2018年5月16日出発 <ANA国際線往復直行便利用>珠玉の名画の数々を巡るオランダ・ベルギー・ルクセンブルク10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年5月16日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/齋藤 綾乃(さいとう あやの)
- 5月16日出発、珠玉の名画の数々を巡る、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク(プラスドイツ)10日間にご参加いただきましてありがとうございました。ベルギーの「べ」ネーデルランドの「ネ」ルクセンブルクの「ルクス」ベネルクス3カ国プラス、ドイツを10日間かけて周遊致しました。ゴッホの名画、ミッフィちゃんの故郷、レンブラントの大きな夜警、アムステルダムの運河クルーズにたくさんの自転車、フェルメールの数少ない貴重な名画、水との戦いの歴史の証の風車群、ネロとパトラッシュの故郷、水の都ブルージュ、ゲントの大聖堂、小便小僧に少女、サックスフォンの故郷、ルクセンブルク公国、リエージュの374段の階段、世界一美しい書店、ケルンの大聖堂、それからそれからたくさんの種類のチーズにビールにチョコレート! 時々、思い出して下さると幸いです。
- 1日目
- 5月16日/晴れ/17℃
- ご出発当日。北海道、千葉、静岡、愛知、長野、福岡、沖縄、と全国からお集まり頂きました、総勢15名さまとご一緒させていただきます、添乗員の齋藤綾乃と申します。10日間どうぞよろしくお願い致します!全日空209便の直行便にて、デュッセルドルフまで約12時間のフライトです。到着後、ドイツのスーパーでお買いしていただき、バスへとご案内...。実は、本日のホテルはもう見えているんです。空港から歩いても行ける距離なんですが、長時間のフライトでお疲れでしょうから、一瞬ですがバスで参りましょう!初日より、ドイツビールとともに、今が旬のホワイトアスパラガスをご堪能された方もいらっしゃったようです。本日はゆっくりとお休みくださいね。
- 初日にお泊まりいただいたホテル
- ホテルロビー
- 2日目
- 5月17日/晴れ/10〜15℃
- 今回の旅のテーマは「名画鑑賞」です。初日より、たくさんの作品をご覧いただきます! まずは、アムステルダムの東に位置するオランダ最大の国立公園の中にある、クレラーミュラー美術館へ。オーナーが宝くじで大金を当てて、夫婦で34年間かけてゴッホの作品を収集したそうです。「アルルの跳ね橋」「夜空のカフェテラス」「郵便配達人」など、ゴッホの名画がずらり。思わずお客様から、「これ、本物ではないですよね」なんて言葉も!勿論全部本物ですよ!お庭も、箱根の彫刻の森美術館のように、たくさんの作品が並んでおりました。午後からは、ミッフィちゃんと大学の街、ユトレヒトへ。ディックブルーナのアトリエから、落ち着いた街並みを歩き、オルゴール博物館へ。迫力のある大きなオルゴールにて演奏をお聴きいただきました。本日よりアムステルダムのモダンアートデザインのホテルに2連泊です。
- ゴッホ「夜空のカフェテラス」
- ユトレヒトの街並み
- 3日目
- 5月18日/曇り/9〜14℃
- 本日は、1日かけてアムステルダム市内観光へ。国立美術館では、レンブラントの「夜警」が一番奥の部屋に展示されており、こちらを中心にご案内。前日のディナーレストランへ行く前に、レンブラント広場にて「夜警実写版」をご覧いただいていたので、予習もばっちりでしたね!ほかにも、フェルメールの「恋文」「ミルクを注ぐ女」「手紙を読む女」などをご覧いただきました。そして徒歩にてゴッホ美術館へ。ちょうど、ゴッホが影響を受けたという、日本の浮世絵に関する特別展も開催されておりました。午後は、東京駅がお手本にした、アムステルダム中央駅より運河クルーズへ。ダム広場近くのスーパーマーケットでは、みなさまチーズを大人買い!それにしても、5月の中旬とは思えない寒さです。この季節のお天気は本当に難しいですね。みなさま、体調崩されませぬよう!
- レンブラント「夜警」
- I amsterdam
- 4日目
- 5月19日/曇り/8〜14℃
- 行政上の首都デンハーグへ。13世紀にホランド伯の居城として建てられたビネンホフを通り、マウリッツハウス美術館へ。こちらは、17世紀に砂糖で儲けたマウリッツ伯爵の邸宅でした。「シュガー御殿」なんてあだ名も。いよいよフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とご対面です。最近日本へ出張していたので「再会」された方も多かったようです。ランチは北海に面した宮殿内レストランにて。午後からは、デルフト焼きの工房をご覧いただき、19基の風車が並ぶキンデルダイクへ。オランダは海抜ゼロメートル地帯、常に水との戦いでした。世界は神様が作ったかもしれないけど、オランダだけはオランダ人が作った。そんな言葉があるくらい。また、風車は大戦中に重要な暗号の役割も果たしたそうです。粉挽きだけじゃない、奥が深いですね!さて、ビール好きなお客さまお待たせしました!今夜からベルギーに入ります。
- フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
- キンデルダイクの風車
- 5日目
- 5月20日/晴れ/15〜21℃
- 本日は日曜日。午前中はミサのため、大聖堂に入ることが出来ません。ホテル出発は11時30分。でも、ホテルは高速道路沿い...。優しいドライバーさんにお願いして、早くから旧市街に連れて行っていただきました。まずは、ヨーロッパで最も美しい駅のひとつ(ヨーロッパの方はこの表現がお好きですよね)ネオバロック様式の、アントワープ中央駅を見学。それからご希望の方とご一緒にルーベンスの家へ。ランチの後、いよいよノートルダム大聖堂へ。ルーベンスの「キリスト降架」「キリスト昇架」を。「フランダースの犬」で、ネロとパトラッシュ(初の日本翻訳バージョンではキヨシとブチ)が点に召されていくラストシーンは涙なしには語れません...。午後からは、本日より2連泊する水の都ブルージュへ。ベギン会修道院や愛の湖、マルクト広場などをご覧いただきました。本日は、明日のフリータイムの下見ですね!ディナーはバケツいっぱいのムール貝を。
- 美しいアントワープ中央駅
- ノートルダム大聖堂にてルーベンスの名画鑑賞
- 6日目
- 5月21日/晴れのち曇りのち雨/15〜23℃
- ブルージュが女性的な街と表現されるのに対して、ゲントは男性的な街とうたわれています。中世はライバルだった時代もありました。こちらの街でもバスの乗り入れが制限されているため、路線バスに乗り換えて街の中心へと向かいました。聖バーフ教会内にある、ベルギー七大秘宝のひとつ、ファンアイク兄弟の描いた「神秘の子羊」をご覧いただきました。そして、ブルージュへ戻り午後はフリータイムです。まずは、ご希望の方と運河クルーズへ。尼僧物語のロケ地ベギン会修道院や、白鳥に馬車の蹄、聖母教会、ワッフルにホワイトアスパラガスの簡単なランチ、ベルギービールにチョコレートのお買い物。さて、そろそろマルクト広場の鐘楼に挑戦しましょう...と思いきや、広場はなんだかものすごい人々。本日は祭日に当たり、サッカーの大事な試合のモニター中継のために、ブルージュ市民が大集合。鐘楼は残念ながらお休みでした。ディナーはご希望の方と中華を。
- ゲント名物のお菓子「キュベルドン」
- ブルージュの街はサッカーのお祭りで大盛り上がり!
- 7日目
- 5月22日/晴れ/15〜23℃
- ブリュッセル街歩きへ。ギャラリーサンチュベールは、ヨーロッパで最も美しいアーケードのひとつ。チョコレートの老舗やお洒落なカフェが並びます。こちらの別名は「ツノヨーコ通り」。ベルギーで一番有名な日本人女性は、漫画のキャラクターから。そして、世界一の衣装持ちであり、世界三大がっかりのひとつであり、ベルギーの英雄!でもある小便小僧とともに、エイズと乳がん撲滅キャンペーンのために設置された、小便少女もご覧いただきました。ギルドハウスや美しい市庁舎がそびえるグランプラスにて、少しフリータイムを。そして、ムーズ川沿いにある、独特なシタデル(要塞)が印象的なディナンへ。サックスフォンの生まれ故郷、クックドディナン(堅焼きクッキー)が名物であります。この辺りは丘陵地帯で古城がいくつもあり、みなさまにはヴエーヴ城をご覧いただきました。本日からはルクセンブルクへ。
- ブリュッセルのグランプラス
- サックスフォンの故郷ディナン
- 8日目
- 5月23日/曇りのち雨/15〜20℃
- ルクセンブルクは、神奈川県と同じくらいの小さな公国。スパイ小説でもお馴染みのように、世界の金融市場で重要な役割を担っております。経済は世界でもトップレベルを誇り、大企業は貴族の流れを組む富裕層たち。崖の上にある3方を深い谷に囲まれ、天然の要塞を利用した崖の上に築かれた街です。本日はオランダより王室の方々がいらっしゃるということで、残念ながらノートルダム大聖堂は閉まっておりました。大公宮殿の前には赤い絨毯が敷かれ、憲法広場には軍の楽隊が。でも、全く重々しい雰囲気が感じられないのはなぜでしょうか。やはり、治安がいい落ち着いたお国柄かもしれませんね。その後、再び国境を超えて、ベルギーワッフル発祥の街リエージュへ。聖バルテルミー教会にて七大秘宝のひとつ洗礼盤をご覧いただきました。374段の階段は...本当に登らなくてよかったでしょうか(笑)。さて、最後のお宿は素敵な素敵なシャトーホテルです!
- リエージュの小径にて
- ファルケンブルクのシャトーホテル
- 9日目
- 5月24日/晴れのち曇りのち雨/17〜24℃
- 修道院を改装したホテルの広大なお庭にて、ゆっくりと朝のお散歩を。モコモコの牛さん、ギャロウェイには会えましたでしょうか?さて、マーストリヒトはベルギー、ドイツとの国境付近にある、オランダ最南端の都市です。本日は帰国日ですが、夜便なのでゆっくりとギリギリまで観光をお楽しみいただけますね!こちらの目玉はなんと言っても、世界で最も美しい書店のひとつ、ブックハンデルドミニカネン。ドミニカーネン教会を改装し、中央祭壇はカフェになっています。こんな素敵な本屋さんでしたら、毎日通いたいですね!そして最後の観光地は、ドイツのケルンへ。中世の時代に資金不足により建築が中断され、近代に入ってから当時の設計図に忠実に完成させた、ゴシック建築の傑作のひとつ、ケルン大聖堂。そして、8日間お世話になったドライバーのMrディディエにお別れし、全日空210便にて一路成田へ!
- 美しい書店ドミニカネン
- ケルン大聖堂広場にて
- 10日目
- 5月25日/晴れ/27℃
- 到着時の機内放送では、成田空港周辺の気温は27度!日本はすっかり初夏ですね。季節の変わり目はお天気の変化も激しく、暑いのか寒いのか、何を着たらいいのかわからない。日向に行けば暖かく、日陰に入るとまだまだ上着が必要。でも、毎日お天気予報に登場していた雨マークでしたが、結果的には、観光中はほぼ傘要らずの天候に恵まれました。降ったとしてもお天気雨。ガイドさんが仰っていたように、どうせすぐ止むからと、現地の人は傘をほとんど差していませんでしたね。齋藤は管理不足ですっかり風邪をひいてしまい、ガラガラ声でご迷惑をおかけいたしました。みなさまも季節の変わり目、未だ未だ日本も三寒四温の日々。体調崩されませぬよう、お元気でお過ごしくださいませ。この度は、ツアーにご参加いただきまして、誠にありがとうございました。また世界のどこかでお目にかかる日が来ることを心待ちにしております。どうぞお元気で!
- オランダの街は自転車がいっぱい
- ベルギーはビール天国!
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