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2018年4月3日出発 羽田発着 <ルフトハンザドイツ航空利用>時を紡ぐ北スペインとポルトガル9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月3日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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日本の四分の一の大きさのポルトガルに少し足をのばして北スペイン、ガリシア地方のサンチャゴ・デ・コンポステラへのツアー!ということで、バスの走行距離は約1100キロ!・・・ですので毎日に余裕があるツアーでした。時期的には春なのですが、季節の変わり目ということで、朝晩寒く雨や曇りの日が多かった・・・とは思いますが、それでも天気が良い日には丁度いい気候で気持ちの良い時間を過ごせましたね!さらに今回は三組のご夫婦とひと組の親子、そして一人参加の女性がお二人の10名様のグループでしたので、いつもテーブルを共にされて家族のように旅を続けることが出来たと思いますし、私もご一緒させていただいた時には、色々な楽しくてためになるお話を伺う事ができて勉強になりました。こういうお客様となら、まだまだツアーを続けたいな~と思える方々とご一緒できて光栄でした。本当に沢山の想い出をありがとうございました。
1日目
4月3日/晴れのち雨/8~14℃
いよいよ今日は待ちに待った「ポルトガルと北スペイン」へのツアー出発日!羽田空港12:05集合でしたが、今回は全員様がビジネスクラスのツアーを選んで下さり、全日空のラウンジが使え、カレーかららラーメン、お酒など何でもそろっていますので、出発前からツアーをお楽しみいただいたことでしょう。ルフトハンザ・ドイツ航空のフランクフルト行きは、日本ではもう飛んでいない懐かしいボーイング747!JALではジャンボと呼んでいた機材となります。予定通りの運航で乗り継ぎもスムーズでしたが、ポルト行きのフライトが遅れ、到着は23:30!そしてスーツケースが出てくるのにも時間がかかり、ホテル到着はなんと25:10!になってしまいました。長い空の旅、本当にお疲れさまでした!
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ルフトハンザの機種はボーイング747!
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ドウロ川に臨むポルトの町が待っています。
2日目
4月4日/曇り時々雨/7~14℃
ポルトの町の発祥は青銅器時代の後期、紀元前8世紀頃、当初から地中海と結ぶ重要な港町であり、ローマ軍が進駐すると首都ブルガとローマを結ぶ拠点になりました。その時代にこの町は「カレ」と呼ばれ、カレの港、「ポルトゥカレ」がこの国の名前「ポルトガル」になったということです。日本の長崎市と姉妹都市関係。旧市街のシンボル「グレゴリウスの塔」から「リブレリア・レロ・イ・イルマオン(1869年にレロ兄弟によって創業され、1906年にこの地に移されたという美しい書店を見学、かのハリー・ポッターシリーズを書いたJKローリングも何度も訪れていたということです。そして世界で美しい駅といえば、必ず名前があがる「サンベント駅」写真ストップ。さらに創業1790年で今年は228年目のポルトワイン醸造所「サンデマン」で試飲。最後に「サンフランシスコ教会」を訪れてご昼食。 午後は自由行動をお楽しみいただきました。
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アールヌーボとゴシックの融合した本屋
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かつては修道院だった場所。サンベント駅
3日目
4月5日/曇りのち晴れ/8~18℃
今日はポルトガル王家発祥の地「ギマランイス」へ!旧市街の小高い丘の上に10世紀のお城「カステロ」がそびえ、写真を撮りながら初代国王アフォンソ・エンリケスが洗礼を受けたという「サンミゲル礼拝堂」も観光。「ブラガンサ侯爵邸」をかすめサンチャゴ広場やオリベイラ広場を散策して、休憩にはポルトガルのカステラ「パン・デ・ロー」をサービス!その後バスを北に向かって走らせて、国境を越えてスペイン・ガリシア地方に入り、港町ヴィーゴでシーフードのお昼をいただき、今日は天気が良くなったので先に「歓喜の丘」を訪れてサンチャゴの大聖堂の鐘楼を遠くに見て、その大聖堂の目の前のパラドール「レイエス・カトリコス(王立病院)」にお泊まり。夕食はゆっくりなスペインですので今日のうちに大聖堂内部や旧市街をご案内しておきました。夕食はパラドールディナー、カバ(スペインのシャンパン)とともに・・・
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モンテ・ゴソー「歓喜の丘」にて
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ホテルの目の前にあるサンチャゴの大聖堂
4日目
4月6日/雨/8~11℃
今日は10時にゆっくりと観光へご出発・・・しかし大聖堂に入ったとたん、今日はボタフメイロ(振り香炉)がある!との情報を得たものですから急に忙しくしてしまったようですが、付属博物館をご覧いただき、一度外へ出て雨の中でしたが市場へご案内・・・そこでは「ケイショ・ティティーリヤ」というガリシアのチーズを購入し、また修道院で焼いているビスケットのお味見などお楽しみいただいて大聖堂に戻りました。ボタフメイロまで時間はありましたが、途中から入場規制もありますので、とりあえず座っていただいてボタフメイロを待ちましたね・・これは寒~い時間でしたが、ボタフメイロが振られましたら全ての罪も免れたような気分になりました。お昼をいただき再度国境を越えてポルトガルに戻り、ヴィアナ・ド・カステロへ。町を散策しお泊まりはポサーダ。チェックイン後にご希望の方とサンタルシア教会の鐘楼へ・・夕食もお部屋も好評なホテルです。
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市場でガリシアのチーズ購入
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ラッキーにも今日はボタフメイロがありました!
5日目
4月7日/雨のち曇り/9~18℃
今日はまず、運河が絵になる水郷の雰囲気あふれるアヴェイロへ。アズレージョの美しい駅の写真を撮ったあと、中央運河へ。皆様がお写真を撮っていただいている間に「オボシュモーレス」という卵の黄身を砂糖で味付けした黄色いアンコを樽や貝殻、魚の形の独特の容器に入れたお菓子を購入して味見していただきましたよ!ここアヴェイロは大分市と姉妹関係だそうです。その後大学の町「コインブラ」へと走り、美味しいお昼をいただいた後、歴史と伝統があるコインブラ大学のご観光。特に1724年にドン・ジョアン5世が建てたという「王立ジョアニア図書館」の内装が素晴らしかったですね・・・旧市街を歩き、旧大聖堂に入場観光して、コンペイトウ(なぜかココでしか買えません!?)を購入してホテルへ・・・ご希望の方々と今日もスーパーへと歩きました。
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ポサーダのロビーからのサンタルシア教会
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美味しかったコインブラのご昼食
6日目
4月8日/雨のち晴れ一時曇り/8~15℃
今回ははっきりしない、ぐずついた天気が多いのですが今日も曇り空。そんな中でも運転手アルトゥーロさんは安全運転でバスを走らせ、大西洋に面した漁師の町「ナザレ」へ。ここは古代フェニキア人によって開かれた港町ですが、それよりも1954年のフランス映画「過去を持つ愛情」の中でファド「暗いはしけ」を歌ったアマリア・ロドリゲスで有名かも知れません。ここで全員撮影にご協力いただき、次はかわいらしい丘の上に築かれた城壁によって囲まれた王妃の町「オビドス」へ!散策後フリータイムを取っていただき、イワシを食べて爆睡しながらリスボンへ・・・ここでチャーミングな現地ガイド「ディアナ」さんと合流して、ジェロニモス修道院内を日本人ガイド「エリコ」さんと観光いたしました。エッグタルトのお店で少々待たされましたが、ベレン地区の観光を終えて、ホテルへ。夜もまだまだ遊べます!ファドの夕べをお楽しみいただきました!
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創業1837年の老舗のエッグタルトのお店にて
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リスボンのシンボル!発券のモニュメント観光中
7日目
4月9日/曇り時々晴れ/11~14℃
ツアーも今日は最終日。午前中からヨーロッパ最西端「ロカ岬」へとバスを走らせます。奇跡的に今日は風もなく穏やか・・・写真ストップの後フリータイム。詩人カモンイスは「ここに陸果て、海始まる・・・」と詠いました。そしてユネスコ世界遺産にも登録されている「シントラの王宮」の入場観光。ここシントラ山系の避暑地を詩人バイロンは「この世のエデンの園」とたたえております。リスボンへ戻ってお召し上がりいただいたのが、ポルトガルの名物料理「カタプラーナ(ポルトガル風ブイヤベース)」。そして消臭力のCMのミゲル少年でもおなじみの「サンペドロアルカンタラ展望台」からの写真を撮って最後は可愛いトラム(路面電車)を借り切ってリスボン旧市街のパノラマ観光です!観光後は町の中心「ロッシオ広場」にてフリータイム。夕食は自由食です。ご希望の方々とアモレイラスショッピングセンター内の「リパブリカ・イタリア」にて最後の晩餐?
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ヨーロッパ最西端のロカ岬
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シントラ王宮観光中
8日目
4月10日/雨/8~12℃
今思えば昨日はロカ岬といい、シントラでケイジャーダというお菓子を味見していただいた時といい、リスボン観光中やフリータイムの時といい、奇跡的な天気でしたね。で、また今朝から冷たい雨が降っています。最終日まで8日間ご一緒だった運転手アルトゥーロさんとお別れして我々は帰国の途へ・・・フライトはフランクフルトではなくて、帰路はバイエルン州の州都ミュンヘン経由、乗り継ぎ時間はほとんどなかったのですが、幸か不幸か羽田行きのフライトが45分の遅れがでていて、その分ラウンジでビールなどいただいてくつろがれましたね。そしてLH714便は往路のようなボーイング747ではなく、エアバス340-6(346)でのフライトでした。エコノミークラスの地下のお手洗い・・・ご覧になった方はいましたか?おしゃれですよね~
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懐かしい路面電車でのリスボン観光
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ナザレでご協力いただいた団体撮影
9日目
4月11日/晴れ/10~16℃
帰路のフライトでM様が私を呼びに来てくださったのですが、K様が体調悪くされたようでした。客室乗務員が「お医者様か看護士の方、いらっしゃいましたらおっしゃって下さい!」という機内放送は耳にしましたが、まさか私のお客様とは・・・やっぱり全員様がビジネスクラスを選んでいただいたら添乗員もビジネスクラスでないとお手伝いできませんね・・・なんてそれはまず無理な話ですが、K様も大事に至らなくてよかったです。日本に帰国したらまずはかかりつけのお医者様に診てもらってくださいね。冗談でお話したように、私のような大藪医者ではなくて・・今回は数ある旅行会社の中から、阪急交通社クリスタルハートをお選びいただきまして誠にありがとうございました。楽しい想い出に残る時間を過すことが出来ました。またいつか皆様とご一緒出来る日を、私、大藪も心待ちにしております。数々の想い出を本当にありがとうございました。
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後ろ髪引かれる想いのリスボンの町
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ファドレストランではイケメンウエイターのサービスが!

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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