2018年8月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／藤井 博志（ふじい ひろし）

クリスタルハート「ゆったり旅するくつろぎの北欧4ヶ国周遊10日間」＜8月22日出発・LE112＞に13名のお客様がご参加くださいました。 8月の北欧とはいえ、20日を過ぎると西欧人の夏休みバカンスのピークも過ぎ、各観光地の混雑も混乱なくスムーズに行程を進めることができました。 天候は小雨模様の時もありましたが、概ね良好で気温も日中では観光に適した20℃前後で、道中はとても過ごしやすく快適に過ごすことが出来たと思います。 氷河で削られた自然の造形美・フィヨルドが北欧の代名詞でもありますが、北欧と一言で申しても言語や通貨それぞれに違いがあり、それに加えてEU非加盟国（ノルウェー）でありながらシェンゲン協定には加盟しているなど、その国々の複雑な国際社会への立場や古〔いにしえ〕の歴史を感じとる旅でもありました。 ご参加いただきました13名の皆様、当ツアーへのご協力誠にありがとうございました。

1日目

8月22日/晴れ/21℃

成田空港集合は9時10分でこの度のツアーが始まりました。 スカンジナビア航空（ＳＫ）９８４便にて約11時間のフライトでコペンハーゲン（デンマーク）へ到着です。 本日は乗り継ぎもなく、そしてコペンハーゲン空港から徒歩圏内のホテル「クラリオンコペンハーゲンエアポート」での宿泊というこれ以上ないお体に優しい移動でした。 明日の観光に向けてお部屋でゆっくりお寛ぎいただきました・・・ですが、翌日にお聞きしたところコペンハーゲンの街にメトロ（地下鉄）でお出かけになり、夜遅くにホテルへ戻られたお客様もいらしたようで、初日からアクティブに旅を楽しみ満喫されるお客様の姿に感心いたしました。 コペンハーゲンは2連泊というのも嬉しいですね。 さぁ明日から北欧ツアーの観光がスタートします！

成田空港　出発搭乗開始

コペンハーゲン旧市街

2日目

8月23日/晴れ/13～26℃

本日から北欧の観光がスタートいたします。本日はコペンハーゲン市内観光（アマリエンボー宮殿・人魚姫の像・ニューハウン地区・ストロイエ通り）のあと、昼食後はコペンハーゲン市内自由行動となり、夕食も自由食でありました。 午前中のコペンハーゲン市内観光のガイドさんはMSダイトウさんです。昼食はロイヤルコペンハーゲン（王室御用達、陶器店）にある「ROYAL SMUSHKAFE」にて名物のスムシの軽食をお召し上がりいただきました。 午後からの自由行動では、ニューハウン地区から約1時間の運河クルーズに皆さま全員がご乗船になりました。 8月とは言え吹きさらしのクルーズは少し寒かったようです。 その後は街散策など各自お楽しみいただき、メトロ（地下鉄）やタクシーを利用して各自にてホテルへ戻られました。遅いお客様では夜9時ころまで観光や夕食を満喫していたようです。　

コペンハーゲン・ニューハウン地区

コペンハーゲン・人魚姫の像

3日目

8月24日/小雨/10～16℃

本日行程3日目の朝はどんよりとしたお天気で始まりました。本日の行程はコペンハーゲン（シェラン島）の北にあるクロンボー城・フェレディクスボー城の北シェラン観光のあと再びコペンハーゲンに戻り、昼食後に港へ移動しDFDSシーウェイズにてコペンハーゲンをあとにして航路、ノルウェーの首都オスロに向かうスケジュールです。 本日の北シェラン島観光ガイドはMRイシザキさんです。 観光中はほんの少しだけ小雨模様でしたが大振りの雨にあたらず幸いでした。ただ昨日と違って気温が急激に下がり8月と言えども北欧の天候や気温の難しさを感じました。昼食（VITAにてミートボール）のあとにバスへ戻る際もザァーザァーと雨が降ってきましたが、バスに乗車して15分後に港へ着いた時には一転して晴れていましたね！(笑) 本日はDFDSシーウェイズにて船中泊で明日はいよいよノルウェーの首都・オスロに上陸です。

北シェラン島・フレディクスボー城

フレディクスボー城内

4日目

8月25日/くもり/4～15℃

昨日の夕食はDFDSシーウェイズの船内にて魚介類の豊富なビュッフェスタイルの食事でしたが、私たちのグループは比較的早い時間に食事ができたので、混雑は避けられましたが私たちが食事を終えた後から東南アジアのグループでレストランが大混雑しており、早い予約時間で良かったなぁとつくづく添乗員目線で思っておりました。 早朝6時頃よりオスロ湾に入り、定刻通り（9時45分）にオスロ港へ入港いたしました。 オスロ港では身長190センチ以上もあるガイド・MRランデさんがお待ちしておりました。 MRランデさんのもとオスロ観光（フログネル公園・国立美術館）をしてオスロ市内にある「TUKTHUSET」にて名物ノルウェーサーモンをご賞味いただきました。 昼食後は大型バスにて約360キロの大移動でハダンゲルフィヨルド地区へ向かい「ウレンスバングホテル」へは20時に到着いたしました。午後からの大移動、大変お疲れ様でした。

オスロ・フログネル公園

フログネル公園の花畑

5日目

8月26日/晴れ・くもり/8～21℃

行程5日目の本日は今ツアーのハイライトのひとつでもありますフィヨルド観光です。まず大型バスにてベルゲン鉄道がある街、ヴォスへ向かいヴォスからミュールダールまで約1時間ベルゲン鉄道にご乗車です。車窓からはハダンゲルヴィッタの台地が広がります。 ミュールダールに到着後、すぐに乗り換えで今度はホーム向かいに停車してあるフロム山岳鉄道にご乗車です。フロム山岳鉄道はミュールダール駅から約1時間かけて海抜866メートルから海抜0メートルまで一気に下って行きます。途中、妖精が宿るといわれるショースの滝を約5分停車観光いたしました。（＊妖精がちゃんといて良かった。笑） フロムに到着後は「FURUKROA」にてタラ（魚）のフライをお召し上がりいただき、昼食後はいよいよソグネフィヨルドクルーズをたっぷり2時間乗船で絶景をお楽しみいただきました。 北欧の自然の造形美を終日かけて満喫した一日でした。

フィヨルドクルーズからの景色①

フィヨルドクルーズからの景色②

6日目

8月27日/くもり/9～20℃

行程6日目の本日はノルウェー第2の街ベルゲンへ向かい、ベルゲン観光（ブリッゲン地区・魚市場）と昼食のあと、ベルゲンよりオスロ経由にてスウェーデンの首都ストックホルムに空路向かうという行程です。 ホテルを出発してバスにて約2時間30分ベルゲンへ到着。 ベルゲンは北海とノルウェー海の狭間に位置しており、ヨーロッパ屈指の漁場で日本でもよく見かける魚介類がたくさん並んでおりました。ドイツの商人たちが建てたユネスコの世界遺産にも登録されている、木造建築群ブリッゲン地区にてフリータイムを取り魚市場などでおみやげを購入したり、ケーブルカーで展望台に上がり高台から旧港を眺めたりと各々の自由時間を満喫しておりました。やっぱり自由行動（フリータイム）は一番楽しいですよね！ ランチは「BRYGGELOFTET」にてローストポークをお召し上がりいただきその後、空港へ向かい空路ストックホルムへ向かいました。

ベルゲン・ブリッケン地区

ベルゲン・旧市街

7日目

8月28日/晴れ/10～18℃

昨夜のフライトでは20分ほど遅れてストックホルムに到着しましたが、大きな遅延ではなく幸いでした。 本日7日目はストックホルム観光です。ストックホルム観光のガイドはMSキタガワさんです。 ホテルをゆっくり10時に出発して午前中は旧市街を中心としたガムラスタン・王宮などを散策し、市庁舎の内観を見学した後に中華料理（レストランHONGKONG）をお召し上がりいただきました。 昼食後はドロットニングホルム宮殿を入場観光いたしました。本日は晴れておりましたので宮殿内にあるイギリス庭園がとても素晴らしい景観でありました。 ストックホルムの観光を終えて16時頃に一度ホテルへ戻り、少々ドレスアップして夕食は「GRAND HOTEL」にてノーベルディナー（メインはウズラ肉のロール）をご堪能いただきました。とても優雅なひと時でありました。 明日は早いもので最後の観光地フィンランド・ヘルシンキへ向かいます。

ストックホルム・ガムラスタン旧市街

ストックホルム・ノーベルミュージアム

8日目

8月29日/晴れ/8～17℃

行程8日目の朝はフライトの関係で早朝の出発となります。昨夜の優雅なノーベルディナーの余韻が残る中、朝6時にホテルを出発して空港へ向かいました。 ヘルシンキまでのフライトは1時間30分です。 フィンランドは今回訪れた3カ国とは時差が1時間ほどあります。またヨーロッパで一般的に使用しているユーロがフィンランドの通貨となっており、ほかの北欧3カ国とは少し違った側面があります。 そのフィンランドの首都ヘルシンキ空港にはガイドのMSナカウチさんが待っておりました。 大型バスにてヘルシンキ市内に入りヘルシンキ市内観光（ウスペンスキー寺院・シベリウス公園・大聖堂）をして大聖堂向かいにある「SUNN」レストランにてサーモンソテーをご賞味いただき、食後は最後の観光地テンペリアウキオ教会を見学してホテルへ向かいました。 そして夕食までの自由時間に再び街まで繰り出して皆さま最後の時間を満喫いたしました。

ヘルシンキ・シベリウス公園

ヘルシンキ・ウスペンスキー寺院

9日目

8月30日/くもり/21℃

昨夜の夕食は宿泊ホテル「ヒルトン・ストランド」にてビーフステーキをお召し上がりいただき、ツアーの最後の夕食は大いに盛り上がりました。 そして本日は早いもので帰国日を迎えました。 ヘルシンキ空港からスカンジナビア航空にて空路コペンハーゲンに向かい、その後コペンハーゲン空港にて出国審査を通り、同スカンジナビア航空にて帰国の途、成田空港へ10時間30分のフライトで到着いたします。 スカンジナビア航空の成田線の機材は往復ともエアバス３４０（A３４０）機を使用しており、座席ピッチの前後幅がゆったりしているシート配列をスカンジナビア航空は採用しているので、長時間フライトでのエコノミークラスでも疲労度がかなり軽減され快適なフライトが期待できるのが魅力の航空会社です。今回のツアータイトルにある”ゆったり”に合う機材（航空会社）にて成田空港到着となります。

コペンハーゲン空港内にある人魚姫の像

散髪する北欧人　(笑)

10日目

8月31日/晴れ/33℃

成田空港へはほぼ定刻の9時30分に到着いたしました。 北欧の涼しい気候から一転して関東地方（日本）は暑い！笑 飛行機を降りたときに皆さまそう感じたのではないでしょうか？ この度の北欧ツアーでは効率の良い行程で道中重ならないよう一筆書きのルートになっており、連泊も３回というお体に優しい行程になるように企画した商品であります。 10日間の日程でデンマーク⇒ノルウェー⇒スウェーデン⇒フィンランドと4ヶ国を訪れました。 それぞれの国に風土や文化の違いがあり、とても有意義な旅であったのではないかと思います。 今回の北欧10日間の旅をふり返り、大きな事故もなく無事にツアーを終えることができたのは、お陰様で今回ご参加くださいました13名様のお客様みなさまのお力添えがあってこそと心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。クリスタルハートのツアーで再びお会いできることを楽しみにしております‼

北欧の妖精トロール君

北欧の親切なお巡りさん