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2018年7月10日出発 ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス利用 船が宙に浮く島ランペドゥーサとシチリア・南イタリア10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月10日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
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この度はクリスタルハート「カプリ島・ランぺドゥーサ島2つの碧の島と南イタリア・シチリア10日間」(7月10日出発・LE173)にご参加くださいました11名様のお客様、改めまして当ツアーにご参加くださいまして誠にありがとうございました。添乗員:藤井博志です。このツアーではイタリアと言えどもなかなか訪れることの少ないランぺドゥーサ島の観光やカプリ島への宿泊が当ツアーのウリであります。また行程前半が南イタリアの観光、そして後半がシチリア島を中心とした観光と、前半は忙しいながらも効率の良いスケジュールになっているのも当ツアーの魅力でもあります。季節が安定している7月ということもありまして、毎日晴天の中で清々しい気分で観光ができたことが何よりとても喜ばしく感じました。そして青の洞窟にもバッチリ!入ることができ、思い出に深く残る旅になったものと思っております。
1日目
7月10日/晴れ/18〜21℃
羽田空港へのご集合は10時35分。今回のフライトはルフトハンザ航空を利用しミュンヘン経由イタリア・ナポリというフライトルートです。羽田からのミュンヘン便はエアバス350(A350)という比較的新しい機材を使用しているのでビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスではより更に快適なフライトが望めます。定刻に羽田を出発してミュンヘンでの乗り継ぎも遅延することなくナポリへは定刻通り23時に無事到着いたしました。夏休みの関係か夜中のナポリの街並みは日中のような大勢の人々が賑わいを見せており、そんな街の中を抜けてホテルへ到着したのは日付が変わった24時15分でした。明日からの南イタリア観光に備えて、皆様早々におやすみいただきました。本日は長いフライト大変お疲れさまでした。
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シチリアのシンボルマーク
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ピッザマルゲリータ
2日目
7月11日/晴れ/21〜29℃
昨夜は深夜の到着ではありましたが、やはり初日は時差の関係でモーニングコール前の5時過ぎに起床された方が大半であったようです。さぁ今日から観光スタートです。行程2日目の本日午前はアマルフィ海岸の観光、午後からは高速船にてカプリ島へ渡るという行程です。朝8時30分に「ホテルナポリ」を出発してバスにてソレント半島へ向かいます。左手にヴェスヴィオ山、右手にナポリ湾と午後から行くカプリ島を眺めながらの快晴ドライブです。ソレントの街のレモン工場でお手洗いと展望写真のあと、いよいよアマルフィ海岸へと出ます。まずアマルフィー海岸では"ポジターノ"という絶壁に造られた街並みを背景に写真ストップいたしました。その後アマルフィー観光~ランチと続き、再びナポリへ戻ります。15時30分の高速船にてカプリ島へ渡り、紺碧のティレニア海を望む優雅なホテル「サンミケーレ」にて夕陽を眺めながらの一夜となりました。
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アマルフィー・大聖堂
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アマルフィ海岸
3日目
7月12日/晴れ/21〜32℃
昨夜の夕食は自由食ではありましたが、皆様とご一緒に宿泊ホテルのサンミケーレでシーフードパスタを夕陽を眺めながら会食いたしました。そんな素敵な一夜を明けて今日も爽やかな朝を迎えました。いよいよ青の洞窟です!現地ガイドのディアナMSさんは「99%大丈夫!でもお客様には到着するまで大丈夫って案内しないで」と念を押されました。そう、青の洞窟はどんなに波が穏やかそうに見えても洞窟前に行くまで入洞できるかわからないほど小さな入り口なのです。朝一番のグループが私たち。ボートの船主より「オッケー‼」の声が!安堵感と嬉しさがこみ上げてきました。神秘的で自然が造り上げる青の遮光・・・感動に充ち溢れたひと時でした。高速船にてナポリへ戻った私たちは一路マテーラへ向かい、マテーラ洞窟居住区を観光したのち、夕食は高級洞窟レストラン「GROTTA PALAZZESE」にてシーフード料理を堪能いたしました。本日も遅くまでありがとうございました!
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青の洞窟①
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青の洞窟②
4日目
7月13日/晴れ/21〜34℃
昨夜はアドリア海に面した洞窟の中に造られた南イタリア屈指の高級レストランにて優雅な夕食のあと、アロベロベッロのホテルへチェックイン。本日はこのアロベロベッロの観光から行程4日目が始まります。旧市街に近いホテル「コッレデルソーレ」から徒歩にてトゥルッリと言われる三角屋根の白い民家か建ち並ぶ旧市街を観光しました。その後シチリア島の州都パレルモへ空路で向かいます。アロベロベッロの近郊都市バーリからローマ経由でパレルモに入ったのは14時30分。航空機の移動なのでこの日はまだ時間に余裕があります。そのためパレルモ市内の観光は今日と明後日の朝と2日間に分けてたっぷり観光しました。現地ガイド、カミシマMSさんのもと今日は王宮内にあるパラティーナ礼拝堂やカテドラルを入場観光して市内中心部にあるホテル「グランド・フェデリコⅡ」にチェックインしました。パレルモでは2連泊で体力的に小休止出来て◎ですね!
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アルベロベロの街並み
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パレルモ大聖堂内陣
5日目
7月14日/晴れ/19〜31℃
さて本日はこのツアーのハイライト、ランぺドゥーサ島です。ランぺドゥーサ島へはパレルモよりプロペラ機にて空路1時間のフライトです。小さな空港に到着して、私たち一行を素敵な笑顔で迎い入れてくれた現地ガイド、パウラMSさん。帰路のフライトが若干遅めのフライトになったため、まずは島内観光をたっぷり周りました。信号ひとつない島内、時間がゆっくり流れていました。マリア教会などを観光した後、いよいよクルージングです。15名乗りのクルージング船の船長さんはデニスMRさん。以前、大型貨物船で日本にも行ったことのある料理の上手なキャプテンです。紺碧の海、透明度の高い浅瀬、波の浸食で創られた石灰岩の洞窟。すべてが"美しい"の一言です。ランぺドゥーサ島は「一生に一度は行ってみたい世界の絶景」に選ばれているだけあることを実感、体感できた貴重な一日でした。船長さんのエビパスタと白ワイン美味しかった~!
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ランぺドゥーサ島の海岸
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ランぺドゥーサ島の海岸
6日目
7月15日/晴れ/21〜35℃
今日は朝から暑い!晴天が続く毎日ですが、今日はより一層暑い日になりそうな行程6日目です。一昨日にお会いしたパレルモの上品なガイドさんカミシマさんとモンレアーレ大聖堂の観光から一日が始まりました。観光後、カミシマさんとお別れし、アグリジェントまで約140キロのバスでの移動。途中、クリスタルハートならではのオリジナル観光「Gucclone」ワイナリーの工場見学とオーナー宅の訪問、そしてオーナー自慢のワインとイタリア家庭料理のランチ。通常のツアーでは手配や組込みが難しいのですが、少人数制のクリスタルハートではそれを可能にしてしまいます。地元ローカル感満載のひととき。家庭料理が本当に美味しかったですね‼アグリジェントへは一番暑い時間帯の16時に到着しました。この暑さをものともしない装いで清々しく表れた現地ガイド、ヨウコMSさん。アグリジェント在住30年のご案内のもと遺跡観光をいたしました。
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アグリジェント・神殿の谷
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アグリジェント遺跡
7日目
7月16日/晴れ/24〜36℃
昨日はベテランガイド・ヨウコさんと紀元前から造られたアグリジェント遺跡(神の神殿)を猛暑の中、観光しました。行程7日目の本日は昨日に引き続き、アグリジェントの遺跡から発掘されたオリジナル遺跡品が展示している「考古学博物館」からの観光です。今日も若々しいヨウコさんが色々とお話ししてくださいました。とっても古代の勉強になりました。考古学博物館の見学を終え、アグリジェントからカルタジローネ経由にて最終観光地タオルミーナまで向かいます。距離にして約270キロ、途中約130キロ時点に陶器の街・カルタジローネがあります。カルタジローネでは旧市街までミニトレインで約10分の乗車、そこに現れたのはスカーラと呼ばれる142段のマヨルカ陶器でできた美しい階段です。スカーラを登りきると何とも言えない清々しい達成感が湧いてきます。暑いからなおさらです!(笑)タオルミーナに到着したのは17時30分でした。
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アグリジェント考古博物館
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カルタジローネ・スカーラ
8日目
7月17日/晴れ/21〜35℃
昨日は夕方早めにホテル「モンテタウロ」にチェックイン。夕食(昨日)はこのホテルからイオニア海を一望できる絶景レストランにてメカジキのグリルをお召し上がり頂きました。そして早いもので本日は観光最終日です。ホテルが旧市街の中心部にあるため、午前のタオルミーナ観光はギリシャ劇場・4月9日広場・ウンベルト通り、そしてスーパーやお土産店などすべて徒歩で周れます。古代ギリシャ劇場から望む3329mのエトナ山をはじめタオルミーナは海も山も見どころ満載です。ランチもまた透き通る美しい海岸に面した「カポタオルミーナ」にてお楽しみいただきました。午後からは自由行動ですが、皆様ご一緒にタオルミーナよりさらに高い所にある街「カステルモーラ」へ行きました。風が少し強かったのですが暑さを和らげてくれました。ここから眺めるエトナ山はとても素晴らしい景色で忘れられない思い出となりました。
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タオルミーナ・ギリシャ劇場
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タオルミーナ・エトナ山
9日目
7月18日/晴れ/24℃
昨夜の夕食は自由食ということで各自、午後からの自由行動の流れで自由な時間をゆったりお過ごしいただけたのではないでしょうか。とうとう日本へ帰る日が来てしまいました。私たちはタオルミーナをあとにして一路、空港があるカターニャへ向かいました。途中、今でも活火山であるエトナ山の溶岩が流れて固まった道端を通り、私はなぜか南イタリアの自然の偉大さに思い耽っておりました。アマルフィの美しい海岸・カプリ島の青の洞窟の美しさ・ランぺドゥーサ島の美しさ・・・。イタリアはローマやギリシャ時代からある遺跡や宗教的な文化遺産が多いのですが、今回の南イタリア・シチリアの旅ではイタリアの文明的な側面もさることながら、自然界の美しさを再発見させてくれました。そんなことを考え思いながら、タオルミーナを出発して約1時間、カターニャ空港に到着してしまいました。
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マテーラにいたワンちゃん
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マテーラにいたネコちゃん
10日目
7月19日/羽田・くもり/33℃
私たち一行はルフトハンザ航空にてカターニャよりミュンヘン経由にて帰国の途、羽田空港へ定刻より20分早い10時30分に到着いたしました。旅の前半は少しばかり駆け足の観光地もありましたが、後半はホテル到着も早めで、時差に慣れた体にとって観光最終日のタオルミーナの自由行動はそれぞれの思い出創りにとても良い時間だったと思います。ありきたりですが青の洞窟に入れて本当に良かったと感じております。その日の12時にはクローズされたと聞いております。このツアーはカプリ島に宿泊して、朝一番の波が穏やかな時間帯だったからこそ入洞でき、言葉では表現できないあの"美しさ"とあの"青さ"を皆様の目で納めることが出来たと思うと、添乗員としてこれ以上ない達成感が日本が近くなるにつれ湧いてまいりました。今回ご参加くださいました11名様の皆さま、本当に本当に感謝申し上げます。10日間、誠にありがとうございました。
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ランぺドゥーサ島の美しい海
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美しい青の洞窟内

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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