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2018年9月22日出発<ANA国際線往復直行便利用>珠玉の名画の数々を巡るオランダ・ベルギー・ルクセンブルク10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年9月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子 (なかしま のぶこ)
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今回訪れたオランダ・ベルギー・ルクセンブルクは、1609年まで、低地地域内に存在した諸邦群を表すネーデルラントと呼ばれていました。その名の通り、オランダは海抜以下の土地が国土の約25%を占めていると言われています。荒れる北海に貴重な土地が沈んでしまわないように、約800年も前から、自分たちの土地を守り、開拓によって新たな土地を増やしてきました。そして、オランダは、誰にでもやさしい陽気な国民性があり、自由な国という印象がありました。ベルギーは、小さな国ですが、中世の華やかな時代を残す美しい街、今回はアントワープ、ブルージュ、ブリュッセルをまわりました。ベルギーの南のフランス語圏は小さな美しい村が多く、北のフラマン語圏とは自然も、文化も違いましたね。ベルギーではいろいろな、ビールもお試しいただき、満喫しました。ルクセンブルクは、小さな国ですが、経済的にも豊かな国で、自然も豊かできれいでした
1日目
9月22日/くもり/17 ℃
成田空港から全日空209便にて直行便で出発。デュッセルドルフへ...。デュッセルドルフはライン・ルール大都市圏地域の中心です。本日宿泊のホテルは、オフィスや、住宅街の中に建っていました。現地時間で17時には到着できたので、ご希望の方と、夕食(夜食?)を買いにスーパーへ行きました。サラダや、サンドウィッチ、ビールやハム等、ドイツ市民の食生活の様子も見られ、各自お好きなものを購入しました。明日は、いよいよオランダへ移動です。低地の国という意味のネーデルランド王国は、面積41000平方キロメートル。人口は、約1700万人。風車や、運河、そして芸術の国で見どころいっぱいです。
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オランダのシンボル風車
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オランダのシンボル運河
2日目
9月23日/雨/12 ℃
オランダ観光、初めはクレラーミューラー美術館です。広大なホーヘ・ヘエルウェ国立公園内にバスで入り、しばらく進むと、ガラス張りの近代的な建物が見えてきました。ここでは、ガイドさんタケナカヨウコさんが詳しく案内してくれました。中には、膨大な美術品がありましたが、中でも、ヴィンセント・ファン・ゴッホの絵は世界最大の数を誇ります。朝はまだ、お客さんも少なく、ほぼ貸し切り状態で、絵に近ずいて、じっくり鑑賞できたのがよかったですね。本日は雨が降っていて、寒い一日でした。午後は、うさぎのミッフィ-の作者ディックブルーナの故郷でもある、ユトレヒトの街へ。Msヤスカさんというベテランガイドさんが案内してくれました。ユトレヒトは、美しい運河の街で、住宅のピカピカに磨かれた、窓辺や、玄関にはお花が飾られていました。ミッフィー美術館は小さい時に読んだ絵本の、ミッフィーの世界に癒されました。
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クレラーミューラー美術館内ゴッホの黄色い家の絵の前にて
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ユトレヒト ミッフィー美術館の前にて
3日目
9月24日/雨のちくもりのち晴れ/17 ℃
朝は凍えるような寒さでしたが、午後からは暖かくなりました。午前中はアムステルダム観光です。まず、カナルクルーズにご案内。オランダには、直線距離にして、延べ、5000キロにもなる、運河や内陸水路が張り巡らされ、それぞれが港へと繋がっています。カナルクルーズでは、第二次世界大戦中に、アンネの日記の著者、アンネ・フランクが2年も隠れてた、事務所で、今は博物館になっているアンネの家もみられました。午後はハーグに移動し、北海に面した場所に建つ、1808年に貴族の保養施設として建てられたホテル、クアハウスにて、ポテトのスープ・チキンとマッシュポテト・レモンケーキをお召し上がりいただきました。ハーグのマウリッツ美術館では、フェルメールや、レンブラントの大作をガイドさんのMsユヤマさんが熱心に説明してくれ、たいへん有意義でしたね。

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クアハウス 昼食はここでした
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北海をバックにみなさんと
4日目
9月25日/くもり/15 ℃
本日も午前中に2つの美術館を巡ります。ヴィンセント・ファン・ゴッホ美術館では、ゴッホの生涯を通しての絵画が見学できるよう工夫され展示されてあり、ゴッホの絵を鑑賞するだけでなく、ゴッホについても絵を通して知ることができる、素晴らしい美術館でした。ゴッホ美術館で荷物を預かってくれた、スペイン人の男性はおじいちゃんが日本人だということで、とても親切で、日本が大好きだと言っていましたね。国立博物館では、フェルメールのミルクを注ぐ女の絵が10月から日本に行くということで、本日は残念ながら、みられないと聞いていましたが、午前中はまだギリギリ間に合い、見学することができてラッキーでした。午後は風車が並ぶ、キンデルダイクへ...。 低地に暮らし、水と戦ってきた人々の知恵から生まれた風車ですが、景色もきれいでした。

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国立博物館フェルメール、ミルクを注ぐ女の絵の前にて 
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国立博物館フェルメール、ミルクを注ぐ女の絵
5日目
9月26日/晴れ/25 ℃
ガイドさん、Msマツモトさんの案内でアントワープ市内を歩いて散策。朝は寒かったですが、青空でした。西ヨーロッパ最大の経済中心地でもあった地域で、そのころのギルドハウスがまだ残っていて、きれいな広場がいくつもあります。フランダースの犬のお話の舞台になった場所でもあり、日本で放送されていたアニメ、フランダースの犬の主人公には似ても似つかないレオとパトラッシュの像もありました。お話しに出てくる、ノートルダム大聖堂に置かれている、ルーベンスのキリストの絵も見学。主人公のレオが絵をみることを毎日夢見ていたもので、死ぬ間際にこの絵を見ることができ、息を引き取るというお話でしたが、そう思ってみるといっそうありがたく感じます。ゲントの街ではバスの駐車場から旧市街まで、公共市内バスに乗ってみました。ご昼食はカルロス5世ビールという、3つの持ち手がついたビールグラスで飲む珍しいビールを試しました。
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ゲントの街並み
6日目
9月27日/晴れ/17 ℃
午前中は、ブルージュの街をMsマツモトさんの案内で観光。 ブルージュは、中世の時代、毛織物業で栄え、西ヨーロッパの中心的存在で、最も華やかな文化を持つ都市でした。今でも、その栄華を誇った時代のまま残された建物が建ちならび、歩いているだけで華やかな時代にタイムスリップしたようです。天気が良く、ベギン会修道院の傍の゛愛の湖゛でたくさんの白鳥がみられました。午後はフリータイムでしたが、皆様全員で、運河クルーズを楽しみ、聖母教会にて、ブルゴーニュ公国最後の公女、マリーのお墓や、ミケランジェロの聖母子像を見学。聖血礼拝堂にて、キリストの聖血を拝むこともできました。夕食はフリー食だったので、ご希望のお客様と、ベルギー料理の店へ...。ベルギーの伝統料理を、みんなでシェアしてお召し上がりいただきました。 何といっても、ベルギーはビールが1200種類もあるとか!!もちろんビールもいろいろ試しました。

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ブルージュ、愛の湖
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ブルージュ、運河
7日目
9月28日/くもりのち晴れ/16 ℃
ベルギーの首都ブリュッセルへ。中世の時代、ブリュージュ・アントワープと共に、栄華を誇り商業が発展していた街で、世界一美しいと言われる広場グランプラスは、昔の豪華なギルドハウスの建物がずらっと広場を取り囲んでいます。 小便小僧の像は16世紀からここにおかれ、ブリュッセルで一番長老の市民と言われています。南部、ディナンへ移動。南部に入ると言葉がフランス語にかわりました。ディナンの名物の一つにとっても硬いクッキーがあり、試しに食べてみましたが、歯が立たないほど硬くて、食べられませんでした。後で、コーヒーに浸して食べてみた方もいらっしゃいましたが、やはり硬くて食べられなかったとのこと。ヴェーブ城は今現在でも貴族が所有しているという、お城で外観もおとぎ話に出てくるようでしたが、一つ一つの部屋も興味深く、屋根裏には謎の城主が...。この日の夜はルクセンブルク宿泊でした。

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ディナンの街並み
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ヴェーブ城
8日目
9月29日/晴れ/18 ℃
ルクセンブルク観光ではMsティアナさんが一生懸命案内してくれました。ノートルダム大聖堂ではミサが行われていましたが、中に入ることができ、美しいパイプオルガンの演奏も聞くことが出来ました。大公宮殿前では、皆様が衛兵さんを笑わせてしまいましたね。天気が良く、ボックと呼ばれる高台からみる、渓谷の景色も素晴らしいものでした。リエージュは、昔はたくさんの修道院が建ちち並んでいた巡礼の街です。大階段が印象的でした。大階段の途中に小学校があり、運動場はありませんが、子供たちはかわりに、この階段を上ったり下りたりして運動するとか...。参観日は大変そう...と現実的な意見がありました。この日の夜はファルケンブルクに建つ、シャトーホテル、シャトーセントヘルラーホテル宿泊。夕食はゆっくりと、貸し切りのパーティーホールでいただきました。
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ルクセンブルク 昔の井戸の前にて
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ルクセンブルグの街並み
9日目
9月30日/晴れ/18 ℃
朝、ゆっくりの出発だったので、出発前にお庭やとなりの教会等各自散策しました。オランダ領でありながら、ベルギーとドイツに挟まれた街、マーストリヒトは、あまり日本人の観光客は訪れない街ですが、ゆっくり散策してみると、落ち着いた素敵な街でした。街には13世紀の城壁や、地獄の門等よく残っていました。地獄の門とは13世紀、ペストが流行った時代にペストに侵された人々はこの門をくぐることが出来ず、街の外に隔離されたということで、このような恐ろしい名前が付けられているそうです。あまり、期待していなかった街だけに、感動もよりいっそうでした。この日は日曜日だったので、ブックハンデルドミニカネンがオープンするのが、午後からでしたので、午前中はゆっくり街を散策し、昼食をとったあと、入場しました。13世紀に建てられた教会を本屋さんに建て替えてあり、世界でも最も美しい本屋さんと言われています。
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地獄の門
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ブックハンデルドミニカネン
10日目
10月1日/晴れ/32 ℃
日曜日だったので、お店はすべてお休みで残念でしたが、ケルンの街に寄り、ケルンの大聖堂に入場しました。観光後、ドイツ・デュッセルドルフ空港へ。20時発の全日空210便にて予定通り成田空港に到着しました。お疲れさまでした。比較的、天気に恵まれ、秋の始まりが感じられた10日間、オランダ・ベルギー・ルクセンブルグと、たくさんの街を有意義にまわってきました。お土産も、チーズに、チョコレート、球根やベルギーのボビンレース、ミッフィーグッズやビール等々、名物もいろいろと購入できたようですね。どの都市のガイドさんも、皆様に楽しんでいただくため、一生懸命案内されている気持ちが伝わってきました。そして、怪我も事故もなく、皆さま無事帰国できたことが何よりです。皆様にとって、楽しい思い出に残る10日間でありますように。10日間ご協力いただき、ありがとうございました。
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5日目夕食ブルージュ、レストランにて
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8日目昼食レストランにて

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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