2018年8月7日出発 ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス利用 船が宙に浮く島ランペドゥーサとシチリア・南イタリア10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年8月7日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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- まだ日本では、訪れる人が少ない、ランペドューサ島が含まれている今回のツアー。ランペドューサ島を楽しみにしていらっしゃる方が多かったようですね。 ランペドューサ島は横幅20キロメートル、縦幅3・5キロメートルという小さな島ですが、北アフリカに近い位置にあるため、イタリアの一部ですが砂漠のような大地に、ヨーロッパでは珍しい植物が咲いていました。 なんといっても海の水が何とも言えないくらい綺麗で、条件が揃うと船が浮いているように見えます。 今回は風があり、波が立っていたので、船が浮いているような景色はみえなかったのが残念でした。 ただ、南イタリアの太陽のように明るく、前向きで、優しい参加者の皆様のおかげで、皆様一緒にたくさんの貴重なたのしい経験ができた10日間になりました。
- 1日目
- 8月7日/晴れ/30℃
- 羽田空港に一同ご集合いただき、フランクフルト空港経由で、ナポリへ向かいました。 今回は10名様のご参加です。お盆の時期という事もあり、日頃現役でお仕事をなさっていらっしゃる、お若い方ばかりです! 皆様、飛行機のお席はビジネスクラスでしたので、羽田空港でラウンジにてゆっくりして頂けました。 遅れも出ず、予定どうりの到着でしたが、フランクフルト空港でのセキュルティーチェックが混みあっていて時間がかかりました。ナポリのホテルに到着したのは23:30。前半は少し忙しい日が続きますのでゆっくりお休みください。 長い一日お疲れさまでした。 明日から、観光が始まります、楽しいツアーになりますように。10日間どうぞよろしくお願いいたします!!
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- 羽田空港ビジネスラウンジ
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- 羽田空港出発ゲート
- 2日目
- 8月8日/晴れ/30℃
- ナポリからソレント半島に入り、急カーブをくねくね山道を越えると、素晴らしいアマルフィ海岸が見えてきました! 石灰岩の断崖絶壁!細い道を縫ってアマルフィ海岸を走りアマルフィの街へ。 アマルフィの街は、今は人口5,000人の街ですが、9世紀頃からイタリアでも4大海洋国家の一つの国として繁栄を極めていました。 その繁栄ぶりを総長するような、大聖堂に入場です。宝物館には、いろんな宝石が散りばめられた祭服等、当時の繁栄を伺わせるお宝が多数展示されていました。 そしてなんと、この大聖堂にはイエスキリストの12使徒の一人、聖アンデレの遺骸が納められています。聖アンデレのお墓も訪れ、これからの旅の安全を祈念しました。 本日はカプリ島、島内のサンミケーレホテルでの宿泊です。
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- アマルフィの街の聖アンデレ大聖堂
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- サンミケーレホテルのお庭
- 3日目
- 8月9日/晴れ/29℃
- カプリ島観光。 入れました!!青の洞窟!洞窟の近くまでミニバスで移動し、陸から小舟に乗りました。 小さな穴に入る直前で、イナバウアーのように体を反り、船頭さんがタイミングを図り、勢い良く小さな入り口をくぐると、暗い洞窟内に神秘的な青い光が差し込む何とも言えない空間が広がります。 ローマ時代から、皇帝の神殿が置かれていたそうです。 最近は入れないことも多い、青の洞窟ですが本当にラッキーでした。 午後は世界遺産、マテーラの洞窟住居観光です。1960年代まで農民の家族が暮らしていた、今は博物館になっている洞窟住居に入ると当時の生活の様子がよくわかりました。 夕食は雰囲気のある、洞窟レストラン。4コースのお洒落なお食事をいただきました。 ゆったりとしたご夕食で、本日は朝から夜遅くまで洞窟三昧の一日でしたね(笑)
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- 青の洞窟
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- 小舟に乗り込んだ様子
- 4日目
- 8月10日/晴れ/32℃
- おとぎ話の世界にいるような、キノコ型の住宅群が見られる街、アルベロベッロ観光。 ホテルから住宅地のアイアピッコラ地区と観光地となっているモンティ地区へお写真を撮りながら散策しました。 バーリの空港から飛行機でシチリア島、パレルモへ。シチリア島で一番の都市、州都であるパレルモは、みどころいっぱいですが、まずはノルマン王宮に入場し、パラティーナ礼拝堂見学。 ノルマン時代、グリエルモ1世の王様の時代に完成した、黄金に輝く礼拝堂をみただけで、ノルマン時代のシチリアの繁栄ぶりがうかがえるほど素晴らしい礼拝堂でした。 ビザンチン様式のモザイクと、ローマ時代使われていた柱をリサイクルして使用したもの、ペルシャ風のライオンのモザイクと、アラブ時代を受け継いだ建築様式、どの文化も尊重していたノルマンの王様が4つの様式を取り入れて建築した素敵な礼拝堂でした。
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- アルベロベッロの展望台から
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- ノルマン王宮内 パラティーナ礼拝堂
- 5日目
- 8月11日/晴れ/29℃
- 朝早く、ランペドューサ島へ飛行機で移動です。 のどかな島に降り立つと、明るいガイドさんパウラさんが迎えてくれました。皆様この美しい、水色に輝く海に「早く入りたーい!!」とテンションも上がります。 そのテンションに負けない、テンションの高いガイドさんの案内で、まずは バスにてラヴィット島を見下ろす丘へ。 岬から断崖まで下ると、上から綺麗な海を見下ろすことができ、ますますテンションが上がります。 教会にも案内したいという、ガイドのパウラさんの申し出を断り、さっそくボートに乗り込むと、若い(?)キャプテンが迎えてくれました。 さっそく皆様素晴らしい泳ぎを披露してくれましたね。 泳げないと言っていた方もがんばって泳ぎました!! 昼食はボートの上で、キャプテンお手製のお食事をいただきました。 イワシのマリネやトマトとオリーブ、タコや、スパゲッティ等、さすが海の上でお魚が新鮮でした。
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- ボートの上で ランペドューサ島にて
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- 皆様の華麗な泳ぎ ランペドューサ島にて
- 6日目
- 8月12日/晴れ/35℃
- パレルモから、8キロ離れたモンレアーレの街は海抜310mの丘の上にある小さな街です。 ここに建つ、12世紀に善王と言われた、ノルマンの王グリエルモ2世が建てた大聖堂を見学。 ノルマンの王が、王の権力が上か、大司教の権力が上かを見せつけた、シチリアで最も豪華な黄金に輝く大聖堂でした。 それから、シチリアのワイナリーを持つ、フランチェスコ・グッチョーネさんのお屋敷に、見学とお昼を食べに行きました。まずは、ワイン樽をみせて頂きました。バイオダイナミック農法という手法でワインを作っているとか。 畑も有機栽培で醸造も人工的・科学的技術は一切行っていないんだそう。 グッチョーネ家に何世紀にも渡り受け継がれてきたという畑に囲まれたお屋敷の中庭で、藁の椅子に腰掛けシチリアの家庭料理をいただきました。 もちろんワインも美味しく、野菜もすべて採れたてで美味しくリラックスして過ごしましたね。
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- グッチョーネ家のイケメンの隣で (とっても嬉しそう)
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- アグリジェント 古代ギリシャ時代の神殿の前にて
- 7日目
- 8月13日/晴れ/30℃
- 昨日の午後から、古代ギリシャ時代の神殿の遺跡が残る、アグリジェントに来ております。 暑かったですが、神殿の遺跡を観光。 昨日の夜はホテルの敷地から、古代ギリシャの神殿の夜景も見えましたね。 本日は考古学博物館で、古代ギリシャ時代に使われていた壺や、神殿のオリジナルの像等を見学しました。 日本が縄文の時代にギリシャでは高度な文明が発達していたことが伺いしれました。 カルタジローネの街は昔から陶器作りが盛んな街で、街のいたるところに、素敵な陶器が飾られています。 カルタジローネの新幹線(ミニトレイン)に乗り、街を回り、陶器のお買い物も楽しみました。本日からタオルミーナの街に2連泊です。
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- 考古学博物館 ギリシャ時代の神殿を支える像
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- 考古学博物館 古代ギリシャ時代の壺
- 8日目
- 8月14日/晴れ時々雨/30℃
- タオルミーナの旧市街は標高400メートルのタウロ山の中腹に建てられています。ホテルから旧市街のメインストリートまではすぐの距離なので、歩いての観光。 お金をホテルの部屋に忘れてきてしまい、すみませんでした(..) 古代ギリシャ時代に建てられたギリシャ劇場は、素晴らしいイオニア海の景色と、いつも噴煙を上げているエトナ火山が見渡せる一番立地のいい場所に斜面を利用して建てられております。 紀元前3世紀に建てられた劇場で、その後古代ローマ時代にローマの劇場として作り替えられました。 タオルミーナの800mのメインストリートを歩き、ミニバスに乗って、グランブルーの映画の撮影で使われた、カポタオルミーナのレストランでご昼食です。イオニア海の景色が素晴らしく、ご希望の方はボートも楽しみました。 午後はフリータイムでご希望の方一緒にホテルのプールで泳いだり、お買い物を楽しんだりしました。
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- カポタオルミーナホテルのレストランでの昼食
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- ご希望の方とホテルのプールで泳ぎました!
- 9日目
- 8月15日/晴れ/30℃
- 出発日朝、ホテルから素晴らしいエトナ山が見えました。 カターニャの空港へ移動するバス車内からも、左手に海の景色、右手にはエトナ山が見えていましたね。 今回のツアーは、アマルフィに始まり、青の洞窟に入り、ランペドューサ島の透明な海で泳ぎ、シチリアのイケメン貴族のお屋敷でご昼食を頂き、タオルミーナの美しい海でボートに乗ったり、ホテルのプールで泳いだりと、この時期にしかできない、貴重な体験をたくさんして頂けました! シチリアの景色も素晴らしかったですがシチリアの魅力はそれだけではなく、ギリシャの遺跡や、南イタリアのアルベロベッロ、マテーラの街もそれぞれ特異でした。 みどころがいっぱいありすぎて、忙しかったですが、皆様何事もなく元気にミュンヘン乗り継ぎで帰国です。 ミュンヘンの空港でゆっくりラウンジでお過ごしいただけました。
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- 出発の朝ホテルから見たエトナ山
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- 車窓からみたエトナ山
- 10日目
- 8月16日/晴れ/32℃
- 日本に帰国すると、涼しくなっていましたね。 日本は、台風が来ていたようですが、南イタリアは、毎日天気が良く、南イタリアらしいサンサンと輝く太陽に照らされた、10日間でした。シチリアは古代から、フェニキア人、カルタゴ人、ギリシャ人が街を築き、ローマに引き継がれビザンチン時代を経て、アラブ人がシチリアを繁栄させました。 アラブ人は、それまでヨーロッパにはなかった珍しい、作物や植物や技術をもたらしました。 その後のノルマン人の時代はアラブの時代を受け継ぐ、文化を繁栄させ、素晴らしい、アラブノルマン文化を築き上げました。このように、古代から様々な民族が行きかった、様々な文化が混じり合う島と、肥沃な土地で作られた美味しい食事と美味しいワインも満喫しました。 10日間多大なご協力を頂き、大変お世話になりました。 皆様にとって、楽しい、素敵な思い出に残る旅でありますように。。。
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- タオルミーナのギリシャ劇場にて
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- グッチョーネ家のお屋敷での昼食 運転手のサルバトーレさんも一緒に写ってます。
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