ログイン
会員登録
メニュー

2018年1月23日出発 <ANAビジネスクラス>全都市スーパーデラックスクラス(当社基準)ホテルに4連泊クメール遺跡徹底攻略アンコールワット7日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年1月23日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/斎藤 綾乃(さいとう あやの)
0.jpg
この度は、弊社主催、ANAビジネスクラス>全都市スーパーデラックスクラスホテルに4連泊クメール遺跡徹底攻略アンコールワット7日間にご参加いただきまして誠にありがとうございました。 出発前日の首都圏は4年ぶりの大雪となり、みなさま成田までたどり着けるかどうか大変不安でしたが、無事全員お揃いいただいて出発することが出来ました。 4日間滞在していただいたシェムリアップは、出発前の予報より5度前後低く、比較的過ごしやすい気温でした。それでも遺跡観光をしていると、汗がじんわり...毎日毎日たくさん歩いていただいてありがとうございました。 遺跡ラッシュで、旅の半ば辺りから「もう写真はいいわ」「もうどれがどれだか分からない」そんなご意見もちらほらと...。 そんなみなさまに、是非カンボジアの日々を思い出していただけますように、ここに旅日記をお贈り致します。みなさまが撮影されたたくさんのお写真と共に、照合していただけたら幸いです。

 

1日目
1月23日/雪/ ℃
皆さま初めまして。今回ご一緒させていただきます、添乗員の齋藤綾乃と申します。ご参加いただくお客さまは総勢11名さまです。7日間、どうぞ宜しくお願い致します! 前日、4年ぶりに降った大雪のため、首都圏は大混乱!遠方からお越しのお客様だけでなく、近隣からお越しのお客様も成田に前泊されていらした方が多く、成田まではみなさま足止めをされることなく無事お見えになられまして、一安心致しました。 しかし...前日にキャンセルになったフライトの方々、日本へ着陸はしたもののその先へ進めなかった方々...などなど、成田空港内は大大大混雑!そこかしこに寝袋にくるまって眠りについている人人人、全ての搭乗、出発が後ろ倒しになったため、どこのチェックインカウンターも長蛇の列で人人人... 本来ならば、ビジネスクラスのプライオリティラインにてそう待たされることなくチェックイン出来るはずの列も、並ぶこと1時間以上...通常でしたら弊社カウンターにてご挨拶させていただくところを、齋藤がクリスタルの看板を掲げてチェックインの列を往復し、なんとかみなさまとお会いすることが出来ました。 やっとの思いで出国したはいいものの、今度は管制塔がぐちゃぐちゃ。度重なるゲートの変更、搭乗時刻の変更...その分、諦めていたラウンジをお使いいただくことが出来ました。 2時間の遅延により、ようやく乗り継ぎのプノンペンに到着。残念ながらレストランでのディナーは断念し、そのまま国内線にて最終目的地の、シェムリアップへ。 みなさま、長い1日大変お疲れまでございました。本日は、明日からの観光に備えてゆっくりとお休みくださいませ。 ご宿泊 ラッフルズホテル 6名さま メリディアンホテル5名さま+添乗員
11.jpg
チェックインに長蛇の列
12.jpg
首都圏は4年振りの大雪
2日目
1月24日/曇りのち晴れ/ ℃
本日より観光に入ります。ご案内して下さるガイドさんは、日本語を母国語のように自由自在に操るパレットさんです。そしてドライバーさんはティーさんです。 カンボジアは人口1500万人、首都はプノンペン。1970年代にカンボジア王国が倒れてから勃発した内戦を経て、現在に至ります。西にタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接しており、クメール語を話します。 「アンコール遺跡ってアンコールワットだけじゃないの?」 そうなんです。意外と知られていないのですが、アンコールワットは100個ほどある「アンコール遺跡」のひとつに過ぎないのです。 そんなわけで、朝一番はアンコール遺跡の共通チケットを作成しに参りましょう。カメラでパシャ。あっというまに、みなさまの顔写真入りの、3日間有効のアンコールパスの出来上がりです。観光時には常にご携帯くださいね! 最初の観光地は、バンテアイスレイから。ヒンドゥー教の寺院遺跡。バンテアイは「砦」スレイは「女」で、「女の砦」を意味します。デヴァターの彫像は「東洋のモナリザ」とも呼ばれており、大変人気があります。残念ながら近づくことは出来ないため、遠くから撮影していただきました。イメージより小さいのね!というご意見が多数。 ランチはラッフルズホテルにてクメール料理をお召し上がりいただき、午後の観光はアンコールワットの写真ストップからスタートです。 その後、大きさはなんとアンコールワットの4倍とも言われるアンコールトムへ。アンコールは、サンスクリット語のナガラ(都市)から出た言葉。また、トムは、クメール語で「大きい」という意味です。 中心寺院であるバイヨンには、50ほどの塔が乱立し、それらには4方向を向く尊顔が形作られています。バは「美しい」という意味で、ヨンは「塔」を意味します。 南大門の綱引きの彫刻や、京唄子さんモデル???の人面像が印象的でしたね。 最後はタブロム寺院。こじんまりとした遺跡ながら、その神秘的で退廃的な雰囲気に注目が集まっています。中でも、アンジェリーナジョリー主演の映画「トゥームレイダー」のロケ地として脚光を浴びました。ジャングルの中の荒れ果てた遺跡を、ガジュマルの木が覆い尽くすようにからまり、独特な風景を作り出しています。アンコール遺跡周辺には、四葉のクローバーがたくさん生い茂っていましたね。 ディナーは、それぞれのホテル内レストランにてお召し上がりいただきました。
21.jpg
アンコールワット
22.jpg
タブロム寺院
3日目
1月25日/晴れのち曇りのち雨/ ℃
5時台にホテルを出発し、アンコールワットの朝日鑑賞へ!しかし、残念ながら雲が厚く、朝日さまに顔を出してもらえず...。 気を取り直して、遺跡内の観光へ。朝は涼しい上に観光客も少なく凶暴なおサルさんもまだお休み中、内部を歩くには最適です。アンコールはサンスクリット語で「王都」ワットはクメール語で「寺院」を表します。クメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも国の象徴として描かれております。 「天国と地獄」のレリーフや、中国人やフランス人によって手を加えられた箇所、第三回廊への険しい石段などをご覧いただきました。また、アンコールワットのど真ん中に立って、各々お願い事を... 朝一番のアンコールワットは、蓮の花が咲き誇っておりました。 休憩時には、マッサージや、時間外にお願いしてオープンしていただいたアフタヌーンティー(時間的にはモーニングティーですね)や、プールサイドにて読書等、思い思いのお時間をお過ごしいただき、ランチは和食を。 午後は、東のアンコールワットとも言われるベンメリア遺跡へ。ベンメリアとは「蓮の池」という意味。ポルポト派の支配が終わって地雷の撤去が進み観光客が増えてきましたが、現在も修復が施されないままに放置され、密林の中にひっそりと眠っている瓦礫の山のような寺院です。 宮崎駿監督作品の「天空の城ラピュタ」のモデルではと噂されておりますが、この遺跡の詳細が広く紹介されるようになったのは映画公開よりも後だそうで、真相は定かではありません。 その後プレループ寺院にて夕陽鑑賞へ。プレは「変化」ループは「体」を意味し、かつて境内で行われたと伝わる火葬を由来とします。みなさまには当時の火葬場をご覧いただきました。そして、夕陽さまも残念ながら雲に隠れて、姿を現してはくれませんでした... アンコールクッキーを大人買いした後は、ラッフルズホテルにて、カンボジアの伝統舞踏アプサラショーをディナーとともにご覧いただきました。
31.jpg
アンコールワットの中央
32.jpg
サンライズ待機
4日目
1月26日/晴れ/ ℃
本日は、シェムリアップより往復6時間かけて、カンボジアとタイ国境にあるダンレク山地内の、カンボジア領内に位置するプレアビヒア寺院へ。 プレアビヒアとはクメール語で「神聖な寺院」の意味で、サンスクリットから来ています。タイ側の呼称「プラーサート・プラウィハーン」も、同じくタイ語で「神聖な寺院」となります。 ダンレク山地の標高625メートルの断崖の頂上にあり、途中四駆車に乗り換えて登って行きました。登り坂になるとクーラーが効かなくなり、お客さまもドライバーさんも、暑い中大変な思いをして山頂へ行きました。 2008年の最初の紛争以来国境封鎖中のため、タイ側からは行けなくなりました。しかし、軍事的な緊張状態が続いているとは言え、軍人や警官はハンモックで気持ちよさそうに居眠りです... クメール朝の寺院建築の中では珍しく東向きではなく南北軸に沿って建てられており、長さは800メートル。北側は平地で、今日ではここに国境線が走っており、その向こうはタイの領土となります。階段の上から、遠く国境を見下ろしていただきました。 参道には5つの楼門があり、各楼門とも階段を登った上に建てられており、楼門を潜らないと次の中庭が見えないように工夫されています。境内までは、長く暑く遠く、険しい道のりでした。みなさま大変お疲れさまでした。 シェムリアップに戻ってから、ディナーはタイスキをお召し上がりいただきました。今夜は、シェムリアップでの最後の夜です。どうぞご堪能くださいませ。
41.jpg
プレアビヒア
42.jpg
緊張が走る国境のはずなのに休憩中のお巡りさん
5日目
1月27日/0/ ℃
4連泊滞在したホテルをチェックアウトし、首都プノンペンへ走って行きます。本日の観光は、シェムリアップとちょうど中間地点にある遺跡です。 カンボジアには3つの世界遺産があります。1つ目は、勿論「アンコール遺跡」 2つ目は、昨日観光したカンボジアとタイの国境にある「プレアビヒア寺院」 そして3つ目が、2017年7月に新たに登録された、本日観光する「サンボープレイクック遺跡」です。 7世紀初頭、イシャーナバルマン一世が建てたと考えられています。八角形の祠堂をはじめ、インドのドラビタ様式に影響を受けたソンボー様式と呼ばれる遺跡がたくさん残っています。日本では、聖徳太子の時代です。アンコールワットよりも5世紀も古い時代になります。 ランチは和食の幕の内弁当と共に、鳥の丸焼きをお召し上がりいただきました。途中立ち寄ったお手洗い休憩の屋台では、ゼニムシ、コオロギ、カイコ、ゴキブリ、タランチュラ等、虫のフライが売られていて衝撃的でした。 今夜お泊まりいただく首都プノンペンは、カンボジアの行政、文化、経済の中心地で、「東洋のパリ」と呼ばれたフランス植民地時代の美しい街並みが残っています。プノンペンとは、クメール語で「ペン(夫人)の丘」という意味です。 近年では日本企業の進出も盛んで、2014年には明日帰国前に立ち寄ります「イオンモール」が、2015年には「東横インホテル」がオープンしております。福岡県北九州市と姉妹都市提携しています。 本日は、ソッカープノンペン&レジデンスホテルにて、全員揃ってのチェックインです。ディナーは中華料理をお召し上がりいただきました。ホテルが未だ、団体ツアーの受け入れに不慣れなせいか、お会計時には大変お待たせして申し訳ありませんでした。齋藤も、全員分の食事代をこの場で払ってね!と言われ目が点になってしまいました(笑)
51.jpg
屋台で売られていた虫のフライ
52.jpg
サンボープレイクック
6日目
1月28日/雨のち曇りのち晴れ/ ℃
ホテル出発時は生憎の雨です。まずは室内にある国立博物館から参りましょう。クメール様式の芸術品、19世紀から20世紀の美術的価値の高い日用品などが収められております。 順番にプレアンコール期、アンコール期、宮廷道具などを年代順にご案内。高さ1メートルを超すブロンズの「横たわるヴィシュヌ神」腕のない「ジャヤヴァルマン7世」像、盗掘から助け出された「千手観音」の彫刻などをご覧いただきました。 博物館から出ると、お日様が顔を出しておりました。帰国前にシャワーを浴びていただいたりお着替えをしていただくため、ホテルはレイトチェックアウトをお願いしておりますので、ホテルに戻る前に、外の観光を全て回ってしまいましょう。というわけで、お次は王宮へご案内です。 1866年、ウドンからプノンペンへの遷都に伴い建設されました。最初は木造建築から始まり、フランス人建築家によって現在の姿へと変化しました。 フランス領時代のことを、ガイドさんはこんな風に仰っておりました。 「いいことも悪いこともあったと思う。でも、フランスの領土になっていた時代がなかったら、カンボジアはメコン河を境に、タイとベトナムによって2つに分けられ、カンボジアは消滅していたかもしれない」と。考えさせられる言葉でした。 シルバーバコダ「銀の寺」の敷地内には、かつての王族が西洋風の衣装を身にまとい、手にはナポレオンの帽子を持った騎馬像がありました。これは、フランス領時代はナポレオンの騎馬像だったものを、顔だけナポレオンからカンボジア人に付け替えられたそうです。 お次はワットプノンへ。「山の寺院」という意味があり、標高は27メートルでプノンペンでは一番高台にある宗教建築です。伝説によると、ダウン・ペンという裕福な未亡人が川に流れ着いた大きな流木の中に4体の仏像を見つけ、その仏像を祀るために丘の上に小さな寺院を建てたのが始まりだそうです。 そんな未亡人にまつわる伝説からか、ここでカップルや夫婦が「永遠の誓い」をすると、Missダウン・ペンの嫉妬により、別れてしまうとかなんとか...「あら、じゃあお願いして行こうかしら」なんてお声も(笑) ホテルにてランチと休憩を挟み、午後は最後のお買い物タイムへ。 セントラルマーケットは巨大な市場の集まりです。迷子にならないように気をつけつつ、活気ある市場をご堪能いただきました。 最後の最後に集合場所の近くのテナントにて、ストールを大人買い。お店の方には申し訳ないほど、たくさんの商品を広げて選ばせていただきましたね。 そして、2014年にオープンした日系企業イオンモールへ。みなさまにもお馴染みのものも多く、特に食事に関しては、吉野家、ペッパーランチ、うどん、回転寿司、ラーメン、和民、銀だこ、などなど!日本人だとわかると日本語で「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました」と対応をして下さいました。 最後の晩餐はクメール料理をお召し上がりいただき、初日に乗り継いだプノンペン国際空港へ...お世話になったガイドのパレットさんともこちらでお別れです。ガイドさんの両手には、優しいみなさまからいただいた日本のお菓子やカップラーメンでいっぱい。日本食は「好き」ではなくて「大好き」だそうですよ!いつかパレットさんが選挙に出馬されたら、全員でバックアップしましょうね! さて、みなさま、カンボジアでやり残したことはございませんでしょうか?一路夜便にて成田へ...
61.jpg
シルバーバゴダ
62.jpg
クメール料理
7日目
1月29日/0/ ℃
早朝成田空港に到着。この度は、カンボジアという未だ未だ発展途上過程にある段階のお国での滞在。多々、ご不便ご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。 今後も未だ未だ、伸び代のたくさんあるお国です。日系企業も今後どんどん進出して行くことでしょう。是非、日本から、カンボジアの今後の発展をお祈りしたいと思います。 この度は、ツアーへのご参加誠にありがとうございました。また世界のどこかでお目にかかる日が来ることを心待ちにしております。その日まで、どうぞお元気でお過ごしくださいませ。ありがとうございました。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

YouTube facebook instagram

ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。