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2018年7月5日出発 <ANA利用>マルタ共和国8日間~マルタ島・ゴゾ島・コミノ島~

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月5日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/塩野 典子(しおの のりこ)
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このたびはご参加いただきまして、誠にありがとうございました。 人口が40万人ちょっとでマルタ、ゴゾ、コミノ島という3つの島からなっているハチミツ色の石灰岩質で覆われた国。20世紀にイギリスから独立し、2004年EUに加盟、公用語が英語で観光業が主流です。この国は特異な風光、手つかずの自然、先史時代の遺跡、聖ヨハネ騎士団の残した城塞町、漁村など魅力いっぱいです。 何よりこの時期のマルタは毎日晴天!日差しは強くて暑いですが、風があると日本の茹だるような暑さと違い思いのほか過ごしやすいです。マルタでは慌ただしい日常をしばし忘れ、のんびりとした時間をお過ごしいただけますよう、そしてそれができる国だと願ってやみません。 今回の旅を通じて、マルタという国に対してより深く興味を持ってくださったら嬉しく思います。

 

1日目
7月5日/晴/28℃
成田国際空港第1ターミナル4階 南ウイングKカウンターに午前8:50ご集合。ラウンジご利用の方もいらっしゃいますので、再集合せずに各自でゲートまでお越し頂きました。 成田空港発 NH(全日空)231便にてベルギーのブリュッセルまで約12時間 ごゆっくりお休みいただけましたか?降機後15名様、初顔合わせ。ご挨拶の後、BからAターミナルへ移動。途中、セキュリティー(手荷物)検査と入国審査があります。待ち時間にはベルギー名物のビールを味わったり(ドイツやチェコ、イギリスと並ぶビール大国です)。チョコレートも有名ですが暑さが心配。可愛いパッケージのチョコの購入も行きは我慢、我慢。 KM(マルタ航空)421便のチェックイン&搭乗開始。マルタのルア空港まで2時間45分 ホテル到着は23時30分過ぎ。長いフライト、大変お疲れ様でございました。 ホテル:ゴールデン チューリップ ヴィヴァルディ泊(2連泊)
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ブリュッセル空港はモダンなデザイン
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ベルギー王室御用達のチョコレートも有名です
2日目
7月6日/晴/23~30℃
青の洞門は風が強く波が高くて閉鎖することも多いのですが、本日はオープン!幸先良いです。上から全体を見下ろし、ボートに乗ってクルーズへ。その後、ハジャールイム神殿。BC2,800年頃に建てられた神殿から妊婦をかたどった豊穣の女神の石像マルタのヴィーナスが発見されました。 昼(Point De Vue・ポイント デ ヴュー)野菜のポタージュスープ、カジキマグロのソテー&ポテト、チョコケーキ 食後、中世にマルタの首都であったイムディ-ナ。9世紀にはアラブ人が住み、12世紀には高僧や貴族など位の高い人々が住んでいた堅固な城壁で囲まれた場所→次に 徒歩移動でラバト。使徒パウロがパレスチナからローマへ船で護送される途中、嵐にあって漂着し一時そこで布教した場所。そのキリスト教徒の地下墓地を見学。 夕(Barracuda・バラクーダ)エビのパスタ、魚かポークかビーフから選択、ラズベリーソースのパンナコッタ
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青の洞門を上から眺めて。まるで象さんの鼻のよう
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写真2の名称:ハジャーイム神殿はエジプトのピラミッドよりも古い遺跡。巨石が男性と女性のシンボルだそうです。
3日目
7月7日/晴/21~33℃
アンカーベイでポパイ村(昔ポパイ映画の実写版の撮影地で使われ今はテーマパーク)を眺め、チャーター船でマルタ本土のチェルケウア港からコミノ島のブルーラグーンへ。船上から洞窟を眺め、少し風があって心配しましたが無事コミノ島に上陸。海の色がそこだけブルーグリーンで透明度が高く、多くの海水浴客で賑わっていました。 自由時間後、再びチャーター船でゴゾ島へ(約30分弱) 昼(Il Wileg:イル ヴィルグ)野菜のペンネ、エビのグリル&ピリ辛ピラフ、チョコケーキ 食後、チェックインまで時間があったのでジュガンティーヤ神殿へ。この神殿はBC3600年頃のマルタで最も古い巨石神殿。螺旋や蛇を描いた石や巨大な男根像など信仰のシンボルが多数発見されました。その後2連泊のホテルケンピンスキー サンローレンスにチェックイン。 夕(ホテル)トマトのニョッキ、ポークカツレツ&ポテトサラダ、ブラウニー&アイス
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コミノ島のブルーラグーン!船が浮いて見えるかな?
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ュガンティーヤ神殿はパワースポットで、ヴィーナスに触るとご利益があるそうです。
4日目
7月8日/晴/22~31℃
タピーヌ教会は1883年農婦がマリア様の声を聞いて、後に信者の病気を治したなどの言い伝えが多々あり、人々の感謝の品が飾られています。日曜の朝でミサの最中でした。 次にゴゾの中心部ヴィクトリア。堅固な城塞チタデルの大聖堂は当初、大きなドームを計画していましたが資金不足のため内部がだまし絵で描かれています。その後、城壁からの眺めをご案内しフリータイム。ゴゾにはハチミツやサボテンのジャム、レース編みや金銀線細工などの特産物や民芸品が多数あります。 昼(Ta Frenc:タ フレンチ)ゴゾチーズのサラダ、タコの煮込み&ポテト、フルーツサラダ(白い帽子の女の撮影地) 食後、ゴゾは塩も有名ですので塩田をご紹介。 スパやプールでバカンス気分を満喫したり、自由食もホテルでゆっくりされる方、レストランへ足を運んだ方と思い思いにお過ごしいただきました。
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ゴゾ島の中心、ヴィクトリアの大聖堂。
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ゴゾは今でも塩田で塩作りをしています。
5日目
7月9日/晴/22~35℃
ゴゾ島からフェリーで30分でマルタまで。ガイドのミキさんと合流し、島の東部にある漁村マルサシュロックへ。目の付いたカラフルな船が立ち並ぶ港でフリータイム。 昼(Ir-Rizzu・イル リッツ)魚のスープ、シーフードミックス、アイスクリーム スリーシティ-ズでは、セングレアのガーディオーラ公園へ。海側から来る敵を大きな目と耳で常に見張っていた展望台です。大包囲戦での戦勝を祝して名づけられたヴィットリオーザを散策。希望者は猫の孤児院へ。 その後、カルカーラの日本軍慰霊碑へ。1902年日英同盟で日本海軍が600t足らずの駆逐艦で応援に来ましたが、1917年クレタ沖でドイツの潜水艦によって沈没させられた71名の慰霊碑です。 夕食はイムディ-ナの城壁内のシャーラパレスで 夕(De Mondion・ドゥ モンディオン)野菜のクリームスープ、豚のほほ肉リゾット、チキンのロースト、タルト、コーヒーか紅茶
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マルサシュロックの漁村のカラフルな目玉付きの船。
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セングレアのガーディオーラ公園の展望台には大きな目と耳が付いていて、常に敵が来ないか見張っていたそうです。
6日目
7月10日/晴/22~33℃
本日はヴァレッタの旧市街観光。電動カートでアッパーバラッカガーデンへ。向かいのスリーシティ-ズを眺め。 聖ヨハネ大聖堂と付属美術館へ。8つの騎士団の礼拝堂が収められている大聖堂内は大変荘厳で、彼らの富と栄光を窺わせます。またカラバッジョの描いた聖ヨハネの斬首は、切られた首から流れ出る血でサインを残したものです。騎士団長の宮殿付属の武器庫には彼らが使用した甲冑や武器類が豊富に展示されていて、甲冑や剣にも現在の洋服と同じように様々なデザインを施して実利だけでなく独自性も発揮していたとの事でした。 騎士団長の宮殿は現在、大統領や政府機関として使用されています。内部にはアフリカやインドを織り込んだタペストリーの間や大包囲戦の場面を描いた部屋などがあります。自由食のあと、オプショナル:ワイナリーとアフタヌーンティの方と、フリータイム(考古学博物館やショッピング、フェリーでスリーマ往復など)の方。
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アッパーバラッカガーデンの向かいにスリーシティ-ズが見渡せます。
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聖ヨハネの大聖堂内には豪華な8つの騎士団の礼拝堂が納められています。
7日目
7月11日/晴/23~31℃
本日は出発まで自由時間。オプショナル:ハーバークルーズは船上からヴァレッタの町やスリーシティ-ズが眺められます。真っ青な空と海にハチミツ色のグロビゲリナ石灰岩のカーマライト教会のクーポラがよく映えます。 フリーの方はホテルライフを堪能したり、ショッピングや街散策へと、ゆったりお過ごし頂きました。 昼(フリー)共和国通り沿いにはカフェやレストランも点在しています。老舗のカフェコルディ-ナはデザートだけでなく、軽食も取れて地元の方でいつも大賑わいです。または空港でチェックイン後に何かお召し上がり頂きました。再集合後、マルタの空の玄関口、ルア空港へ。 小さい空港ですから歩いて搭乗です。KM(マルタ航空)420でブリュッセルまで約3時間弱。到着が少し遅れたのですぐにゲートに向かい、途中出国審査を済ませ、乗り継ぎへ。 NH(全日空)232でゆっくりと、約11時間半。
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スリーマからヴァレッタを眺めた時のカーマライト教会の姿は本当に素敵!!!
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さらば、マルタ!
8日目
7月12日/晴/33℃
成田空港に予定どうり無事ご到着。マルタ出発が機材到着遅れで遅れた為、乗り継ぎがやや短くなりましたが、ロスバケ(荷物紛失)も無く、無事にお帰り頂けました。 入国審査後、各自お荷物をお受取り頂きまして流れ解散。 長いフライト、大変お疲れ様でございました。 お気をつけて、お帰りくださいませ。
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シーフードの美味しいマルタでエビのグリル
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イムディ-ナの旧市街は、どこも絵になります。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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