですが、薪が燃え尽きるのも早く、遊牧民になるのは中々大変そうです
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遊牧民の方々の引っ越しの様子や、羊を柵に囲い込む様子をご覧頂きました。お昼を食べている間に雨がザーザー降りました。観光中でなくてよかった。
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遠目でタヒ=馬の原種で体躯は小さめで薄い茶色の身体を持つ の存在に気づいたので、片道20分位歩いて近づいてみました。皆様にタヒをご確認頂けて良かったです。
4日目
8月20日/曇りのち晴れ/10〜20℃
旅の安全と、去る土地に再び牧草が実るようにと、お椀に入れた家畜の乳を女性の方々がお匙で地面に撒きます。私達のバスを見送る女の子が撒いてくれました。 カラコルムはモンゴルの英雄チンギスハーンが作った首都です。 宮殿などの壮麗な建物はチンギスハーンの時代には作られず、64本もの柱を持つ豪華なゲルを組み立て、周辺を移動していたと聞いて、流石遊牧民‼︎と納得しました。 お腹が落ち着いたところで、午後からは長駆の移動です。途中、お手洗い休憩を青空トイレで行いました。 女性の方々も茂みの方へと消えて行かれます。私が待っている間にふと見ると、ヤギの頭蓋骨が転がっていました。 今日はHSハーンリゾートに泊まります。 この度のツアーの中では最も豪華なゲルホテルでお部屋の広さは100平米以上、お風呂に浸かりながら草原の景色が見え、夕食はフランス料理の6コースでした。
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私達が泊まったのは、ゲル内にシャワーとトイレがありました。虫が入ってこないよう、扉の開け閉めは素早く行います。
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カラコルムにあるチベット仏教の遺跡には古代モンゴル文字が刻まれた石碑が展示してありました。
5日目
8月21日/曇りのち晴れ/10〜21℃
HSハーンホテルに泊まるというのは、この度のツアーの謳い文句でもあります。 とても素敵なゲルホテルで、朝、カーテンを開けるとウサギが窓のすぐ外に遊びに来ていたお部屋も!! 午前中、10時30分までフリータイムでしたので、 小原庄助さんばりにお風呂に入ったり、ご希望の方は馬に乗って1時間の散策に出かけたり、思い思いにお過ごし頂きました。 乗馬をした方にご一緒すると、広々とした緑の大地に17頭の馬と、赤ちゃん馬1頭が映えてとても美しく、背筋のピンと伸びた皆様の乗馬姿はとても格好良かったです。 ウランバートルに戻ってノミンデパートへとお買い物に行きました。 ガイドさんが制限時間、集合場所などを説明している間ももどかしく、身体が前のめり気味の方もいらっしゃって、私が目配せすると、最後まで説明を聞かずにダッシュして行かれました。 人気のお土産はフェルト製品と岩塩だった様です。
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朝食は和定食か洋定食か選べました。私は和定食にしてみました。皆様はどちらにしましたか?
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素敵なゲルホテルに泊まった翌朝、乗馬に行かれた方も。
6日目
8月22日/曇り/10〜34℃
ウランバートル最後の夜は、馬頭琴の演奏をはじめとする、民族舞踊や歌を楽しんで頂きました。 特に、モンゴルの楽器を使っての演奏はさながらオーケストラを聴いているような迫力でした。 モンゴル最後の晩餐は羊肉、馬肉、牛肉のしゃぶしゃぶを頂きましたが、タレが2種類、日本のポン酢とゴマだれとそっくりで、皆様のお箸も進んでいるように見えました。 さて、今朝は皆様に大変な早起きをお願いして、涼しげな高原地帯モンゴルより灼熱の日本へと帰国です。 ブルガンさんに握手をしながらお別れです。完璧な日本語でいろんなお話をして下さる素敵なガイドさんでした。8月末には、モンゴルのお客様を連れて日本にいらっしゃるそうですよ。 成田へはほぼ予定通りに到着です。 皆さま、楽しい思い出を胸に、暑い夏を乗り切ってくださいませ。 また、お会いできることを楽しみにしております。ご協力ありがとうございました。
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この度、ゲルホテルには2泊しました。HSハーンの豪華ゲルホテルは、湯船に浸かりながら、大きな窓の外に広がる大草原が眺められます。
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この度は春と夏が一緒に来たような、お花の美しい季節にモンゴルに来ることが出来ました。モンゴルでは、あと2週間もすれば初雪が降ります。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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