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2018年7月14日出発 <ANA国際線往復直行便利用>アルザスのかわいすぎる村々とブルゴーニュ・シャンパーニュ10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月14日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/仲田 砂知恵(なかだ さちえ)
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シャンパーニュ、アルザス、ブルゴーニュを巡る旅では、飲んだり食べたりが大好きな旅慣れたメンバーが揃い、日々楽しく過ごすことができました。お天気にも恵まれて、連日暑い中をたくさん歩きました。 日に日に仲良くなっていき、旅行が終わってしまうのが名残惜しいですね、なんて言っていたら最後の最後にとんだトラブルが待ち受けていました。皆様には本当に協力をしていただき、誠にありがとうございました。力になれなかった部分もあると思いますが、このご旅行を思い返した時、楽しくワインを飲み交わした思い出が浮かぶような旅になっていたらいいなと思います。 レポート作成が遅くなってしまい、夏の暑さも収まる頃となってしまいました。 ツアー中にご覧いただいたブドウは収穫の時期を迎え、ワインとなる工程を歩んでいるころです。秋には今年のフランスワインを飲みながら楽しい思い出を語り合っていただければと思います。

 

1日目
7月14日/晴れ/30℃
暑さが本格的となってきた7月14日、羽田空港にご集合いただき、ANA215便に乗り込みました。約12時間のフライトの後、パリシャルルドゴール空港第一ターミナルに到着。第一ターミナルはレトロでオシャレな建物です。動く歩道を上ったり下ったりして入国を済ませ、税関を出ると、なんだかドレッシーな服のアシスタント、ロクサーヌさんが待っていました。仕事が終わった後結婚パーティーに行くのだとか…。 今日はランス宿泊です。バスのドライバーはエリックさん。今日から9日間お世話になります。今日7月14日は革命記念日(パリ祭)なので渋滞を心配しましたが、道もすいていて順調にランスに到着、チェックイン後すぐお休みになった方が多かったようですね。
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ANA便に搭乗
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ホリデイインランス
2日目
7月15日/晴れ/21〜32℃
ホテルをチェックアウトし、最初に向かうのはエペルネ村のモエエシャンドンのメゾン。カーブを案内してくれたのは日仏ハーフのヤマベマオミさん。シャンパンの作り方を丁寧に説明してくれました。手間と年月をかけて作っていることがわかり、高級品なのも納得でした。試飲のアンペリアル、美味しかったです! 見学後はランスへ戻り、昼食とランス観光。今日はサッカーW杯の決勝戦の日なので、お昼から町のあちこちでサポーター達が盛り上がっていました。 ランスからナンシーへの移動中にフランス対クロアチアの試合が始まりました。そして私達がナンシーのホテルに到着する頃試合は佳境を迎え… フランス勝利!!20年ぶりです。 フランス人大熱狂。歌ったり踊ったり、あちこちで爆竹が鳴り発煙筒がモクモク…。 この大騒ぎの中、歩いて夕食に出掛けましたが、とてもスリリングな体験でした。
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全部ドンペリニヨン
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W杯20年ぶりに優勝!フランス人大熱狂!
3日目
7月16日/晴れ/17〜30℃
昨晩はナンシーの中心スタニスラス広場に面したグランドホテルに宿泊していたので、夜中大騒ぎする声や瓶が割れる音が聞こえていましたが、朝はとても静か。清掃車が町を掃除する音で目覚め、観光が始まる頃にはすっかりいつもの美しい街並みに戻っていました。 本日の観光はガイドのアケミさんと共に、ナンシー美術館を中心に見学しました。ナンシーはアールヌーボーの町でもあるのでレストランへ向かいながら、今も残るアールヌーボー建築をいくつか見ていきました。とはいえ、ホテルを出てからずっと歩きっぱなしで、気温もぐんぐん上がってきていたので少しお疲れのご様子でした。 昼食後はストラスブールへ移動。一旦ホテルで休憩を取った後、夕食レストランへ歩いていきました。帰る頃21時を過ぎてもまだまだ明るく、無料の野外コンサートも行われていて、夏の夜を楽しむ人達がたくさんいらっしゃいました。
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昨夜の熱狂がウソのように静かなスタニスラス広場
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ナンシー美術館のきれいなチケット
4日目
7月17日/晴れ/18〜31℃
本日もホテルから歩いて観光に出発。ガイドはカトウジュンコさん。午後からのフリータイムのアドバイスをしていただきながら、大聖堂を見学し、イル川クルーズを楽しんでいただきました。船から眺める街並みは歩いて見るのとはまた違ってとても美しかったです。それにしても天気が良すぎて暑かったですね。 昼食はプティットフランスにあるレストランで、アルザス名物ベッコフを召し上がっていただきました。肉をマリネしてジャガイモと一緒に煮込んだものですが、大きな容器にどーんと出てきて迫力満点。取り分けて、アルザスワインと共においしくいただきました。 午後はフリータイム。町歩きやショッピングなど、良い思い出ができましたでしょうか?
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ストラスブールのボートクルーズ
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名物パンデピス屋さん
5日目
7月18日/晴れ/20〜32℃
アルザスのかわいい村巡りの1日です。 まずはリクヴィルから。ブドウ畑に囲まれたかわいい村です。旧市街に入るとプチトランが停まっていました。出発時間を尋ねると45分後だと。無理だなぁと諦めかけましたが、15名全員乗るならすぐ出すよと言ってくれて、全員揃ってプチトランの旅へ。ブドウ畑の下に広がるリクヴィルの町を快適に楽しむことができました。 次の村はゲセルスベールです。シュヴァイツァー博士が生まれた場所でもあります。何人かのお客様と一緒に丘の上のお城まで登ってみました。ブドウ畑の急斜面を汗だくで登ると、素晴らしい景色が広がっていました。 3カ所目はコルマール。村というより町ですが、ガイドのアニーさんと共に周りました。素敵な町ですが、この頃には皆様かなりお疲れが出ていましたね。本当によく歩いた1日でした。夜はル・マルシャルにて洗練された食事をいただき、1日の疲れを吹き飛ばしました。
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リクヴィルで、プチトランの旅に出発!
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ゲセルスベール城とブドウ畑
6日目
7月19日/晴れ/22〜32℃
今日からブルゴーニュに入ります。 ディジョンに到着したらまずご昼食。その後徒歩観光となりました。ブルゴーニュ公国の首都だったところなので、大公宮殿を初めとして見応えのある建物がたくさんありました。フリータイムには大公宮殿美術館(なんと無料!)を見学したり、ディジョンマスタードの名店マイユでお買い物を楽しんだりしました。 ホテルチェックイン後、改めて夕食レストランへ出掛けます。徒歩12〜3分の距離ですが、せっかくなのでトラムに乗って移動してみました。日本の券売機と違ってお札が使えないので、必死でコインをかき集め、苦労して切符を購入。あっという間にレストランに到着しました。レストランではブルゴーニュワインと共に食事を楽しみ、大いに盛り上がりました。
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ディジョンの幸福のフクロウ
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ディジョン大公宮殿
7日目
7月20日/晴れ/20〜31℃
ソムリエガイド花田砂丘子さんと巡るブルゴーニュワインツアー。 ゴーグリィのチーズ工場からスタートです。とてもかわいいお姉さんが、チーズをウォッシュしていて、その笑顔が最高でした。夏なのでチーズの持ち帰りは難しいかな…と思いましたが、あまりの安さにたくさんの方が購入。とにかく冷蔵庫に保管し、最新の注意を払って持ち帰ることにしました。この時は、あんなことになるとは思いもよらず。。。 次にオリビエ・ドゥ・フレーヴのワイナリーへ。移動中に黄金の丘と呼ばれるブドウ畑の中を走ります。ワイン好きにはたまらないエリアです。昼食もワイナリーで、食事に合わせて6種のワインを試飲させてもらいました。料理とワインのマリアージュ、最高でした。 最後に、超高級幻のワインロマネコンティの畑を見学。あんなに有名なワインが、小さく素朴な村で作られていることにビックリです。
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オリビエドゥフレーヴでの昼食
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新しい樽で熟成させて作るワイン
8日目
7月21日/晴れ/20〜29℃
本日はボーヌ観光です。ファロマスタード博物館で、マスタードができるまでの工程をお勉強。たくさんの変わり種マスタードがあって、どれにしようか悩みながらのお買い物にも力が入りました。 その後ボーヌ旧市街へ。マーケットも出ていてたいへんな賑わいでした。中心部にあるオテルデューは、かつて病院として使われていた建物です。日本語オーディオガイドを聞きながらじっくりと見学しました。豪華で華麗な建物に目を奪われてしまいました。 午後はフリータイム。ブルゴーニュワインの中心都市で散策など、楽しい思い出はできましたか? ご夕食は自由食で、ご希望の方にはレストランロワゾーでのオプショナルディナーをお楽しみいただきました。食前酒から始まり、それぞれの料理に合わせた最高のワインが次々に出てきて大いに盛り上がりました。
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ボーヌのオテルデュー
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オプショナルディナーは食前酒から始まります
9日目
7月22日/晴れ/20〜28℃
今日は観光の最終日です。 スミュールアンオンソワというかわいらしい町の散策では、最高の写真スポットにご案内しました。坂道を下って上って、少し大変でしたが、良い写真が撮れました。 お昼は日本人シェフ長浜さんのお店、オ・フィル・デュ・ザンクで召し上がっていただきました。このレストランはシャブリ村にあるので、合わせる白ワインはもちろんシャブリ!私がこよなく愛するシャブリです!! おいしい食事とワインにお腹も心も満たされて、シャルル・ド・ゴール空港へ向かいます。スムーズにチェックインを終え、最後の買い物をしたり、ラウンジでくつろいだりしていましたが、1時間ほど飛行機が遅れるとのアナウンスが入りました。1時間後、さらに4時間遅れるとのこと。嫌な予感はしましたが、ANAは飛ばすつもりだと言います。全員でビジネスラウンジに集まって、ひたすら待ちました。他にやることがないから、もはや宴会状態…。
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スミュールアンオンソワ
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シャブリでランチ
10日目
7月23日/晴れ/28℃
日付が変わる頃、ようやくアナウンスが入りました。 「残念ながら欠航となりました」 もっと早く決断してほしかったですね。 そして、「チーズは大丈夫だろうか」という心配が頭をよぎりました。 この日は空港近くのメルキュールホテルに宿泊となりました。お部屋に入っていただく頃には2時になっていました。 翌朝になっても、なかなか便が決まりません。何度も確認して、待って待って、ようやく帰国便が決まったものの、4便に分かれての帰国となってしまいました。 エールフランス→エアチャイナ エールフランス→ANA エアチャイナ キャセイパシフィック キャセイ以外は北京乗り換えです。詳しく説明する間も無く、飛行機の時間が迫っており、バタバタな状態で空港へ駆け込みました。 添乗員はエアチャイナ便でしたが、手続き終了間近で、危うく乗り遅れそうでした。 他の便の皆様は大丈夫だっただろうか…北京へ向かう間とても心配でした。
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シャルルドゴール空港のゲートへ続くトンネル。何度も行ったり来たりしました
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北京空港のゆるキャラ?
11日目
7月24日/晴れ/30℃
北京に到着し、お客様をラウンジにご案内した後、AF便のお客様をお待ちしておりましたが、かなり経っても姿が見えません。お客様の携帯に、一人一人順番にかけていくと、繋がりました!北京までは到着していらっしゃる!ひとまず安心しましたが、トラブルに見舞われている模様。何とかしたいけれど、助けに行くこともできません。最悪お客様共々北京泊まりになるのでは…と覚悟した頃、お客様の姿が見えました。再会を喜び合いつつなだれ込むように搭乗。 北京から羽田に到着。と思ったらお客様が呼び出されている!一難去ってまた一難。AF便のお客様、ロストバゲージだそうです。人は乗れたけど荷物が…。チーズはいったいどうなってしまうのか…。 ロストバゲージの手続き中にキャセイ便の方々が到着。お顔を見れたことに安心しました。 荷物問題はあるものの、全員なんとか1日遅れで日本に到着しました。本当に本当にお疲れ様でした。
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大雨の中、黄色のカッパを配布されびしょ濡れで乗り込む
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どこまでも続くブルゴーニュのブドウ畑

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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