2018年5月29日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／森島 敬太（もりしま けいた）

LE173 カプリ島 ランペドゥーサ島 2つの島と南イタリア シチリア10日間に添乗して来ました森島敬太です。 このツアーのボイント。 1、透明度の高い海、フライイングボートが観られるランペドゥーサ島に行けるツアー。 2.船上ランチや洞窟レストランでの夕食やワイナリーオーナー宅で昼食など 普段のツアーとはちょっと違った食事のアレンジ。 3.観光もアマルフィ海岸からカプリ島、アルベロベッロやマテーラ、そして、シチリアのタオルミーナ、パレルモ、モンレアーレ、アグリジェント、カルタジローネ、ランペドゥーサ島と南イタリアの名所を大満喫です。 今回は人数9名様。和気藹々とまとまり良く毎日晴天の中、旅を楽しみました。

1日目

5月29日/晴れ/15〜25℃

成田空港第一ターミナル北ウィングに９名様ご集合。 アリタリア航空 AZ785便ビジネスクラスにて約12時間半のフライトでローマへ、そしてAZ1267便にて約50分のフライトでナポリへ。 ナポリは、イタリア カンパニア州の州都で、ローマ、ミラノに次ぐイタリア第三の都市で、南イタリア最大の都市です。都市圏人口は約300万人。 また、雄大なシルエットを見せるヴェスヴィオ山を背景に美しい海岸線が広がる街でもあります。 イタリアには『ナポリを観てから死ね』という言葉があるほどの港街です。 イタリアピザ『マルゲリータ』の発祥地でもあります。 ちなみにスパゲティ 『ナポリタン』は日本で生まれた和製洋食でナポリ発祥ではありません。 空港よりバスで約40分移動し、24時近くにホテルに到着。皆様明日からの観光の為におやすみなさい。 宿泊はホテル ナポリ。

ローマまでは、アリタ航空ビジネスクラス。

ナポリへ。

2日目

5月30日/晴れ/18〜27℃

本日は、アマルフィ観光へ、途中、レモンチェロ屋でトイレを借りて、紺碧の海からカラフルな家々が段丘へと連なる独特の景観が美しい『ポジターノ展望台』にて写真を撮り、アマルフィ海岸の観光地の中心地の『アマルフィ』へ。ティレニア海やカンツォーネの『帰れソレントへ』でも有名なソレント半島も見られました。 アマルフィは、白と黒の縞模様とモザイクが美しい10世紀に建てられたドゥオモやバロック様式の地下礼拝堂1200年代に作られた貴族の墓地でアラブ様式の柱が美しい天国の回廊などを見学。昼食は、ソレント風ニョッキパスタ。そしてナポリに戻りサンタルチア港より、高速船にてカプリ島へ。 宿泊はアナカプリ地区にあるサンミケーレホテルです。レトロ感漂う、避暑地の別荘的な建物で眺めが良いホテルです。夕食は自由食。ホテルにてイカエビマリネ、シーフードリゾット、カジキマグロのグリル、ケーキなど。 美味しくいただきました。

アマルフィのドゥオモ。

サンミケーレ ホテルより。

3日目

5月31日/晴れ/20〜28℃

8時半ホテル出発、本日はカプリ島と云えばの「青の洞窟」へ。ミニバスにて青の洞窟入口まで行き小舟を待ちました。 すると小舟が連なって出勤。待つことなくコバルトブルーに輝く青の洞窟を堪能。 そしてマリナグランデへ。 ナポリ行きの船、出航まで約1時間あったので全員でケーブルカーにてカプリ地区のウンベルト1世広場へ。時計塔前のカフェにて美しい景色を観ながらお茶された方も。 そして、高速船にて再びナポリへ。 昼食はイタリアの3色旗をモチーフにしたピッツァ マルゲリータ。 そして、マテーラを観光し夕食は、洞窟レストランのGrotta Palazzeseにて。(エビのサラダ、タコのパスタ、スズキのグリル、アイスケーキ) そしてアルベロベッロへ。コルデルソルホテルにご宿泊。

青の洞窟。

洞窟レストランにて。

4日目

6月1日/晴れ/18〜27℃

本日は、早朝 トゥルッリと呼ばれるとんがり屋根の可愛らしい家が有名なアルベロベッロ観光へ。アルベロベッロとはイタリア語で『すばらしい木』という意味です。 そして、パーリ空港よりAZ1612便AZ1781便にてシチリアのパレルモへ。昼食は各自空港にて。 シチリアは地中海最大の島でイタリアの州の中でも最大の面積です。 パレルモは人口約68万人シチリア州最大の都市です。 到着後、ガイドの木村さん案内にてパレルモ観光へ。ノルマン王宮、パラティーナ礼拝堂、カテドラル、マッシモ劇場と観光。ジャカランダも美しかったですね。 夕食はトマトとチーズのスパゲティ、イカ揚げも食べました。 グランドフェデリコ Ⅱ ホテル泊。

アルベロベッロにて。

パラティーナ礼拝堂にて。

5日目

6月2日/晴れ/20〜28℃

本日は、パレルモより、空路ランペドゥーサ島へ。 チュニジアの東方、マルタとの間のシチリア海峡に位置するこの島は、北アフリカから最も近い位置にあるヨーロッパの国の領土です。 雨が少なく、海綿が多く生息し栄養分が少ないため透明度が高く、その上、崖から海に石灰分が多く粒の大きい砂が落ちて堆積し遠浅の海底となっています。波が穏やかな日に太陽が高く上ると、透明な海水と海底に映った船影との相対的な錯視により海面上の船が宙に浮いているように見え「空飛ぶ船」として世界で有数の絶景だといわれています。 ガイドのマリアクリスティーナさん案内にて、ラビット島や、教会を観た後はクルーズ船にて空飛ぶ船を観に。 ターコイズブルーの透明感溢れる海に船が浮かんでいました。昼食も船内にて、船長の手料理を堪能。街中でジェラートも食べました。 パレルモに戻り夕食はホテルにてポーク料理。グランドフェデリコⅡホテルに連泊です。

フライングボート

エビのパスタと、船長とガイドのマリアクリスティーナさん。

6日目

6月3日/晴れ/20〜28℃

本日は、再びガイドの木村さんの案内にて、モンレアーレの大聖堂へ、 モンレアーレ大聖堂は、1174年、シチリア王国の第3代国王グリエルモ2世の命により、被昇天の聖母に捧げる教会として建設が始められ、1182年に完成しました。建設当時は12の塔を持つ巨大な壁に取り囲まれた大規模な司教宮と修道院がありましたが、現在は塔の一部がわずかに残っているものの、その他の建造物の多くは再建によるものです。 そして、モンレアーレ近郊のSan Cipirello にあるGuccioneワイナリーのオーナー宅にて昼食。これまた雰囲気が良くオーナーのフランチェスコさんがサービス精神旺盛な方でした。ワインの試飲&オーナー自ら作る家庭料理をご堪能。 イタリアの家庭にお邪魔している感覚でした。 そして陽子さん案内にてアグリジェントの遺跡観光へ。紀元前8世紀に建てられた神殿の谷を散策。デラバッレ泊。

モンレアーレにて。

ワイナリーオーナー宅にて。

7日目

6月4日/晴れ/20〜28℃

本日もガイドの陽子さん案内にてアグリジェントの考古学博物館を見学。 そしてカルタジローネへ。標高608m地点に町があります。 トイトレインに乗り街中へ。 スカーラ１４２段のマジョリカ焼のタイルが貼られた大階段は花で飾られていました。 昼食は仔牛のカツレツを。そしてタオルミーナへ。 タオルミーナの街は海岸からせり上がる山の中腹にあり、見下ろせば崖にへばりつくようにして立つカラフルな建物、そして美しく青い地中海、さらに奥には活火山である雄大なエトナ山の眺められる場所でシチリアでも最高の眺めを楽しむことができます。 ホテルチェックイン後、旧市街をご案内。夕食はホテルにてカジキのグリル。ユーロスターモンテタウロにご宿泊。

アグリジェントの考古学博物館。

カルタジローネの大階段。

8日目

6月5日/晴れ/20〜28℃

本日はガイドの原さん案内にてタオルミーナ観光へ。 ギリシャ劇場、4月9日広場、ウンベルト通りなどにご案内。 昼食は、映画のロケ地にもなった、イゾラベッラにある海沿いにあるカッポタオルミーナホテル のレストラン『La Scogliera 』にて。ペンネパスタや南イタリア風ミートボール他。 海風が気持ち良かったですね。 午後は自由行動。皆さまショッピングやホテルのプールでのんびりされた方も。 夕食は、レストラン『 Mamma Ｒosa』 にて、タコのマリネやマグロのタルタル、ウニのパスタやエビや魚を堪能。 締めのデザートは、人気のグラニテ専門店『BAM BAR』にてピスタチオとコーヒーのグラニテを美味しくいただきました。

タオルミーナのギリシャ劇場。

タオルミーナ 自由夕食。

9日目

6月6日/晴れ/20〜30℃

本日は、帰国日になります。 天気は本日も快晴!標高3350mのエトナ山も良く見えました。 エトナ山はヨーロッパで一番活発な活火山です。 タオルミーナよりミニバスで大駐車場へ、スーツケースをスルーバスに積みかえます。また、7日間お世話になったスルードライバーのサルバトーレさんとも本日の空港でお別れです。カターニャ空港にて、AZ1724便、ローマにてAZ784便(ビジネスクラス)に乗継ぎ帰国。 日本へは、6月7日(木)朝10時半に成田空港到着。皆様大変お疲れ様でした。 南イタリアの旅如何でしたでしょうか。。 行き届かない点 お詫びすると共にこれからも楽しい旅行に是非お出掛け下さい。 10日間ありがとうございました 。

ホテルからの眺め。

集合写真 アルベロベッロにて。