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2018年5月26日出発 アイルランドとスカイ島を訪れるスコットランド2ヶ国周遊10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年5月26日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
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ネス湖位はお天気が悪くてもいいんだけど…そんな声が聞こえるぐらい、連日素晴らしいお天気に恵まれた今回の旅。お天気が良すぎて半袖でも汗が…。自然の造形美を楽しむ旅だけに、お客様のスーパーお天気運に感謝感謝の10日間でした。これからイギリスに旅行されるお客様。お手元に昔両替したイギリスポンドが残っていませんか?ここ数年の間にイギリスポンドのデザインが変わりました。旧紙幣は、U.K.内各中央銀行で交換してくれるとの情報がありますが、旅行中に行くのはなかなか難しいです。駄目でもともとと、空港の両替所で旧紙幣からユーロへ両替を試みたお客様が大成功!£1=€1なのでレートは悪いですが、ただの紙切れにならなくてよかった…とお客様。お手元に昔のイギリスポンドが残っている方は次回U.K.を訪れた際に試してみてはいかがでしょう?
1日目
5月26日/晴れ/18 ℃
★成田空港→ロンドンヒースロー→ベルファスト(HolidayInn Center)   パリのシャルルドゴール空港、フランクフルト空港に並ぶヨーロッパの大規模空港であるロンドンヒースロー空港。残念ながら2014年に国際線利用者数世界1位は他空港に譲ってしまいましたが、それでも多くの利用者で賑わっていました。シャトルトレインでターミナルを移動し、北アイルランドの首府ベルファストへ。アイルランド島は、北海道と北方領土を足したぐらいの面積で、世界では20番目に大きな島。世界最大の島はグリーランドです。アイルランド島は、アイルランド共和国とU.K.(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)の北アイルランドに分かれており、島の面積の約6分の5がアイルランド共和国。6分の1が北アイルランド(U.K.)となります。

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ベルリンの壁を思わせるカトリックとプロテスタント居住区を分けるピースウォール
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市庁舎前で行われていた市場にあった入れ歯グミ!
2日目
5月27日/晴れ/13 〜 21℃
★ベルファスト(連泊) 自然の豊かさが魅力の北アイルランド。気持ちの良い青空にガッツポーズだったのですが…。バスがキャリック・ア・リードに到着した時には台風並みの強風に!幸いにもお天気がよかったのでメアリー・ポピンズにはならずに済みましたが、本島と小島を繋ぐ30mの橋は残念ながら閉鎖。それでも、遠くにうっすらスコットランドも見え、美しい自然を堪能する事ができました。ジャイアンツ・コーズウェイでは、風も心地よいぐらいに落ち着き自然が織りなす柱状節理の造形美をゆっくり2時間堪能。運転手さんのご好意で、ダンルース城・タイタニック・ベルファスト・ピースウォールへ。北アイルランドでは、アイルランド共和国への編入を臨むカトリック系住民と、U.K.側のプロテスタント住民との間で今も宗教対立という名の領土問題が続いており、ベルリンの壁を思わせる壁が両住居エリアを隔てています。
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強風の為渡れなかったキャリック・ア・リードの橋
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地形を生かした難攻不落の要塞ダンルース城も、マクドナルド家衰退後荒廃し、現在のような姿に
3日目
5月28日/晴れ/13 〜 25℃
★ベルファスト→アーマー→モナスターボイス→タラ→ダブリン(RedCowMoran泊) タイタニックを生み航海へと送り出したベルファストを出発し、宗教都市アーマーへ。その後言われなければ気づかない国境を越えアイルランド共和国にあるモナスターボイスへ。アイルランドの自然崇拝を行う土着の宗教ドルイド教とキリスト教が融合したケルト十字をご覧頂いた後は、お昼を頂いてから古代ケルト人の政治・文化・宗教の中心地だったタラへ。タラの丘では王の選出や即位の儀式が行われ、正真正銘のタラの王が立石に触れると石が唸るという言い伝えが…。という説明に立石に触れていた皆様、石は唸りましたか?アイルランドの自治を訴える演説を開いたタラの丘は、アイルランド人にとって特別な場所でもあります。風と共に去りぬの中の農園にタラという名前を付けたのは、ナーガレット・ミッチェルの祖先への思いからだったのでしょう。夜はアイリッシュディナーショーへ。
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モナスターボイス
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アイリッシュディナーショー
4日目
5月29日/晴れ/12 〜 24℃
★ダブリン(連泊)アイルランド共和国の首都ダブリンにあるアイルランド最古の国立大学トリニティ・カレッジの創立は16世紀の事。大学の図書館の目玉は何といってもアイルランドの国宝「ケルズの書」。ラテン語で書かれた世界で最も美しいと言われる福音書です。8世紀アイルランドのケルズ修道院で完成したマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの福音が収められた、豪華なケルト文様による装飾が素晴らしい福音書。実物はもちろんの事拡大した大きなパネルにてその魅力を知ることができます。ナショナルギャラリーに立ち寄った後は、お昼を頂きグレンダーロッホへ。豊かな森に囲まれるように、アイルランドにおけるキリスト教の初期教会が残るこの場所は、お天気が良い日はハイキングにぴったり。私達も湖までのんびりお散歩。イリアンバグパイプの音色も綺麗でしたね。バグパイプというとスコットランドの印象が強いですが、バグパイプはケルト民族楽器です。
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アイルランドの国宝「ケルズの書」を拡大したもの(本物は撮影不可)
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グレンダーロッホでアイルランドのイリアンバグパイプの調べに耳を傾けました
5日目
5月30日/くもり→晴れ/11 〜 19℃
★ダブリン→エジンバラ(マリオットエジンバラ泊) アイルランド共和国とお別れして、再びU.K.へ。日本ではイギリスと呼ぶ事が多いですが、U.K.とはイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド連合国の事。スコットランドの首都エジンバラに到着後、15世紀からスコットランド国王夫妻の住居として、現在ではエリザベス2世の夏の滞在地として使われている「ホリールード宮殿」へ。宮殿付属のお土産屋さんには、ウィリアム王子とキャサリン妃の3人目の出産やヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚を祝う限定商品が。今年に入ってから、おめでたい事続きの英国王室です。「エジンバラ城」の入口では、8月に行われるミリタリータトゥの準備がすでに始まっていました。スコットランドで行われた戴冠式で使われていた三種の神器などを見学。ウォーカーズのバターたっぷりのショートブレッド、気に入って頂けて良かったです。
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尾翼にアイルランドのシンボル「シャムロック」が付いたエアリンガス航空
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エジンバラ城
6日目
5月31日/くもり→晴れ/11 〜 18℃
★エジンバラ(連泊) 朝からグレンキンチー蒸留所にてウイスキーの香りにすでにふわんふわんになりながら見学。分け前を頂いたのは天使だけではなかったようです。今日はエジンバラで自由時間&自由昼食。ご希望の方と一緒にムール貝のランチを頂き、いざ食後の観光へ!プリンセスストリートガーデンはお花がとても綺麗で、食後の散歩にぴったり。この公園から眺めるエジンバラ城が私は一番好きです。スコットランドの歴史・生活・美術品はもちろんの事、世界の歴史や子供達が楽しく科学を学ぶ場も用意されているエジンバラ国立博物館で、私も童心に帰り宇宙服に身を包みハイチーズ。絵画がお好きな方には、フェルメールの「マリアとマルタの家のキリスト」が展示されているエジンバラ国立美術館へ。昨晩のご夕食でお客様に衝撃を与えたシュークリームを夕食でチョイス。個人的には、この味のない、もとい「甘さ控えめ」の味は好みでした。
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プリンセスストリートガーデンから見たエジンバラ城
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スコットランド版忠犬ハチ公ボビー。撫でられすぎてピカピカになった鼻。
7日目
6月1日/晴れ/23 ℃
★エジンバラ→フォートウィリアム→マレイグ→アーマデイル→ポートリー→ブロードフォード(Dunollie泊) ハリーポッターの世界にいるようなエジンバラとお別れし、ホグワーツに向かう列車の場面で使われた景色を見ながらマレイグへ。魔法が使えたなら、まず車内に冷房を付ける!そう思ったのはきっと私だけではないと思います。食後、船でスカイ島のアーマデイルへ。ガイドのミッシェルさんと合流し、急な斜面を登り、つやつやと可愛らしいバターカップのお花と一緒にハイチーズ。健脚な方はかなり先まで歩かれオールドマン・オブ・ストールの絵葉書の様な景色をご覧になったようですが、逆光で思うような写真が撮れなかったようでした。残念。皆様のご協力のお陰で、無事夕食に間に合う事ができました!ありがとうございました。本日お誕生日の運転手のゲーリーさん、皆様からのハッピバースデーソングに照れながらも嬉しそうでしたね。
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ハリーポッターの登場人物の気持ちでパシャリ。窓が開かず、これが限界でした。
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オールドマン・オブ・ストール(遠景)
8日目
6月2日/晴れ/15 〜 23℃
★ブロードフォード→インヴァネス(Penta泊) 1995年に開通したスカイ島と本島を結ぶスカイブリッジを渡ってアーカート城へ。ネッシーがいるかもしれないネス湖を渡る船は大人気。クルーズ船の乗車時間変更に伴い、見学順序を変更。ご協力どうもありがとうございました。13世紀から16世紀にかけ建造され、スコットランド独立の舞台にもなったアーカート城は、17世紀ジャコバイト軍の手に落ちる事を防ぐため破壊され廃墟となりました。ネッシーは未確認物体ではなくなってしまったとの話しも聞きますが、謎は謎のままの方が良い事も。ハリーポッターがどこかにいるかもしれない魔法の国。ネッシーもどこかでひっそりと暮らしているかもしれません。今回の食事で一番美味しかった!と大好評だった「NessInn」での昼食。量もお味もサービスも最高でしたね。
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アーカート城とネス湖。水面に現れた線がまるで・・・・
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今回の旅行で一番美味しかった!とのお声を頂いたNessInnでの昼食
9日目
6月3日/晴れ/13 〜 18℃
★インヴァネス→ロンドンヒースロー(機中泊) 長かった旅も、もう間もなく終わりを迎えます。スコットランドポンドは日本で両替ができません。英国内で使い切るぞ!と空港内で、最後のお買い物を楽しまれていたお客様も。国際的に使われているのはイギリスポンドですが、スコットランドポンドもアイルランドポンドも連合国内であれば共通で使えるはずなのに、受け取ってくれないお店も時々あるのです。 
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ジャイアンツ・コーズウェイにて
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エジンバラ ウェーバリー駅周辺
10日目
6月4日
成田空港無事到着!自然の豊かさを感じる旅ゆえに、ままならない時もありましたが、そんな時も温かい笑顔と言葉で支えて下さった皆様は、私の太陽でした。ベルファストで生まれ出港したタイタニックが、運命の時を迎えた時演奏されたと言われる「主よみもとに近づかん」。どこかで耳にさえることがありましたら、曲紹介で照れながらこの曲を口ずさんだ私の事も思い出して頂けたら嬉しいです。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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