2018年6月28日出発 <スカンジナビア航空利用> 美しき北欧4カ国周遊10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年6月28日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/久連松 圭子(くれまつ けいこ)
- ベストシーズンに北欧4ヶ国へと行ってまいりました。 8月でも、10度台になることのある北部大西洋岸にある諸都市は雨が多いので、雨が降ると気温が下がりがちになります。 皆様方には、1番下は半袖か薄い長袖で、軽い羽織ものを1枚と薄いダウンコートくらいのものをお持ち頂く様にお願いしました。もちろん傘もです。 ところが、コペンハーゲン、オスロ、ノルウェーフィヨルド地区、ストックホルムと快晴で昼間は暑いくらいです。年間通して雨の多いベルゲンでも、素晴らしく晴れて、私個人的にはベルゲンで傘を差さないのは初めての経験でした。 この度お伺いすると、晴れ男晴れ女の方が多かった様で、お陰様で素晴らしい景色が楽しめました。ウーレンスヴァングホテルから見るフィヨルドの景色は私の中ではNo.1でした。 この度は皆様ご参加頂きまして誠にありがとうございました。 又お会いできる日を楽しみにお待ちしております
- 1日目
- 6月28日/晴れ/20 〜 28℃
- 楽しい北欧4ヶ国、10日間の旅の始まりです。この度は12名のお客様に成田空港に御集合頂きました。 コペンハーゲン行きのスカンジナビア航空は、北欧観光のトップシーズンに出発する飛行機らしく、どのクラスも満席での出発です。 コペンハーゲンのホテルに入り、しばらくして近所のスーパーに買い出しに行きました。Irmaという、割合高級な品揃えのスーパーです。ホテルから徒歩圏内にスーパーが5件あり、チボリ公園までも歩いて、10分かからない好立地のホテルに2連泊ですから有難いものです。 サンドイッチやビールなどを買って、ワールドカップのサッカー日本代表が決勝トーナメントに進んだ話しなどをしながらホテルへと帰りました。 それにしても、コペンハーゲンは自転車がとても多くて、子供を乗せるリヤカーの様な物を自転車の前に取り付けて走っています。 皇太子も子供を乗せて走っていたそうですから、何とも開かれた王室です。
- スカンジナビア航空は満席で出発です。機内の飲み物にスムージーを積んであります。お試しあれ。
- 雨が降れば屋根も取り付けられます。山がないデンマークでは、自転車が大活躍です。
- 2日目
- 6月29日/晴れ/17 〜 25℃
- 今日はコペンハーゲンの観光ですが、朝からニューハウンの観光の時に、近くで見るととても怖い金色の人形姫に皆さんと大笑いしました。 ちょうど、港の所を歩いているとデンマークのマルガリータ女王様専用船が停まっていて、聞いてみると午後から女王様が船内で食事を取られるとのこと。それを教えてくれた海軍の兵隊さんがとても気さくで、私たちと一緒にニコニコしながら写真に収まってくれました。 ランチには日程表に「軽食」と書いてある、ロイヤルコペンハーゲン併設のカフェでお寿司に見立てたオープンサンドイッチを頂きました。 量が少ないのではないかと心配しましたが、お客様から「スープもたっぷりあったし、ちょうど良かった」とのお声を頂きホッとしました。 午後からはフリータイムでしたので、皆さんを誘って運河クルーズに参加したり、お買い物をしたりして楽しく遊びましたが、少々歩きすぎてくたびれてしまいました。
- 女王様の船。水兵さんは皆さんと写真に収まってくれました。
- 高校卒業を迎えた若者達がトラックを貸し切り、町を巡回します。元気いっぱいで、見ているこちらまで楽しくなりました。
- 3日目
- 6月30日/晴れ/16 〜 23℃
- コペンハーゲンはシェラン島という島の南部に位置します。今日はシェラン島北部にある、デンマーク王室の方々が半年間をお過ごしになる、フレデリクスボー城の見学です。時代毎の家具調度品はどれも中々見事ですが、特に女性の方はロイヤルコペンハーゲンのフローラダニカに興味津々です。 夕方には、DFDSの船に乗り込み一晩かけてオスロを目指します。 クロンボー城を通り過ぎる時には、逆光と、強風で髪が千々に乱れるのに悩まされ、 免税店ではムーミンのマグカップをあれでもない、これでもないと時間をかけて選び、 夕食の時には、一生懸命剥いて、小さくなったザリガニの身を一口で奥様にパクリと食べられる不条理に嘆き、 22時に眠さを堪えて、デッキから見たカテガト海峡に沈んで行く夕陽に感動し、 食後のラウンジで、生演奏に思わず身体が動き出してしまいました。 デンマークに別れを告げて、ノルウェーへと移動です。
- フレデリクスボー城。もうひとつご覧頂いたクロンボー城は船の上からも確認しましたが、風が強くてヤマンバの様になりながら、通り過ぎ気味によく見えました。
- 夜の10時にカテガト海峡に夕日が沈みました。コペンハーゲンからオスロに移動する船の上から。
- 4日目
- 7月1日/晴れ/14 〜 26℃
- 朝になり、船はオスロフィヨルドへと入ってきました。 フィヨルド内には群島がたくさんあり、船はそれらを縫うように航行します。デッキではたくさんの方が、海の青、空の青、群島に可愛らしく立っている家を見ながら、椅子に座って談笑していました。 バスがハダンゲルヴィッタにさしかかると、森林限界線を超えてしまって樹木は見当たりません。 ハダンゲルフィヨルドに向けてバスが標高を下げていくと、丁度トイレ休憩のタイミングでしたので、ヴォーリングスの滝の所に止めてもらいました。 滝を色々な角度からご覧いただけるように、遊歩道が設けられていますので、ぶらぶら歩きながら足を伸ばしました。 「くれまつさん、屋根の上で草が生えている建物がたくさんあるけど、ズボラなの〜? うちの近所ではこんな風になってるとモノグサだって言われるよ〜。」というご質問には思わず笑ってしまいましたが、これは保温のためです。
- 船はオスロフィヨルドに入り、群島が見えてきました。とても美しい景色でした。
- トイレ休憩をした、ヴォーリングスの滝。遊歩道が綺麗に整備されていました。段々畑状の滝は中々の迫力でした。
- 5日目
- 7月2日/晴れ/13 〜 20℃
- 朝食を取る前にホテルのフロントの所に集合をしていたら、皆さんベランダで外を眺めています。静かなフィヨルドの海面に対岸の切り立った断崖や雲が映ってとても綺麗なのです。 さて、今日は列車や船を駆使してフィヨルドを楽しむ日です。 まずはグドヴァンゲンから、小さな船に乗り込んで、世界遺産のナーロイフィヨルドとアウランフィヨルドを航行しました。 ここは切り立った崖が左右から迫り、迫力あるフィヨルドの景色を楽しめますが、1度だけ、船が大きく揺れて、前方のデッキに座っていた方はバシャリと海水を被ってしまいました。 もうひとつのハイライト、フロム鉄道では、右に左にと見所が変わりますので、その度に皆さん右に左にと移動して、窓から乗り出すようにして写真を撮る方もいらっしゃいました。 中でも大きく歓声があがったのは、ショスの滝と、対岸の切り立った断崖にループを描いた線路が3段に見えた時だったようです。
- 朝のウーレンスヴァングホテルのロビーベランダから見たハダンゲルフィヨルド。溜息が出るほどの景色で、皆様と見とれてしまいました。
- ネーロイフィヨルドを航行する船の上からの景色。雲まで海面に映り込んでいます。
- 6日目
- 7月3日/晴れ/12 〜 18℃
- 今日も変わらず、ホテルの部屋やロビーのベランダから眺めることが出来るハダンゲルフィヨルドは海面に景色を映しこんで、大変美しい姿を見せてくれます。午前中ゆっくりの出発だったのでお散歩を楽しんだり、椅子に腰掛けて景色を楽しむ方もいらっしゃいました。 年間300日以上、いえ、たまに揶揄されて400日雨が降ると言われているベルゲンに入ってきても、今日は快晴です。晴れ男、晴れ女の方々、ありがとうございました。 ベルゲンの世界遺産ブリッゲン地区はハンザ同盟の商人たちの倉庫街で、今はレストラン、バー、お店が入っていますが、建物は木造のまま残っていて、古くなったものは最早自力では立っていられずに、横の建物に寄りかかっています。 夜、ストックホルムに移動する際には、何故かラウンジが閉まっており、ご不便をおかけした上に、飛行機が小一時間遅れて、日付けを跨いでのホテル到着となりまして、ご迷惑をおかけしました。
- フロイエン山から見たベルゲンの景色。ベルゲンでこんなに晴れるとは、、
- ベルゲンの世界遺産ブリッゲン地区。ハンザ同盟の商人達の倉庫街です。自力で立っていられない建物もありました。
- 7日目
- 7月4日/晴れ/13 〜 21℃
- 今朝はホテル出発の時間が変更になっているのを気づかずに、皆様には9時にロビーに御集合頂きました。 バスが来るまでの時間を利用して、近所の大きなスーパーへ皆様と出かけて、お土産を買いました。 1番人気はジンジャークッキーでしたが、高い所に置いてあり、特に女性の方は手が届きません。 観光は市庁舎からスタートです。ノーベル賞受賞者の晩餐会と舞踏会が行われる所で、今日はがらんどうでしたが、晩餐会当日は1000人以上が座れるような机と椅子が並べられ、階段から受賞者達がゆっくりと降りていらっしゃる様を想像して楽しみました。 夜にはノーベル賞受賞晩餐会で供されたのと同じディナーを食べに行きました。2016年の時と同じものです。 我がグループのノーベル賞受賞シャンソン歌手を囲みながら、鶉を頂きました。 ノーベルチョコだけが出ませんでしたので、クリスタルハートからプレゼントさせて頂きました。
- 王宮で衛兵交代式に出会いました。から旧市街のガムラスタンではノーベル博物館にてチョコを買ったり、可愛い方の台布巾を買ったりしました。
- ノーベルディナーはグランドホテルにて。とても素敵な部屋で笑いの絶えない思い出に残る夕食になりました。
- 8日目
- 7月5日/くもり→雨/14 〜 18℃
- 今日は皆様にとんでもなく早起きをお願いして、朝の5時過ぎにはホテルを出発して、空港へと向かいました。 今日は のストックホルム空港では無事にラウンジが使えてホッといたしました。 さて、フィンランド・ヘルシンキは今日はどんよりとしています。 午前中、シベリウス公園やテンペリアウキオ教会などを見ている時にはまだ大丈夫でしたが、お昼ご飯を食べている時、ついに降り出しました。 午後からは傘を持って、砕氷船なども停まっているヘルシンキ港近くの露店街を見たりしました。屋内の常設市場では、色々な魚の燻製などを扱っているお店があり、その中に丸ごと一匹の鰻の燻製(しかも大きい)などもあり、皆様方からは「おおっ!」というお声も聞こえました。 ヒルトンにチェックインした後、街の中心まで歩いて遊びに行きました。マリメッコやストックマンデパートをウロウロして、疲れ切ったので、帰りはトラムに乗って帰ってきました。
- 真ん中のところにデローンといるのが、鰻丸ごと一匹の燻製です。中々の迫力です。
- シベリウス公園で、パイプオルガンのオブジェ。シベリウスの代表作はフィンランディア、第2の国歌として国民に愛されています。
- 9日目
- 7月6日/雨/13 〜 18℃
- 昨日の夜は「最後の晩餐やね〜」 「そんな縁起でもないこと〜」と話しながら、夕食を頂きました。 夕食の前菜はサーモンスープでした。クリーム仕立てで美味しいのですが、サーモンはこの度どれだけ食べたでしょう? ツアー出発の時に、お客様のお1人から 「この度の旅行中に、ノルウェーのサーモンが食べれますか?」とご質問を頂きました。 「もちろんです、もう見たくなくなる程食べれます。」とお答えしましたが、まさかこんなに飽きるほど出るとは思わなかったでしょう。 食事中の話題は自然とこれまでのツアーのことになりました。 楽しい夕食でした。 今日のヘルシンキは雨です。雨だと気温も低めですが、帰国した後の日本が真夏なので、薄着で空港へと向かいます。 皆様がご利用なさったスカンジナビア航空のラウンジとお買い物エリアが大層離れていて、ムーミンやマリメッコを見に行った方は、ちょっとした運動になりました。
- この度のツアーでサーモンと共に忘れられないのが、ザリガニです。お客様からは泥臭くないのね〜とのお声がありました。北欧の方々の夏の楽しみです。
- やっぱり忘れられないのは、この美しいフィヨルドの景色ですね。
- 10日目
- 7月7日// ℃
- 乗り継ぎのコペンハーゲン空港は、あちこちのお店でバーゲンが開催されています。 でも、この度のご旅行では北欧の物価がとても高いのは嫌という程、思い知らされました。バーゲンでも、安くはないだろうなと想像できます。 ビール1杯、ワイン1杯、食事の時に値段を聞いて仰け反りそうになり、ちょっと飲もうか迷うのですが、結局飲んでしまいます。 コペンハーゲン空港ではラウンジで皆様にはご休憩頂きながら搭乗をお待ち頂き、ほぼ定刻通りに 出発したので、成田へも順調に到着しました。 皆様、日本に帰ってきてから何をお召し上がりになられるのでしょうか? 「サーモンとじゃがいも食べる方〜?」とお尋ねした時には、頭をブンブンと横に振っていらっしゃっていましたね。 日本の美味しいもの、ゆっくり入れるお風呂をお楽しみ下さいませ。 この度のツアー中のご協力、誠にありがとうございました。
- この度ご参加の皆様。ヘルシンキで初めてどんより天気になりました。でも、みなさまお元気に最終日までツアーをお楽しみ頂いた様です。
- 人魚姫と申します。住まいはコペンハーゲンの海辺の岩の上です。昼間は皆さんが代わる代わる見学にいらっしゃってちょっぴり恥ずかしいので、今度からTシャツを着る予定です。皆様、この度の良いお天気は私がノルウェーのトロルやスウェーデンのダーラナ馬と協力してご用意したのですよ。ヘルシンキもムーミンにお願いしたつもりだったのですが、ムーミン、忘れたのでしょうか?雨になってしまいごめんなさい。北欧は物価が高いので、日本に一度行って色々お買い物、お食事をしてみたいのです。行くんでしたら、北回りのバレンツ海から北極海経由で行くと近いと思うので北海道から入りますね。ししゃもでも食べますかね〜。あ、うちの近郊でも取れるんですが食べた事ないので、、、
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