2018年7月24日出発<ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月24日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/市倉 友里恵(いちくら ゆりえ)
- ヨーロッパの文明の始まりの地、ギリシャ。歴史に詳しくない人でもギリシャ神話の神々の名前はヨーロッパを旅すればあちこちで耳にしますし、コバルトブルーに輝く海の青さや、白亜の神殿、青と白の鮮やかな風景写真など、ギリシャと聞いたら思い浮かぶイメージはたくさんお持ちだったと思います。そんな魅力満載のギリシャのご旅行に添乗員としてお供させて頂く事ができ大変嬉しく思っております。皆様にとって素敵な思い出が残るツアーとなりましたら幸いです。また、添乗が続いており旅日記が遅くなりまして申し訳ございません。日本は寒くなっていきますが、夏のギリシャを懐かしく思い返して頂く機会になれば嬉しく思います。
- 1日目
- 7月24日
- ご参加者16名様、成田空港にご集合頂き、トルコ航空ご利用にて、いざギリシャへ!夜の便なので順調に飛行機が出発しても機内食が出てくるのは23時頃。ちょっとお腹が空いちゃいますね、ということで飛行機に乗る前に軽くお腹に入れてこられましたでしょうか。乗り継ぎのイスタンブール空港では朝の5時とは思えない賑やかさでした。お店も24時間営業。トルコへすでにご旅行に来られたことのある方は、なんとなく懐かしさを感じてくださったご様子。トルコのお茶「チャイ」を飲みながら、約2時間ほど乗り継ぎをお待ち頂きました。テッサロニキまでは約1時間強のフライト。朝に到着するのが辛いところですが、ギリシャに入ってしまえば一筆書きに効率よく見ていけるツアーの始まりです。
- ターキッシュエアラインにてイスタンブール到着
- 2日目
- 7月25日/晴れ/23〜34℃
- テッサロニキはアテネに次ぐギリシャ第二の都市です。かつてベネチア時代に建てられたホワイトタワーとマケドニア王国の英雄アレキサンダー大王の像をご覧頂き、神々の住まうオリンポス山を右手に見ながらメテオラに向けて南下していきました。オリンポスの山の頂きには分厚い雲がかかり、山のまわりが青空なだけに、「神様が住んでいる」と言われれば納得してしまうような雰囲気です。メテオラでは最初にメガオメテオロン修道院をご覧頂きました。100段の階段を下り、200段の階段を上ってたどりつくと入口です。この階段ができたので今では観光地化されていますが、階段が無かった時代はどうやってこの修道院に...?と思いながら空を見上げると、人ひとり分のケーブルカーが!昔はああやって人と資材を運んでいたのですねぇ。ギリシャ正教とイスラム教の類似点などもご覧いただきながら、ステファノ修道院にもお入り頂きました。
- この階段をのぼります!
- メテオラのパノラマ写真スポットより
- 3日目
- 7月26日/晴れ/22〜36℃
- ホテルを出発後、まずはデルフィへ。途中、テルモピレーの古戦場跡に立ち寄りました。かつて300人の兵を率いてペルシアの大軍と戦ったスパルタの記念碑が建てられています。デルフィは、コリンティアコス湾を望むパルナソス山の中腹に建てられた街で、かつてはアポロン神の神託があるとして人々の信仰を集めた場所でした。ガイドのジョージアさんの案内で、デルフィの博物館、遺跡をご覧いただきました。一番上のスタジアムまで上がられた方は汗をびっしょりかいてお戻りになりましたね。それにしても、とてもラッキーなことに、私たちがバスに乗った途端に大雨が降ってきました。バケツをひっくり返したような土砂降りを回避できて良かったです。アテネでは街の中心部、シンタグマ広場すぐのアマリアホテルにご宿泊です。すぐ向かいにある国会議事堂前で毎時行われている衛兵交替もご覧頂けます。
- スパルタとペルシアの古戦場跡に立ち寄りました
- デルフィ遺跡の劇場から
- 4日目
- 7月27日/晴れ/22〜37 ℃
- いよいよエーゲ海クルーズの始まりです!扇風機みたいな風車のマークがついた、セレスティアルオリンピア号に乗船します。 最初なので、昼食は船内4階のアラカルト料理のレストランに皆様ご一緒で。船内ドリンクパッケージサービスもあり、ジュースやビール、ワインを好きなだけご注文頂けます。食事の後は、船内でギリシャ語講座やダンス教室などのアクティビティをお楽しみ頂いたり、ジムで運動不足を解消したり、お部屋でゆっくりお過ごし頂いたり。のんびりしている間に観光地に到着するというのが、クルーズ船の良いところですよね。夕方、ミコノス島へご到着。シャトルバスでミコノスタウンに行きますが、ヌーディストビーチで有名ということもあり、バスからの素敵な眺めを期待してしまった往路でした。ミコノスタウンではオールドポートの青いドーム屋根の聖ニコラス教会やリトルベニス、カトミリの風車などをご覧頂きました。
- エーゲ海クルーズのはじまり〜
- ミコノスタウンのリトルベニス
- 5日目
- 7月28日/晴れ/21〜36℃
- 眠っている間に国を越えて、トルコのクシャダスに入港。ガイドのセルチュクさんは熊本で日本女性と恋に落ちた、お父さんになりたての方でした。2015年に世界遺産になったエフェソス遺跡には、神話の神々が描かれた円柱やセルシウス図書館や大劇場など、ギリシア〜ヘレニズム〜ローマ時代の遺跡をたっぷり歩いてご見学。皮製品のお店にも立ち寄りました。夕方はパトモス島へ。新約聖書の末巻『ヨハネの黙示録』の著者ヨハネが、イエス・キリストから啓示を受けたとされる島で、パルナソス山の中腹にそのヨハネが啓示を受けたとされる洞窟が残っています。頂上の町、ホラには、世界遺産登録されている聖ヨハネ修道院があります。船内オプショナルで行かれた方は両方をご覧になりました。芸術肌なちょっと不思議なガイドさんでした。博物館の中にはクレタ島で生まれスペインに渡ったエルグレコが描いたイコンも見られました。
- トルコのエフェス遺跡
- パトモス島はテンダーボートを使って上陸しました
- 6日目
- 7月29日/晴れ/23〜38℃
- 再び早朝、ギリシャ最大の島クレタ島に入港し、クノッソス宮殿へ。クレタ島の面積は四国の半分ほどですが、ヨーロッパ最古の文明を誇ったミノア文明がここにはありました。遺跡のほとんどは残っていませんが、ギリシャ神話がここから生まれたということもあって、世界中の人々の浪漫がこの島には詰まっています。午後はついにサントリーニ島に到着です!サントリーニ島にはイアとフィラの2つの特に大きな集落があり、他の小さな集落を合わせて人口6300人ほどの島です。クルーズ船の来ない冬になると、その人口は半減します。夕食はイアの夕陽が見えるレストラン、カステロにて。食事を食べながら夕陽が沈むのを楽しみにしていました。が、水平線上に雲が現れ、夕陽は雲の中へと...!それでも、雲の輪郭を彩る光は美しかったですね。ホテルはフィラの中心まで徒歩10分のエル・グレコにご宿泊でした。
- クレタ島のシンボルは雄牛!(博物館展示のフレスコ)
- カステロの先の塔からの見晴らしも最高です
- 7日目
- 7月30日/晴れ/24〜38℃
- 朝、昨夜は観光客で大混雑だったイアの町を再び訪れます。観光客がいないと、テレビや旅行パンフレットで何度も目にした感動の風景がご覧頂けます。青のドームと白壁の家々の美しい風景を写真に納め、フリータイム。景観の美しさで知られるフィロステファニーの教会でも写真を撮り、メガロホリ村のワイナリーへ。約200年続く老舗です。この島は雨が少ないので、ブドウ畑は灌漑設備のないなかで霧などの自然現象頼りに栽培が行われています。赤・白・デザートワインの3種類を美味しくテイスティングして、いったんホテルに荷物を置きに戻ってからフィラの町へ。午後のフリータイムでは博物館やアクロティリ遺跡、オールドポート、街中でのお買い物など各々お過ごしいただきました。ご昼食、ご夕食は自由食なので、ご希望の方をご案内してきましたが、やっぱりボリュームたっぷり!
- どこから撮っても素敵な風景
- やはりここからの眺めは見逃せません!
- 8日目
- 7月31日/晴れ/22〜37℃
- 午前中はフリータイムです。ホテルでゆっくりされた方や町まで足を延ばされた方と、皆様それぞれお過ごしいただきました。 「とっても並びます。島も空港もキャパシティーを越える大勢の人が来ています」と事前にお伝えしてはみたものの、想像以上のサントリーニ空港の混雑ぶりに、アテネに着いた時には皆様ぐったり。でも、それだけサントリーニが今人気の観光地・リゾート地だという事ですものね。暑い中お待ち頂きありがとうございました。アテネ空港からは、船に乗る時にもお迎えにきてくれた現地スタッフのゆりこさんとまずは宿泊ホテルのヒルトンへ。1時間ほどの休憩時間でしたが、久しぶりのバスタブ付きのお部屋、皆様さっそくお風呂を楽しんでくださったようです。夕食はアクロポリスの丘のライトアップが目の前に見えるディオニソスのレストランにて。
- プロペラ機に乗ってアテネへ戻ります
- ご夕食はアクロポリスの丘の麓から
- 9日目
- 8月1日/晴れ/24〜38℃
- 午前中、ご希望の方とリカヴィトスの丘へ。アテネで最も高い場所にある展望台からは、3千年以上の歴史を誇るアテネの街を360度見渡せます。普段は写真をあまり撮らないという方も、思わず記念撮影しちゃう風景です。11時にホテルをチェックアウトし、皆様ご一緒にまずは考古学博物館へ。クレタ島のミノア文明に始まり、暗黒時代のアルカイックスマイルの作品、その後のクラッシック時代を経て、ヘレニズム時代そしてローマ時代と廻りました。昼食に軽く(?)ミートボールを食べて、アクロポリスの丘へ!古代ギリシャのポリスのシンボルとなった小高い丘です。神殿は学生の時の教科書で何度も見ました。そして近代オリンピックが初めて開かれた競技場にも入ってみました。私たち日本でのオリンピックももうすぐです!その時にまたこの競技場を歩いたこと、思い出して頂ければ嬉しいです。
- 競技場に入ってみました
- 博物館の中にはサントリーニ島の出土品も
- 10日目
- 8月2日
- 旅の終わりにアテネの旧市街の趣が残るプラカ地区にてご夕食とフリータイムをお過ごし頂き、アテネ空港へと。22:25発TK1844便でイスタンブールへ。しかしこの飛行機もなかなか飛ばない...一時間経って、ようやく出発。おかげでイスタンブールの空港では、乗り継ぎの次の搭乗口に着いたら搭乗開始の時間でした。1:40よりは少し遅れて出発し、ついに成田へ向けてご帰国となりました。皆様、ギリシャをお楽しみいただけましたでしょうか?またどこかで出会えることを願っております!
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