2018年8月7日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／森島 敬太（もりしま けいた）

添乗員 森島敬太(もりしま けいた)です。 2018年 8月7日出発のLE197『紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊 ギリシャ縦断 10日間』にご一緒させて頂きました。 このコースの良さは、何と言ってもサントリーニ島に2連泊する為、朝の比較的空いている時間帯に青のドーム、白い建物 、絶壁 、海と空が織りなす美しさをゆっくりと堪能できる事です。 8月の日本は酷暑が続く中のギリシャの旅、暑いのですが日陰に入れば涼しく、また海風が非常に気持ち良いです。　行程は、ギリシャ北のテッサロニキから始まり、メテオラ、デルフィ、ミコノス島、クレタ島、、、最後はサントリーニ島からアテネへ。大きなトラブルもなく、穏やかに旅を楽しむ事が出来ました。 それもこれも皆様のおかげです。ありがとうございました！

1日目

8月7日/晴れ/20〜30℃

夕方 成田空港に20名様 御集合。 　そして、ターキッシュエアライン TK53便 (約12時間)TK1881便(約1時間半)にてイスタンブールで乗継ぎ、アテネに次ぐギリシャ第2の都市、北の町 テッサロニキへ。 台風の中をすり抜けて、日本を無事に脱出！！ 本当に飛べて良かったです。 トルコ イスタンブール空港ではビジネスのお客様はラウンジへご案内。 1トルコリラ 約25円。空港ではユーロも使えます。お釣りで戻ったトルコリラは今回クルーズ船で立寄るクシャダスでも使えます。タバコ吸う方は、空港真ん中にあるテラスで喫煙可能です。 日本とトルコ・ギリシャの時差は、－6時間です。テッサロニキ到着後すぐに観光となる為、機内では皆様しっかり就寝。zzz　 明日からの為にごゆっくりおやすみなさい。

今回のクルーズ船はセレスティアオリンピア号です。

さあ、イスタンブール経由テッサロニキへ出発です！！

2日目

8月8日/晴れ/20〜32℃

朝、アテネに次ぐギリシャ第2の都市、北の町 テッサロニキに到着。 ガイドのアテネさんの案内にて、テルマイコス湾に面している、ホワイトタワーやアレキサンダー大王の騎馬像の前で写真を撮り、メテオラのあるカランバカへ移動。途中、ゼウスをはじめ神々が住むと言われる標高2917mのオリンポス山も車窓よりご覧頂けました。 カランバカに到着し昼食はレストラン キポスにて。ポークスブラキを。 その後メテオラ観光へ。空に屹立する絶壁の奇岩、高さ20mから600mにもなる巨岩柱、その上にある修道院。 はじまりは10世紀の頃、洞窟や岩の裂け目を自らの修行の場とし、14世紀以降は修道院が建設されるようになりました。標高616mにある階段約200段のメガロメテオロン修道院と尼僧院のアギオスステファノス修道院に入場し、5つの修道院が見える場所でもフォトストップ。 そしてアマリアホテルへ、皆様長い階段をお疲れ様でした。

アレキサンダー大王の騎馬像。

メガロメテオロン修道院。

3日目

8月9日/晴れ/21〜31℃

本日は、カランバカより、デルフィへ移動。 途中 テルモピレーの古戦場跡にある武将レオニダス像にも立ち寄りました。 昼食は、エピキュロスにて。ほうれん草パイやチーズ揚げなど、ギリシャ料理の前菜、鶏肉のトマト煮、ギリシャ風ヨーグルト。 日本語ガイドのジョージアさん案内にて、デルフィの博物館と遺跡を見学。 遺跡では、アポロン神殿、劇場などを観光後、スタジアムまで上がられた方も。そしてアラホバの街を抜け、アテネへ。宿泊ホテルはアテネの中心部、シンタグマ広場まで徒歩2分のアマリア アテネホテル泊です。 ご夕食は、ムサカ、サラダ、ユベチ(仔牛肉とお米型パスタのトマト煮) ケーキとアイスクリーム。 そして希望の方とは、シンタグマ広場、国会議事堂、無名戦士の墓前の衛兵の交代式をご案内。 ホテル屋上からの眺めも最高で、リカベトスの丘やアクロポリスの丘、夜景、360度 パノラマビューを楽しめました。

アルカイックスマイル。

デルフィ遺跡

4日目

8月10日/晴れ/20〜31℃

いよいよ。セレスティアルオリンピア号に乗船です。 ピレウス港を出港し避難訓練。昼食は船内4階レストランにてビュフェ。 船内ドリンクパッケージ(アルコール含む)サービスもあり、皆様お好きなドリンクを注文。 船内ではギリシャ語講座やギリシャダンス教室などもありました。 夕方 ミコノス島に到着。1番の整理券にて下船し、シャトルバスで中心部へ。ミコノスタウンを散策。オールドポートにある青いドーム屋根の聖ニコラス教会や丘のように盛り上がった純白のパラポルティア二教会、リトルベニス、カトミリの5基の風車などご案内。全員で、レストランnice n easyにてタコ、イカやムール貝などを注文し海に沈む夕陽をバックに食事。 少し風が強かったのですが、ミコノス島の夕陽も美しかったです。船内ではショーもありました。船中泊。

ミコノス島での夕食。

ミコノス島での夕食風景。

5日目

8月11日/晴れ/20〜30℃

トルコのクシャダスに入港。 日本語が達者な元気なガイドＭsトゥンバの案内にてエフェソス遺跡へ。 アゴラやバシリカの列柱やセルシウス図書館、半円状のオデオンや大劇場などを見学。皮製品に立寄り船へ。昼食 船内にて。 夕方 ドデカネス諸島にある、パトモス島に到着。8名様は自由行動、12名様+森島は、船のオプションに参加し『ヨハネの黙示録』の著者ヨハネにまつわる観光へ。キリストから啓示を受けたとされる島内には、そのヨハネが啓示を受けたとされる洞窟が残っており、1088年に建てられた聖ヨハネ修道院は島の頂上の町、ホラにあります。 また、ヨハネが住んでいた洞窟と共にホラの旧市街全体は、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。 多少混雑の中、聖ヨハネ修道院やヨハネの洞窟を見学。エルグレコが描いたイコン画も観られました。 夕食時、船内のプールサイドではバーベキューが行われてました。

エフェソス遺跡にて。

聖ヨハネ修道院のフレスコ画

6日目

8月12日/晴れ/20〜32℃

ギリシャ最大の島、クレタ島に入港。クノッソス宮殿へ。 クノッソス宮殿は紀元前4千年程前からあったと言われ、ミノア文化を代表する遺跡です。入り組んだ構造をもつ宮殿の壁という壁には、ラブリュスと呼ばれる双頭斧が彫刻されており、「ラビリンス」迷宮の語源でもあります。 そして、イラクリオンの街で自由散策後、船へ。考古学博物館に行かれた方も。 夕方、サントリー島に到着。 サントリーニ島は、エーゲ海のキクラデス諸島南部に位置します。 海底から盛り上がってできた火山によってできた島で、紀元前1500年に起こった史上最大とも言われる噴火により現在の形になりました。船の上からは、家々に雪が積もったように見えます。 夕食はイアにあるカストロレストランにて。サラダ、オリーブのブルスケッタ、イカグリル、エビのパスタ、アスパラとドライトマトのパスタ、フルーツ。イアの夕陽も美しく観えました。 エルグレコパレスホテル 泊

船の朝食風景。

クノッソス宮殿遺跡。

7日目

8月13日/晴れ/20〜31℃

本日はサントリーニ島の観光です。 ガイドのアマーニさんの案内にて、イアの街へ。昨晩と違って朝は街が空いてます！！ ピスタチオアイスも美味しかったですね。 そしてフィロステファーニの街の青のドームや、高台にあるイメロビグリの街やサントリーニ島の島々を眺め、 メガロホリのワイナリーでは、3種のワインを試飲。サントリーニ島のデザートワインは日本でも賞を取った事があるそうです。昼食は自由食 希望の方とはレストラン ボルケーノブルーにて、シーフードなどを皆様で食事。 午後は自由行動。ケーブルカーで旧港に行かれたり、ロバに乗られたり、アクロティリ遺跡に行かれた方も。 夜は再び、ご希望の方と一緒にフィラの街へ。夕食は、レストラン アルコバレーノへ。シーフードやお肉やパスタなどシェア。 眺めの良いレストランで夕陽も美しく観られました。マジックアワーなひと時を過ごしました。

朝のイアの景色。

フィラの夕陽。

8日目

8月14日/晴れ/20〜30℃

本日はサントリーニ島にて午前中は少しのんびりしました。 プールで泳がれたり、スーパーやフィラの街を再度散策された方も。 サントンワインのテラスでフォトストップをして、空港へ。 繁忙期の為、サントリーニ島の空港は大混雑でした。なんとかチェックインをし、2階にてピザやパンで各自簡単な昼食。スカイエクスプレスGQ0229便にて空路アテネへ。 アテネ空港でアシスタントのゆり子さん(僕のギリシャの母です)の出迎えを受けホテルへ。 夕食は、アクロポリスの丘の目の前にあるレストラン ディオニソスにて。 とても雰囲気の良いレストランです。サラダ、エビのパスタ、サーモングリル、レモンソルベを美味しくいただきました。パルテノン神殿のライトアップも美しかったです。 ヒルトン アテネ 泊。

夕暮れのパルテノン神殿。

ライトアップされたアクロポリスの丘。

9日目

8月15日/晴れ/20〜31℃

本日は午前中11時まで自由行動。 希望の方々には地下鉄でアカデミーや図書館、アテネ大学、シュリーマンの家やシンタグマ広場の衛兵の交代式などご案内。 ガイドのソフィアさん案内にて、アクロポリスの丘へ。皆様 頑張って登りました。 昼食はプラカ地区にあるレストラン アクロポールにて。ギリシャ風サラダ、ギリシャ風肉団子など。 民族楽器のブズキで「日曜日はダメよ」なども演奏もしてくれました。 オリンピック競技場で写真を撮り、アテネ国立考古学博物館では「馬に乗る少年」「黄金のマスク」などをご案内。この国立考古学博物館は古代ギリシア、キクラデス、ミノア、ミケーネ文明からヘレニズム、ローマ時代までの各地遺跡からの出土品を時系列に展示してあり、旅の締め、ギリシャの旅のまとめ的な博物館です。 プラカ地区を散策し、ビサンチーノにて夕食。タイのグリルなど食べてアテネ空港より帰国。 皆様大変お疲れ様でした。

夕食の魚料理。

アテネ プラカ地区にて夕食。