2018年6月18日出発 <スカンジナビア航空利用> 美しき北欧4カ国周遊10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年6月18日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/中島暢子(なかじま のぶこ)
- 13名の明るい、お客様と共に、北欧4カ国をまわりました。 北欧といえば・・フィヨルド、サンタクロース、白夜、ヴァイキング、エドワルドグリーク(ノルウェー出身)、シベリウス(フィンランド出身)、妖精の国(トロールという森や家屋の納屋等に住んでいると信じられている妖精が有名。)、ロイヤルコペンハーゲンや、ムーミン、マリメッコ、サーモン、家具、等々あげればきりがありませんが、皆様は何が印象的でしたか? 雨の多い北欧で、お天気に恵まれた10日間。どの景色も最高に素晴らしい、一番にぎやかな、日が沈まない夏の北欧を満喫していただけたのではないでしょうか? なんのトラブルもなく(8日目の朝、朝食のお弁当が用意されていなかったことはありましたが)、誰もスリの被害にもあわず帰国できました。 10日間ほんとうにありがとうございました。
- 1日目
- 6月18日/くもり/20 ℃
- 成田空港から、直行便にてコペンハーゲンへ。 飛行機の窓からは、地上に近ずくにつれ、真っ平らなデンマークの景色がみえてきました。デンマークは、ほぼ平らな国で、一番高い山がなんと約170mなんだとか…。(これは山といえるのでしょうか?丘ですね。でも登山できる場所もあり、お土産物屋さんには親切にも杖が売られているんだそうです。) ということで、市民の人たちは自転車を利用している人が多かったですね。 ホテルに17時頃チェックインした後、近くのスーパーや、メインストリートのストロイエン道りをブラブラしたりして、明日のフリータイムの下見もかねて、ホテル周辺を散策しました。さっそく、チボリ公園に入場した方もいらっしゃいましたね。 夏のこの時期はなかなか日が沈みません。
- ストロイエ通り
- コペンハーゲン市庁舎
- 2日目
- 6月19日/晴れ/16 〜 20℃
- ガイドさん、タエコさんの案内のもと、コペンハーゲンを観光します。 まずはニューハウン地区から。ニューハウンとは、新しい港という意味です。とてもカラフルな建物が並んでいて、素敵な景色でした。アンデルセンが住んでいたアパートも残っていました。 歩いて、王宮として使われている、アマリエンボー宮殿へ。200年前の王様、フレデリック5世の騎馬像はヨーロッパでも特に素晴らしい騎馬像です。 北欧の王室はとてもオープンで市民にもフレンドリーなんだとか‥。女王陛下行きつけの街のカフェも近くにあるそうです。 10時からイケメンのかっこいい兵隊さんによる、衛兵交代式も見ることができました。子供たちの憧れの職業なんだそうですが、大きくなると寒い日も、暑い日も何時間も立ち続けなければいけない現実を知るため、やりたい人は少ないとか。。
- 王宮前 フレデリック5世騎馬像
- ロイヤルコペンハーゲンカフェ 名物スムシの昼食
- 3日目
- 6月20日/くもり/16 ℃
- フレデリック城は16世紀、フレデリック2世によって建造された、スカンジナヴィアで一番大きな、ルネッサンス様式の見ごたえある宮殿でした。 現在の宮殿はクリスチャン4世が作らせたものです。 この宮殿では聖別式や戴冠式も行われていたため、素晴らしい教会、別名勲位のチャペルもありました。 栄誉あるデンマーク最高勲章である像の紋章は日本の昭和天皇や三笠宮崇仁親王も受賞されており、楯もかざられていましたね。 クロンボー城は海峡に突き出た場所に建てられており、対岸のスウェーデンとの距離はたった3.5キロしか離れていません。 昔はここで船の積み荷を降ろし、税金を払っていた場所で、第二次世界大戦の時期はここから、たくさんのユダヤ人を逃がした重要な場所でした。 この日の夜、オスロへ向かう、DFDSシーウェイズの船の中から、もう一度このクロンボー城の景色をみました。
- フレデリックスボー宮殿内 教会
- クロンボー城から見た対岸のスウェーデン
- 4日目
- 6月21日/くもり→晴れ/16 ℃
- オスロ到着。 抜き打ちパスポートチェックがあり、入国にかなり時間がかかってしまいました。 ガイドさん、くに子さんの案内のもと、まずはフログネル公園を散策。広大な敷地の中に、老若男女のたくさんの人間の彫刻がありました。 国立美術館では1893年にエドワルドムンクによって描かれた「ムンクの叫び」の作品の他にも、家族、特に妹さんや育ててくれた叔母さんの絵画も多くありました。 昼食の後は一路ホテルのあるルフトフースまで走ります。 途中、標高1000mを越えると高い木がなくなり、ハダンゲンウィッダにあった素朴なカフェ(ここしかありませんでした。)にてコーヒーを飲みながら30分休憩しました。 果物畑に囲まれた、ウレンスヴァンホテルはハダンゲンフィルドが部屋から望める素敵なホテルでした。
- 国立美術館内 ムンクの叫び
- ホテルの部屋から望めるハダンゲンフィヨルド
- 5日目
- 6月22日/晴れ/15 ℃
- いよいよ観光の目玉ともいえる、フィヨルド観光です。 全長200m以上というソグネフィヨルドはヨーロッパで最長、最深です。 グドヴァンゲンから、フィヨルドクルーズを楽しみました。 皆様ずっとデッキにでて景色を楽しみましたね。 晴れていることが少ないと言われる、この場所ですが、お日様も顔を出し、気持ちよい暖かさでした。 切りたった山や、深く緑にみえる世界遺産の景色を堪能しました。 船をフロム駅で降り、昼食の後は列車に乗り換えて、周りの小さな村の景色やのどかな高原の緑や滝の景色を眺めました。 途中、見えた滝の上に赤い妖精も出てきてくれました。 本日は昨日より早くホテルに帰ることができ、夕食の後は、ご希望の方と2次会も楽しみました。
- ソグネフィヨルドクルーズ
- 見えました!赤い妖精
- 6日目
- 6月23日/くもりときどき雨/13 ℃
- 第二の都市、ベルゲンへ。 途中「Steinsdalsfossen」という滝の景色もご覧いただきました。この滝の裏側にも行くことができます。 ベルゲンはかつてはノルウェーの首都だったこともある、13世紀からはハンザ同盟都市として、ドイツの商人達によって商館が建てられ、各地から商人、職人が集まる活気ある都市でした。 ベルゲンの人は自らをノルウェー人というより、ベルゲン人と呼び、ベルゲンには独特の雰囲気がありました。明るく開放的な雰囲気が感じられましたね。 世界遺産にもなっている、ブリュッゲンは昔ながらの木造倉庫の建物で今はお土産屋さんになっています。 ここでぶらぶらお土産をみたり、お魚市場でキャビア(ノルウェーではお魚の卵はすべてキャビアといいます)やヤギのチーズ等味見しました。 ノルウェーはデンマークとスウェーデンに支配されていた国ですが、今では石油産出国で潤った豊かな国でした。
- stainsdalsfossen滝の前にて
- ベルゲン
- 7日目
- 6月24日/晴れ/20 ℃
- 昨晩遅くにノルウェーからスウェーデンにやってきました。 ガイドさん、石川さんの案内でストックホルム観光です。 ノーベル賞受賞者の晩餐会が行われる市庁舎内部見学。 晩餐会が行われるのは、青色ではないけれど、ブルーホールと呼ばれるレンガのホールです。このホールに、1400人が一人60㎝のスペースでお食事するのだとか…。(以外に狭い) 街中を歩き、ノーベル博物館の売店にてノーベルチョコも買いましたね。 お昼の中華料理は好評でした。 午後は、緑の美しい庭園に囲まれた、ドロットニングホルム宮殿を内部見学し、一旦ホテルへ戻り、休憩。 お着替えをし、夜は私たちも、ノーベル賞受賞者がお召し上がりになった2016年のノーベルディナーを、(市庁舎ではなく)グランドホテルでいただきます。 流石、どれも感動するほどおいしくて、食事に合わせて出してくれた4種類のワインもおいしゅうございました。
- ストックホルム市庁舎ブルーホール
- ストックホルム市庁舎 黄金の間 メーラレン湖の女王
- 8日目
- 6月25日/晴れ/20 ℃
- 朝はやく出発し、ストックホルム空港からフィンランド、ヘルシンキへ…。 森と湖の国、妖精の国、フィンランドはムーミンの国でもあります。 ガイドさん、Mrみやべさんの案内で、大聖堂に入場しました。 お昼はサーモングリル。フィンランドはスウェーデンより、1時間進んでいるので早いお昼にお腹はすいていませんでしたが、おいしかったので完食。 予定には入っていませんでしたが、青空市場や、ムーミングッズが買えるお店にも立ち寄り可愛いお土産を購入。 フィンランドはロシアに支配されていた歴史があるため、他の今まで見てきた、北欧諸国とは違った趣が感じられました。ロシア正教会、ウスペンスキー教会もあります。外観からだけですが見学しました。 テンペリアウキ教会は大岩をくりぬいて作っためずらしい教会でした。 ホテルの近くにショッピングセンターがありチェックイン後ご希望の方とお土産を買いに行きました。
- 青空市場
- ロシア正教 ウスペンスキー寺院
- 9日目
- 6月26日/晴れ/20 ℃
- 帰国日。 ホテルに、迎えに来てくれたのは、昨日のガイドさん、Mrみやべさんのハーフの息子さん、イケメンのMrみやべジュニアさん。来て早々、皆様お話に花が咲き、盛り上がっていましたね。日本語ぺらぺらのMrみやべジュニアさんが、空港でチェックインのお手伝いをしてくれます。 今回のツアーは4カ国周遊ということで、飛行機に乗る機会が多かったですが、どこの空港でもラウンジが使えたのは、うれしいかぎりでした。 ヘルシンキの空港でも、乗り継ぎのコペンハーゲンの空港でも皆様、ラウンジを利用され、お食事しましたので、コペンハーゲンの空港にあった、回転寿し店「yo!sushi」を試すことはできませんでした(笑)。
- ヘルシンキの空港 ラウンジ
- コペンハーゲン空港 回転ずし「yo!sushi」
- 10日目
- 6月27日/くもり/20 ℃
- 予定どうり成田空港に到着。日本は梅雨で飛行機を降りたとたん湿度が感じられました。 皆様、北欧はいかがでしたでしょうか? 北欧はどこの国もとっても税金が高く、物価も高かったですね。しかし、北欧の人々、特にデンマークは世界で一番幸せな国と言われています。国民も、納得して税金を払うのは、それだけ福祉が行き届き、国民に還元されているからだということでした。そして、国民みんなが誇れる何かを見つけられる教育をしていて、誰もが主体的に生きられる、ということでした。 幸せとは、もちろん豊かに暮らせることも重要ですが、北欧には他にもいろいろな幸せがありました。現地の方から聞く、いろんなお話も行かなければ聞けない、貴重なものでしたね。 皆様にとってこの10日間が、有意義な思い出に残る楽しい旅でありますように祈っています。 10日間ありがとうございました。
- グランドホテルでのノーベルディナー
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