2018年3月27日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／大内 悠子（おおうち ゆうこ）

「世界遺産ハロン湾１泊クルーズと美しきランタン祭りに染まるベトナム縦断８日間」にご参加いただき、ありがとうございます。ハロン湾は日帰り観光が多いなか、クリスタルハートではクルーズ船にて１泊お過ごしいただき、じっくりお楽しみいただけることと思います。 またベトナム中部のリゾート地、ホイアンでは海に面したリゾートホテルで２連泊し、ゆっくりお過ごしいただきます。 まずは、日本からホーチミンへ入り、フランス植民地時代の歴史を感じ、中部ではかつて日本の貿易基地のあった世界遺産の町ホイアンでは自転車タクシー・シクロにて町をご覧いただき、夜は満月の夜にしか開催されないランタン祭りをお楽しみいただきます。最後には首都ハノイへ移動し、旅のハイライトにハロン湾へご案内します。 ベトナムの美食もたっぷりご堪能いただきます。

1日目

3月27日/晴れ/ ２４～３４℃

成田国際空港１５：５５集合。 日本航空　JL759便　１７：５５発にて一路ホーチミンへ。 所要時間約６時間。 日本航空の機内食は現在、若手料理人とのコラボレーションでこだわりのお食事が提供されます。コンペティションで選ばれたイタリアン、和食、フレンチなどの料理人がプロデュースしたメニューで、ビジネスクラスとエコノミークラスはメニューは違いますが、エコノミークラスでも機内とは思えないお食事でした。 機内では味覚が鈍るそうですが、しっかり出汁の効いたパンプキンサラダに、エビのカレー、 鶏唐揚げの親子丼チョイス、デザートはアイスクリームでした。 あっという間のフライトを終え、２２：２０ホーチミン到着。 深夜にも関わらず、混雑していた入国審査を通過し、現地ガイドのトァンさんと合流。 バスに乗換え、宿泊先のエクアトリアルホテルへ。ホテルに到着したのは日付が変わる頃でした。明日から観光が始まります。

往路機内食

 

2日目

3月28日/晴れ/２４～３４℃

朝はゆっくり１０：００出発。 まずは統一会堂へ。ベトナム戦争終結のシンボルになっている建物で、ベトナムが統一される前の南ベトナム政権時代の大統領官邸でした。中央のお庭に２台の戦車があります。これは１９７５年４月３０日ベトナム解放軍の戦車がここの門を無血入場し、事実上ベトナム戦争が終結しました。南ベトナムの歴史を知るのために大変重要な場所になっています。 見学の後は、サイゴン大教会へ。サイゴンがフランスの植民地だった１９世紀末に建てられた大司教座大聖堂です。 午前観光を無事終え、ご昼食レストランへ。「AN　VIEN」にてご昼食。南ベトナム名物の生春巻きなど、どれも日本人の味覚に合うお料理ばかり。特にメインディッシュの「花びら鍋」は日本では食べられない逸品でした。 昼食後は国内線にて中部の町フエへ。ご宿泊はインペリアルホテル。ご夕食は宮廷料理をお召し上がりいただきました。

ホーチミンの昼食　花びら鍋

 

3日目

3月29日/晴れ/２１～２９℃

今日はフエの王宮見学へ。 １８０２年から１９４５年までの１４３年間ベトナム最後のグエン朝王宮。周囲２．５ｋｍの城壁に囲まれた敷地内には宮廷文化を今に伝える建造物が多く残されています。 王宮見学後、カイディン帝廟へ。フエの町には歴代の王様の廟がありますが、今回は１２代目カイディン帝の廟へ。中国の建築様式を取り入れ、中国の寺院のような佇まいでした。午前中の見学を終え、昼食は「ANCIENT　HUI」へ。大通りから離れた隠れ家のようなレストランにて名物料理、エビの蒸し餅やブンボー麺でした。 午後はダナンへ。五行山ではエレベーターを利用し山頂へ。洞窟見学と寺院参拝をしていただきました。 宿泊は中部のリゾート地ホイアンのヴィクトリア・ホイアン。夜はランタンが灯され、ノスタルジックな雰囲気に。ご夕食はプールサイドでバナナの花サラダや生春巻きなどをお召し上がりいただきました。

フエの王宮

ヴィクトリアホイアンホテル

4日目

3月30日/曇り/２１～２７℃

今日は世界遺産ホイアンの観光へ。「ホイアンの古い町並み」として世界遺産に登録されています。日本、中国、ベトナムの建築様式が混じった歴史的建造物が多く立ち並んでいます。その中でも、特に興味深いのは来遠橋、別名日本橋と呼ばれている中国風屋根付き橋です。１５９３年に日本人が建設したと言われています。昼食は「TAMTAM CAFÉ」にてチーズフライ、トマトスープ、シーザーサラダ、お魚のソテーをお召し上がりいただきました。ご昼食後はホテルへ戻り、午後はフリータイム。ほとんどのお客様はホテル内スパへ。 ご夕食はホイアン名物ホワイトローズ（米粉の生地にエビのすり身と揚げたニンニクのトッピング）やカオラウ（きし麺のようなコシのある麺料理）でした。 夕食の後はランタン祭りへ。今回は灯篭流しとホイアンの夜市散策へご案内しました。町中にランタンが灯され、幻想的な町を見て、中部観光の締めくくりとなりました。

ヴィクトリアホイアン朝食

日本橋

5日目

3月31日/晴れ/２２～２７℃

今日は北部の町ハノイへ国内線で移動です。所要約１時間。到着後は昼食へ。「LE　TONKIN」にて北部ベトナム料理でした。ベトナムは中部・南部は年間を通して蒸し暑い気候、北部は冬は寒く、同じ国でも食文化が異なります。 ベトナム料理で有名な「生春巻き」は北部では「揚げ春巻き」に、辛い味付けのものやココナッツミルクを使ったお料理が減り、中華料理風の炒め物が他の地域に比べて多くなります。 昼食の後は、ハノイ観光へ。分廟、ホーチミン廟と一柱寺、ホアンキエム湖へ。観光のあと、お客様の希望によりスーパーマーケットへ。日本のスーパーマーケットの系列で、店内には日本のお菓子や調味料が並んでいました。その後、ホテルへ。お泊りはオペラ座横のヒルトンハノイオペラでした。ご夕食はホテルにて、北部ベトナム料理でした。北京ダック、酢豚、マーボー豆腐等中華料理のようでした。

ヴィクトリアホイアンプール

ホーチミン廟

6日目

4月1日/曇り/２０～２７℃

今日はハロン湾へ。ハノイの町からバスで約４時間かかります。朝８時にホテルを出発し、ハロン湾には正午に到着。すぐにクルーズ船へ。船は「LA　VELA　PREMIUM」です。 出港後、クルーの紹介とスケジュールの説明があり、その後バイキングのご昼食をお召し上がりいただきました。ハロン湾で獲れたイカやエビを使ったお料理が中心でした。 観光は午後、鍾乳洞の見学と、ボートに乗り換えラグーンへ。 夕方、船内では生春巻き作り体験が行われました。巻き寿司を巻くのと同じように・・思い通りにいきませんでしたが、作った春巻きをおつまみに、デッキのバーで夕日を眺めながら一杯。ハロン湾に沈んで行く夕日はとてもきれいでした。 夕食はエビとレンコンのサラダ、鶏の串焼き、バサと角煮のライス添えでした。 夕食の後はイカ釣り体験をしました。１杯釣れましたが、大漁とまではいかず・・・ 明日に備えてお休みになりました。

鍾乳洞からのハロン湾の風景

生春巻き作り教室

7日目

4月2日/晴れ/２０～２９℃

今日は６：３０からの太極拳レッスンでスタートです。呼吸を整え全身をほぐしていきます。観光はティトップ島へ。片道４００段の階段を上がり、ハロン湾の奇岩群を高い場所から見学できる唯一の場所です。見学の後は船に戻り朝食タイム。１０：３０には下船し、再びハノイへ。昼食は「CAY　CAU」にてお召し上がりいただきました。午後はバッチャン焼きの工房へ。ひとつひとつ手描きで絵付けします。ベトナム雑貨ブームの火付け役となった色とりどりの陶器が並んでいました。 夕方はこのツアー最後の見学、水上人形劇へ。ハノイを代表する伝統芸能で、昔の農村の様子を表す場面に人形が次々と登場します。面白おかしく表現されていて、言葉が理解できなくても楽しめる内容になっています。 そして、最後の夕食へ。「INDOCHINE」にてフォーや、春巻き、ビーフンなど最後まで美食をご堪能いただきました。 夕食の後は空港へ。

ティトップ島の頂上からのハロン湾の風景

バッチャン焼き工房　絵付師さん

8日目

4月3日/晴れ/２０～２８℃

０：０５発日本航空JAL７５２便にて成田空港へ。 深夜便のため、搭乗後はドリンクサービスのみでしたが、成田空港到着前に朝食がサービスされました。 成田空港までの所要時間は約５時間。朝７：１０無事成田空港に到着しました。 １週間ぶりの日本に着いて皆様ほっとされたご様子でした。預けた手荷物も受け取り、無事解散しました。 ご参加いただいた皆様、ツアー中は団体行動にご協力いただき、ありがとうございました。 全行程お天気に恵まれ、楽しみにされていたベトナム料理やベトナム雑貨のお買い物をたっぷりご堪能いただけたことと思います。 また皆様と、クリスタルハートのツアーでお目にかかれる日を楽しみにしています。