2018年4月17日出発 <フィンランド航空国際線復路直行便利用>中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年4月17日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/平松 栄美子(ひらまつ えみこ)
- 『中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間』に添乗してまいりました。15名様、天候にも恵まれました。満開の桜の季節には少し早かったですが、代わりにクルーズも楽しむ事が出来ました。子育て中のコウノトリの巣も沢山見る事が出来ました。中世以来、バルト三国は周辺の大国にとって重要な拠点となる場所。帝政ロシア、ナチスドイツ等、大国の思惑の下、長く苦難の道を歩みながら、遂に民族の悲願の独立を果たしたリトアニア、ラトビア、エストニアです。カウナスでは、杉原千畝記念館を訪れ感銘を受けました。歌と踊りは民族の誇り、美しい歌でしたね。中世の香り漂うリガやタリンの旧市街。サーモン、レモンチキン、仔牛のグリルなどのお食事も美味でした。名物料理のキビナイ、コルドナィなども。リガの薬用酒、ブラックバルサム入りのチョコレート!キイチゴやスグリ、コケモモのリキュール類に蜂蜜酒。素敵な旅の思い出が出来ましたでしょうか。
- 1日目
- 4月17日/晴れ/6℃
- 成田空港からフィンランド航空72便にて、約9時間20分でフィンランドのヘルシンキへ。 ヘルシンキで入国手続き後、マリメッコやムーミングッズなどのショッピング!少し早いですが、苺のチョコなどもお土産にお買い物された方もいらっしゃいました。 その後、リトアニアの首都ヴィリニュスまで約1時間の空の旅となります。ガイドのJURATA(人魚の意味)さんとホテルへ向かいました。 バルト三国の首都の中では唯一内陸に開かれた町で、ドイツ商人の影響を受けずに建築されたため、タリンやリガとは異なり、高い尖塔のあるゴシック教会はなく、柔らかなカソリック教会がたくさんあり、信仰の強さを感じます。面積6万5300㎢ 人口は流出により250万人ほどとガイドさんからお話がありました。驚きました!2006年は340万人でしたよ。18時45分ホテルに到着。湖のほとりのリゾートホテルです。近くにゴルフコースもありました。 今日は、明日からの観光に備えて早めの就寝です。
- vilnius grand Resort ホテル外観
- ホテルの前の湖
- 2日目
- 4月18日/曇晴れ/7〜14℃
- 今日からタリンまでドライバーのERNESTさんと一緒です。9時にホテルを出発し、ガイドのユラタさんと一緒に14世紀、リトアニア大公国の首都として築かれたvilniusの観光です。 先ずは、聖ペテロパウロ教会内部、2000以上もの漆喰彫刻群、神話、マグダラのマリアなどを観光。 〜スバチャアス通りの展望台〜夜明けの門と聖母マリアのイコン画〜杉原千畝記念碑と250本の桜の木〜大聖堂。13世紀ミンダウガス大公が建設、ここは1989年ヴィリニュスからタリンまで620㎞を人々が手を繋いでバルト三国の結束を示した人間の鎖の起点です。 〜ゲディミナスの塔(唸り声を発する鉄の狼の夢を見て、新しい首都に決めた。繁栄の兆し)〜聖アンナ教会(15世紀のゴシック様式、ナポレオンが持ち帰りたいと思うほど美しい)〜琥珀博物館など。 'GREY'にてキビナイ付きスープ、チキン、ニンジンケーキの昼食。その後フリータイムをお楽しみいただきました。 夕食は、ホテルにて。サラダ、ポークなど。今日は、良く歩きました!
- 杉原千畝記念碑の前でご参加の皆様と
- GREYにて昼食 チキン
- 3日目
- 4月19日/曇晴れ/7〜18℃
- 8時30分ホテルを出発。先ずはケルナヴェへ。旧石器時代末期には定住生活が営まれ、中石器時代、新石器時代には集落が著しく増加したと言われております。しかし、リトアニア大公国の首都として、1390年騎士団は城を含む建造物を町もろとも焼き払い、都市の遺跡は土に覆われて湿った泥炭地の様に。国立文化保護地区となります。 聖堂〜1930年ヴィクタウタス没後500周年の記念碑〜途中、コウノトリの巣。たくさんありました。〜ガルヴェ湖に浮かぶトラカイ城の観光。そしてカウナスへ。ご昼食は、野菜スープ、コルドナィ(水餃子の様).チョコケーキでした。その後、ガイドのvilmanteさんとカウナス観光です。千畝氏が滞在したメトロボールホテル〜杉原千畝記念館へ。1940年7月18日朝、大勢のユダヤ人が日本通過VISAを求めてカウナスの日本領事館に押し寄せました。千畝氏は2000枚ものビザを発給し、六千人以上の国外脱出を助けたとされています。千畝チョコ、ジャムなど購入。幸子夫人が植樹した桜の木もありました。〜展望台〜徒歩にて旧市街観光です。 ペルクーナスの家〜市庁舎〜大聖堂〜カウナス城〜ホテルにて夕食でした。
- トラカイ城前
- コウノトリの巣
- 4日目
- 4月20日/快晴/7〜20℃
- 8時にホテルを出発。町の中はお祭りの準備で出店が出ていました。まずは、十字架の丘へ向かいました。キリスト教が普及する前の自然崇拝の影響を受けた独特の形、ケルトの十字架など様々です。厳しい時代、この十字架は何度となくなぎ倒されましたが、翌日には倒された以上の十字架が建てられたと言われています。今でも増え続け何十万本とも。 その後、国境を超えてラトビアへ。 先ずは、ロシアのアンナ女帝の寵愛を受けてクーラント公になったピロン公の夏の宮殿、ルンダーレ宮殿にて昼食でした。 黄金の間〜グランドギャラリー〜白の間〜控えの間〜図書室〜バラの間などお城のガイド、イネスさんにご案内いただきました。 その後、バルトの貴婦人と呼ばれたリガへ。 17時にホテル到着。18時からビュッフェの夕食でした。 高層ホテルです。スカイバーからの眺めは最高です!
- カウナスの展望台から旧市街の眺め
- ルンダーレ宮殿
- 5日目
- 4月21日/曇り/6〜18℃
- 今日は、ガイドのイルさんとリガの終日観光へご案内しました。新市街にある ユーゲンテシュティール建築群へ。白樺のシロップを売っていました。ブラックヘッドのギルド〜聖ペテロ教会〜聖ヨハネ教会〜ワーグナー通り〜リーヴ広場〜猫の家〜火薬の塔〜スウェーデン門(スウェーデン兵と恋に落ち、罰として壁の中に塗り込められてしまった。真夜中に娘のすすり泣きが聞こえる‥)〜聖ヤコブ教会〜三人兄弟(15.17.18世紀の住宅)〜大聖堂(パイプオルガンのコンサート、荘厳な雰囲気です) 石畳みの旧市街を歩きました! 図書館の中のレストランにてご昼食。 その後、中央市場ではチーズ、蜂蜜などをご覧いただき、オペラ座バックステージへ。 専門ガイドのシュニアさんと一緒に。最後に歌のプレゼント。 その後、タウガヴァ川クルーズ 旧市街の尖塔、リガ城眺めながらゆっくりと。夕食はロールキャベツでした。丁度地元の方が誕生日を祝っていました!
- 猫の家
- citi LAIKI にて夕食 地元の方の誕生会
- 6日目
- 4月22日/晴れ/7〜18℃
- 本日はまず首都RIGAにて2時間ほどのフリータイム! その後、リガを出発してラトビアのスイスと呼ばれるスィグルダへ。 午後からは、城のガイドのヤニスさんと一緒にトゥライダ城の観光へ。トライダのバラと呼ばれたマイヤ(五月)の墓〜教会〜歌の園ではヤニスさんが歌ってくれました! 中世の城〜塔などをご案内。クランベリーのお菓子やドライフルーツ、手作りの品などがありました。 グートマーニャの洞穴は、マイヤが恋人と過ごし、殺害された場所でもあります。その後、国境を超えてエストニアへ。途中のパン屋さんで美味しいパンをご購入し、タリンに到着です。ホテルにて夕食でした。
- トゥライダ城
- グートマーニャの洞穴
- 7日目
- 4月23日/曇り/6〜17℃
- ガイドのSISI シシーさんと一緒にラヘマー国立公園へ。先ずは、琥珀色のヤガラの滝へご案内しました。エストニアで最初に国立公園に指定された所です。ヴィル湿原をゆっくりと歩きました。 タリンは、元々は裕福な人達や聖職者しか暮らす事が出来なかった場所とのこと。山の手のトームペアの丘の観光です。展望台、アレキサンドルネフスキー教会、のっぽなヘルマンなどをご案内しました。ご昼食は、カボチャのスープ、レモンチキン、ブラウニー。食後にガイドさんのお勧めチョコレート屋さんにてコーヒータイム。 午後は、下町の観光です。煙突掃除夫の像〜ラエコヤ広場〜ブラックヘッドのギルド〜聖オレフ教会〜ふとっちょマルガリータなどご案内しました。その後トラムにてホテルへ向かい、ご夕食は、フォークロアと剣のショーをご覧いただきました。迫力がありましたね!
- ヴィル門
- peppersack 剣のショー
- 8日目
- 4月24日/曇り、雨、晴れ/7〜15℃
- 9時出発。先ずは、5年に一度のエストニア最大の祭り、歌と踊りの祭典の行われる歌の広場へ。ヨットハーバーを見ながら、タリン港にて旧市街の街並みを眺めました。ガイドのシシーさん、ドライバーのヤリックさんと記念写真!沢山の白鳥が泳いでいました。 庭園、そしてカドリオルグ美術館をご案内。元々は、ロシアのピョートル大帝が妃エカテリーナの為に造らせた離宮でした。 セーターの壁〜聖カタリーナの小径〜聖ニコラス教会のノトケによる'死のダンス'、15世紀の主祭壇などをご案内。 午後からは、フリータイムです。 最後の晩餐は、天皇、皇后両陛下も滞在したホテルでエンペラーメニューの夕食でした。美味でした。優雅な時間をお過ごしいただきました。
- タリン港 にて
- 夕食のカヌレとアイスクリーム
- 9日目
- 4月25日/雨、曇り/6〜16℃
- タリンは、13世紀前半デンマーク人によって築かれ、ハンザ同盟に加盟すると、バルト海の重要な交易地として発展した街です。 中世の姿をそのまま留めた美しい城塞都市タリンを出発し、フィンランドのヘルシンキへ向かいます。 9時15分ホテルを出発し、タリン港へ。 タリンクシリヤライン STAR号乗船。 船内には、免税店、マーケット、カフェ、レストランがあります。短い2時間の船旅です ヘルシンキの西港到着後、新婚のユーコさんとスウェーデン劇場へ。ここからエスプラナーデ通りを散策、屋内市場や青空市場などを見て、元老院広場からバスに乗車。 サーモンスープ、カレースープなど皆様方各自にて軽食または大聖堂などの見学を楽しんでいただきました。バルト海の乙女と愛される街。フィンランド湾は塩分濃度が低いので塩の香りがしません。フィンランドは、森と湖の国です。 その後、ヘルシンキバンター空港に向かい、フィンランド航空73便にて約8時間30分のフライトです。いよいよ帰国の途へ。
- タリン港
- ヘルシンキ 大聖堂
- 10日目
- 4月26日/晴れ/16℃
- フィンランド航空の機内にて映画など楽しんでいただけましたでしょうか? ほぼ定刻の8時30分に成田空港ターミナル2に無事に到着しました。途中、体調を崩された方もいらっしゃいました。が、少し体調も回復された様で良かったです。皆様、笑顔で帰国頂いた様です。少しは旅のお手伝いが出来ましたでしょうか? 私は旅に出る。旅に出ると私の寿命は1日伸びる。旅は私にとって精神の若返りの泉だ。ーアンデルセンー 阪急交通社クリスタルハートのご旅行にご参加いただきまして誠に有難うございました。また、どこかでお会いする日を楽しみにしております。 有難うございました。
- 杉原千畝記念館 何か出来る事が。
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