2018年6月20日出発 <ブリティッシュエアウェイズ利用>大自然の絶景と美しきカントリーサイドを往く イギリス10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年6月20日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
- 今回は8名様とご一緒に、かつては世界の陸地面積の1/4を領有していた大英帝国へ。北のスコットランド・エジンバラからイングランドのロンドンまで一筆書きコースで周った街は、それぞれが建材、建築法が違う建物で街並みが全然違いました。短い夏を楽しむお花・バラの季節で気候も良く、どこまでも広がる緑、イングリッシュガーデン、広くても狭くてもお花で飾る各住宅などが一番キレイな季節。今年は異常気象で、スコットランドを出てイングランドに入ると連日暑くて日差しが強く、イギリスらしくないほど真っ青な空が続きました。でも、景色は涼しげ!タイトルどおり「大自然の絶景と美しきカントリーサイドを往くイギリス10日間」でした。いつも笑顔の明るい皆様と観光、食事、自由時間も一緒に仲良く過ごさせていただき楽しい旅になりました。
- 1日目
- 6月20日/晴/23℃
- 羽田空港は早朝から凄い人込みでした。各自出国審査後、お買い物やラウンジでの食事時間をお過ごしいただき、英国航空ビジネスクラスでロンドンヒースロー空港への12時間強のフライト。ヒースロー空港はターミナルが5まであり、5の中でも更に3駅間をモノレールで結ぶほど大きな空港。それでもたくさんの人人人。入国カードを提出して写真撮影、厳しい手荷物検査ではもう無理ってところまで脱がされ、液体類も徹底チェック。次の乗り継ぎゲートでも再び写真撮影をしてから搭乗。テロ対策と考えれば安心です。エジンバラ行き便は滑走路の渋滞でしばし待機。前に3機、後ろに7基も英国航空が並んでいました。凄い国だな~っと初日からワクワクします。旅はスコットランドのエジンバラから始まりです。
- エジンバラ街並み
- 2泊したマナーハウス
- 2日目
- 6月21日/晴れ曇り/10-17℃
- EU諸国からの移民で人口急上昇のエジンバラでの半日観光と自由行動の日。エジンバラ城とホリールードハウス宮殿を結ぶ雰囲気のある石畳の1.6キロものロイヤルマイル(通り)からエジンバラ城へ。お城前の広場は8月に行われるミリタリータトゥーの準備で観覧席が準備されていました。ケチなスコットランドでは大砲は毎日正午に12発ではなく1時に1発鳴らすのだとか。折角なのでホーリールード宮殿と40億年前の地形と街並みを眺められるカールトンヒルへ。人気店でランチを頂いてからの午後の自由行動は、博物館、サンジャイルズ大聖堂、美術館へ。見応えがあるのに入場料は無料!街歩きも雰囲気良くきれいで、昨日の長旅と時差ボケの睡眠不足も感じない程盛り沢山に遊びました。
- エジンバラ城入口
- 旧市街とバグパイプ
- 3日目
- 6月22日/晴れ曇り/10-17℃
- 今日は、ハリーポッターの作者JKローリングさんの出張ビーガン料理のシェフの経歴を持つポーランド人の運転手さん。イングランドとの国境手前グレトナグレンはかつてイングランドからカケオチ結婚に来るカップルが多かった町。民族衣装のキルト姿でバグパイプの演奏を聞かせてもらいました。湖水地方はピーターラビットの故郷。老若男女みんな童心に返ってホッコリ笑顔になってしまう可愛いアトラクションのキャラクターの世界へ。王室の桂冠詩人だったワーズワースやビアトリクスポターの愛した景色をウインダミア湖クルーズで眺め、トーマス気分で蒸気機関車にも乗って懐かしさが蘇ったのではないでしょうか?湖畔のレイクサイドホテルがとっても素敵で、1泊じゃ足りない~!とのお声に同感でした。
- 蒸気機関車先頭エンジンの付け替え
- 宿泊したレイクサイドホテル
- 4日目
- 6月23日/晴/14-21℃
- マージ―川河口の海運都市であり、労働者の街、そして植民地や大西洋三角貿易、奴隷貿易の拠点だったリヴァプールは、世界遺産のピア、ドック、港の繁栄ぶりを伺える建造物群も素晴らしい街ですが、何と言ってもこの街のライブハウスから世界を熱狂させるまでの人気バンドになり、ロックバンドとしては異例の大英帝国勲章を授与したビートルズの街。博物館では、懐かしさを感じたり、当時の生活や時代背景を感じたり。次は、チューダー朝の黒い木組みの建物が並び、2階がアーケードになっているチェスターの街へ。大聖堂では、ちょうど4年に一度の演劇のリハーサルを見ることができました。修道士の食堂がカフェに転用されているのがユニークでした。宿泊ホテルは結婚パーティーが行われていました。敷地の花壇と近くの牧草には可愛いウサギがいっぱいいましたね。
- チェスター大聖堂元修道院の食堂が現在カフェテリアに
- チェスター ザ・ロウズ
- 5日目
- 6月24日/晴/15-28℃
- ウェールズの渓谷に10階建てビル程の高さの世界遺産ポントカサルテ水道橋が!ボートがやっと一台通れる幅の絶景とスリル満点な運河。産業革命時代に鉄鋼、石炭、材木などを運ぶために廻らされた運河を往く細長いナローボートは、今や寝泊まりしながら旅する生活施設を完備しています。すれ違う人たちに挨拶しながらゆっくりのんびりの船旅を体験して頂きました。キフツゲートガーデンでは、今しか咲かない英国最大のつるバラキフツゲートローズが高い木の上で白いお花をたくさん咲かせていました。が、間違えて一緒に写真を撮ったのはヒマラヤンマスクローズでした(笑)今晩からマナーハウスに連泊です。かつての貴族領主の敷地は広すぎ!18ホールのゴルフ場のグリーン、バラ、ラベンダーなどの素敵な庭園、古いお屋敷がロマンチックで贅沢な寛ぎの時間を過ごさせてくれました。鹿も遊びに来ていたそうですね。
- ナローボート
- キフツゲートコートローズ
- 6日目
- 6月25日/晴/19-28℃
- 本日は蜂蜜色の村々が点在し羊の牧草地と麦畑が広がる丘陵地コッツウォルズ地方巡りの一日。木組みの造りのシェークスピアの生家や彼がご家族と一緒に眠るホーリートリニティー(三位一体)教会、通っていた学校グラマースクールなどシェークスピアゆかりの場所を訪れました。ランチをして散策とショッピングをしたキレイな川に5本の石橋が架かる町はボートン・オン・ザ・ウォーター。養殖所から脱走した鮭、カモ、グレーの子供を連れた白鳥が泳ぎ、羊毛職人の長いコテージがあったバイブリー。村ごとに建材石灰の色が少し違い、苔でグレーになった屋根、緑を囲う石垣、ウールチャーチ、羊毛産業で繁栄していた時代にタイムスリップした気分でしたね。夕方はシェイクスピアの姉さん女房アンハサウェイのかやぶき屋根の豪農を覗き、エイボン川で人懐っこい白鳥親子たちと戯れました。
- シェークスピアの生家
- バイブリーのアーリントンロウ
- 7日目
- 6月26日/晴/17-29℃
- 田舎もそれぞれ雰囲気が違って癒しの旅でしたが、ロンドンはやっぱりかっこいい!さすが人種のるつぼ。生ビールが並ぶ英国らしいパブにて、もう皆様手慣れてきたキャッシュ・オン・デリバリー式で飲み物を買ってランチをした後、大英博物館では、かのロゼッタストーン、エジプトのミイラ、アッシリアやギリシャの彫刻など歴史で習った何千年も前のものが触れてしまいそうな間近に展示されていて圧巻。 テレビでよく見る国会議事堂、ウエストミュンスター寺院、バッキンガム宮殿、テムズ川、ハロッズデパート。ロンドンだけでも1週間は滞在したいところです。世界遺産キューガーデンで世界の植物を鑑賞してから中心部のヒルトンホテルへ。裏には多国籍レストラン、パブがたくさん。ロンドンでは東京と同じく仕事帰りに一杯ひっかけて帰る人が多いのでどこのパブ前もエール片手におしゃべりする人で溢れていました。映画みたいでかっこいい~。
- ウェストミュンスター寺院
- 仕事が終わってパブで立ち飲み
- 8日目
- 6月27日/晴/15-58℃
- 渋滞を抜けて南下して向かったのは英仏海峡。ブライトンなどイギリス有数のリゾート地が並び、週末やバカンス、リタイア後を静かで綺麗な海岸線を見ながら過ごす人生を羨ましく眺めながら、ナショナルトラストが管理する絶景セブンシスターズへ。高さ150mもある断崖絶壁は白亜チョークのホワイトクリフが続き、毎年数十センチも後退しているとか。河口が土砂で堆積するまでは密輸で潤ったライは海側の防衛を備えた要塞、川と水路がお堀のように廻り、中世にタイムスリップしたかのような石畳の街並みに骨董品屋がよく合います。古い振子時計の仕掛けを見ながら狭い梯子階段を登って教会の塔へ。ゴーンと耳元で鳴った鐘の音に振い落されてしまいそうでした。ロンドンに戻って、ロンドン塔、トラファルガー広場やシャーロックホームズパブ、ピカデリーサーカスとリージェントストリートを車窓観光しながら、いよいよ最後の晩餐会です。
- セブンシスターズ
- 中世の街ライ
- 9日目
- 6月28日/曇り晴れ/15ー29℃
- 最終日は12時まで自由時間がありました。皆様いつになく早く出かけて、ホテル周辺のハイドパークとバラ園、ケンジントンパーク、グリーンパーク、セントジェームスパークなどをお散歩。皆でホテルから約10分で行けるバッキンガム宮殿へ出かけ、衛兵交代式を見学しました。バッキンガム宮殿とセントジェームズ宮殿の警護を終えた衛兵とこれから警護に向かう衛兵が交代する儀式です。騎兵隊、バンド、馬車も通りました。好立地のホテルでラッキーでした。さ、空港ではお土産爆買いタイム、よ~いドンです!王室御用達のフォートナム&メイソンのお紅茶は喜ばれるおすすめのお土産ですが、軽いわりにかさばりますものね、皆様サンタさんのような大荷物を抱えて集合されました(笑)
- バッキンガム宮殿衛兵交代式 騎馬兵
- バッキンガム宮殿衛兵交代式 馬車
- 10日目
- 6月29日/晴/25-33℃
- 無事、成田空港に到着!本日の2大ニュースは、離陸時に試合が開始いたワールドカップロシア大会予選対ポーランド戦の結果。0-1で負けていましたが、ベスト16決勝トーナメント進出決定!そして関東地方は、本日梅雨明け!6月の梅雨明けは初めてとのことでした。帰国日に晴れているのは嬉しいですね。お洗濯とお掃除ができます。久しぶりのご自宅ではどんなニュースが待っていましたでしょうか?旅行のお土産話も合わせて積もるお話と現実に戻って溜まっていたことが山積みでしょうか?旅は一期一会といいますがこれが始まりで、また皆様と楽しい旅ができることを心よりお待ちしております。たくさんの明るい笑顔とご協力ありがとうございました。
- バッキンガム宮殿
- マナーハウスのお庭の花
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