2018年7月7日出発 <フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェを徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年7月7日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- 夏のこの時期のクロアチアは、ベストシーズンで、緑にあふれアドリア海は太陽に照らされ、青くきらきらと光り、湖もエメラルドグリーンに輝き、世界中の観光のお客様で賑わっていました。 それに加え、今回はサッカーワールドカップでの盛り上がりも見ることができました。 初日、ブレッドに到着した日に、クロアチア対ロシアの試合があり、クロアチアが勝利したおかげで、スプリットでのクロアチア対イングランドの試合をみんなで応援することができました。私たちの応援のおかげで(?)みごとクロアチアが勝利し、決勝に進むことができました。こんなに小さな国が決勝まで進むなんて本当に素晴らしいです! 国民みんなで最後まで、応援する姿、クロアチアの愛国心を感じましたね。 そして、今回はアドリア海で泳いだ方もいらっしゃいました。 貴重な経験をたくさんできた9日間だったのではないでしょうか?
- 1日目
- 7月7日/晴れ/28℃
- 成田空港でいきなり、2時間遅れの出発との連絡が入りました。が、幸いヘルシンキ空港での乗り継ぎ時間が3時間あったので、問題なく、予定通りにスロベニア、リュブリャーナ空港に到着しました。 本日宿泊のパークホテルの裏には、素晴らしいブレッド湖の景色を見ることが出来ます。本日はスロベニア最高峰のトリグラフ山も見ることが出来ました。 今の時期は観光客が多く、リゾート地のブレッド湖周辺は、夜遅くまで賑やかです。 ブレッド名物、クリームケーキを発祥のカフェで、湖を眺めながら、クリームケーキとワインの組み合わせで、さっそくお召し上がりになった方もいらっしゃいましたね。 次の日の朝、観光前に湖の周りを一周散策した方もいらっしゃいました。
- 夕暮れのブレッド城とトリグラフ山
- 夕暮れのブレッド湖のそばのカフェ
- 2日目
- 7月8日/晴れのち雨/25℃
- ブレッドのガイドさん、クラウディアさんの案内のもと、ブレッド城へ...。 このお城は約1千年前に建てられ、当時の神聖ローマ帝国皇帝が、ブリクソンという司教さんに与えたお城です。本日も、トリグラフ山が、お城の高台からきれいに見えました。 ブレッド島へは、手漕ぎボートで移動です。 島の中に建つ、聖母マリア教会で、願いが叶うと言われている鐘をならしました。 手漕ぎボートのイケメン船頭さんは、なぜか写真を撮ってくれませんでしたが(笑)、帰りのボートで「君たちはみんなとってもいい人たちで、君たちに特別のプレゼントをしたい。」と言ってくれ、睡蓮がきれいにみえる場所に寄ってくれました。 午後はポストイナ鍾乳洞観光です。インディジョーンズの映画のようなスケールの大きな鍾乳洞に、美しい鍾乳石がみられます。鍾乳洞から出ると、いきなり雨が降っていました。ブレッド観光中は晴れていてよかったです。
- 特別にみせてくれた睡蓮
- ブレッド島へ渡る手漕ぎボート
- 3日目
- 7月9日/晴れ/30℃
- 午前中の観光は、聖エウファミア教会を中心とする、ヴェネツィア時代の建物が残る街、イストラ半島にあるロヴィニ観光です。 イケメンガイドさん、Mrゴランさんが案内してくれます。美しい坂の街を、みんなでてっぺんに建つ、聖エウファミア教会まで歩き、教会の中も見学。 その後フリータイムもたっぷり1時間おとりし、市場などで思い思い楽しんでいただきました。 ご昼食は、クロアチアの名店100に選ばれた'DREAMレストラン'にてイストラ半島名物トリュフパスタをいただきました。 トリュフはイストラ半島で取れ高世界一で、市場でお安くトリュフも買えましたね。 午後の観光は首都ザグレブ。 メイン広場のイエラチッチ広場では、いつもお祭りになると人が集まります。サッカーワールドカップで、クロアチアが勝利すると、ここは火祭りのような状態になるんだとか...。 本日はサッカーグッズを売る露店が並んでいました。
- dreamレストラン
- ロヴィニの街
- 4日目
- 7月10日/晴れ/30℃
- ザグレブから川の上に建てられた村、ラストケ村へ...。 道中には、民族紛争の跡がはっきりとみられる場所がまだあります。銃弾の跡の跡が残る建物に、1991年から始まった、悲しい出来事がみられました。 ヨーロッパの火薬庫といわれ、大国・文化の狭間で生きてきたクロアチアの人々は、1991年、ユーゴスラヴィア解体の中で、家族や仲間を守るため戦いました。 この銃弾の跡を見るたび、クロアチアの人々が背負ってきた歴史を感じ、平和を祈らずにはいられません。 ラストケ村では伝統的に使われている、水車をみせてもらいました。 鱒のお魚のグリルの昼食後、プリトヴィッツェ国立公園ハイキングです。 2日間に分けての散策なので、本日は下の湖の周りを散策しました。お天気に恵まれ、すばらしくきれいなエメラルドグリーンの湖とマイナスイオンたっぷりの空気を満喫しました。
- プリトヴィッツェ国立公園大滝の下で
- たくさん咲いていたリンドウの花
- 5日目
- 7月11日/くもり・晴れ・雨/30℃
- 朝から微妙な天気でしたが、はりきってハイキング! 下の湖とは違って、上の湖はたくさんの滝があり、森の中も歩きます。 途中、パラパラと、雨が降ってきましたが、写真スポットではしっかり、太陽がでてきてくれ、素晴らしい景色を見ることが出来ました! 夕方からはアドリア海沿岸の島に建つ街、中世ヴェネツィア時代の建物が残るトロギールの街観光。 聖ロブロ大聖堂の鐘楼にも登っていただきました。添乗員、中島は高所恐怖症なので、下から皆様を見守りました。 そしてこの日はクロアチア対イングランドのワールドカップの試合が行われた日でした。 スプリットの街へ入ると、早々と、カフェ以外店仕舞いされ、なんだか道もすいていました。 ご希望のお客様と赤白チェックのTシャツに身を包み、夕食のレストランで、みんなで応援しました。 ホテルに到着後も、隣のバーでご希望のお客様と応援!!見事決勝進出!地元の人達と喜びを分かち合いました。
- プリトヴィッツェ国立公園 上の湖 滝の景色
- 夕食レストランにてサッカーワールドカップ観戦
- 6日目
- 7月12日/晴れ/32℃
- 昨日のサッカーワールドカップのクロアチア準決勝勝利の興奮冷めやらぬ本日も、おめでとうの意味を込めて、赤白チェックのTシャツを着てスプリットの街観光です。 私の大好きなスプリットの街は、ローマ帝国皇帝ディオクレティアヌス帝の、退位後住むための宮殿が建ち、ローマ帝国時代の後は、その上に人々が暮らし始め、家を建て、街がつくられ、今でも人が住んでいるという、素敵な街。この、きれいなアドリア海が見渡せる場所で、ディオクレティアヌス帝は10年間を過ごしました。 フリータイムも2時間とゆっくりで、その間に、各自お好きなレストランでお食事をしていただきました。 今の時期は、ディオクレティアヌス帝が登場するパフォーマンスもみられました!! そして、アドリア海をドライブし、ドブロヴニクの街へ・・。ドブロヴニクの旧市街から一番近い、ヒルトンインペリアルホテルに、本日から2連泊です。
- ディオクレティアヌス帝のパフォーマンス
- ドブロヴニクの城壁を望むレストランにて
- 7日目
- 7月13日/晴れ/32℃
- 朝から快晴! ガイドさんはかわいいアナちゃんです。 412mの頂上までケーブルカーで登ると、アドリア海の真珠と謳われる、ドブロヴニクの旧市街と、青い海と緑の島々が見渡せました。 旧市街へ戻り、歴史的建造物をご案内。ドブロヴニクは文化の狭間にあり、小さな国でしたが、どうしてずっと独立を保ってこられたのか?ということが、観光する中で理解できました。ドブロヴニクの人々1人1人が、長い間、いかにドブロヴニクの自由を大切にしてきたかも、よく実感することができました。 予定にはありませんでしたが、みんなでボートに乗り、ロクルム島を一周しました。とっても良いものもみられましたね(笑)。 午後のフリータイムで、各自ドブロヴニクの城壁を歩いたり、お買い物を楽しんだりしていただきました。 そして、ご希望のお客様と海水浴へ...。アドリア海にも浮かんでいただきました!皆様がアドリア海の真珠に見えました!
- スルジ山山頂にて
- アドリア海で泳ぎました。
- 8日目
- 7月14日/晴れ/30℃
- 昨晩、最後の夜は、ご希望のお客様と、クロアチアならではのお料理を食べに...。イカや、リゾット、エビ等お召し上がりいただきました。 そして、またまた2次会。最後の楽しい夜でした。 最終日、ヒルトンホテルで最後のご朝食をお召し上がりいただき、空港へ...。 途中、ドブロヴニクの旧市街が見渡せる、展望台へ立ち寄り最後の景色を眺めました。ここは、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナの国境に近い場所です。 1991年のクロアチア独立後、この国境の山にセルビアの軍が来て、ドブロヴニクの街が攻撃されました。ガイドさんのアナちゃんが、小さかった時の、当時の様子も語ってくれ、他人ごとではない思いになりましたね。
- 空港へ行く途中の展望台
- 最後の夜の2次会にて
- 9日目
- 7月15日/晴れ/35℃
- 帰路の飛行機は、ほぼ予定通りに飛び、成田空港到着。 帰ってくると、日本はとっても暑く、熱中症になりそうなほどでした。クロアチアも暑かったですが、日本に比べるとさわやかでしたね。 今回の参加メンバーは、お一人参加の方3名、同級生3人女性組、セレブなご夫婦4組、母子のお二人、お友達同士の女性お二人、ご姉妹のお二人と計20名様に御参加いただきました。 とっても素敵な、メンバーに恵まれました。こんな素敵な方々との出会いは、この仕事をしていて、一番の私の財産です。 皆様には多大なご協力をいただき、感謝しております。 お天気に恵まれた9日間、クロアチア、スロベニアの素晴らしい、自然と文化、食べ物、歴史を満喫していただけたと思います。 皆様にとって、この9日間が楽しい、良い思い出に残るものでありますよう祈っています。
- アントニオさんではなくロベルトさん。名前間違っちゃってごめんなさい。
- 怖かったけど、ちょっと高いところから皆様の写真を撮る添乗員
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