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2018年4月10日出発 羽田発着 <ルフトハンザドイツ航空利用>時を紡ぐ北スペインとポルトガル9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月10日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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今回はご夫婦4組、男性お2人、叔母様と姪御さんのお二人、そしてご姉妹のお二人計14名様のご参加でした。 このツアーの決め手はスペイン、サンティアゴデコンポステーラのパラドールホテルと、ポルトガル、ヴィアナドカステロのポサーダに宿泊することでしたが、それに加えて、北スペインとポルトガルのありとあらゆる美味しい物も、お召し上がりいただきました。 4月にしては今年は雨が多く寒かったですが、皆様の元気で観光中は奇跡的に雨が止み、傘をさして歩いたのはギマランイスだけだったのではないでしょうか?後半はお日様も出てきて暖かくなり、ポルトガルのさわやかな風景も見ていただけて良かったです。  9日間本当にお世話になりました。

 

1日目
4月10日/曇り/8℃
羽田空港ご集合。ルフトハンザ航空はこの日、何便かストライキをしていたようですが、私たちの乗るフランクフルト便と乗り継ぎの便ポルト便は飛ぶ予定と聞き、ほっとしました。 ビジネスクラスの方がほとんどでしたので、早めにおこしになり、ラウンジでゆっくり過ごされた方も多かったようですね。 ポルトガルのポルトまでは予定時刻どうりの到着でした。 ポルトの空港ではこれから最後のリスボンの街までずっと運転してくれるドライバーさん、アルトゥル さんが迎えにきてくれていました。バスもきれいで大きく、14名様、ゆったりとお使いいただけました。 明日からいよいよ観光が始まります。 本日から2連泊、ポルトのベッサボアディアホテル宿泊です。
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羽田空港受け受け
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ポルト、ベッサボアディアホテル
2日目
4月11日/曇りのち雨/8~14℃
観光初めはレロイイルマオ書店入場です。 入場時間まで少し時間があったので近くのタイル(アズレージョ)がきれいな2件並んで立つ教会、カルモ教会とカルメリータ教会も見ていただきました。 サンベント駅のアズレージョはポルトガルの歴史的な場面、14世紀の王様ジョアン1世とフィリッパ王妃の結婚式の様子やポルトガルの大航海を導いたエンリケ航海王子のセウタ攻略の場面等を表していてとても興味深いものでした。 ポルトは街を流れるドウロ川周辺で作られたポートワインで有名です。ポートワインのテイスティングでお昼の食前酒代わりになりました。 本日のご昼食はシーフードリゾットとサラダです。ワインもついていたのが嬉しいですね。 その後自由行動で、ポルトの街の上空をケーブルカーで見学した方もいらっしゃいました。そこでもポートワインがついていたようですね。
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サンベント駅のアズレージョ エンリケ航海王子のセウタ攻略の場面
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ご昼食シーフードリゾットとサラダとワイン
3日目
4月12日/雨のちくもり/12℃
午前中はポルトガルの初代国王が生まれた街、ギマランイス観光です。雨が降っていましたが、せっかくなのでお城にも入場しました。皆様王様やお姫様になったようにお写真を撮っていただき、城壁もまわってみました。 午後からは雨もやみました。 ご昼食はヴィーゴの港街でシーフードのご昼食。イカやイワシが新鮮でとてもやわらかかったですね。地元のお客様との交流も楽しんでいたようですね。 明日はまた雨という予報でしたので北スペインの巡礼地サンティアゴデコンポステーラの近くにある歓喜の丘は本日のうちに立ち寄りました。中世の巡礼者の像が建っていて、昔はこの丘から遠くに聖ヤコブの眠る大聖堂がみえたときに巡礼者が歓喜の声をあげた場所です。 本日は本来は巡礼者のための王立病院として建てられた、パラドールホテル宿泊です。とても古い建物ですが、落ち着いた格調の家具が配置され、洗面所なども使いやすくなっていました。
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ギマランイスのお城
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パラドールホテルでのご夕食風景
4日目
4月13日/雨のち晴れ/18℃
キリスト教三大巡礼地の一つ、聖ヤコブのお墓がある大聖堂見学。しっかりと聖ヤコブにお祈りも捧げました。 昔も今もたくさんの巡礼者の方がそれぞれ目的をもって、自分自身のため、或いは家族のために何十キロ、何百キロという道のりを歩いてきます。今でもたいへんなことですが、中世の時代はタクシーも電車もなくどれほどたいへんだったことでしょう。頑張って歩いてきた巡礼者の方たちを見ることができました。そしてボタフメイロも!昔から続くお香を大きな大聖堂いっぱいに揺らす伝統的な行事です‼昨日も今日もミサに出席しただけありました。 ポルトガルへ戻り、ヴィアナドカステロに到着するころにはお日様がみられました。 ヴィアナドカステロの聖ルチア教会からみる大西洋の景色や聖ルチア教会の景色も素晴らしかったですね。 私達が宿泊するヴィアナドカステロのポサーダホテルからも景色は素晴らしいものでした。
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ボタフメイロ
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ヴィアナドカステロの聖ルチア教会
5日目
4月14日/晴れ/12~17℃
アベイロの街は運河のある小さい街で、本日もたくさんの観光客が運河クルーズを楽しんでいました。アベイロの駅舎のアズレージョを見学後街を少し散策し、13世紀に創立されたコインブラ大学のある街、コインブラへ。この大学は日本の京都大学と友好関係にあるそうです。 5月に学園祭があるとのことで、学生たちが資金集めや、お馴染みにマントの制服を着て写真をとったりしていました。そして、学生のバンドのクラブのメンバーがたまたま道を歩いていて遭遇し、なんと私たちのために演奏してくれました!!とても素晴らしい演奏でしたね。学生たちも皆様の明るさに引き寄せられたようでした。 街に建つ、旧大聖堂ではここでも偶然に結婚式が行われており、一緒に祝福させていただきました。 ラッキーが続きましたね!!
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コインブラ大学の女子学生による特別なバンド演奏
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コインブラの旧大聖堂 偶然にも結婚式が行われていました。
6日目
4月15日/晴れ/18℃
ナザレは世界一大きな波が来ることもあるという港町。本日はナザレの断崖の上のシティオ地区の展望台で景色を見に行きました。ここの女性の伝統衣装は7枚重ねのミニスカート。伝統衣装をきた女性が、屋台でナッツ類や乾燥イチジク、珍しい亀の手も売っていてみんなで食べてみました。お味はいかがだったでしょうか? オビドスの街は未だ城壁が残る、小さな美しい街です。 それぞれ城壁を歩いたり、お買い物を楽しんだりしていただき、ご昼食はイワシのグリルでした。とても新鮮でおいしかったですね。またまたワイン付きなのも嬉しかったですね。 そしていよいよリスボンへ。 テージョ川の沿岸には大航海時代を誇るモニュメントが建っていて、特に発見のモニュメントは壮大でポルトガルの大航海時代を彷彿とさせるものでしたね。
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ナザレの民族衣装を着た女性
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オビドスの街並み
7日目
4月16日/晴れ/21℃
ユーラシア大陸最西端の地ロカ岬へ。最西端証明書ももらいました。 シントラの王宮は歴代のポルトガル王がそれぞれ趣向を凝らし増築、改築して使った建物でいろいろな様式がミックスされたすばらしい王宮でした。 リスボン市内へ戻り今回は、予定には入っていませんでしたが、サンロケ教会も入場しました。日本にゆかりのある、聖ザビエルの生涯が描かれた絵を教会の係りの方が親切に説明してくれました。 最近は、ポルトガルが観光地で人気が高くたくさんの観光客がトラムに長い列を作って並んでいましたが、このツアーは貸し切りでトラムに乗車することができるので、並ばず、ゆっくりとトラムで街中をめぐることができました。 いよいよ観光最終日。夕食はフリー食でしたが、ご希望の方と市内バスでホテルから街中へでて、添乗員おすすめのレストランでタコのグリルや、干しだら(バカリヤウ)のメニュー等お召し上がりいただきました。
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シントラの王宮 白鳥の間
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リスボン市内 貸し切りトラム内
8日目
4月17日/晴れ/18℃
ツアー帰国日。ホテルから空港までは20分くらいで当着できるので、朝もゆっくり出発です。 長いようで短かった旅も終わりを迎えます。 皆様楽しんでいただけたでしょうか?皆様にとって楽しい、思い出に残る旅でありますように。私たちスタッフにとっての一番の願いです。  今まで安全運転で運転してくれ、いつもお洒落な蝶ネクタイと笑顔で私たちを迎えてくれた、運転手さんアルトゥルさんともお別れです。 リスボンのガイドさん、みねさんが見送ってくれました。小さなお身体で、いつもお洒落で元気にお仕事されるみねさんの様子に、私たちも元気をもらいました。 飛行機は1時間遅れてしまいましたが、フランクフルトでの乗り継ぎもうまくいき、予定通りの羽田空港到着となりました。
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ナザレの露店の前にて
9日目
4月18日/曇り/16℃
9日間お疲れさまでした。 ポルトガルはいかがでしたでしょうか? ポルトガルは小さな国で、とてもゆっくりと時間が流れていましたね。とてもおおらかで訪れた日本人はポルトガルを気に入る人が多いというのもうなずけたのではないでしょうか? そしてポルトガルは一番初めに日本を訪れた国。今では飛行機でひとっ飛びですが当時は船でどれほど大変な旅だったことでしょう。ポルトガルから初めてヨーロッパのものが日本にもたらされました。金平糖や、カステラ、パン、ビードロ等々...。そんな日本とつながりがあるポルトガルの文化にも、たくさん触れていただけたと思います。 今回はワインがお得に飲めた旅だったね。そんな貴重な意見もいただきました。 大きな問題もなく、けがもなく、すりの被害にも会うことなく帰国することができ、皆様の多大なご協力に感謝いたします。9日間本当にありがとうございました。
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ポルトガルの金平糖

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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