2018年6月14日出発 未知なる極北の絶景と感動に出会う氷の国グリーンランドと緑の国アイスランド大周遊12日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年6月14日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
- 今回のツアーは北欧、「氷の国グリーンランドと緑の国アイスランド大周遊 12日間」で、一年のうち日が一番長い夏至をはさんだ、北欧にとって短くも明るく気持ちのいい時期の設定でしたが、ご参加して下さいましたお客様はたったの6名様!?しかもその中に男性は一人きり・・・。出発前からある種の不安はあったものの、成田空港でお会いしたお客様はみな穏やかな優しい方々で、楽しくなりそうな気分でスカンジナビア航空の飛行機に乗りました。12日間は長いと感じるお客様もいるようですが、終わってみるとアッ!っと言う間でしたね。グリーンランドの氷河クルーズでのハプニングやガイドもポーターもつかないアイスランドではございましたが、無事、笑顔で帰国できたのはひとえにお客様のご理解とご協力の賜物かと思います。また、いつかご一緒させていただきたいお客様ばかりでして、私も色々勉強になりました!本当にありがとうございました。
- 1日目
- 6月14日/曇り時々晴れ/14~21℃
- いよいよ今日は皆さまの北欧、グリーンランドとアイスランドツアーの出発日です!皆様早めにいらっしゃってくださり、個々にチェックイン。今日はSASスカンジナビア航空によるコペンハーゲンまでの直行便の空の旅!飛行機の中ではなかなか休めませんが、それでもやっぱり直行便は楽ですね~!コペンハーゲン到着後は天気も良くて寒くない!入国してスーツケースをピックアップした後、有志のお客様のお力をお借りして、カートにスーツケース乗せて空港直結のホテルにチェックイン。それでも夕方5時頃で、今の北欧は24時頃まで明るい白夜ですので、ご希望のお客様と国鉄で中央駅へ出て、歴史ある赤レンガの中央駅からチボリ公園、イヤマスーパー、市庁舎とアンデルセン像、世界最古の歩行者天国「ストロイエ通り」とノイハウンなど巡ってメトロで帰ってきましたね。お疲れのところ遅くまでお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました!
- 今回はSASスカンジナビア航空の空の旅
- コペンハーゲンのノイハウン
- 2日目
- 6月15日/晴れのち曇り/1~3℃
- 今日はコペンハーゲンからグリーンランドへと飛んでいきます!デンマーク領グリーンランドは面積217万5000平方キロメートル!日本の約6倍の世界最大の島。そして氷河や氷床に覆われている面積は国土の80%に及ぶ、まさに氷の国!まずはイヌイットの言葉で「長いフィヨルド」の意味のカンガルスァックへ。元々米軍基地で現在は空の玄関です。スーパーへ行ったり絵葉書と切手を買ったりして乗り継ぎ便を待ちましたが、遅れていましたね。その後は自由席のプロペラ機に乗って「氷山」の意味を持つイルリサットへ。ガイドのヨーコさんと合流して一度ホテルへ入ってから市内観光へ。歩いてまわれる小さな、カラフルな町を博物館や教会などめぐりホテルへ。海にはぷかぷかと氷山が浮いていました。ご夕食をいただいて、暖かい格好に着替えて真夜中の太陽を見に氷山クルーズへ行く予定でしたが、濃霧でキャンセルとなってしまいました。残念です・・・
- 野外博物館観光中
- 教会と氷山
- 3日目
- 6月16日/曇りのち晴れ/2~10℃
- 今日はゆっくりと10時に出発してアイスフィヨルド・ボードウォークへ。しかし朝から私とヨーコさんは、なんとか「氷山クルーズ」が今日出来ないか手配をかけておりましたが、弊社手配のボートは夜にしか出ないし、個人所有のボートでは4~6名しか乗れなかったり、また、ようやく見つけたら一人につき〇〇〇デンマーククローネを現金で払えと言われたり、(カードが使えないと大変です!)また6名までしか乗れないボートは2回に分けて出る・・・とか、すったもんだがありましたが、最終的にはイタリア人運転手の紹介で、よっぽど昨夜より良いボートを皆様の貸切で、そして夜より寒くない時間に氷山クルーズを楽しんでいただくことができました。青空も出て素晴らしい景色の中ボートは進み、まるで南極体験みたいでしたね!午後の便でアイスランドの首都、レイキャビクの近郊、ケフラヴィーク国際空港へ。なんとか本日中にホテルへ着けましたね!
- アイスフィヨルド・ボードウォークハイキング中
- 氷山クルーズ中
- 4日目
- 6月17日/曇りのち雨/7~12℃
- 昨夜は真夜中到着でしたので、今朝は10時出発です。まずは郊外のヘトリスヘイジ地熱発電所を訪れ、自然環境に優しい地熱発電が日本の三菱と東芝のタービンが支えていることを知り、誇らしかったです。その後、運転手のデビットさんに頼んでギャウ(割れ目)のあるスーパー「BONUS」へ。アイスランドのばらまき用お土産を見ておいて買うのは9日目に?レイキャビクに戻ったら今日はアイスランド独立記念日!街は賑わっていましたが、街の中心は道路が閉まり、それでも一番近いところまで運転してもらい、歩いてレストランへ。午後はそのままアルシング(国会議事堂)やチョルトニン湖、市庁舎そしてロイガベーグル通りなど巡っていたら雨が!ハトルグリムス教会へ入り、そこからはバスに戻り、ぺルトランやホフジハウスなど観光してハルパ音楽堂へ。すこし早目のおやつにホットドッグなどいただいて、室内マーケットを見たり、フリータイムを!
- 溶岩チョコレートは外せませんよ!
- ハルパ音楽堂前にて団体撮影!
- 5日目
- 6月18日/晴れのち雨と曇り/3~8℃
- 今日はレイキャビクから飛行機でアイスランド北部最大の町で、真夜中の太陽の町と呼ばれるアークレイリまで飛んで参りました。昨日のうちに運転手デビットさんが5~6時間かけて走って下さっていて、空港で合流、町の中心へと走り、アークレイリのシンボルと呼ばれる教会へ!なぜか半旗になっているな?と思っていたらどなたか亡くなられたようでお葬式がとり行われていましたね。そこから町の目抜き通りのハフナル通りを歩いて、その後少しフリータイム。なんとか雨はパラパラで免れ、バスでレストランへ。ワイルドマッシュルームスープで身体が温まりました。アークレイリを出たあともエイヤフィヨルド沿いを走り、美しい景色を見ながらゴーサフォスへ・・・ここは神々の滝、柵も何もない絶景ポイントにて写真を撮ったり、雨が降ってきたものの対岸の写真ポイントへも足をのばし、アイスランドらしい初めての大自然をお楽しみいただきました。
- レイキャビクの太陽の船
- 神々の滝、ゴーサフォス
- 6日目
- 6月19日/曇りのち晴れ/0~6℃
- 今日はホテルがあるミーヴァトンを中心にダイヤモンドサークルを巡ります!まずは人口2300人の漁業やホエールウォッチングが盛んなフーサヴィークへ。「家の湾」というこの町では鳥を見たり、教会を見たり。クジラモニュメントで写真を撮ったり、でもそれより今の時期、どこでもルピナスの花々が満開で絨毯のように山裾まで広がっていましたね。そして「黒い城」という意味のディムボルギルでは溶岩の迷路を歩き、お昼はなんと牛舎が隣接して見られるレストランにて美味しいアイスランドのラムのすね肉を!午後もレイルニュークルという活火山地帯やナウマファットルという温泉活動と月面のような不思議な世界を歩き、蒸気にまみれながら忍者ポーズをしたり・・・最後はミーヴァトン・ネイチャーバスにて世界最北の露店風呂をお楽しみいただきました!じつはここで私はあることで真っ青になり、ツアー中最大の窮地に陥ったのですが、勘違いでよかったです!
- ディムボルギル(黒い城)観光中
- 大きかったけど美味しかったアイスランドラム
- 7日目
- 6月20日/晴れ/6~18℃
- 今日は先日のゴーサフォスと双壁をなす、アイスランドのみならずヨーロッパ最大の滝デディフォスへ。駐車場からゴロゴロした岩が転がる道を横目に見ながら歩いていくと、高さ44メートル、幅100メートルで毎秒500万立方メートルの水が轟音とともに落ちて行く大迫力の滝が目の前に!展望台がいくつもありますので、あとはフリータイム。じっくり楽しんでから今日はアイスランド東部をバスで走って参ります。運転手38歳のデビットさんの故郷で人口3800人のエイイルススタジールで休憩し、お昼はブレイズダルヴィークで。食後少し戻ってストーズヴァフィヨルズルのぺトラ博物館へ。ぺトラおばさんの個人コレクションを自宅を開放して見せているとはスゴイ博物館でした。東アイスランドの中心地で漁業や遭い産物の加工業が盛んなホプンでアイスランド・ロブスターをいただき、最後は天気が良かったので、明日行くヨークサルロン氷河湖で写真撮影!
- 落ちる滝の意味のデディフォス
- ペトラ博物館フリータイム中
- 8日目
- 6月21日/晴れのち雨/9~13℃
- さあ、今日からアイスランド南部観光となります。まずはヴィトナ氷河国立公園へ!この氷河はヨーロッパ最大のもので全面積は8400平方キロメートル、ヨーロッパ中の全部の氷河を合わせた面積よりも広大で、最厚部は1000メートルに達します!天気が良い午前中、黒い滝という意味のスヴァルティフォスまでハイキング、柱状節理の玄武岩から一筋の滝が流れ落ちていました。その後、氷塊がゴロゴロとビーチに打ち上げられたダイヤモンドビーチを訪れ、さらにヨークサルロン氷河湖へ。ここは1960年に新しく出来た湖で20平方キロメートルの大きさ、そして数々の映画やCMの舞台として使われました。そこでは水陸両用社による氷河湖クルーズを楽しみ、午後もスヴィーナフェルス氷河の氷舌やフェットサルロン氷河湖の観光をしながらホテルへ。夏至の今日は最も日が長い日!夕食後はアイスランド馬にリンゴをあげましたね!
- スヴァルティの滝は堂々と流れていました。
- 人懐っこいアイスランド馬(ポニーじゃないよ!)
- 9日目
- 6月22日/晴れ時々曇り/4~11℃
- 今日はアイスランド南海岸の観光です。モコモコと柔らかそうな苔が約565平方キロにわたって溶岩台地を一面に覆うエルドフロイン、アイスランド最南端に位置して人口約600人のヴィーク、そしてヴィークのそばの奇岩レイニスドゥンガル、またレイニスファラ(黒砂海岸)・・・この黒砂海岸でパフィンを探しましたがチラッと見えた気がします。さらに半島の先は穴があいているディルホゥラエイ(ここにパフィンがいると思っていましたが、パフィン探しは満足な結果を得ることはできませんでした。)など巡ってスコーガフォスへ。高さ60メートルの秀麗な滝を見学後約420段の階段を登って上まで行かれた方も? 最後に落差40メートルで絵のように美しい滝、そして珍しいことにこの滝、裏へまわって行ける恨み、いや裏見の滝でもありました。ホテル到着前にスーパーマーケットに寄りましたが、アイスランドがナイジェリアに負けていて・・・
- エルドフロイン散策中
- セリャラントスフォス(裏見の滝)
- 10日目
- 6月23日/曇りのち雨/9~11℃
- 今日は新ゴールデンサークルを巡ります!まずは3000年前の噴火で出来たもので、河口の底は深さ55メートルの深緑色の幻想的な湖があるケリズ火口湖、宗教と文化の中心として権威を振るったスカウルホルトの教会、さらに黄金の滝と言われ、少女シーグリーズルが命をかけて守ったグトルフォス!午前中最後はゲイシール(間欠泉)のご見学。ストロックルが水柱を上げるたびに歓声が沸いていましたね!昼食後は世界遺産のシングベトリル国立公園へ。ここでは世界最初の民族会議が西暦930年に開催され、またギャウと呼ばれる大地の裂け目が無数に走り、ユーラシアプレートと北アメリカプレートが生まれ、毎年2センチずつ東西に分裂している場所!雨が降ってきたのもかかわらず最後まで観光をして、ブルーラグーンへ!旅の終わりは世界最大級の露店風呂ブルーラグーンで旅の疲れを落とし、シリカを塗ってますますお綺麗になり、夕食をいただいてホテルへ!
- ストロックル間欠泉が飛び出す時
- 雨の中のギャウ観光中
- 11日目
- 6月24日/曇りのち雨/4~16℃
- 最終日はモーニングノックが午前3時半!?軽食をいただいて午前5時にホテルご出発!しかしもし、レイキャビクに泊まっていたら、さらに1時間早い行程でしたよ!グリンダヴィークに泊まっていたから空港まで15分で行けるのです!早朝から空港は混んでいましたが、機械でチェックインをして、皆様のご協力により23,9キロ以下のスーツケースで何事もなく流すことができました!ただ、昨日の朝からウェブチェックインを試みていましたが、学会でもあったようで、皆様のお座席がバラバラで、しかも真ん中席ばかりで申しわけありませんでした。懐かしいコペンハーゲンに到着した後は、出国検査場をご案内した後フリータイム。個々に出国され成田行きSK983の出るC35番ゲートへ。さすがにお腹がすきましたが、ようやく現地時間で17時頃機内食がでましたね!
- ブルーラグーン
- ホプンのアイスランド・ミニロブスターディナー
- 12日目
- 6月25日/晴れ/25℃
- 無事、成田空港に到着いたしました。スーツケースも私以外は問題なく出て来て、お別れをさせていただきました。外にはクリスタルハートの看板を持った宅配会社のスタッフが待っていてくれていましたよね?クリスタルハートは往復ともスーツケースの宅配を無料サービスしております。今回はたった6名様のご参加でしたが、皆様の数々のご理解とご協力に助けられ、私にとって色々良いお話を伺い、勉強になったツアーだったと思います。今の北欧は夏至をはさんでの白夜で得した気分の本当に気持ちのいい季節。しかし次回は冬の北欧、極夜のアイスランドにいらして下さい。太陽は登らなくても24時間真っ暗なわけではなく、少しは明るくはなりますし、クリスマスシーズンは素晴らしい雰囲気、そして氷河の洞窟「アイスケーブ」に入り、夜はオーロラの帳をまちましょう!また、いつかご一緒させて下さい。ありがとうございました!
- ヨークサルロン氷河湖前の団体撮影
- グリーンランドのガイド、ヨーコさんと・・・
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