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2018年2月11日出発ベネチア本島とニースに2連泊 春の訪れを告げるイタリア・フランスカーニバル9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年2月11日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/塩野 典子(しおの のりこ)
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このたびはご参加いただきまして、誠にありがとうございました。今回は13名様と和やかに大きな事故も無く旅が進められました。これも皆様のご協力のおかげさまです。 特にこの旅は4か所の趣向の異なったカーニバルを体験して頂けましたので、そういう点でも楽しんで頂けたのではないでしょうか? カーニバルは日本語では謝肉祭ですが、宗教的なお祭りです。リオのカーニバルが世界的に知られていますが、ヴェネチアのカーニバルは仮装の優雅さにおいて世界一と言われています。 キリスト教信者にとってクリスマスの次に大切な行事が復活祭。昔々は復活祭の前には パンと水だけで40日間を過ごしたもの。辛い辛い40日に突入する前に思う存分飲んで 食べておきましょうと考えた庶民達のお祭りが始まりました。いわば飲み溜め・食い溜め・騒ぎ溜め。この庶民のお祭りがいかにも楽しそうだったので貴族たちも何とかして参加 したいと考え、どこの誰だかわからないように仮装をしたのが始まりです。それを見た庶民もこれは面白いと趣向を凝らした仮面や仮装をするようになったのです。 皆様とご一緒に最高の景色を共有できましたこと、光栄に思います。 また機会がありましたら、体力をつけて旅にお越しください。再びお目にかかれますことを楽しみにしております。それまでどうぞお元気で!どうもありがとうございました。

 

1日目
2月11日/曇り/4〜7℃
東京国際空港(羽田空港)国際線旅客ターミナル3階 Z団体カウンターに午後13時20分ご集合。全日空ラウンジがお使い頂けますので、再集合せずに各自でゲートまでお越し頂きました。 羽田空港発 LH(ルフトハンザ)717便 ビジネスクラスにてフランクフルトまで約11時間 機内ではごゆっくりお休みいただけましたか? 降機後13名様、初顔合わせ。挨拶も早々にターミナル移動。この空港は大変広いのでシャトルに乗ってターミナルCからAに移動。そこでセキュリティ検査と入国審査があります。何の目的?と質問されたら、斎藤寝具(さいとうしんぐ→Sightseeing =観光)と答えましょう。LH332便が機材到着遅れのため遅れ、ヴェネチアまで1時間。 海の上に浮かぶ島なのでモーターボートで空港からホテルに直行。到着は翌日の25時15分。長いフライト、大変お疲れ様でございました。 ホテル:ボンヴェッキアーティ泊(ヴェネチア)
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羽田出発!
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羽田出発2
2日目
2月12日/雨時々曇り/3〜5℃
サンマルコ広場まで徒歩で2~3分という立地の良いホテルなので、本日は徒歩観光。 マフィアのような怪しい日本語ペラペラのガイドのアントニオさん(笑)のご案内で。 ヴェネチアの守護聖人サンマルコは翼の生えたライオンがシンボルです。その聖マルコの遺体を納めてある大聖堂。ドゥカーレ宮殿はドージェと呼ばれた大統領(総督)が政治を 行った場所で裁判所も兼ねていました。また、ためいき橋を渡って牢獄とも繋がっていたのです。牢獄から出て裁判で最後の宣告を受けた囚人がこの世の最後の景色を見てためいきをついただろう事からイギリスの詩人バイロンが名づけたものです。 今回は特別にリアルト橋までご案内。屋根付きのこの橋の周りにはバーカロという居酒屋や地元の人も立ち寄るBAR(立ち飲み式カフェ)も多いです。その後ゴンドラクルーズへ。昼(Taberna dei Dogi・タベルナ デイ ドージ)イカ墨スパゲティ、イカと白身魚のグリル&サラダ、ティラミス。 食後は雨もやみ、仮装した人々も待っていたかのように現れました。午後のフリータイムにドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院に入場したり、お買物を楽しんだりと思い思いにお過ごしいただきました。夕方雨が再び強くなったため、残念ながらGLAYのコンサートは行われませんでしたが。 自由夕食(Leon Bianco・レオン ビアンコ)シーフードや肉。ホテル:連泊(ヴェネチア)
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ヴェネチアの妖しげな仮装
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ヴェネチアのゴージャスな仮装
3日目
2月13日/晴時々曇/ 0〜8℃
朝、荷物をボートに積んで観光バスまで移動。バスはナポリからお迎えに来たブルーノさん。 途中休憩をして、本日の目的地2つ目のビアレッジョのカーニバルへ向かいます。 フィレンツェ郊外の昼(Tutto Bono・トゥット ボーノ)トルテリーニ(リコッタチーズとほうれん草を詰めて丸めたパスタ)、ビステッカ(骨付きステーキ)&サラダ、アイス。ティレニア海に面したビアレッジョは、イタリアでヴェネチアの次にカーニバルで有名な街です。こちらは山車が出ることで有名です。ガイドは、アントニアさん。 今年のテーマは「戦争と平和」 そのため政治を皮肉ったような山車が多く見られました。金正恩が平和のシンボルである鳩を爆弾で殺そうとしていて、その背後にトランプ大統領やプーチンの姿があったり。 ハーメルンの笛吹男の童話に重ね合わせて、新聞やインターネットなど現代の情報網が人々を悪の道へと先導していく様子など、かなり風刺が効いたものが多かったです。 夕(ホテル)ミートソースのペンネ、ターキーの煮込み&ポテト、ミルフィーユ。 ホテル:グランド メディテラネオ泊(フィレンツェ)
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ビアレッジョの山車1
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ビアレッジョの山車2
4日目
2月14日/晴時々曇/ 3〜9℃
本日は徒歩観光。ガイドは、伊藤さん。 アルノ川沿いから、サンタクローチェ教会(ミケランジェロやガリレオ・ガリレイなど偉人達が納められています)→シニョーリア広場(ヴェッキオ宮殿やダビデ像のコピーがある)→ウフィツィ美術館(中世の時代、メディチ家の事務所だった所に所蔵コレクションを納めたのです)→ヴェッキオ橋(屋根付きの橋。昔は皮の工房と肉屋がありましたが、臭いと メディチ家の当主がそれらをとっぱらい、今では金銀宝石屋に変わりました)→イノシシの市場(像の舌の上にコインをのせて下の枠に落ちると幸運が訪れる)→凱旋門のある共和国広場→洗礼堂とジョットの鐘楼&ドゥオーモ(花の聖母教会)。自由昼食(Mercato Centrale・中央市場)1階は食糧品販売、2階はフードコート。サンマルコ美術館やウフィッツィ、ピッティ宮殿のパラティーナ美術館などフリータイム。自由夕食(BiancoRosso・ビアンコロッソ)ビステッカやポークをワサビ醤油やポン酢で。ホテル:連泊(フィレンツツェ)
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フィレンツェ サンタクローチェ教会
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フィレンツェ花の聖母教会
5日目
2月15日/晴時々曇/ 6〜9℃
本日は午前は走れ、走れ!ジェノヴァ到着後、 昼(Piedigrotta・ピエディグロッタ)ミネストローネ、ローストビーフのカルパッチョ風、パンナコッタ。ガイドは、レオノーラさん。 ジェノヴァは、イタリア最大の港町。中世の時代にはヴェネチア、ピサ、アマルフィと共に海洋4大共和国として栄えていました。コロンブスが少年期から青年期を過ごした家もあります。→フェラーリ広場は旧市街の中心(ドゥカーレ宮殿やカルロ・フェニーチェ劇場に面しています)→レ ストラ-デ ヌオーヴェとパラッツィ デイ ロッリは2006年に世界遺産に登録された「16世紀に整備された新しい街路群と(現在のガリヴァルディ通り)目録の宮殿群」。今も立ち並ぶトゥルシ宮(現在の市庁舎)や美術館になっているロッソ宮や ビアンコ宮などジェノヴァの繁栄ぶりが伺えます。その後、トリノに移動し、 夕(Kipling・キップリング)サフランとアーティチョークとサルシッチャ(ソーセージ)のリゾット、ローストポーク&ポテト、セミフレッド(アーモンドアイスとケーキの中間)。ホテル:スターホテル マジェスティック泊(トリノ)
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ジェノバ ランチ ローストビーフ
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ジェノバ ロッソ宮
6日目
2月16日/晴時々曇/ 9〜13℃
トリノはイタリア王国発祥の地。ガイドは、モニカさん。 王立劇場→王宮(1997年サヴォイア王家の王宮群が世界遺産に登録)トリノをサヴォイア公国の都としたエマヌエレ・フィリベルト公の命で都市計画に基づいた華麗な建物群が建設されました。→大聖堂(イエスの聖骸布が納められている)→カステッロ広場。かつての砦のあった所にマダマ宮殿(現在は市立古典美術館)があります。→サンカルロ広場(トリノの応接間と呼ばれる、歴史的なカフェが立ち並ぶ美しい広場)→トリノには美味しい物がいっぱい!ビチェリンと言うチョコレートドリンクやグリッシーニと言う棒パン、ジャンドゥーヤと言うヘーゼルナッツのチョコレートに塩チョコ。 昼(Giovanni・ジョヴァンニ)アニョロッティ(ほうれん草とリコッタチーズ入りパスタ)、蒸した黒鯛&温野菜、ボネット(名物チョコプリン)。国境越えして、モナコ公国へ。ガイドは、リチャードさん。 世界で2番目に小さい国。アルベール2世が研究された海洋博物館→植物園→グレース・ケリー王妃の眠る大聖堂→大公宮殿(もともとジェノヴァの要塞として設立され、1297年からグリマルディ家の所有となった所)→モンテカルロ地区(グランカジノやF1グランプリのコースなど)を眺め、その後、フランスのニースへ移動。夕(Koudou・クードゥ-)ニース風サラダ、ブイヤベース、アップルタルト。ホテル:ラディソン ブル泊(ニース)
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トリノ サンカルロ広場
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トリノ マダマ宮殿
7日目
2月17日/雨時々曇り/ 9〜13℃
朝、岩山の頂上にあることから鷲ノ巣村と呼ばれるエズ村へ。頂上には熱帯植物園があり、360度の景色がご覧になれます。南仏は花の栽培が盛んなことから香水生産が盛んです。 Gallimardガリマールという香水工場見学。ネ(鼻)と呼ばれる調合士さんは世界に400人しかいないそうです。その後、ニースへ。プロムナード デ ザングレ(英国人の散歩路)は天使の湾と呼ばれる地中海沿いに面しています→サレヤ市場でランチ。自由昼食(La Voglia・ラ ヴォリア)ピザやサラダなどのイタリアン。午後はニースのカーニバル、本日は花合戦!今年のテーマは「宇宙の王様」 雨の中でもパワフルな応援団の盛り上げで、始まる頃には小雨になり、花の山車に乗った女王や宇宙の幻想的なパフォーマンスが続きます。見ていても色鮮やかで華やかな山車は飽きません。ちなみに3月8日は女性の日で、ミモザを贈ります。 その後、マントンに移動です。こちらのテーマは、「ボリウッド」インドの映画業界。柑橘類で作られた、マントンのレモン祭りは、目にも鮮やかで甘い香りが漂います。 実はスペインからも運ばれてきていて、120tの柑橘類を100人の人が15日間かけて製作したそうです。インドの象やタージマハール、蛇つかいに猿や鳳凰など、見ていて楽しいお祭りは夜のライトアップも素敵でした。 自由夕食(Indochina・インドチャイナ)数種類のオーダー式中華。ここまで安全運転をしてくれた、ドライバーのブルーノさんともお別れ。ホテル:連泊(ニース)
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ニース花合戦
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マントン ボリウッド
8日目
2月18日/晴時々曇/ 7〜16℃
楽しかった旅も、とうとう最終日。 アシスタントのアレクサンダーさんとニースのコートダジュール空港へ。ここは街に近く青い地中海を見下ろしながら出発できる、美しい空港です。機械を使ってのチェックインも皆さまにご協力いただきました。 LH1059便にて、ニースからフランクフルトまで約1時間15分。 出国審査後、次の乗り継ぎまでラウンジにてごゆっくりと。 LH716便にて、フランクフルトから羽田まで11時間弱。
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羽田へ向けて帰国!
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さらばカーニバル
9日目
2月19日/晴れ/ 3〜9℃
羽田空港に予定どうり無事ご到着。入国審査後、各自お荷物をお受取り頂きまして流れ解散。 長旅、本当にお疲れ様でございました。お気をつけて、お帰りくださいませ。 9日間、どうもありがとうございました。また、お会いできる日まで、さようなら~
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ニース花合戦
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ニースのブイヤベース

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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