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2018年7月28日出発 <ANA国際線往復直行便利用> 印象派の愛したノルマンディーからケルトの薫り漂うブルターニュ10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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先日は阪急交通社クリスタルハートをご利用くださいまして誠にありがとうございました。旅日誌を作成いたしましたので、早速送らせていただきますのでご笑納ください。 思えばフランスの10日間のツアーといっても首都パリには初日に宿泊するだけで観光もなく、今回はタイトル通り「印象派の愛したノルマンディーとケルトの香り漂うブルターニュ」、地方のみをゆっくりと旅するコースでした。 団体旅行ではなかなか訪れることができない小さな村やツアーではあまり使わないシャトーホテルへの宿泊も含めて、私にとっても新鮮で思い出に残るツアーとなりました。 ただ、あまりにも天気が良すぎて暑く、土地柄、ホテルの部屋にエアコンがなかったりして大変でしたが、皆様のご理解とご協力に感謝いたしております。クリスタルハートにはまだまだこだわったツアーがたくさんありますので、今回のツアーで懲りずにまたのご参加を心よりお待ち申しております。

 

1日目
7月28日/晴れ/19~28℃
さあ、今日はいよいよツアー出発日です!がしかし?複雑な動きをしていた台風12号の動きが気になって、私も午前6時の電車で羽田空港へ向かいましたし、お客様も一番早かった方で8時過ぎにカウンターにいらしてくださいました。個々にチェックインをお願いして、個々にご出国、今回は16名様全員がビジネスクラスを選んでくださいましたので、羽田空港のラウンジで出発前のゆっくりとした時間も過ごしていただくことができました。ANA215便はほぼ予定通り出発し、パリに到着後皆様でご入国、シャルル・ド・ゴール国際空港のターミナル1は古い割に未来的な建物で、チューブの動く歩道を上がってターンテーブルへ。ポーターが全てのスーツケースを取ってくださったので、皆様は楽々とホテルへ。さすが直行便の空の旅、まだまだ明るく早い時間なので、ご希望のお客様と近くのスーパー「モノプリ」へ・・・
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今回は全日空の空の旅
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パリのホテルはエッフェル塔の近くでしたよ!
2日目
7月29日/曇りのち雨/18~23℃
今日はゆっくりと9時にホテルを出発。この日から運転手さんは8日間ピントさんが勤めてくれました。まずはノルマンディーの入り口「ジベルニー」へ。クロード・モネが晩年を過ごした家と庭園をご観光。まずはウォーターガーデン。そこにはモネが描いた睡蓮の池が広がっていました。家は混んでいましたが、並んでも見る価値があるのはモネが日本画に憧れ、集めたコレクションの展示が我々日本人には誇りに思えるからでしょうか?そのあとジャンヌダルクゆかりのルーアンを訪れ、ジャンヌ・ダルク教会やジャンヌ・ダルクが火あぶりの刑に処された場所、そして大時計通りや大聖堂を見学後、またもジャンヌ・ダルク博物館のご観光!これは新しいオーディオビジョンを見ながら観光する斬新な博物館!最後はこれまた印象派が愛したオンフルールの町へ。夕食をホテルの近くでいただいて、ご興味ある方は旧港を散策いたしました。日が長いと得した気分です!
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ジャンヌ・ダルク教会観光中!
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大時計通りを歩いて大聖堂へ
3日目
7月30日/晴れ時々曇り/19~28℃
今日も9時出発で、画家コロー、モネ、クールベや作家のモーパッサン、作曲家のオッフェンバックたちに強い感銘を与えた断崖絶壁と美しい海岸線のエトルタへ。ここでは運転手ピントさんがバスを町の中心へとまわしてくださり、おかげで写真を撮るだけでなく、「ファーレーズ・ダモン」と呼ばれる絶景ポイントへと登ったり、カフェでゆっくりした時間をお楽しみいただけましたね!その後、港町ルアーブルへと走り、ご昼食レストランへ案内しようと思ったら突然ゲリラ豪雨?に?なんか一番濡れるときにご案内してすいません。昼食後は天気は快復して、オーギュスト・ペレが作った「サン・ジョセフ教会」や集合住宅を観光いたしました。オンフルールに戻り、一度ホテルへ・・・というのも今回は町からほど近いホテルですので、休憩後ご一緒に徒歩で「エリック・サティの生家」や「聖カテリーナ教会」を観光してフリータイム。夕食は自由食でしたよ!
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雨のあとのルアーブル、昼食タイム
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コンクリートの詩人の作品観光中
4日目
7月31日/晴れ一時雨/15~24℃
今日は「ディーブ・シュル・メール」を散策したり、また<フランスの最も美しい村>協会によって認定された「ブブロン・オン・オージュ」村にて自由時間とご昼食を。ノルマンディー特有の木組建築が円陣を組んで建ってるようで素敵な村、さらにシードル工場「Domaine Dupout」にてリンゴ園や蒸留施設、そしてお待ちかねの試飲!カルバドスを買って、最後は「リンゴの礼拝堂」へ。ここはどのツアーもあまり訪れない小さな「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂」、しかし朽ち果てかけたこの礼拝堂を10年間かけて修復したのが日本人芸術家の田窪恭治氏!ノルマンディーのリンゴと旧約聖書からのイブが食べてしまったリンゴ、これをイメージに東洋と西洋が交わった素晴らしい礼拝堂!ガラスの瓦も斬新でしたね!お泊まりはシャトーホテル!色々なお部屋がありましたし、バスタブがない部屋もありましたので、くじ引きにさせていただきました。
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カルバドス試飲中!
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リンゴの礼拝堂観光中
5日目
8月1日/快晴/13~28℃
今回は毎日9時に出発しておりますので、朝もホテルの周りや庭園を散策することができますね!さあ、今日からはノルマンディーからブルターニュへと旅を続けます。ノルマンディー最後の観光地は、ココは絶対に外せないという「モンサンミッシェル」遠くに見えてきたときは誰もがときめく幻魔の城!海上の岩場にそそり建つ修道院は日本人が見たい世界遺産のベスト3にいつも入っているようです。しかし今日から8月!フランスでは一番のバカンスシーズンとなり、駐車場からのシャトルバスや島内も大勢の人で歩いて行けないくらい?僧院観光で時間がかかりましたので、観光後はご昼食を先にいただいてからフリータイム。名物プラールおばさんのビスケットを購入してそのあとはブルターニュ地方の中世の城壁に囲まれた「サンマロ」の町散策観光へ。サン・ヴァンサン大聖堂を見学し、城壁を歩いたり、シャトー・ブリアンの生家の写真をとったりしてホテルへ。
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モンサンミッシェル観光中
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サンマロの城壁の上を散策中
6日目
8月2日/晴れ/16~27℃
今日は少し早く出発いたしまして、15世紀以降キャンバス地の布の貿易で繁栄したロクロナンを目指します。しかし走っても走ってもドライブインなど休憩できる場所がなく、ホテルを出発してから2時間以上走っているのに、看板はあっても実物がない?ようやく見つけたマクドナルドのマークに魅かれて入店して珈琲でも飲もうか・・・と思ったらタッチパネルでの注文で進んでいてわからな~い!?すったもんだのあげく黒っぽい花崗岩で造られた村「ロクロナン」を散策し、お昼をいただいて「ラ岬」へ!岬へは15分くらいかかるとご案内しましたが、予想以上に時間がかかってしまったため急きょ集合時間を変更いたしましたが、そのためにかえって混乱を呼びお客様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした・・・でも、天気がよくて最果ての地も感動!カンペールでは陶器工房と旧市街をご案内してホテルへ。
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どうやって注文を?マックのタッチパネルボード
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趣があるロクロナンの旧市街
7日目
8月3日/晴れ/25~35℃
今日も企画担当者がこだわったブルターニュ地方の小さな町めぐり・・まずは「ポンタヴェン」へ。ココは19世紀にはゴーギャンをはじめ画家が集まりポンタヴェン派を作り上げた所。散策後美術館を観光し、その後ゴーギャンもインスピレーションを受けたという「トレマロ礼拝堂」も観光。お昼をいただいた後は、エジプトよりもある意味古い遺跡がある「カルナック」へ。しかし暑い!しかもいまだしっかりわかってない謎の遺跡をブラブラ歩くのもきついのでプチトレインに乗って楽々観光!海があんなに近かったとはびっくりしましたか?そして「ヴァンヌ」も散策してミシャックのこれまたシャトーホテルへ。広いお庭に入ったら15世紀のお城があり、我々は18世紀の領主の館に泊まりましたが、チェックイン時にお待ちいただいたのは厩舎でしたよ!夕食は美味しかったのですが、レストランにエアコンがないことと、時間がかかりましたね・・・
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暑いのでもうプチトレインで観光しましょう!
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ドメーヌ・ド・ラ・ブルテッシュは夜、いい雰囲気に!
8日目
8月4日/晴れ/18~33℃
今日は観光最終日、ゆっくり出発し、運転手ピントさんのご厚意で「Calvary」へ。このブルターニュの聖なる丘にて皆様のカメラをお借りして全員撮影!ご協力ありがとうございました!そしてお塩で有名な「ゲランド」へ行って塩田を観光後ショッピング。そして<フランスの美しい村>「ロッシュフォール・オン・テール」へ。私がレストランを見落として、お待ちいただき申し訳ありませんでしたが、日本語マップをお渡しして昼食後はフリータイム。そして今回の最終目的地「ナント」へ。ホテルにバスが横付けできませんので、到着後少し歩いてホテルへ。本来ならホテルから歩いて観光を始めますが、まだまだ暑いのでガイドさんのアドバイスでバスで大公城や大聖堂を観光し、バスでホテル近くまで戻り、パッサージュ・ポムレーなど散策していただきました。
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聖なる丘の前で団体撮影!
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世界のシェフを魅了するお塩はここ、ゲランドから!
9日目
8月5日/晴れ/18~30℃
帰国日の今日は日曜日で10:30にホテルを出発してナントの駅へ。ここで8日間ご一緒だった運転手ピントさんとお別れ。土曜日に街中でデモなどありまして、道が閉まると動けなくなるので、余裕をもってホテルを出発しましたが、すんなり到着してしまい、スーツケースは私が見ておいて、お客様はお昼用の軽食やお飲み物を買ったり、植物園を見たりして時間をつぶしていただき、ようやく我々のTGVに乗ることができました。ただ、パリの駅と違い、ナントの駅にスーツケースを運ぶポーターはいませんので、皆様のご協力をいただき、3時間少々高速列車の旅をお楽しみいただいた後、パリ、シャルル・ド・ゴール空港到着時も有志の男性陣が勇士となってスーツケースを降ろしてくださいましたね。また、ターミナル2からターミナル1への移動にもご協力いただき、全日空のカウンターがオープンしたら一番にチェックイン。ラウンジでくつろいでいただきました。
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ナントの中心「王の広場」
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フランスが誇るTGVは速かったですね!
10日目
8月6日/晴れのち曇り/22~36℃
フライトは予定通り出発しましたが、往路と同じく帰路も今度は台風13号が心配でしたが、我々の方が早く着いてまぬがれました。しかし異常気象か雨の多いブルターニュ地方で雨が降らず、天気には恵まれすぎるほど恵まれたものの、(贅沢かもしれませんが・・)毎日暑くて体力を消耗した方もいらっしゃったことでしょう。発展途上の観光地のため、行き届かない点もあったかと思いますが、皆様と無事日本に帰ってこられて幸いです。私にとっては毎日反省と勉強の10日間でしたが、お客様に恵まれて救われたツアーでもありました。これからも阪急交通社クリスタルハートは新しい観光地を発掘し、皆様をワクワクさせるような企画をご提案していきます。私、大藪もいつかまた皆様とご一緒できる日を心待ちにしております。数々の楽しいお話や思い出を、本当にありがとうございました。
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フランスの美しい村100選
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美味しかったギャレット!卵、ベーコン、チーズ!

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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