2018年7月26日出発 <ANA国際線往復直行便利用>珠玉の名画の数々を巡るオランダ・ベルギー・ルクセンブルク10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月26日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/石原 啓江(いしはら ひろえ)
- 皆さま、こんにちは。先日は阪急交通社クリスタルハート、珠玉の名画数々を巡るオランダ・ベルギー・ルクセンブルクにご参加いただきまして、まことにありがとうざいました。毎日お天気に恵まれ、通常こんなに暑くなることもなく、不安定なお天気のベネルクス三国では嬉しい悲鳴が、最後の方は本当の悲鳴になりました。1番記憶に残っているのが、アントワープでの夕食です。初ベルギーの食事とあって、ビールの注文量にはビックリでした。個人個人それぞれ違ったビールをオススメでき、楽しんでいただけ嬉しかったです。旅日記が完成しましたので、またあの暑かった旅行を思い出してくださると私も嬉しいです。
- 1日目
- 7月26日/晴れ/30℃
- いよいよ今日はツアー出発の日です。 今回総勢16名様。皆様とご縁がありまして今回同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 北海道、関東、広島、京都からのお客様にお集まりいただきました。 そして成田空港より全日空の直行便でデュッセルドルフへ。やはり、直行便は疲れなくて良いですね。明るいうちにホテルに到着。 早速ドイツビールを楽しまれているお客様もいらっしゃいました。 私はベネルクス三国は大好きなところです。オランダの芸術、ベルギーのグルメ、たくさんご紹介していきたいと思います。 明日は国境を越えて、オランダに参ります。今日はゆっくりお休みください。
- 2日目
- 7月27日/晴れ/34℃
- デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中に佇む、クレラーミュラー美術館を目指して出発です。ゴッホのコレクションは270点以上。『夜のカフェテラス』や『アルルの跳ね橋』など、有名な作品から珍しい作品までゆっくり見学しました。 昼食後は、ユトレヒトへ。オランダのほぼ真ん中に位置する第4番目の街。宗教の中心として栄え、商業都市であると同時に大学都市でもあります。そんな古い歴史を持つ街に、日本人が大好きなキャラクターの生みの親、ディック・ブルーナのアトリエとミッフィーミュージアムがあります。作者、ディック・ブルーナはユニセフや赤十字など、社会福祉活動のためのデザインも多数手がけていたので、それらの功績によりナイトの称号を与えられているそうです。お孫さんにお土産を買われていた方も!きっと喜ばれたでしょうね。限定Tシャツも可愛かったです。その後、ホテルにチェックインしました。
- 夜のカフェテラス
- ユトレヒトの街角
- 3日目
- 7月28日/晴れのち曇り時々雨/33℃
- 今日は朝一番でゴッホ美術館へ。わずか10年の活動で生み出した多くの作品を、年代にそって展示しているので、とても見学しやすい美術館です。有名な『ひまわり』『アルルの寝室』『馬鈴薯を食べる人々』『カラスの群の飛ぶ麦畑』など、短い人生を駆け抜けた天才画家の作品を鑑賞しました。 そしてもう1つの美術館である、国立美術館へ。レンブラントやフェルメールなど、オランダを代表する中世絵画が楽しめる美術館です。 お目当ては、もちろんレンブラントの『夜警』。ドラマチックなこの作品は、光と陰を巧みに使っています。 フェルメールの作品では、ラピスラズリを使ったフェルメールブルーを楽しんでいただきました。 縦横無尽に張りめぐらされた運河の街、アムステルダム。アムステル川に築かれたダム(堤防)と言う名の通り、中央駅を中心にたくさんの運河が扇状に広がっています。昼食後は運河クルーズ体験。お天気が良すぎて暑かった!
- 王宮
- アムステルダム国立美術館
- 4日目
- 7月29日/晴れ時々雨/31℃
- オランダの政治の中枢は、ハーグです。オランダ第3の街。国会議事堂や、国王の宮殿、平和宮(国際司法裁判所)もハーグにあります。 そんなロイヤルシティでは、17世紀のオランダ絵画を集めたマウリッツハウス美術館の見学から始めましょう。建物は、ヨハン・マウリッツ伯爵の邸宅で、オランダで最も美しい建物と言われています。もちろんここでは、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』が人気。今日は人も少なく、目の前でツーショット写真まで撮れました。ラッキー! 昼食はスヘフェニンゲンで北海を眺めながら。かつてのリゾート地は、やや活気がなくなりつつあるように感じました。 午後は、フェルメールが生涯を過ごしたデルフトへ。現在はデルフト焼きで有名です。 オランダはその名の通り、低い土地で海抜−2mのところにキンデルダイクがあります。子供達の堤防と言う名の世界遺産には、19基の風車が並んでいます。見学後はベルギーに入国。
- 真珠の耳飾りの少女
- 平和宮
- 5日目
- 7月30日/くもり/30℃
- ベルギー最初の見学はアントワープから。スヘルデ川の河口にあるベルギー第2の街。画家ルーベンスの生地でもあります。ギルドハウスの並ぶ広場や、旧市街の細い道を歩きながらノートルダム大聖堂へ。 フランドル地方で最も大きなゴシック建築の大聖堂。中は大聖堂と言うより、もはや美術館。ルーベンスの傑作『キリストの降架』『聖母被昇天』など鑑賞しました。 ゲントでは名物のワーテルゾーイをいただき、今度はファン・エイク兄弟の『神秘の子羊』を見学。15世紀の作品とは思えないほどみずみずしく、そして精緻な細部の描写、初期フランドル絵画の最高傑作と言われる作品。 旧市街を散策した後、お泊まりのブルージュへ。 夕食は名物料理、ムール貝のワイン蒸し。ビールとともに、完食された方もいらっしゃいました。 食後は各自ブルージュ散策しながらホテルへ。 名物?アルコール度数15パーセントのビールをお客様と飲みに行きました。流石に酔いました!
- キリストの降架
- ゲントの街
- 6日目
- 7月31日/くもり時々晴れ/32℃
- 中世のまま時が止まってしまったような街、ブルージュ。街を流れる運河には50以上の橋(ブルージュ)が架けられています。 13世紀から14世紀にハンザ同盟の主要都市として栄えましたが、その後運河の沈泥で船が出入りできなくなり、街の発展が止まってしまいました。 どこを見ても絵になる街、ブルージュ。歩いて見学です。 マルクト広場にあるシンボルの鐘楼は、美しいレースのような細かい装飾です。15世紀に完成しました。 べギン会修道院は1245年に設立。現在でも修道女さん達が共同生活しています。春は水仙の花が咲き乱れます。 3時間の街歩きのあと、フリータイム。 運河クルーズを楽しんだり、チョコレートを買ったり、それぞれの時間を楽しんでいただきました。 夕食は数名の方とブルージュ名物の魚介レストランへ。とても美味しかったのですが、皆さんの食欲にも驚きました。明日は、フランダース地方よりワロン地方に入ります。
- ブルージュ歴史地区
- ブルージュ名物魚介プレート
- 7日目
- 8月1日/晴れ/34℃
- ベルギーの首都であるブリュッセルは国土の中心と言うその立地を利用して、古くから交通の要所として栄えました。 現在はヨーロッパ連合やNATOなどの国際機関の本部が置かれている国際都市です。 街の中心の広場、グランプラスはフランスから亡命し滞在していた文豪ヴィクトル・ユゴーが「世界で最も美しい広場」と言う言葉を残した広場です。その言葉通り、美しい建物が所狭しと並んでいます。 小便小僧も見学。お水ではなく、ビールやワインが出てくる日もあります。次回は是非! アルデンヌ地方のディナンでお昼をいただきました。マスが一匹!おいしかったですね。 ヴェーヴ城の見学は、お城までの坂道が皆さんキツそうでした。日本の皇室ともゆかりがあり、菊の紋章の入った七宝焼きのお皿も展示されてました。 そして、国境をこえて小国でありながら、高い経済水準を誇る、豊かなルクセンブルクへ。夕食では、ルクセンブルクの地ワインを飲まれた方も!
- 小便小僧
- ヴェーブ城
- 8日目
- 8月2日/晴れ/35℃
- ルクセンブルクは、ベルギー、ドイツ、フランスに囲まれた小さな国。963年にアルデンヌ伯が岸壁に要塞を建てたのが、街の始まりです。 最初にノートルダム大聖堂に入りました。建物は2つの時代に分かれていて、特に大航海時代のスペイン建築の影響を受けた柱や、パイプオルガンは興味深かったですね。 大公宮殿もルネッサンス様式とスペイン建築で建てられています。 見学後はまた国境を越えてベルギーへ。 リエージュはベルギー第4番目の街。オリンピックのエンブレムで話題になりました。その他では、ワッフルが有名です。そのワッフルをお昼にいただき、とても暑い中の見学。 見学後はまた国境を越えて、オランダの古城ホテルへ。 夕食では、珍しくオランダ産のワインがありました。
- 君主司教宮殿
- シャトーセントヘルラー
- 9日目
- 8月3日/晴れ/36℃
- 今日は帰国の日ですが、全日空の夜便なので、まだまだ観光します。 マーストリヒトは、オランダ最古の街の1つです。古くからヨーロッパの十字路として栄えました。マース川の左岸に広がる旧市街を散策。ブックハンデルドミニカンはかつての教会を本屋さんにしました。美しいゴシック建築の窓から優しい光が差し込んでいました。そして見学後はフリータイム。今日は青空市場もオープンしてましたね。 昼食後は、国境をこえてドイツ、ケルンへ。ドイツ第4番目の街です。大聖堂は世界最大級のゴシック建築。圧巻です。大聖堂内部には宝物である『東方三博士の聖遺物』が展示されてました。この宝物を拝みに巡礼者が集まり街が繁栄しました。 見学後はデュッセルドルフ国際空港へ。 全日空で成田空港に帰国です。
- 聖セルファース教会
- ブックハンデルドミニカネン
- 10日目
- 8月4日/晴れ/36℃
- 全日空210便は無事に成田空港に到着。 お荷物も無事に届き、とうとうお別れの時がやってきました。 10日間大変お疲れ様でした。今回は異常気象で暑い中のご旅行でしたが、たくさんのご理解とご協力まことにありがとうございました。 私も皆さまと楽しく過ごすことができました。 また、どこかの国でお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもどうぞお元気で、そしてこれからも安全で楽しい旅を続けてくださいね。ありがとうございました。
- ブルージュ歴史地区
- ベルギービール
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