2018年8月2日出発 <ブリティッシュエアウェイズ利用>大自然の絶景と美しきカントリーサイドを往く イギリス10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月2日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/久連松 圭子(くれんまつ けいこ)
- 日本では連日猛暑日が続いて、台風まで関東に上陸したというニュースがイギリスに入って来ていました。それに引き換え、たった1日を除いて雨も降らず、イギリスとは思えない晴れのお天気の中、気温は暑くても25度前後で過ごしやすかったので何よりでした。お話しをお伺いしていると、この度はミリタリータトゥーが楽しみでご参加頂いた方が多かった様です。中には3年越しの思いが叶ったという方もいらっしゃいました。屋根がない会場で行われるのでこの度はお天気で本当に良かったです。最初と最後にタータンチェックのキルトを着た各部族のバグパイプ奏者が勢揃いして、バグパイプを奏でる姿は壮観で雄大でスコットランド、ハイランド地方の風景が見える様で感動しました。日本で美味しいものは食べましたか?じゃがいもと鳥の胸肉はしばらく見たくないですね。皆様、この度はご参加頂き誠にありがとうございました。
- 1日目
- 8月2日/雨/18℃
- この度は成田空港から「美しきカントリーサイドを往くイギリス10日間」へ13名のお客様と出発です。イギリスは最近、ヘンリー王子がご結婚されたり、ウイリアム王子のお子様が増えたりと王室が盛り上がっているようです。皆様方はタイトル通り、イギリスの田舎の風景を楽しみにしていらっしゃると思います。湖水地方、コッツウォルズ、ナローボート、セブンシスターズなど楽しみがたくさんです。お食事がお口に合うかしら?という心配の方もいらっしゃったかもしれません。でも、楽しい10日間を一緒に過ごしましょう。ロンドンでエジンバラ行きの飛行機を乗り継ぐ際、飛行機が25分程遅れるとのことでした。ところが、滑走路に行くまでにも、更に待たされてしまい、エジンバラには40分遅れで到着しました。すっかり遅くなってからホテルへと入りましたので皆様お疲れでしょう。ご協力誠にありがとうございました。ゆっくりお休みください。
- ロンドンで乗り継いでエジンバラまでは英国航空にて出発です。荷物が一部なかなか出てこなくてヒヤリとしましたが、無事に揃って良かった。
- エジンバラの街の中にあったHume像。IQの高かった彼にあやかろうとみんな靴を撫でて行くので、金ピカに光っています。もちろん私たちも1人ずつ撫でました。
- 2日目
- 8月3日/曇りのち晴れ/12〜22℃
- 今日はもう一泊エジンバラに宿泊するので、朝は荷物の整理がなくてとても楽です。エジンバラでは愉快な講談師のような、はるおさんがガイドとして来てくれました。(別名:嵐が丘のヒースクリフ) エジンバラ城は丘の上に立つ複合建築で、兵舎、教会、王様の居室などが同じ敷地に建っています。その中でも1番の見所は宝物館にあるスクーン石です。歴代の国王が戴冠式を挙げるのに腰掛けた石です。皆様は「石ってこれ?」っと言う感じで、やはり王冠や笏へ目が移ってしまいましたね。夜は夕食にハギスをお召し上がり頂きました。スコットランド名物の羊の内臓のあちらこちらと玉ねぎを羊の胃袋に詰めたものです。マッシュポテトと層になっていて、初めての美味しいと思えるハギスでした。途中バグパイプの演奏が間近で見れたりして楽しいひと時でした。レストランを出て、出番待ちをする兵隊さん達を沢山見ながら、ミリタリータトゥー会場へと移動です。
- エジンバラ城でガーター勲章をつけた方が歩いていました。周りの人がみんな写真を撮っているので、「どなた?」と尋ねたら、「知らない」と返事が返ってきました。
- ミリタリータトゥー。最初は可笑しな感じに映る男性のスカート姿も、かっこよく見えてきました。クラン(氏族)毎に色や柄が決まっています。
- 3日目
- 8月4日/晴れ/18〜23℃
- 昨晩のミリタリータトゥーは流石の迫力でした。色々な氏族毎のタータンチェックを着たバグパイプの演奏者達が歩くと、それは壮観でひときわ沢山の拍手が起こっていました。花火が上がり、出演者全員が会場から出て行く行進を見た後にはすっかり身体が冷えていましたね。今日は、スコットランドからイングランドに入る途中、駆け落ちの名所グレトナグリーンに立ち寄りながら、湖水地方に入りました。ここでは、「ベアトリクスポターの世界」へと行き、絵本の世界を再現した所を見学しましたが、男性の方も「可愛いね〜」と仰っていらしたのが意外で愉快でした。蒸気機関車はハリーポッターの映画で見たような出で立ちで、客席の窓から身を乗り出して、先頭車両を撮影しようと頑張ってる方もいらっしゃいました。駅で連結を見ようと橋の上でカメラを構えて待っていたら機関車が1両でトコトコやってきました。いい思い出になりましたね。
- 男性の方々もまぁまぁ楽しんでいらっしゃるように見えた、ピーターラビットの世界。女性はお土産選びにも余念がありませんでしたね。
- 折り返して先頭車両が反対になる為、機関車は、後ろから前へと移動します。石炭を燃料にしてトコトコと役20分弱の体験乗車です。
- 4日目
- 8月5日/晴れ/18〜24℃
- 今日は湖水地方を出て、まずはリヴァプールを目指します。リヴァプールと言えば、ビートルズ。1961年から10年足らずの活動期間だったにも拘らず、今も世界中のファンを魅了し続けるこのグループは、他に例を見ません。今日は、有名なビートルズの四人組の像で写真を撮りました。背後には、世界遺産にも指定されているリヴァプールの栄光の三大ビルがご覧頂けます。 実はビルの方も有名で凄いのですが、皆さんはビートルズの像に夢中で、「今度は腕組んで写るからもう一枚写真撮って〜」というご婦人もいらっしゃり、愉快な気分になりました。木骨組の建物がよく残っているチェスターでは、町の中や、城壁の上、ローマ遺跡が残っている個所など少し歩き過ぎましたね。この度のグループの中の男性はゴルフが好きな方が多いらしく、夕食時には、ゴルフの話で随分と盛り上がっていらっしゃっているようです。さあて、楽しくなって来ましたよ〜。
- ビートルズがライブを行なっていた、有名なキャバーンクラブ。ちょうどランチレストランの近くでしたので立ち寄りました。
- チェスターは木骨組みの家がたくさん残っている、ローマ時代から続く町です。ウェールズとの国境のすぐそばに位置しています。
- 5日目
- 8月6日/晴れ/20〜25℃
- 今日はウェールズ地方にある世界遺産ポンテカサルテ運河橋を目指します。ポンテカサルテ運河橋を下から望もうと、階段を降りて、林の中を歩いてディー川沿いまで下りていきました。写真を撮ろうとすると、上で待っていたお客様が、カサルテ橋の上から「おーい」と手を振っています。こちらも思わず手を振り返します。その後は再び橋の所まで登らなければなりません。中々大変で、橋の下まで下りたことを後悔なさった方もいらっしゃったことでしょう。産業革命時代には石炭を運んでいた幅の狭いナローボートは現在、観光のお客様を乗せて運河を通ってくれていますので、体験乗車です。長さ17メートル、幅は1.8メートルという細長い船で、カサルテ橋を渡る時にはボートは運河幅ギリギリで渡り、運河の横の通路を犬や人間が歩いていて何だか面白かったですね。今日からはマナーハウスに2連泊です。エリザベス女王陛下もお泊まりになった由緒あるホテルです。
- ポンテカサルテ運河橋をナローボートはゆっくりと超えていきます。下は約38メートルの谷底です。
- キフツゲートガーデンはコッツウォルズでも北の方に位置します。バラの花はほぼ終わっていましたが、皆さんと散策して回りました。
- 6日目
- 8月7日/晴れ/18〜24℃
- エリザベス女王とセオドアルーズベルトも宿泊された由緒あるマナーハウスには2連泊ですから、今朝はスーツケースの始末をしなくても良い素晴らしい朝です。ストラットフォードアポンエイボンのシェークスピアの生家では、庭のところで俳優さんたちがシェークスピアの台詞を披露してくれていました。木骨組の家の中はシェークスピアが生きていた時代の家具や家の中の様子を再現してありました。お客様は、ベッドが短いのに驚いていらっしゃった様です。2つ訪ねたコッツウォルズの村の内、バイブリーでは、アーリントンロウという長屋造りの機織り小屋がとても絵になり、ハニーカラーの築500年以上の長屋をバックに写真を撮りました。そして、ご希望の方にはスワンというホテルの中で、スコーンにクロテッドクリームとジャムをつけて紅茶を頂く、クリームティーを試して頂きました。中には、紅茶じゃなくて、ビールをお飲みになる方も、、、。
- ボートンオンザウォーターで見かけたお花の綺麗なお宅。この町には人がたくさん遊びに来ていて、小川に子供も犬も飛び込んでいました。
- 絵になる長屋つくりの小屋小屋
- 7日目
- 8月8日/晴れ/12〜21℃
- 天気予報通りに、朝は涼しいというか、肌寒いくらいの気温です。今日はいよいよロンドンに入ります。ロンドンには早めに着いたので、コヴェントガーデンに立ち寄り少しお時間を過ごして頂きました。ここはかつて市場だった場所を再開発して色々なお店が入ったお洒落な商店街にしています。オードリーヘップバーンは映画「マイフェアレディー」の中で、コヴェントガーデンで野菜を持って歌っていました、覚えていらっしゃいますか?ロンドンの市内観光のメインは何と言っても大英博物館でしょう。ここにはかの有名なロゼッタストーンがあります。この石が発見されたお陰で、古代エジプト象形文字が解読できるようになった重要な石です。夕方、ホテルに入った後は自由行動でしたので、思い思いの場所へお出かけ頂きました。シャーロックホームズゆかりの土地を訪ねたり、ビートルズゆかりの土地で、記念撮影をしたり、皆さまご満喫頂いたようです。
- 大英博物館ラムセス二世像。保存状態がとても良く、生き生きとしています。
- 自由行動で訪れたタワーブリッジ。ハロッズでお買い物をなさった方など、それぞれ楽しんで頂きました。
- 8日目
- 8月9日/雨/13〜18 ℃
- あ〜とうとう降られてしまいました。ホテルを出発する頃からついに雨が降り出して、いつものロンドンの天気に戻ってしまいました。これが普通なのですが、今まで雨に降られていなかったので、ちょっぴり悔しい思いがします。今日はグレートブリトン島の南にあるセブンシスターズを訪ねます。白亜層で出来ている土地が波に洗われて、白い断崖絶壁を海に向かって剥き出しにしているところです。毎年すごい勢いで削られているらしく、断崖近くに立っていた家は、取り壊して他所へ移るしかなかったそうです。今日は雨が降っていましたが、高台の方にも上がって景色をお楽しみ頂きました。海岸の近くで見るより、何故か遠目で見た方が白く輝いて見えました。セブンシスターズの海岸線は丸まっちい石がゴロゴロしていてとても歩きにくかったのですが、ライの街に行くと、同じ様な丸まっちい石が今度は石畳みとして使われており、またまたとても歩きにくかったですね。
- 7人姉妹が手を繋いでいる様に見えますか?今日は雨でしたが、写真を撮るときには皆さん頑張って一瞬傘を閉じてカメラに向かっていらっしゃいました。
- 本日の夕食は選べるメインコースでした。こういう時って隣の芝が青く見えますね。デザートは温かいブラウニーでした。
- 9日目
- 8月10日/晴れのち雨/ 15〜21℃
- 昨日の夜までずっと降っていた雨も何処へやら。気温は低めですが、青空がのぞいています。午前中いっぱいはフリーですので、朝からお目当ての美術館にお出掛けになった方も。ご希望の方にはお誘いをして、バッキンガム宮殿の衛兵交代の行進を見に出かけました。真っ赤なダブルデッカーのバスに乗ってみると、運転が荒く、貸切バスの運転者さんがいかに静かに運転して下さっていたのか分かります。 騎馬兵が出勤する様子を見たり、公園を散歩しながらバッキンガム宮殿を目指しました。宮殿脇の兵隊さん達が目の前に来る通路のかぶりつきにスタンバイできました。赤い制服に熊の毛の帽子を被った兵隊さん達が音楽に合わせて、ザッザッと目の前を行進して行くので、夢中で写真を撮り、そのあとは、それ行け!と急ぎホテルを目指します。 ホテルに帰り着く直前に雨がポタポタと降り始めてしまいました。危なかった、途中でなくてよかったですね。
- 出勤する騎馬兵。本当に間近にご覧頂けました。ここの近くには首相官邸もあってとても警備が厳しそうでした。
- バッキンガム宮殿の衛兵交代は毎日やっているわけではないので、帰国日の本日、見られて良かったです。ホテルへの帰り着いたくらいから雨が降り出しました。
- 10日目
- 8月11日/曇り/30℃
- ロンドン・ヒースロー空港は手荷物の検査が一際厳しいことで有名です。口紅や目薬など抜かりのない様、透明のビニールに入れて臨みました。出発ギリギリまで、残ったポンドを使ってお土産を選んでいた方もちらほらといらっしゃいました。やっと飛行機に乗り込んだと思ったら、「ロンドン南部のお天気が悪く、離陸の順番待ちで遅れる見込みです。」と放送が入りそこから2時間でしょうか? 遅れての出発となりました。途中をいつもより急いだのでしょうか?成田へは小一時間の遅れで到着できました。飛行機を降りてブリッジに差し掛かった途端、「ムッ」とした熱気が伝わってきて、今すぐロンドンに引き返したくなりませんでしたか?(笑)イギリスで快適に過ごした分、日本の暑さになれるのには多少のリハビリ期間が必要な様です。皆さま、暑さに負けずお過ごしくださいませ。この度ツアー中に色々ご協力頂き誠にありがとうございました。
- 私達がこの度、ストラートフォードアポンエイボンで泊まったマナーハウスは、エリザベス女王やテオドアルーズベルト大統領もお泊まりになった素敵なところでした。
- この度はイギリスのビールをお楽しみ頂く方も多かったです。地方それぞれの地ビールがあったりして、注文の仕方にも段々と慣れました。
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