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2018年7月12日出発 <スカンジナビア航空利用>1ヶ国をじっくり巡る旅絶景の王国ノルウェー10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年7月12日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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こんにちは!お元気でしょうか? 先日は阪急交通社クリスタルハートをご利用下さいまして、誠にありがとうございました。旅日誌が完成いたしましたので早速お送りいたします。 思えば初日から全員様のスーツケースがロストバッゲージ(紛失したスーツケース)となってしまい、夜遅くの到着の上、航空会社のパソコンも調子が悪いようで手続きにも時間がかかり、お疲れのところ皆様にはご迷惑をおかけしたことで心苦しかったです。 それでもツアーを終えた後は、想い出深い、良いツアーだったのではないか?と思えるのもやはりお客様全員のご理解とご協力のおかげだったと痛感しております。 特にS様のスーツケースは7日目のお昼に空港へ受け取りにいくまで発見されなかったのですが、ただひたすらお待ちいただいた時に「男気」を感じました。 この旅日誌をみていただき、もう一度ツアーを振り返っていただければ幸いです。

 

1日目
7月12日/晴れ/14~19℃
今日はいよいよLE113「絶景の王国ノルウェー10日間」のツアーの出発日となりました。早くからお客様も来て下さいましたので、受付も早めてSASスカンジナビア航空の飛行機でデンマークの首都コペンハーゲンへ。飛行機を乗り換えて今度はノルウェーの首都オスロへ。さらに乗り継いでノルウェー中部の町トロンハイムへとやって参りました。ただ乗り継ぎ時間が割と余裕がなかったことと、飛行機の遅延など悪い条件が重なって、我々のスーツケースは全てオスロの空港で積み残されたようです。トロンハイムの空港ではそのスーツケース捜索の手続きだけして一度ホテルへとご案内。もうひと便、オスロからトロンハイムへのフライトはあったのですが、あいにくそちらにもスーツケースは乗っていませんでした。着替えや洗面用具、化粧品等、何もない状態でお泊まりいただいたのですが、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
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今回はSASスカンジナビア航空の空の旅
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絶景の王国ノルウェーが待っていますよ~!
2日目
7月13日/晴れのち曇り/13~18℃
今日はトロンハイムのパノラマ観光。展望台や要塞で写真ストップをして町の中心「二ーダロス大聖堂」にてバスを下車、跳ね橋や自転車リフト、また大聖堂内部など観光し、一度ホテルへ戻ってご昼食をいただきましたが、スーツケースはまだ届かず、「オーレスンに転送する」という連絡をいただいたので、ナショナル・ツーリストルートの特にアトランティック・オーシャンロードを走ってオーレスンへ。今日のハイライトは橋の道が途切れているように見られる「ストルセイスネ橋」で素晴らしいデザインでしたね!ホテル到着後、スタッフに聞いてもスーツケースは届いておりませんで、「今日中にお客様へお届けする!」という決意を胸に添乗員が空港までタクシーで走り、取ってきたしだいです。しかし唯一S様のものだけは、最終便まで待っても出ませんでした。申し訳ありませんでした。
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世界にココだけ?自転車リフト見学中
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ストルセイスネ橋
3日目
7月14日/曇り/12~20℃
オーレスンの観光はホテルから徒歩で出発し、1904年に大火災で850の家が焼け落ち、多くの人々が住む家を無くしたものの、亡くなった人はいなく、しかも1905年のノルウェー独立の気運に乗りながら新しい町作りに励み、選んだのが「アールヌーボ」その意味も「新しい流れ」。皆様が今見るような美しい町になってまだ100年ちょっとなんですね。その後は少しフリータイム・・・ご興味ある方はガイドのヨハンさんと一緒に418段の階段を登ってアスクラ山へ!添乗員とS様は、とりあえず洗面用具や下着、シャツや暖かい服、スーツケースなど購入しておりました。オーレスン出発後は今日もナショナル・ツーリストルート、絶景のトロルシュティーゲン(トロルの道)へ。あいにく展望台は濃霧で真っ白でしたね。峠を越えてゲイランゲルに近づくにつれて天気が快復し、王妃の椅子では皆様のカメラを借りて団体写真のご協力もいただきました!
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オーレスンの暖かいベンチ!体験中
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ゲイランゲルフィヨルドをバックに全員撮影!
4日目
7月15日/曇り時々小雨/11~18℃
天候が変わりやすい北欧で、ここのところ良い天気が続いているようです。今日も晴天の中ホテルを出発し、ゲイランゲルの村からフェリーボートに乗って、男性的なゲイランゲルフィヨルドを船の中からお楽しみいただきました。そしてバスで風光明媚なノルウェーの絶景を堪能しながらブリクスダールの氷河へ。ここでは7人乗り電気カートに乗って氷河湖近くへと送ってもらい、その後は15分くらい歩いて氷河湖へと行きました。が、ここ数年の温暖化の影響で氷河は後退し、氷河湖にも氷塊が浮くことはなくなっているようです。お昼をいただいた後はソグネフィヨルド地方へと走り、ノルウェーの数々の画家が描いてきた美しい渓谷にたたずむ歴史的建造物で伝統と格式、そして由緒ある「スタイルハイム ホテル」へとチェックイン。数々の著名人も泊まったこのホテルに2連泊するのがクリスタルハートのこだわりと感じております。白夜の夕食後はテラスでコーヒーを!
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ゲイランゲルフィヨルド観光中
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電気カートでブリクスダールの氷河へ!
5日目
7月16日/晴れ/13~26℃
渓谷のスタイルハイムホテルに2連泊するからこそ、今日はゆっくりと9時半にご出発。まず世界遺産のナーロイフィヨルド及びアウランドフィヨルドクルーズへ。今日の行程は「ノルウェーインナットシェル」これは「小さな木の実に入れて」とか「簡潔に、手短に」と言う意味。いわばノルウェーの見どころを凝縮して効率よく見られるコースです。さすがに日本人グループは多かったですが・・・フィヨルドクルーズはフロムの村で終わり、ご昼食後に少しフリータイムを取って、次はフロム山岳鉄道で標高2メートルから866メートルへ20キロの道のりを50分くらいかけて登り、途中のショスの滝では赤い服の妖精「フルドラ」も出ました!ミュルダールからヴォスへはベルゲン国鉄で移動、クーラーが効いていて快適!予定にないツヴィンネの滝を訪れても、ホテル到着は18時前でした。夕食時はM様とK様のお誕生日を皆様でお祝いしていただきましたね~!
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世界遺産ナーロイフィヨルド航行中
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フロム山岳鉄道に乗って・・・
6日目
7月17日/曇り一時雨/13~25℃
今日もホテル出発は10時とゆっくりです。ハダンゲルフィヨルドに沿って走り、ウルヴィークの村のブラカネスホテルに早めに着いたので、フィヨルド沿いのお庭でフリータイム。ご家族が泳いでいましたね。昼食後、滝の裏へとまわりこめるスタインダールの滝を訪れましたが、タイミング悪く、到着した時に大雨となり今回初めて傘やレインコートを使いましたね。滝の裏まで行かなかった方も?その後ベルゲン近郊のスターブ教会の写真を撮り、ノルウェーで2番目に大きい町ベルゲンのホテルへ到着・・ しかし、来ているはずのS様のスーツケースは届いていませんでした。皆様で標高320メートルのフロイエン山の登り、下山後の夕食は自由食でしたが、皆様がご参加されてシーフードレストランへ。まだまだ日が長い白夜の時期ですから、夕食後も世界遺産ブリッゲン地区を歩かれた方もいましたね!
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フロイエン山へのケーブルカーは混んでいました。
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Bryggeloflet&Stuneにて皆様でご夕食を!
7日目
7月18日/晴れのち曇り一時小雨/11~19℃
ベルゲン観光には今回初めての日本人ガイドのマチコさんが来て下さいました。朝まで待ってもS様のスーツケースはホテルに届かなかったものですから、午前中はマチコさんに任せ、添乗員はベルゲン空港に行ってきました。そしたらあったではないですか!これ、行かなかったらいつまでも置きっぱなしになっていたのかも?と思うとゾッとしましたが、7日目にしてようやくS様のスーツケースをピックアップすることが出来ました。本当にお待たせいたしました!お昼のモダンなホテルレストランで合流して、午後は二回のフィヨルドクルーズフェリーに乗って、今回の最終目的地「スタヴァンゲル」へとやって参りました。夕食はフードフェスティバルで賑わう港のレストランでいただきましたが、ご結婚50年という金婚式の記念にツアーにご参加されたY様を皆様でお祝いしましたね!静かな旧市街の散策もお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
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フィヨルドを渡るフェリーにも何回も乗りました。
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スタヴァンゲルの旧市街にて・・・
8日目
7月19日/晴れ/13~21℃
いくつものハイライトがあるこのLE113というツアーですが、その中でも企画担当者のこだわりは「プレーケストーレン(説教壇とか演説台という意味)。リ―セフィヨルドの崖の一つですが、水面からの高さは604メートルの一枚岩、崖の頂上はは25メートル四方の正方形になっていて、柵も手すりもない自然のままの展望台。ただしここへは2時間くらい山道を登って行かねば見られません。当初、行かずにフィヨルドのクルーズ船に乗って、水面から見上げる・・・っとおっしゃっていたお客様もいましたが、仲間とともに行って下さることになり皆様で頑張りました!約4キロの石畳の道や段差の大きい石の階段、板張りの楽な道や大きな岩の上など様々な道のりを歩き通し、ついに目にしたプレーケストーレンはまさに神の説教壇!そこでお昼をいただいたりまた、もう少し上にあがって展望を楽しんだり。夢にまで出てきそうな(恐怖感満載の)素敵な場所でした!
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約4キロの道を歩き始めました!
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ついに到着!プレーケストーレン(説教壇)
9日目
7月20日/晴れ/13~21℃
今日は帰国日ですが、そこはクリスタルハート!ホテル出発はなんと11時!ホテルのお部屋でゆっくりされたり、また町の中心のホテルですから最後のお買いものでスーパーに行ったりできましたね!スタヴァンゲルの空港はモダンで、まずは機械でチェックイン、搭乗券ばかりではなく、スーツケースに付ける荷札もプリントアウトしてご自身で取り付け、さらにご自身で無人のカウンターのベルトにスーツケースを乗せてピストルみたいなものを荷札にあてて引き金を引くとスーツケースは自動的に流れていきましたね。新鮮な感じでしたがこれから増えるであろう自動化でした。ところが我々が乗るSK1869便は機材が到着せず1時間の遅れが?コペンハーゲンでの乗り継ぎ時間がわずかだったことからご心配されたお客様もいらっしゃいましたが、添乗員は(今回はビジネスクラスのお客様も多いし、初日の事もあり)絶対成田行きは待っていると思っていましたよ!
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プレーケストーレンでは上の展望台へ行かれた方も?
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行きはよいよい帰りは・・・?
10日目
7月21日/晴れ/27~34℃
思ったとおり、コペンハーゲンではSASの日本人スタッフが待っていて下さり、スムーズに出国審査とゲート移動ができて、こちらも約1時間待っていただいて帰国の途へ・・・添乗員はグループ全員がスムーズにゲート移動はできたけど、はたしてスーツケースは大丈夫だったのか?もちろんSASのスタッフにも「スーツケースは大丈夫なんでしょうか?」と声をかけましたが「う~ん」と言うだけで、やっぱり彼らにもわからなかったのでしょうね。しかし成田空港に到着した時に、看板に名前も出ていなかったので、うまく積み替えてくれたんだな・・・と思っていました。ターンテーブルで待っていたら続々と出てきたのでホッとした次第です。今回は色々ハプニングはありましたが、皆様のご理解とご協力に救われたツアーだったと思います。今回の事で懲りずにまた、クリスタルハートの旅を宜しくお願いいたします。私も皆様と再会できる日を心待ちにしています!
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途中、イチゴを売っていた少女たち・・・
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懐かしいフロム山岳鉄道

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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