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2018年5月12日出発 <ANA国際線往復直行便利用>アルザスのかわいすぎる村々とブルゴーニュ・シャンパーニュ10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年5月12日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/久連松 圭子(くれまつけいこ)
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フランス北東部、ドイツとの国境に近い、シャンパーニュ・アルザスロレーヌ・ブルゴーニュのかわいすぎる村を訪ねる旅に行ってまいりました。 前半は雨が毎日降り、気温も低く、薄いダウンコートを着る程でした。ただ不思議なことに、バスの中やレストランにいる時に激しく降って、私達が外に出ると、段々と弱まり、観光中はほとんど降りませんでした。観光が終わってバスに向かい始めた瞬間に降り出したり、、。 後半になり、晴れの日が続くと、葡萄、菩提樹、麦などのニュアンスの違う緑がとても美しくご覧頂けました。 皆さんの忘れられない景色はどこでしたか? 私は高台の葡萄畑から見たリクヴィルの街並みとバスの窓から見たどこまでも続く葡萄畑の緑が忘れられない景色となりました。 この度のご参加とツアー中のご協力、誠にありがとうございました。
1日目
5月12日/雨/15 〜 18℃
この度は北はから南は福岡まで総勢17名のお客様に羽田空港に御集合頂きました。 今日から北東フランス、アルザスロレーヌ、シャンパーニュ、ブルゴーニュ地方へと出発です。 ワインと葡萄畑が広がる緩やかな丘陵地帯、小さな美しい村、美味しいものに会いに行く10日間です。 まずは全日空で12時間かけてパリまで向かいます。 荷物を取って外に出ると、最初は少し曇っているかな?というくらいでしたが、突然ザーザーと雨が降ってきました。大変な土砂降りでとてもではないですがバスの入り口までの15メーターすらも進めないほどです。 皆様その中をダッシュして入り口まで走って進む方、立ち止まってお待ちになる方と別れてしまいました。バスは荷物を積み込んだ後少し屋根のあるところまでバックして立ち止まった方を乗せてランスに向けて出発しました。 雨はランスに着くまで降り続きました。 明日は少し弱まってくれるといいなぁ。

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全日空パリ行きにて楽しい10日間の始まり〜始まり〜。
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ランスのホリデイインホテルの屋上からの眺め。遠くに大聖堂が見えます。
2日目
5月13日/くもりときどき雨/10 〜 15℃
今回の旅はシャンパーニュ地方のランスから始まります。今日は朝1番でエペルネーの町のモエエシャンドン社のカーヴを訪れました。 ナポレオンも歩いたカーヴ内は気温も低いので上着を1枚羽織って見学して回ります。日本語のガイドさんが時々質問を受けてくれるので、皆さんからも質問が飛びます。1つだけ答えてくれない質問がありました。それはカーヴ内に何本のシャンパンがありますかと言う質問でした。 秘密なんですね。 午後は歴代のフランス王が戴冠式をあげる大聖堂をご覧頂きました。入り口の上部にある「ランスの微笑」という別名を持つ天使像を見ながら内部に入るとたくさんのステンドグラスが飾られています。作られた時代も作者も様々で、モダンな物もありましたが、美しいものでした。 歩いている間には大丈夫だったお天気でしたが、バスでナンシーに移動を始めると、大粒の雨が降ってきてしまい、皆さんとラッキーだったね!と喜びました。

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ナポレオンも歩いたカーヴを私達も沢山のシャンパンの眠りを妨げないように歩いて回りました。
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ランスの大聖堂の1番人気はやはりこれ!「ランスの微笑み」の天使像です。
3日目
5月14日/くもりときどき雨/15 〜 19℃
「朝は風も強くて寒かったのよ〜」とお散歩したお客様が教えて下さいました。 今日はナンシーの観光です。 観光をしていると、昨晩私達が泊まったグランドホテルはかのマリーアントワネットがルイ16世にお輿入れをする途中に泊まった宿だと聞いてにわかにただ泊まったのがもったいなくなってしまいました。もっと、よくホテルを見ておくんだったと。 ナンシーではお昼ご飯をいただきましたがその目の前に老舗のお菓子屋さんがあり、ナンシー名物の素朴なマカロンやベルガモットのキャンディーを売っていたのでお昼ご飯の後お買い物なさる方もいらっしゃいました。 ストラスブールに着いた後、ご希望の方をお誘いしてスーパーマーケットへと行きました。 早速アルザス地方のワイン、ジャムや蜂蜜をお求めになる方などいらっしゃいましたが、明日から少しずつ気温が上がる予報なので、チーズやバターはもう少し後の方で買おうということになりました。
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かのマリーアントワネットも泊まったというグランドホテル。私達もはるばる日本から来て一泊しました。
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お昼御飯に行く途中に通りかかって見せて頂いた、クレディ銀行の天井のステンドグラス。ナンシーの町はアール・ヌーヴォーの発祥地です。
4日目
5月15日/くもり→晴れ/14 〜 23℃
アルザス地方、ストラスブールにいる今日は半日観光して半日フリータイムです。午前は赤色砂岩で出来た迫力ある大聖堂を見たり、イル川下りの船に乗り、木骨組みのお家の多いプティット・フランスの地区を楽しみました。 何とか傘はささずに済みました。 午後からはフリータイムです。お買い物に行く方、ワイナリー巡りをなさる方など様々でしたが、予定のないお客様をお誘いして、大聖堂の塔に550段の階段を登って絶景を見に行きました。 すると何と、晴れてきました。この度のツアーで初めて見る太陽です。 登っている途中で、同じツアーの方々に会いました。一緒に食べ過ぎて、アルザスの白ワインを飲み過ぎた身体に鞭打って登ると大変な絶景が待っていました。 そのあと、プチトランに乗ってストラスブールをぐるりと回ったり、博物館に行ったりして過ごしましたが、時々道を歩いていると、偶然にツアーのお仲間に会うのが愉快でした。
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アルザス地方は木骨組みの家が沢山あります。プティ・フランス地区に向かう途中の木骨組みの家。
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ストラスブール大聖堂の鐘楼の上から見た眺めは最高でした。晴れてきたので汗ばみながらの登頂でした。
5日目
5月16日/くもりときどき雨/14 〜 19℃
可愛らしい村第一弾。リクヴィルを紹介する写真では必ず高台から撮した街並みが紹介されていますので、お客様を誘って葡萄畑の広がる町の脇の高台へと登ってみました。 15分で登り、10分見て、15分かけて降りてくるつもりが、ぐるーっと回ってしまい、1時間もかかってしまいました。 お客様連れ回して申し訳ありませんでした。 お昼にはタルトフランベというアルザス風ピザという薄いパリパリした生地の上にトマトソースなしの具が乗っている四角いピザを頂きました。 完食する方が多かったです。流石に、デザートも同じ生地で、りんごやバナナが乗った物が出てきた時にはみなさま苦笑いです。 美しい村第2弾、ゲセルスベールの町は木骨組みの家をオブジェや、花で飾っているところが多く、「この町、気に入ったわ〜」と皆様が口々に仰っていました。流石、2017年に「フランス人がもっとも好きな村」に選ばれた町でした。
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リクヴィルの町を高台の葡萄畑から眺めたら絶景でしたが、1時間の丘の上り下りは疲れました。本日の歩数18000歩なり。
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ゲセルスベールの町はおすすめです!とても可愛らしい木骨組みの家が可愛らしく飾り立てられ、お花もいっぱいです。お散歩楽しかった〜。
6日目
5月17日/雨→晴れ/10 〜 20℃
コルマールを出発して今日はブルゴーニュ地方の中心地ディジョンへと向かいます。またしてもバスの外は雨です。 ランチは選べるランチで、いくつかの選択肢の中から前菜、メイン、デザートをそれぞれのお好みで選んで頂きました。それぞれのお皿が出てくる度に、「あら、それも美味しそうね。」「まぁ、ギャートルズのお肉みたーい」などと楽しそうです。 そして遂に、ランチの後に晴れました。太陽が眩しくて、「こりゃ焼けるなぁ。」と思いましたが、嬉しくてたまりませんでした。皆様も多分同じお気持ちだった筈です。 ディジョンでは幸福になるフクロウをノートルダム教会まで触りに行きました。皆さん、トカゲの彫刻に背を向けて左手で触ります。 夕食に行く時に道を間違えてしまい、お客様を大層ぐるぐると連れ回してしまいました。 雨も降ってきて、本当に申し訳ありませんでした。帰りはトラムを使って帰ったら、たった一駅で着いてしまいました。
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選べるランチのケーキの一例。最近はヨーロッパでも甘さ控えめで美味しかったです。
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ハンマーで叩かれたり、皆んなから撫で回されたりして、最早原型を留めていないフクロウ。左手で触ると幸せになるそうです。
7日目
5月18日/晴れ/12 〜 21℃
おおっ、今日は快晴です。ブルゴーニュ地方をディジョンからボーヌに向けて移動する本日は、食べまくり、飲みまくりの1日です。 まずはチーズ工場では、5種類のチーズをシャブリのワインと共に頂きます。私はシャブリで洗ったチーズが好みでしたが皆様はいかがでしたか? ワイナリーでは、ユニークなオーナーが自ら自慢のカーヴを案内してくれて、ワイナリー経営のレストランで、6種類のワインを試飲しながらお食事を頂きました。 お昼ごはんを頂いた後のバスの中は、皆様爆睡でとても静かでした。 世界最高峰のワインが作られるヴオーヌロマネ村のロマネコンティという名前の葡萄畑を訪ねました。小さな石のプレートでそれと分かります。 皆様と記念撮影をしていると、「くれまつさーん、ロマネコンティの試飲はないの〜?」とのお声が聞こえた気がしなくもないですが、空耳でしょう。 途中、木になっているサクランボの実も摘んで頂きました。
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この石造りの館で、世界最高峰のワインロマネコンティは醸造されます。年間6000本が世界の富豪たちに買われていきます。
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塩水でチーズを洗っているところです。手作業でこれを8日間に渡り繰り返します。大変な作業です。
8日目
5月19日/晴れ/11 〜 21℃
ボーヌには2連泊でしたので、今日はスーツケースは置いてのんびりと9時30分に、バスを使わない徒歩観光に出発です。 町は歩いて回っても1時間ほどの小じんまりした町で、ホテルも便利な場所にあるので町の中心まではすぐです。 今日は毎週2回ある市場が出る日に当たりました。生鮮食料品からアンティークまで沢山の露店が出て、少し見て回ると赤いカブや緑のアーティチョーク、白アスパラなど色とりどりのものが売られていました。 ここは、栄光の3日間と呼ばれる11月第3週末に行われるワインオークションで有名で、町の地下には網目のように、貯蔵庫が地下に張り巡らされているそうです。 今日は、プチトランに乗って、旧市街をぐるりと周り、城壁の外にも少し出たりして40分ほど過ごしました。3両編成の長いプチトランを、旧市街の狭い道を中々器用に運転してくれる女性ドライバーに皆様感心していらっしゃいました。
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オテル・デューの中庭。寄進された葡萄畑で生産したワイン の売り上げを病院の運営資金に当てていたそうです。
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観光用のミニ電車、プチトランは狭い旧市街の街並みを中々器用に走っていきます。
9日目
5月20日/晴れ/14 〜 22℃
今日は20時の帰国便ですので、それまでは目一杯遊びます。 「旅行会社が選ぶ美しい町10選」に選ばれたスミュール・オン・ソワを訪れました。 アルマンソン川が蛇行するのをお堀とし、川が作るU時型の断崖絶壁の上に町作りが行われました。 バスを降りて旧市街の門をくぐると、小さな朝市をやっていました。チーズやお花、野菜や果物と共に、大きなフライパンで料理しているレストランもありました。 川沿いまで降りていくとアルマンソン川と石橋を挟んで高台の上に塔の町が見えていい景色です。 最後のランチはシャブリの町にて、日本人の永浜シェフがいらっしゃるレストラン「Au Fil du Zinc」で川カマスのムース、骨つき肉のステーキ、チーズケーキライチソースを頂きました。 レストランの下には川が流れていて、とても清涼感のある素敵なところでした。 バスに乗る前にお客様が窓がハート形の可愛い家を見つけて下さいました。
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ソミュール・オン・ソワをアルマンソン川の袂から見上げます。とても美しい景色でした。
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ハート形の窓を持つ可愛い家。シャブリの永浜シェフのレストランの隣にありました。
10日目
5月21日/くもり/25 ℃
9日目は夕方にパリの空港に入り、全日空にチェックインして搭乗を待ちます。 パリの空港の中にはラデュレのマカロン屋さんが入っていてとてもカラフルで色々な味が売っていました。 今回、アルザス地方で見たマカロンは素朴な茶色で、華やかな色はついていなかったけど、あれはあれで美味しかったなぁと思い出しました。 羽田に定刻よりも少し早く着いて、皆さまスーツケースを受け取って1人、又1人と外に出て行かれます。ここからまた乗り継ぎがある方もいらっしゃいます。 私達がフランスで薄いダウンコートを着ている間に、日本では30度超えの日もあったようが今日は落ち着いている様です。 皆様、少し旅のお疲れが出るかもしれませんが 旅慣れた皆様のこと、又旅行の虫がざわざわすることでしょう。 クリスタルハートでご一緒出来る日をお待ちしております。 この度のご参加誠にありがとうございました。
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この度、ご参加の17名様。ロマネコンティの畑をバックに。この日は天気が良くて葡萄の葉の緑色がとても綺麗でした
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この度はフランスにおいでくださってどうもありがとうございました。日本にも美味しい食べ物やお酒があるんでしょうなぁ。次は私達が日本にお邪魔できるといいなぁ。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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