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2018年7月3日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊!ギリシャ縦断10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月3日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
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金光 早苗(かねみつ さなえ)です。2018年7月3日出発の「紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間」(別名:猫と出会うギリシャ&トルコ(エフェソスの遺跡)10日間)に添乗してまいりました。見どころ満載、盛り沢山のギリシャの旅。前半は少し疲れも出ましたが、後半はクルーズとサントリーニ島で2連泊でしたので身体にも楽でしたね。7月のギリシャは日差しが強く、4月に添乗した時に比べ猫となかなか出会う事ができませんでしたが、猫好きな私の為に猫を見つけては声をかけて下さった優しいお客様に心がほっこり温かくなりました。今回訪れなかったロードス島など、エーゲ海にはまだまだ素晴らしい島々が沢山あります。ぜひまたギリシャにいらして下さい。
1日目
7月3日/晴れ/32℃
成田空港→イスタンブール(機中泊)。トルコ航空のロゴマークはハイイロガンで、機体にはグレーでトルコの国花チューリップの花が描かれています。チューリップというとオランダの印象が強いですが、原産国はトルコから中央アジアにかけてと言われています。現在就航地280か所のトルコ航空ですが、初の国際線路線就航地はギリシャ。ギリシャとトルコはエーゲ海を挟んですぐ近くで、ギリシャがオスマン帝国の支配下に置かれた時代もありました。トルコの初代大統領アタチュルクが生まれ育ったのは、当時オスマントルコ帝国の一部だったテッサロニキです。近代トルコの父であるアタチュルクを慕うトルコ人は多く、彼が生まれ育った現ギリシャのテッサロニキにも多くのトルコ人が訪れ経済効果に貢献しています。同時に領土問題を巡る戦争の傷跡を今も抱えて暮らす人達もおり、両者の関係は複雑です。
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ハイイロガンとチューリップが機体に描かれたトルコ航空
2日目
7月4日/晴れ/18~23℃
イスタンブール→テッサロニキ→メテオラ→カランバカ(アマリアホテル)。古くはテッサロニキの街を取り囲む城壁の一部でもあったホワイトタワーには、血塗られた過去もあります。アレキサンドロス大王の騎馬像を写真に収めメテオラへ。皆様のご協力のお陰で、メガロメテオラ修道院と聖シュテファノス修道院をゆっくりと見学することができました。迫害を受けたキリスト教徒達の聖域でもあったメテオラ。セルビア王国の王位を捨てて、アサナシオスのもとで修道士の道に入ったヨアサフの富と特権により、メテオラ最大の修道院「メガロメテオラ修道院」が約600mの岩山の上に建てられました。岩の表面を削って階段が造られたのは20世紀に入ってからの事で、それまでは梯子を繋いだり滑車につるした縄袋で修道院まで上がっていたそうです。上まで引き上げるのに約30分…生きた心地がしなかったでしょうね。
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メガロ・メテオロン修道院に向かう階段から見たヴァルラアム修道院
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聖シュテファノス女子修道院で見かけた猫の親子。ママのマネをして毛づくろい。
3日目
7月5日/晴れ/15~25℃
カランバカ→テルモピレー→デルフィ→アテネ(アマリアホテル)。デルフィに向かう途中、ドライバーさんのご好意でスパルタ軍とペルシア軍の戦いの舞台「テルモピレー」にて写真ストップ。テルモピレーとは「熱い道」、その名の通り近くには温泉が!ぜひ足湯を造って欲しいですね。デルフィでは、日本語がとっても上手なジョージアさんの案内のもとアポロンの神託が行われた聖域、また世界の中心「大地のへそ」で有名なデルフィ古代遺跡と博物館を見学です。博物館の見所のひとつ「青銅の御者像」は本当に素晴らしく、今にも動き出しそうな御者の瞳やまつ毛にうっとり。この像は約2500年前、デルフィで行われた古代ギリシャの大祭「ピューティア祭」の4頭立ての戦車レースの優勝を記念して奉納されたものです。ホテルの屋上からご覧頂いた、パルテノン神殿があるアクロポリスの丘とリカヴィドスの丘のライトアップがとても綺麗でしたね。
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青銅の御者像はまつ毛の一本まで細かくつくられています
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アポロン神殿など(デルフィ古代遺跡)
4日目
7月6日/晴れ/25℃
アテネ→ミコノス→(船泊)。アマリアホテルはシンタグマ広場まで数分の距離。その立地の良さを生かして、朝食後、無名戦士の墓の前で1時間ごとに行われる衛兵交代を見に言ったお客様もいらっしゃいました。ピレウス港で、セレスティアルオリンピア号に乗船です。乗船後は、救命胴衣を着けて避難訓練などで結構忙しく、あっという間にエーゲ海の真珠ミコノス島へ到着しました。港から町へはシャトルバスで移動し、ミコノス島散策では、ニコラス教会やパラポルティアニ教会、リトルベニス、風車等を訪れました。こんな時間に到着で散策を楽しめるの?と心配されていたお客様もいらっしゃいましたが、今の時期は日の入りが遅く、青空の下のミコノスの街と美しい夕日の両方をご覧頂くことができました。
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細い路地が多いミコノス島の清掃風景
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夕暮れ時のミコノス島
5日目
7月7日/晴れ/17~25℃
クシャダシ(エフェソス)→パトモス→(船泊)。当時の様子が想像しやすい形で遺跡が残るエフェソスは、私のお気に入りの場所のひとつです。何よりも、私の心を捉えて離さないのがエフェソスの猫達。カメラを向けるとハイポーズ。どの角度からが一番綺麗に撮れるかよく知っているようです。パトモスは聖ヨハネが黙示録を書いた島として知られ、多くの巡礼者が訪れます。今回パトモスは、外国の方と混乗の予定でしたが、最終的には私達だけで貸切に!聖ヨハネが黙示録を書いた洞窟をご覧頂いた後は、白い家が聖ヨハネ修道院を護る城壁のように建ち並ぶホラへ。迎えのバスの到着遅れにより、スカラ港でゆっくりする時間はありませんでしたが、代わりに高台から美しい夕日が見られましたね。
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エフェソスの遺跡
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聖ヨハネ修道院とホラの街(パトモス)
6日目
7月8日/晴れ/26℃
クレタ島→サントリーニ島フィラ⇔イア(マジェスティック泊)。ギリシャ最南端に位置するクレタ島は、ホメロスの詩にも出てくるエーゲ海で一番大きな島です。ヨーロッパ最古のミノア文明の最盛期につくられたクノッソス宮殿と旧市街を訪れました。今回は他社との混乗です。「ギリシャ添乗ばっかりなんです・・・」とおっしゃっていた男性添乗員の素晴らしい案内に、いつか日本語ガイドとして活躍して欲しいと思ってしまいました。船内飲み放題付きを最大限に生かし、BARにて飲み物をお楽しみ頂きながらサントリーニ島下船の順番を待ちました。新港到着後はバスでイアへ。とてもよいお天気に恵まれ、カストロレストランから美しい夕日をご覧頂く事ができました。太陽が海に沈むと同時に周囲からは大きな拍手が。イカのグリルやエビのパスタなど、景色だけでなく料理もとても美味しかったですね。見て食べて満足満足なイアでの夕食でした。
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サントリーニ島 フィラの街とジグザグのロバ道
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Happy Birthday!
7日目
7月9日/晴れ/28℃
フィラ⇔イア(サントリーニ島連泊)。まずは絵葉書でよく使われる青いドームのフィロステファニ教会へ。昨晩訪れたイアの街も、時間帯が違うと海や教会の青色も違って見えます。すでに大型客船がサントリーニ島に到着しており、イアの街は人人人。その中には、以前ご一緒したお客様が!素敵な偶然に感謝感謝でした。どこを撮っても絵になるイアを散策後、メガロホリ村のワイナリーでワインの試飲。2週間ブドウを天日干しして作る甘いワイン「ヴィンサント」が美味しかったですね。フィラの街に戻り午後は自由散策です。フィラの新先史期博物館やイアの街に再び出かけたお客様もいらっしゃいました。自由夕食では希望者の方と一緒にTheoni`s Kitchenへ。目の前は道路で眺望は楽しめないですが、家庭的な雰囲気で食事も美味しかったですね。サービスで出してくれたデザートもとっても美味しかったです。
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イアの Panagia教会前の広場でハイチーズ
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夕日が当たって暑かったですが、景色も食事も大満足なレストランカストロ(6日目夕食)
8日目
7月10日/晴れ/30℃
サントリーニ島→アテネ(ヒルトン泊)。嬉しい午後発便利用でゆっくりサントリーニ島を満喫です。午前中フィラの街でロバに乗られたり、お出かけにならずホテルのプールサイドでのんびりと過ごされたお客様もいらっしゃいましたね。ロバに乗るなら、ケーブルカーで旧港に降りてロバでフィラの街に戻るのがおススメです。ロバも乗るとそれなりに高さがあるので、下りへの道はなかなかスリリングなのです。私は皆様にオススメしたハチミツが在庫切れで、スーパーからスーパーへと走りまわっておりました。サントリーニ島からアテネの飛行機の受託手荷物の重さは20kg!ワインもオリーブオイルも重いのに困ったものです。おしくらまんじゅう状態のサントリーニ空港の待合室から解放されたと思ったら、機内の空調が壊れており皆様ぐったり。ディオニソスレストランの美味しい食事と、アクロポリスの美しい夜景に疲れも飛んでいきました。
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ホテルの屋上からの景色
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ホテルの屋上から見えたフィラの街
9日目
7月11日/晴れ/18~34℃
アテネ→イスタンブール。午前中のフリータイムを利用して、アテネのランドマーク「リカヴァドスの丘」からの景色を楽しんだお客様もいらっしゃいましたね。ヒルトンホテルの周辺には博物館が沢山あるので、博物館巡りも楽しいです。足をのばして新アクロポリス博物館に行かれたお客様もいらっしゃいました。午後は、アクロポリスの丘を見学しお腹をすかしてから昼食へ。日曜日はダメよなど、ギリシャの音楽だけでなく色々な映画音楽の生演奏に大盛り上がり。考古学博物館では、ミケーネで出土した黄金のマスクや壁画・アルカイックスマイルが印象的な青年像やスフィンクス・エーゲ海に沈んでいた素晴らしい肉体美のポセイドン像・躍動感のあるヘレニズム期の馬と若いジョッキーなど、2000年以上前につくられたとは思えない作品の数々にあっという間に時間が過ぎて行きました。夕食後アテネとお別れしてターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ。
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エレクティオン神殿(アテネ アクロポリスの丘)
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どうしても黄金のマスクの下の長方形がお父さんのパンツにしか見えません…(アテネ考古学博物館)
10日目
7月12日
イスタンブール→成田空港。到着したイスタンブールのブリッジが2つに分かれておりドキドキしましたが、無事皆様一緒に乗継へ向かう事ができてホッとしました。イスタンブールの空港では、沖止めした飛行機からターミナルへのバス移動の際、混雑を避けるためにバスによっては別のゲートに案内する事があります。複数のバスに分かれて乗っている時は、同じ場所で会えるか心配で心配で心拍数が上がりっぱなしです。ガラスのハートの添乗員達の為にも、同じ飛行機に乗った人達は同じ場所で降ろして欲しいと切に願います。今回、クリスタルハートにしては人数の多い23名様参加ということで、皆様には色々な場面でご協力頂く事が多々ありました。10日間どうもありがとうございました。時折パンフレットやホームページを通して私の生存確認をして頂けたら嬉しいです。またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。
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セレスティアルオリンピア号
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イアの夕日

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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