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2018年4月23日出発 ゆったり旅するシルクロード2600㎞10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月23日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/吉渕 瞳(よしぶち ひとみ)
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この度は、クリスタルハート「ゆったり旅するシルクロード2600㎞10日間」にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。ご一緒させていただきました、添乗員の吉渕瞳(よしぶちひとみ)です。今回は17名の個性豊かな楽しいお客様と歴史ロマン溢れるシルクロードを巡りました。西安、ウルムチ、トルファン、敦煌、再び西安と2連泊4回でそれぞれの街をじっくりまわれました。シーズンの始まりで観光客も少なくどこもゆっくり観光できましたね。天気にも恵まれ、季節も夏前の暑すぎない時期で本当に良かったなと思います(それでもトルファンは36℃くらいでしたね)。なんといっても天池の遊覧船の今年の最初が皆様です!ラッキーでした。あっという間の10日間でしたが、皆様が最後まで無事に過ごせたこと、そこにご一緒出来たこと私も本当に嬉しく思います。ありがとうございました。またどこかで、お会い出来ること楽しみにしております!
1日目
4月23日/晴れのち曇り/13〜23℃
今回のご旅行は、空の5つ星(※スカイトラックス社認定)エアライン海南航空往復直行便利用です。海南航空?と思われたかもしれませんが、中国の航空会社で初の「5つ星」を獲得した航空会社です。成田空港から約5時間のフライトで西安に到着です。7928便はほぼ定刻通り出発、機内食は少し早い時間になりましたので西安の夜はお腹が減ってしまったかもしれません。西安咸陽国際空港に到着して入国を済ませ、ガイドの王さんと会い、歩いてホテルへ。本日のホテルは空港に直結の西安空港大酒店です。綺麗で広いお部屋のホテルです。去年までは1日目でウルムチまでと移動が長かったのですが、今年は西安でまず1泊します!本日は飛行機移動だけの楽々ルート。明日からの観光に向けて本日はゆっくりおやすみください♫
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海南航空直行便です!
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富士山もきれいに見えました
2日目
4月24日/曇り/10〜20℃
かつて長安と呼ばれた古都西安、そしてシルクロードの起点でもあります。皆様は中国好きの方が多く、西安は2回目3回目の方もいらっしゃいましたね。初めての方は日本の京都のような西安の美しさを感じて頂けたらと思います。まず中国最初の統一王朝「秦」の都だった咸陽から出土した文化財が展示されている咸陽博物館、次に西安の城壁より西にあるシルクロードの出発点にある起点群像へ。これから出発する姿で西を向いているそうです。その後、多くの人がシルクロードへ出発した西の城門へ。結婚の前撮りを何組もしていましたね。昼食は西安名物餃子の有名店"徳発長"にて。午後は、大雁塔に頑張って登った方もいらっしゃいました!あの弘法大師空海が学んだ青龍寺も訪れ、第0番札所のドーナツのような石碑を発見。お約束のご朱印帳をお一人様一冊づつプレゼント。空港で夕食後、国内線でウルムチへ移動です。ガイドのヌルさんと会い、新疆信達海徳酒店に今日から2連泊です。
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前撮りにも人気の場所
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大雁塔からの西安の街並み
3日目
4月25日/晴れ/14〜29℃
朝になり明るくなってウルムチの高層ビルが建ち並ぶ都会の姿に、シルクロードのイメージとは違いすぎてびっくりされた方も多かったのではないでしょうか。それもそのはずウルムチは中国最大の面積をもつ新疆ウイグル自治区の首都に他なりません。シルクロードの天山北路や南路の出発点ともなり、世界で最も内陸に位置する都市になり、ウルムチとはジュンガル語で「美しい牧場」を意味します。新疆ウイグル自治区博物館でシルクロードについて学び、特にタクラマカン砂漠で発見された「楼蘭の美女」は一見の価値がありました。多くのミイラがきれいに残っていて、とても乾燥した地域ということが改めてわかりました。ウルムチの標高は919m...そして昼食の後は標高1980mに位置する天池へ。昨日まで遊覧船は出ていませんでしたが、なんと今日からオープン!そして素晴らしい晴天!天池はよく凍ってしまうので本当にナイスタイミング。日本から乗れるかなーとドキドキしていたので、私も嬉しかったです。
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新疆ウイグル自治区博物館
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天池で遊覧船に!
4日目
4月26日/晴れ時々曇り/24〜36℃
本日もいいお天気です。ウルムチから約3時間トルファンへ向かいます。車窓には、強い風を利用した沢山の風力発電設備が見えていました。トルファン盆地は夏の暑さでも有名で、盆地の一番低い所はなんと海抜−154mです。ウイグル族が多く暮らし葡萄の生産でも有名で、ウイグルの言葉で「人とモノが豊かな地域」を意味します。ここのあたりは検問が本当に多かったですね。携帯で顔写真も撮られてしまいました、もう悪いことはできません。1000年もの間国都として繁栄した高昌故城をカートに乗って観光!唐代西州住民の墓地であるアスターナ古墳群では素晴らしい意味の込められた壁画が残っていました。さらに古代ウイグルの王族の寺院とされたベゼクリク千仏洞を見学。燃えているような山肌の間のオアシスも絶景でした。西遊記に登場する燃える山、火焔山の前でお写真をパチリ。玄奘三蔵一行が歩く姿が目に浮かびます。シシケバブなどウイグル料理のご夕食後、ホテル「火洲大酒店」へ。明日はゆっくり出発です。
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ウイグル族の方
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西遊記の舞台、火焔山
5日目
4月27日/晴れ時々曇り/20〜34℃
今日もトルファンの観光の続きです。交河故城へ向かいます。ふたつの川が交わるところにある城址遺跡で、現存する遺跡は高さ30mの断崖上にあります。皆んなで頑張って坂を登りましたね。夏にここを観光するのは日陰もなく大変なのですが、今回は風が吹いて涼しかったです。本当に良い季節にいらして下さいました。ご昼食はウイグル族の素朴なダンスを見ながらいただきました。その後時期には少し早いのですが有名な葡萄溝へ。トルファンの葡萄栽培の歴史は2000年前に遡るともいわれます。貸切状態で皆様ご希望の干しぶどうが安く手に入りましたね!日本では冷蔵庫で保存してください。カレーズという地下水路にも行きました(地中に水を通す施設)。砂漠のオアシス都市で水を確保するには3つ方法があります。河川の水を引くこと、地下からの湧き水、そしてこの地下水路を利用することです。そして、今日は早めにホテルに帰り、ご希望の方とスーパーへ。夕食はホテルにて。連泊です。
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交河故城の坂を登ります
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貸切り状態の葡萄溝
6日目
4月28日/曇り時々晴れ/7〜23℃
今日はいよいよ中国が誇る新幹線に乗ってトルファン北駅から柳園南駅まで約3時間半の列車の旅です。今回はなんと一等車!一等車は1車両しかありません。車窓からは雄大なゴビ砂漠や天山山脈、シルクロードのロマンをかきたてる景色が永遠と続きます。車内で中国のお弁当を食べ、あっという間に柳園南駅到着です。もうすぐ定年だと言っていたゆったりしているヌルさんとはお別れで、敦煌からは元気いっぱいの女性ガイドの陳さんに交代です。本日は鳴砂山と月牙泉へ向かいます。砂漠に連なるラクダ...この光景こそがシルクロードのイメージの方も多くいらっしゃるかと思います。ラクダは少し時間がかかり、月牙泉グループの方は時間がたっぷりあって砂山に登って上から月牙泉を眺められた方も。ラクダに乗ったお客様も大満足で月の砂漠を口ずさむ方もいらっしゃいました。敦煌料理の夕食後はオプショナルツアー敦煌民族舞踊ショーへ。今夜から2連泊はホテル「太陽大酒店」です。
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お客様に頂いた可愛い折り紙とヌルさん
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鳴沙山はまさにシルクロードの風景
7日目
4月29日/晴れ時々曇り/8〜22℃
今日はツアーのハイライト1日かけて莫高窟の観光です。普通ほとんどのツアーが半日だけですので本当にたっぷり見られるんです!このポイントで今回のツアーを選んでくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。デジタルセンターで2本の面白い映画を観た後シャトルバスで莫高窟へ。専門の日本語ガイド、カクさんとまわります。午前中は(94.96.103−104−105.148.特別窟の156.244.249.61)の10の石窟を、お昼を挟んで午後は(331.16−17.407.427.428.特別窟の57.特別窟の45)の8の石窟をご覧いただきました。さすがに少し疲れましたでしょうか?でも皆様本当に最後までお疲れの顔も見せず楽しんで観光してくださっていて嬉しかったです。観光後はブックショップに立ち寄り、その後は夜光杯のお店へ。四川料理の夕食の後は、ご希望の方と敦煌夜市へ。種明かしではないですが、この時に吉渕は最後に皆様にお渡ししたハンコを作ったのです。お守りにいつも持っててくださいね
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莫高窟をたっぷり堪能!
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敦煌民族舞踊ショー
8日目
4月30日/晴れ時々曇り/7〜25℃
3日間の敦煌観光も本日がラストです。漢代長城まで約2時間の道のりです。漢の時代の万里の長城跡で、馬が乗り越えられない高さの壁が作られました。玉門関は古代の関所跡で、漢の時代にはここまで国家権力が及び、これより先が西域とされていました。玉門は別れを詠う場所にもなったそうです。2つの遺跡を見学して、再び敦煌市内に戻りお昼を食べて、敦煌空港に向かいます。空港でガイドの陳さんとセンさんとお別れです。陳さんはついこの間ツアーで日本に遊びに来たそうです、また行きたいとおっしゃっていました。そして私達はMU2216便にて西安へ。西安に到着後は、再びの王さんと龍さんが待っていてくれました。中国は労働節で4/29〜5/1まで3連休です。その関係でイベントがあり本日に楊貴妃宴のご夕食へ行くことに。渋滞も酷かったですが、ラッキーなことに南門でのドローンのショーを見ることができました!バスからの特等席です。西安のホテルは「シェラトン西安ノースシティホテル」です。
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ドローンのイベント中の南門
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中国四大美女
9日目
5月1日/晴れ時々曇り/14〜31℃
今日は1日西安の観光です!初日にもしていますが、まだまだ見所は沢山あります。西安一の観光地、兵馬俑へ向かいます。1974年3月、地元の農民が畑で井戸を掘っている時に偶然発見されたという兵馬俑、何度見てもすごいと皆様おっしゃっていましたね。まだまだ発掘中とのことで更なる発見が楽しみですね。秦の始皇帝陵の写真を撮ってその後は項羽と劉邦が宴を開いた鴻門宴遺址へ。1人1鍋の火鍋料理のご昼食の後は華清池で楊貴妃のお風呂を観ました。連休で大賑わいの興慶宮公園では阿倍仲麻呂の石碑を観に行きました。陜西省美術博物館でショッピング。ストラップももらえましたね。精進料理の最後の晩餐ではまるでお肉を食べているかのようなお豆腐で出来たお料理なども美味しかったですね。食後のお買い物も元を使い切るのに良かったでしょうか。夜はオプショナルツアー唐歌舞ショーへ。あっという間に最後の夜です。相変わらずの渋滞でしたが、各々のツアー最後の夜がふけていきます...。
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大迫力兵馬俑!
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公園で楽しむ中国の人々
10日目
5月2日/晴れ/12〜28℃
旅の始まりは10日間は本当に長いだろうなと思っていましたが、あっという間に帰国の日を迎えてしまいました。これも、楽しい皆様と一緒だったおかげです!本当にありがとうございます。成田空港までご一緒に無事に帰りましょう!帰りも直行便で成田空港へ。約4時間ちょっとで着いてしまいます。こう考えるとヨーロッパ等と比べて中国は近い国だなーとしみじみ思います。今回は中国の中でも西のシルクロードを旅しました。皆様が思っていた中国とは違った景色や人に出会えたかと思います。そして来るたびに違う姿を見せてくれる中国でしたね。皆様、10日間大変お疲れ様でした!一生に一度は行きたいシルクロードの旅、いかがだったでしょうか?楽しんでいただけたなら幸いです。この度は17名の皆様とご一緒できたこと非常にうれしく思っています、本当にありがとうございました(*´U`*)!またいつかどこかの国へご一緒できますように...お疲れでませんようにお身体御自愛くださいね。
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シルクロードの始まりの場所
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海南航空にて成田へ

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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