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2018年4月30日出発 <フィンランド航空利用>極上の碧と輝く橙に魅せられて クロアチア・スロベニア9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月30日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/齋藤 綾乃(さいとう あやの)
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ここ数年突如名前を知られるヨーロッパの国の1つになったクロアチア。サッカーのワールドカップ本大会に数えるほどしか出場していない日本代表チームが、クロアチアとは本大会の一次リーグで対戦相手になったため、 大会中は、日本のメディアのそこかしこにクロアチアという見出しが躍り出ました。この結果、最近は人気の旅行地のひとつにもなりました。そして、隣接しているスロベニアは、旧ユーゴスラビア諸国が分かれてから20年ちょっとになります。 アルプスの瞳、ヨーロッパ最大級の鍾乳洞、イストラ半島の美しい村、小ウィーンと言われる首都、16の滝と92の湖が集まる場所、長崎の出島のような場所、世界遺産の上に人々が住むローマ遺跡の街、アドリア海の真珠...一体どんな景色が広がっているのでしょう。16名様のお客様と共に、雨マークをすり抜けて、毎日がハイライトの9日間でした。

 

1日目
4月30日/晴れ/15-25℃
皆様、初めまして。この度はツアーにご参加いただきまして誠にありがとうございます。9日間ご一緒させていただきます、添乗員の齋藤綾乃と申します。どうぞよろしくお願い致します! 成田空港からフィンランド航空にて、ヘルシンキ経由でスロベニアの首都、リュブリャーナへ。日々刻々と日が長くなって来ているこの時期、まだまだホテル到着後も湖畔の散策にお出かけいただけました。カフェで名物のバニラクリームケーキをご賞味いただいたり、明日観光に行くブレッド城に下見にお出かけになられた方も...お部屋は皆様、勿論どなた様もレイクビューです。翌朝、お目覚めになられた時の湖畔の景色も楽しみですね。本日はゆっくりとお休みくださいませ。
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フィンランド航空72便にてヘルシンキへ
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フィンランド航空
2日目
5月1日/晴れ/15-25℃
最初の観光地スロベニアのブレッド湖へ。湖神秘的な美しい湖の訳は、氷河が溶けた水が溜まった深さ30センチもある氷河湖であるからです。ブレッド島へは、プレントゥナボートという小舟で渡りました。聖マリア教会で結婚式を挙げる場合、花婿は花嫁をお姫様抱っこして100段の階段を上らなくてはなりません。カラーンコローン。きっと、皆様の鳴らした鐘の音が街中に鳴り響いていたことでしょう。ブレッド城では、印刷屋さんやワイナリーなどをご覧いただきました。 午後からは世界でも最大級と言われるポストイナ鍾乳洞へ。スロベニアにはたくさんの地下空洞があり、西南部に広がる石灰岩の大地のカルスト地方には特に多いのです。カルストという地質学用語も、スロベニアの地方名が語源となっています。インディアンジョーンズのようなトロッコ体験の後は、壮大な地下空間をご覧いただきました。
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アルプスの瞳
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ポストイナ鍾乳洞
3日目
5月2日/晴れ/15-25℃
国境を超えてクロアチアへ。2013年にEUへ加盟致しましたが、未だシェンゲン協定には入っていないため、パスポートコントロールが必要なのです。 まずは、トリュフの産地としてもお馴染みの、イストラ半島の中でも美しく絵になる街、ロヴィニへ。500年間に渡ってベネチア共和国の支配下にあったため、現在でも公用語はクロアチア語とイタリア語です。石畳の道が迷路のように入り組んでいる旧市街を歩き、丘の上の聖エウフェミア教会へ。車輪の拷問を受け殉教し、石棺がこの街に流れ着いたことから街の守護聖人として祀られています。午後からは首都のザグレブへ。宗教の中心カプトルから、商業の中心グラデツへと旧市街を歩きました。石の門の上にあったウニのようなマークは、魔女避けです。聖マルコ教会の可愛らしい屋根には各地の紋章があります。最後に「年取った貴婦人」ケーブルカーでイエラチッチ広場までワープ致しました。
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イストラ半島の美しい街ロヴィニ
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ザグレブの聖マルコ教会
4日目
5月3日/晴れ/15-25℃
妖精が住むと言われるミニプリトヴィツェ、ラストケ村へ向かいます。コラナ川とスランジェチカ川がここで合流し、コラナ川を遡るとプリトヴィツェ湖水群へと続きます。かつては内戦の戦場になっただなんて、信じられないほど可愛らしい御伽の国のような場所でした。 ランチに名物の鱒料理をお召し上がりいただいた後は、ハイライトのひとつプリトヴィツェ国立公園へ。大小合わせて16の湖と92の滝があり、湖と湖が滝を伝って下の湖へと落ちていきます。面積は琵琶湖の半分くらいの大きさで、本日は「下の湖」から観光です。大滝にてマイナスイオンもたっぷり浴びて、コジャック湖にてミニボートクルーズ体験をお楽しみ頂きました。天気予報はずっと雨マークが外れないままでしたが、なんとか傘を使わずに歩くことができました。ホテルにて夕食のレストランに入った途端、ゲリラ豪雨が。皆様、強運の持ち主ですね!
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妖精の住むラストケ村
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プリトヴィツェ国立公園
5日目
5月4日/晴れのち曇りのち雨/15-25℃
午前中はツアーでは滅多に行かない「上の湖」へ。まずはエコバスに乗って20分ほどのミニドライブをして、海抜637メートルのプロチチャンスコ湖よりウォーキング開始です。基本的に下りではありますが、雨上がりのため木道が滑りやすくなっています。皆様のペースでゆっくりお進みくださいね!後半は残念ながら雨具が必要な空模様となってしまいましたが、2日に渡っての「プリトヴィツェ徹底攻略」タイトル通り大成功でした。 午後からはダルマチア地方へ。かつては島全体が城壁で囲まれていたトロギールへ。元々は島ではなかったのですが、都市防衛のために堀が作られ島となりました。北門(陸の門)では聖イヴァンが皆様を見守っております。東屋のような場所、ロッジアはかつての裁判所。聖ロヴロ大聖堂にて鐘楼に上っていただいたり、名物のイチジクアイスをお召し上がりいただいたりしました。ディナーはスプリットの老舗、ルクソールにて。
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トロギールの広場にて
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スプリットの老舗レストランルクソールにて
6日目
5月5日/晴れ/15-25℃
ディオクレティアヌスは、①ローマ帝国の四分割統治を試みた②キリスト教を厳しく弾圧した③自らの意思で引退した...ご存命の間は非常に評価の高かったローマ皇帝です。余生を故郷の近くで穏やかに過ごそうと建てた宮殿が、こちらスプリット。しかし、亡くなってからキリスト教は国教とされ、皇帝の評価はガタ落ち。石棺はどこかに捨て去られ、霊廟の上にはキリスト教の大聖堂が建てられ、宮殿は忘れ去られゴミ溜めとなり...偶然発見された時には、既にその上には街が出来上がっていました。こちらでは、男性アカペラクラッパをお聴きいただいたり、KROATAでネクタイをお求めになられたり、鐘楼に上がられたり、グルグール司教の親指を触ってみたり。飛び地のボスニアヘルツェゴビナのネウムでは、皆様、チョコレートやベゲダを大人買いされていました。ドブロブニクのホテルでは、お部屋からも旧市街と海ビューと言う、絶好のロケーションにて本日より2連泊です。
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街全体が世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿
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ドブロブニクのエクセシオールホテルロビーにて
7日目
5月6日/晴れ/15-25℃
昨日は、夕食後にライトアップされた城壁内を夜散歩したので、皆様予習もバッチリですね!まずはロープウェイに乗ってスルジ山へ。美しいオレンジ色の屋根の街が眼下に広がりました。薬学博物館で有名なフランチェスコ会修道院内部には、内戦時に貫通した砲弾の跡も残っております。こんなに美しいドブロブニクの街も、内戦時には壊滅的な被害に。ドブロブニクは、バルカン半島で唯一独立を保てた街です。「どんな黄金との引き換えであっても自由を売り渡してはならない」。貿易時には商品の取引の基準となった騎士ローラントの肘や、スポンザ宮殿、喉の聖人が祀られる聖ヴラホ教会、名誉職であった総督邸、ティッツィアーノの祭壇画のある大聖堂、旧港、ロクルム島クルーズ等をご案内。午後からは皆様のペースで城壁一周へ!本当に、紅の豚や魔女の宅急便のキキが飛び回っているような快晴でしたね。途中、城壁の上のカフェでいただいたジュースの美味しかったこと!
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城壁より
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ピレ門にて
8日目
5月7日/晴れ/15-25℃
本日の朝食も、旧市街が見える絶景レストランにて。勿論、テラスが人気席です。最後の最後まで、ドブロブニクの景色をご堪能いただきました。 通常のツアーですと、初日に到着した空港に陸路でバスで戻ります。そのため、どうしても移動が多くなってしまうのですが、今回の出国はドブロブニクからとなるため、無駄のない動きです。ホテルから空港も、たったの30分くらいで到着です。 早めに到着出来たため、チェックインの手続きもスムーズでした。私たちが終わる頃、後ろには長蛇の列が出来ていましたね。クロアチアは未だシェンゲン協定に入っていないため、こちらの空港にてヨーロッパの出国手続きを致します。小さい空港ながら、免税店も充実しています。残ったクロアチアクーナを使い切ったら、一路ヘルシンキまで。航空会社は、勿論往路と同じ、マリメッコでお馴染みのフィンランド航空です。
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ホテルの朝食レストランにて
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ドブロブニク空港
9日目
5月8日/曇り/15℃
午前8時頃、成田空港に到着です。日本も未だ未だ三寒四温というところでしょうか。到着時の気温は15度と肌寒く感じました。 出発前にお天気予報をチェックしても、見るたびにコロコロ変わる...なかなか消えない雨マーク...果ては、日々のマークが晴れのち曇りのち雨...全く何を信用したらいいものか。ところが!いざツアーが始まって見ると、皆様何という強運の持ち主でしょう。ザグレブのホテルに入った途端、プリトヴィツェの夕食が始まった途端、ゲリラ豪雨!そして、ドブロブニクの昼食時にはかなり激しい雨が降ってきてしまいましたが、レストランを出る頃には快晴が広がり...本当に素晴らしいお天気に恵まれた9日間でしたね。 この度は、弊社主催、クロアチアスロベニアの旅にご参加いただきまして誠にありがとうございました。また世界のどこかでお目にかかる日が来ることを心待ちにしております。その日までどうかお元気でお過ごしくださいませ!
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クロアチアのお土産
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ドブロブニク旧市街 ホテル付近より撮影

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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