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2018年9月18日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊!ギリシャ縦断10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年9月18日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
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16名様とギリシャ縦断とエーゲ海クルーズの旅へ行って来ました。ギリシャらしい青空が続き、エーゲ海の強い日差しと共にイメージしていた、まさによく見る写真や映像の世界でした!特に暑かった真夏の灼熱と観光ピーク期も終わり、過ごしやすくゆっくり観光できました。映画「マンマミーア!」のように歌って踊って大きな笑い声が響くようなそんな明るいノリでエーゲ海が似合う旅仲間に恵まれ、楽しい旅でした。毎日ワインの消費量もなかなかのもので、遊び上手。旅ってこれでしょ!歴史、自然、宗教、文化と興味深いことが目白押しで食事やワインも美味しい明るいギリシャ。ニュース報道で心配したこともありましたが、来てみたら全然何の不安も問題もなくて楽しく過ごせる国で大好きになりました!というお声をたくさんいただきました。レポート、遅くなってしまいましたが寒くなりつつある日本でギリシャの暖かさや楽しかったご旅行を思い出す機会になれば幸いです。
1日目
9月18日
夜便のターキッシュエアラインズで、つい庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」を口ずさみながら成田空港を出発。機体は垂直尾翼に国のイメージカラーの赤とハイイロガンマークが特徴。日本人乗務員は搭乗していませんが、親日的な乗務員で上手な日本語アナウンスもありました。エコノミークラスでもアメニティーが充実していて、機内食も好評な航空会社です。深夜便のため、食後はみんな眠りにつき静まり返った機内でしたがおやすみになれましたか? 12時間のフライトでイスタンブール空港に到着したのは夜中の3時半。広い空港内には、免税店、土産店、レストラン&カフェが充実していて、どこも営業中。早朝から利用者が多くて、時間を忘れるほど活気がある空港。世界一豪華で巨大な2階建てラウンジは「ラウンジだけで迷子になってしまいそうで心配した~」とのお声が(笑)。 顔を洗って、7時半の便で1時間15分の移動です。
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エーゲ海クルーズ船
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トルコ航空テッサロニキ到着
2日目
9月19日/晴一時曇/16〜28℃
朝、第2都市テッサロニキに到着。アレキサンダー大王像と中世時代に城壁の一部だったホワイトタワーへ。テッサロニキらしい光景で、ゴマパンクルーリ屋の移動出店が出ていました。道案内のワンコが付き添い観光。同じペースでぴったり寄り添う盲導犬のように賢い犬。犬からもギリシャ人の優しさを感じます。移動途中で通過した、2917mの最高峰で神話でゼウスと12神が住んでいたオリンポス山は雲でかくれんぼ。神々しさを感じます。「良い旅になりますように!」と手を合わせておきました。メテオラはかつて修道僧が岩の裂け目で隠居生活をし、やがて天空の奇岩の上に修道院を建設した場所です。6つの修道院が現在も活動を続けていて、たった一人の修道士が生活しているところもあります。約300段で入口に到着したメガロメテオロン男子修道院とステファノ女子修道院を女性はスカートもしくは腰巻姿で入場。5つの修道院が見える絶景スポットで記念撮影。
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奇岩の上のメテオラ修道院
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メテオラ4つの修道院パノラマス
3日目
9月20日/晴/16〜29℃
ギリシャ北部は森林や農耕地が豊富で、途中ザクロジュースで一息休憩。スパルタの英雄レオニダス像を撮影し、更に山を越え、山中腹レストランからは眼下に広がるオリーブの樹海。かつては世界の中心「大地のへそ」と信じられていたデルフィー。ゼウスの神域オリンピアと並ぶアポロンの神託を聞くための巡礼聖域で、皆が来るから情報網CIAというわけですね。神殿までの参道は奉納品見せびらかす宝物殿がずらりとあったそう。賄賂で神官を操ることができたわけだ。既に仲良しの皆様は干支を確認しあっていましたので、生贄動物を選ばせて頂きました。円形劇場、競技場では4年に1度プュティア祭がありました。オリンピアとは神が違えど同様のゲーム。古代オリンピックゲームは全裸、男性選手のみ出場しました。アテネのホテルは国会議事堂前の近く。無名戦士の墓を守る衛兵の交代式を見学。つま先のぼんぼりは1kgもあるとか。ホテル屋上からはアクロポリスの丘などを一望できました。
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デルフィ博物館
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デルフィーのアポロン神殿遺跡
4日目
9月21日/晴/19〜30℃
映画「日曜はダメよ」の舞台ピレウス港からセレスティア・オリンピア号エーゲ海2泊3日のクルーズの旅へ出航。あちこちで耳にするこの歌謡曲、楽器ブスキがギリシャを強く印象付けてくれます。ライフジャケットを身に着けて避難訓練。日本人スタッフが一人、グループが他4組乗船していました。食事はアラカルトとビュッフェの2カ所を毎回お好みで。船内にはカフェ、バー、ラウンジが多く、常に首に下げて過ごすクルーズカードは魔法のカード。飲み放題がついているので下船時に確認する請求書なんて怖くありません。ビール、ワイン、オシャレなカクテル類、コーヒーも多種ありました。「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」ミコノス島に入港。真っ白なパラポルティアニ教会で写真を撮り、独特のかわいい石畳に土産屋やレストランが並ぶ狭い路地を散策しながら風車が6つ並ぶカト・ミリ夕陽スポットへ。期待を裏切らない素晴らしい夕陽とリゾート島の雰囲気が最高!
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ミコノス島パラポルティアニ教会
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ミコノス島の風車とサンセット
5日目
9月22日/晴/20〜29℃
クシャダスに寄港。ここはトルコ。パスポートは船に預けているので入国手続きは必要ありませんでした。日本語が上手な面白いガイドの案内でバスにてエフェソス古代ローマ遺跡へ。クレオパトラも歩いた大理石製の聖道を歩き、古代の公衆トイレ、地下道で売春宿と繋がった男性行きつけ?図書館(笑)や劇場もありました。バザールでござーる、ねぎるでござーるでお買い物も弾んだご様子。夕方はパトモス島に寄港。ここに流刑されたイエスキリストの使徒ヨハネが聖書の最後の書「ヨハネの黙示録」を書いた所で今はギリシャ正教の中心の島です。デッキでBBQディナーを全員一緒にいただき、秘密のラウンジバーでカクテルなどを飲みながら大笑いして盛り上がりました。夜最後のイベントは船内ショー。毎日届く船内新聞でイベントを確認して参加したり、リラックスしながらも決して退屈することがないクルーズ。今日も盛り沢山に遊んで一日が短く感じます。
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エフェソスの遺跡図書館
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船内バーベキューディナー
6日目
9月23日/晴/20〜31℃
四国の半分程で同国最大の島クレタ島に寄港。女ったらしゼウス最高神が美しいエウロペをさらってきて子孫を増やしたギリシャ最古のミノア文明が古代ローマ、ヨーロッパ(エウロペ)へと繋がっていきます。クノッソス宮殿の迷宮ラビリンスにまつわる神話が面白くてつい、50人も乗ったバスで調子に乗り「昔ギリシャのイカロスは~♪」を1曲披露してしまいました。火事で道路閉鎖のため遠回りして登った丘の上のブドウ畑と有名なオリーブと海の眺めも素敵でした。いよいよサントリーニ島です。夜には出発してアテネに帰る航路ですが、当グループとたった数人だけが完全下船。サントリーニ島に数時間なんてもったいなすぎます。イアは世界一の夕陽絶景ポイント。イモ洗い状態でしたが、絶景レストラン「カステロ」はさすが!優雅でロマンチック。白い建物に青い丸屋根、青い空と海、太陽と夕日に光る海、橙に染まるサントリーニ島は映画の世界です。
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クノッソス宮殿の王妃の間
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夕暮れのサントリーニ島イア
7日目
9月24日/晴/18〜28℃
火山島の三日月型は、大噴火でできたカルデラが海になった外輪山の一部。他4つの島と危険な海中活火山が隠れています。耐震構造のかまぼこ型屋根、雨水貯水の平らな屋根の低層住宅。教会は青い丸屋根で、山の雪のように見える白い町にひときわ目立ちます。今注目のサントリーニワインの試飲にワイナリーへ。火山性の台地、乾燥、強風から守るように籠を置いたように枝をらせん状に巻く世界で唯一の仕立て方法。接木していない古い樹の固有種が多く、白はアシルティコ。サントリーニのワインと言う意味のデザートワイン「ヴィンサント」発祥地です。開放的な雰囲気のレストランで自由食後、午後の自由行動は、ロープウェイで港に下り、ロバでフィラに上がりました。絶景カフェでアイスコーヒータイム。黒い火山石鹸、溶岩アクセサリーなどのお土産が軒を連ねる中心部でお買い物。今日はフィラからの夕陽を鑑賞しながらの自由食をご一緒させていただきました。
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イアの街並み
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イアのメインストリート
8日目
9月25日/晴/18〜25℃
サントリーニ島の素敵なリゾートホテル連泊を満喫。朝日が昇る東の海、夕陽が見られる西の海と島々、フィラの白い町も見えます。街も散歩距離で落ち着いた雰囲気。欧米人はプールサイドで読書しながら日光浴、夜はバー、レストランでのんびり。私たちも午前は散歩のあと、気持ちいいプールサイドでおしゃべり。クルーズを乗り捨てたので、小さなサントリーニ島空港からアテネへ飛びます。先ずは外に並び、チェックイン後スーツケースを持ち自分で手荷物検査に運び、手荷物検査後の搭乗エリアはまさかのぎゅうぎゅうすし詰め状態。座る所は少なく、立ちっぱなしの人をかき分けて進むほどの大混雑でした。アテネでは、アクロポリスの丘の麓にあるオシャレな「ディオニソス」レストランで食事をしながら、パルテノン神殿の夕暮れからライトアップされる夜景までをご覧いただきました。宿泊した豪華なヒルトンホテル最上階のバーからの眺めも最高でした。
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ホテルのプールサイド
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レストラン「ディオニソス」から見えるパルテノン神殿
9日目
9月26日/晴、曇、強風/16〜20℃
午前はご希望の方と一緒に市場へ。魚介類の豊富なこと!肉類、青果、チーズ類など新鮮な食材が豊富で、皆様と台所付コンドミニアムにあと1週間くらい滞在したくなりました。なんて楽しい妄想タイム。数種のピスタチオを味見しながら量り売りで購入。タクシー代も安くて手を上げると停まってくれる日本式で便利です。アクロポリスの丘は、どうしたことか、ものすごい強風。足元の石は滑り、お互いつかまりながら飛ばされないように体制を低くしたりしゃがんだり。前に進めない状態でした。アテネ市街を一望する高台に紀元前5世紀からアテナイの守護聖人アテネ神殿がそびえ立ち続けているこれが、教科書で見てきたギリシャのシンボル。楽しかった旅もクライマックスです。今日から急に天気が変わり、秋が来てしまったようで気温も下がりました。今日までお天気に恵まれたのも神々のおかげでしょう。
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劇場跡とアテネパノラマ
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パルテノン神殿
10日目
9月27日/曇雨/15〜21℃
アテネ空港からイスタンブールを経由して、夜に成田空港へ到着。東京は涼しくなっており、お別れを悲しむようなお天気。今回はツアー仲間の皆様ががすぐに打ち解け、いつも明るく仲良く一緒に過ごしてくださいました。旅行中に既にラインなどの連絡先や写真交換までされていらっしゃいました。旅は一期一会と言いますが、旅から始まる出会い、同じ時間を過ごした思い出を共有できる仲間、旅の素晴らしさと、そこにご一緒させていただけるありがたい仕事に、やりがいを感じてこれまで続けてこられたんだな。と改めて気付いた大切な時間となりました。またきっとお会いできる日を楽しみにお待ちしております。たくさんの笑顔とご協力ありがとうございました。
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サントリーニ島
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眺めが素晴らしいカフェ・レストランが多いサントリーニ島

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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